AIでいい絵ができた。なのに、次に出したら顔も服も別人——。
これ、生成AIを使う人がほぼ全員ぶつかる壁です。でも安心してください。コツさえ押さえれば、無料のままキャラはかなり揃います。この記事は、その手順を実例でお見せして、最後に「無料では届かない領域」まで正直にお話しします。
さきに結論
- 多くの人は、無料で十分です。 Google の Nano Banana Pro は、キャラの見本画像を渡して指示するだけで、顔・髪・服をしっかり揃えてくれます。自分でAIを訓練する(LoRA)必要はありません。
- 「自分だけの絵柄をAIに丸ごと覚え込ませたい」「ポーズを1ミリ単位で決めたい」——そこまでやり込む人にだけ、別の道があります(後半で正直に紹介します)。
なぜ「同じキャラ」が出ないのか
理由はシンプルです。AIは毎回、ゼロから描き直しています。だから手がかりが曖昧だと、別人になる。逆に言えば、「同じである手がかり」を毎回きちんと渡せば、ちゃんと揃うということです。
やることは2つだけ。
- 見本(参照画像)を渡す
- 変えたくない部分を、毎回ことばで指定する
無料でやる手順(Nano Banana Pro)
Nano Banana Pro は Google の画像生成AIです。無料で使えて、「この見本と同じ感じで」という指示が得意。手順はこうです。
- キャラの見本を1枚用意する(正面・横顔・表情ちがいが入った1枚があると強い)
- その画像を参照として渡し、作りたい場面を伝える
- プロンプトに 「同じ髪型・同じ服・同じ顔立ちのまま」と、変えない部分をはっきり書く
- 気に入った絵が出たら、それを次の見本に使い回す。これを繰り返すほど安定します
コツはたった一つ。「変える部分(ポーズ・背景)」と「変えない部分(顔・髪・服)」を分けて書くこと。これだけで、別人になる確率がぐっと下がります。


それでも“ここから先”が欲しくなったら
無料でかなり戦えます。ただ、本気で作り込み始めると、こんな場面で物足りなくなります。
- 毎回見本を渡すのではなく、自分の絵柄をAIに丸ごと覚えさせて量産したい
- ポーズや構図を、骨格レベルでピタッと固定したい(ControlNet のような制御)
- 特定の画風モデルを持ち込んで、大量に生成したい(同人・ストック販売・受託など)
ここまで来ると、Stable Diffusion という、より自由度の高い仕組みが必要になります。問題は、本来これを動かすには高価なゲーミングPC(GPU)が要ること。
上級者の選択肢(正直に言います)
⚠️ ここから先は、ほとんどの人には不要です。上の無料手順で足りるなら、お金をかける意味はありません。
GPUは持っていないけれど、上の作り込みをやりたい——。そんな人向けに、ブラウザだけで Stable Diffusion が動く ConoHa AI Canvas というサービスがあります。LoRAの学習やControlNetが、面倒な環境構築なしで使えます。
ひとつだけ、正直な注意を。自分でLoRAを“学習”させる機能は、上位プラン(Standardプラン以上)が必要です。最安プランではできません。「月千円で全部作り込める」ではない点は、先にお伝えしておきます。
向いているのは、同人・ストックイラスト販売・受託で、作り込みと量産をやり切る人だけ。それ以外の人は、無料のNano Bananaで気持ちよく作れます。
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よくある質問
- Q: 無料だけで同じキャラを出せますか? A: かなりできます。見本画像+「変えない部分の明記」が鍵です。
- Q: 有料SDに乗り換えるべき? A: ほとんどの人は不要です。自前の学習・厳密なポーズ制御・大量の商用生成をやる人だけ検討を。
- Q: ConoHa AI Canvasは月1,100円で全部できますか? A: いいえ。自前のLoRA学習はStandard以上が必要です。最安プランは学習できないので注意してください。
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