NotebookLMを日本語で使う 使える機能と使えない機能

NotebookLMを開いてみたら画面が英語のまま、新しい動画機能を試したら日本語にならない、質問を打ったら変換の途中でEnterが効いて送信されてしまう。「使い方」を調べてここにたどり着いた人の多くが、こういう細かいところで手が止まっています。

先に結論を言うと、NotebookLMの日常的な使い方(資料の読み込み・要約・チャット・音声解説)は日本語でちゃんと動きます。詰まる原因は「日本語UIの設定をしていない」「PDFの作り方」「2026年に増えた新機能の一部が英語限定」のどれか。この記事では、機能ごとに日本語で使えるのか使えないのかを2026年7月30日時点で確認した形で整理します。

2026年7月の追記 名前と機能名が変わった

2026年7月30日にGoogle AI ULTRAのアカウントで実際に確認したところ、2026年7月16日にNotebookLMはGemini Notebookへ改称されていました。日本語で使えるかどうかの結論は変わりませんが、機能名まで変わっているので、古い記事のとおりに探しても見つかりません。実機で確認した対応はこうです。音声概要は音声解説に、動画概要は動画解説になっています。公式ヘルプのページ名も「Gemini Notebook で音声解説を生成する」に置き換わっていました。

公式ヘルプも「Gemini Notebook で音声解説を生成する」に変わっている
公式ヘルプも「Gemini Notebook で音声解説を生成する」に変わっている(出典元を開く

また、公式ヘルプによると音声解説は80以上の言語で生成でき、形式も詳細・概要・批評・議論の4種類から選べます。ただしインタラクティブモード(AIホストに話しかけて割り込む機能)は英語のみで、日本語では使えません。ここは2026年7月30日時点の公式の記載です。

結論 日本語で使えるものと使えないもの

ポイントは2つです。「日常の使い方は日本語で完結する」こと、そして「2026年に話題になった派手な新機能(シネマティック動画概要)はまだ英語だけ」だということ。ここを混同して「NotebookLMは日本語に弱い」と感じている人がかなり多い印象です。

機能 日本語対応 ひとこと
資料の読み込み・要約・チャット ◎ 使える 設定の「出力言語」で日本語固定にできる
音声解説(旧・音声概要) ◎ 使える 公式で80以上の言語に対応。形式も4種類から選べる
動画解説(旧・動画概要) ○ 使える 80以上の言語に対応、日本語を含む
音声解説のインタラクティブモード ✕ 英語のみ 公式に「英語のみ対応」と明記。日本語では割り込み不可
動画解説のシネマティック形式 ✕ 英語のみ 公式に英語のみと明記。18歳以上が対象
動画解説のショート動画形式 ✕ 英語のみ 約60秒の形式。こちらも英語のみ・18歳以上
動画解説の解説形式 ◎ 使える 公式で100以上の言語に対応。日本語もこれを選ぶ
画面のUI(メニュー表示) △ 要設定 英語のまま出ることがある。下で日本語化

まずやること UIと出力言語を日本語にする

NotebookLMの表示が英語で出てくるのは、多くの場合Googleアカウントの言語設定に引きずられているためです。順番にそろえれば直ります。

  1. NotebookLMを開き、右上または設定(歯車)アイコンを開く
  2. 「出力言語(Output language)」の項目で「日本語」を選ぶ
  3. 表示そのものが英語のままなら、Googleアカウント側の言語設定(myaccount.google.com の「言語」)を日本語にして再読み込み

出力言語を日本語にしておくと、チャットの返答・学習ガイド・音声解説まで日本語でそろいます。逆にここを設定していないと、せっかく日本語の資料を入れても英語で要約が返ってきて「使えない」と感じてしまう、という取りこぼしが起きます。

設定から開く出力言語の指定画面(2026年7月30日 筆者撮影)
設定から開く出力言語の指定画面(2026年7月30日 筆者撮影)

日本人がつまずく「あるある」3つと回避策

① 質問の変換中にEnterで送信されてしまう

日本語入力で漢字変換を確定しようとしてEnterを押すと、変換確定のつもりが「送信」として扱われ、ひらがな混じりの中途半端な質問が飛んでいきます。これは日本語入力ならではのつまずきです。確実なのは、変換を確定してから送信ボタン(紙飛行機アイコン)をクリックする癖をつけること。長めの質問はいったんメモ帳やGoogleドキュメントで書いてから貼り付けると、誤送信もタイプミスも減ります。

② 日本語PDFが文字化けして読み込めない

入れたPDFの中身が「□□□」や記号の羅列になるのは、そのPDFにフォント情報がきちんと埋め込まれていないケースが多いです。スキャンしただけの画像PDFや、古いソフトで書き出したPDFで起きがち。回避策は、

  • いったんGoogleドキュメントに貼り直し、そこからPDF(またはそのままドキュメント)として読み込ませる
  • 元データがあるならテキスト形式やUTF-8で保存し直す

Googleドキュメント経由だと文字認識がきれいに通りやすく、文字化けで詰まったときの定番の逃げ道になっています。

③ UIが英語のままで操作が分からない

これは前章の出力言語・アカウント言語の設定でほぼ解決します。それでもボタンの一部が英語表記のまま残ることはありますが、操作自体は日本語で問題なく進みます。

日本語PDFが文字化けするときの逃げ道
日本語PDFが文字化けするときの逃げ道

2026年の新機能 日本語で使える?使えない?

NotebookLMは2026年に入って動画系の機能が一気に増えました。ここが「最新の使い方」を調べる人ほど混乱しやすいところなので、実機で確認した状況を整理します。

  • 動画概要(Video Overview)の通常形式(Explainer・Brief):公式ヘルプ上で80以上の言語に対応とされ、日本語も含まれます。スライド付きの解説動画として日本語で生成できます。
  • シネマティック動画概要(Cinematic Video Overview):2026年3月に追加された、映像とナレーションで物語のように見せる機能。公式ヘルプでは「18歳以上のユーザー向け・現時点では英語のみ対応」と明記されています。日本語の資料を入れても、シネマティック形式は英語で生成されます。
  • 派手なデモで話題になったのはこのシネマティック形式なので、「あの動画機能が日本語で出ない」と感じる人は、形式の違いを確認してみてください。通常の動画概要なら日本語でいけます。

仕様は更新が速い分野です。本記事は2026年6月時点の公式ヘルプ・公式ブログを確認した内容で、対応言語は今後広がる可能性があります。最新の対応状況は必ず公式ヘルプで確認してください。

よくある質問

Q. NotebookLMの音声概要は日本語で聞けますか?
A. はい。2025年に日本語を含む50以上の言語へ対応しました。設定の「出力言語」を日本語にしておけば、日本語の音声概要が生成されます。

Q. 話題のシネマティック動画は日本語にできますか?
A. 2026年6月時点では英語のみです。日本語で動画がほしい場合は、通常の動画概要(Explainer/Brief形式)を使うと日本語で生成できます。

Q. PDFを入れても日本語が文字化けします。
A. PDFにフォントが埋め込まれていない可能性が高いです。Googleドキュメントに貼り直してから読み込ませる、UTF-8で保存し直す、といった方法で改善することが多いです。

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uri uriと申します。生成AI専門ブログ「生成AIニスト」運営者。 ChatGPT・Gemini・Claudeなど主要な生成AIを自分で契約し、毎日実際に触って検証しています。記事の手順やエラー対処は、必ず自分の画面で再現し、実機のスクリーンショットで確かめてから公開。料金や仕様は提供元の公式情報で裏取りし、いつ時点の情報かを明記します。「読んだ人が同じ画面で再現できること」を基準に書いています。