英語の音読宿題をAIにお手本読みさせて親子で練習する方法

夏休みの英語の宿題に「音読」が入っている。教科書の本文やワークの英文を、声に出して読む練習。でも親が英語に自信がないと、ここで手が止まります。「この単語の発音、合ってるのかな?」「お手本のCDがどこかに行った」「そもそも私が読んであげられない」。

そんなときに頼りになるのが、AIの読み上げ機能です。ChatGPTには英文を声に出して読んでくれる「読み上げ」ボタンがあり、無料の範囲で使えます。子どもがそれを聞いて、後について真似をする。昔ながらの「CDのあとに続いて読む」練習を、お手本を選ばずいつでもできるようにしたものだと思ってください。

先に結論をお伝えします。AIは英文を読み上げる「お手本の声」として使い、子ども自身が声に出して練習する。これが正しい使い方です。AIに英文を作らせて宿題として提出させるのではありません。お手本にする、真似する、自分で読む。この線を守れば、英語が苦手な親子でも音読練習はぐっとやりやすくなります。

結論 AIは音読のお手本にだけ使う

まず大事な線引きから書きます。AIにやらせていいのは「英文を読み上げてもらう」ところまでです。お手本の音声として使い、子どもが耳で聞いて、口で真似して、自分の声で読む。ここは人間がやる部分です。

逆にやってはいけないのは、AIに英作文をさせてそれを宿題として出すことや、音読の課題なのにAIの音声を録音して提出してしまうことです。音読は「自分が声に出して読めるようになる」のが目的なので、AIに代わりに読ませても意味がありません。

つまりAIの役割は、英語の得意なお兄さんお姉さんが横で「こう読むんだよ」とお手本を見せてくれる、その声の代わりです。お手本は何度でも、同じところを、ゆっくりでも頼める。これが市販のCDにはない強みです。

ChatGPTの読み上げで英文を音読する手順

いちばん手軽なのが、ChatGPTの「読み上げ(Read Aloud)」機能です。これは2026年6月時点で無料の範囲で使えます。手順はとてもシンプルです。

はじめに、音読したい英文をChatGPTに入力します。教科書の本文をそのまま打ち込んでもいいですし、ワークの一文でも構いません。「次の英文を読んでください」と添えて貼り付けると確実です。すると返ってきた英文の下(スマホアプリならメッセージを長押し)に、スピーカーの形をした「読み上げ」ボタンが出ます。これを押すと、AIが英文を声に出して読み上げてくれます。

ここからが本番です。子どもにやってもらう流れはこうです。まずボタンを押してお手本を一度通して聞く。次にもう一度押して、一文ずつ止めながら後について読む。最後にお手本なしで自分だけで読んでみる。聞く、真似する、自分で読む。この三段階を一文ごとに繰り返すと、苦手な子でも少しずつ口が回るようになります。

速さが合わないと感じたら、文章で頼めます。「もっとゆっくり読んで」「この単語だけ、ゆっくりはっきり読んで」とお願いすると調整してくれます。発音が気になる単語があれば「この単語の読み方を、カタカナでも教えて」と聞くと、子どもがイメージしやすくなります。ただしカタカナはあくまで補助なので、最後は音声を耳で真似するように声をかけてあげてください。

ChatGPTに音読用の英語を作ってもらった画面。この回答を読み上げ機能(回答の下に出るスピーカーのボタン)で再生すると、英語のお手本として聞ける
ChatGPTに音読用の英語を作ってもらった画面。この回答を読み上げ機能(回答の下に出るスピーカーのボタン)で再生すると、英語のお手本として聞ける

なお、もっと本格的に「会話しながら発音を直してもらう」音声モードもありますが、滑らかに自由に話せるアドバンスト版は有料(月20ドルのChatGPT Plus)が前提です。音読のお手本に使うだけなら、無料の読み上げボタンで十分まかなえます。最新の料金や仕様は変わることがあるので、提供元の公式ページで確認してください。

Geminiや無料ツールで代わりに読み上げる方法

ChatGPTが使えない、別の手段も知っておきたい、という場合の代わりも書いておきます。

ひとつはGoogleのGeminiです。Geminiもアプリ上で、返ってきた文章を音声で読み上げてもらえます。「次の英文を読み上げてください」と英文を渡せば、お手本の音声として使えます。使い方の感覚はChatGPTとよく似ているので、ご家庭で使い慣れているほうを選べば大丈夫です。

もうひとつ、AIと身構えなくても、パソコンやスマホに最初から入っている読み上げ機能でも音読のお手本は作れます。たとえばブラウザやスマホの「読み上げ」「音声で読む」機能で英文を読ませる、という方法です。発音の自然さやゆっくり頼める柔軟さではAIに分がありますが、まずは手元のもので試してみるのも良い入り口です。

どの手段でも、年齢の条件には気をつけてください。ChatGPTを提供するOpenAIの利用規約(2026年6月時点)では、利用には13歳以上が必要で、18歳未満は保護者または法定代理人の許可を得て使うこととされています。Geminiも個人や学校用のアカウントでは13歳以上が条件です。小学生や中学生に使わせる場合は、保護者がアカウントを管理し、横で一緒に使う前提になります。最新の条件は必ず各サービスの公式ページで確認し、最終的な判断は各家庭の責任で行ってください。

丸写しさせない 親の付き添いと声かけのコツ

便利だからこそ、線引きが大事になります。音読の宿題でいちばん気をつけたいのは、AIに英文を作らせてそのまま提出させることと、音読の代わりにAIの音声で済ませてしまうことです。前者はそもそも子ども自身の練習になりませんし、英作文の宿題なら自分の言葉で書くのが目的のはずです。後者は、声に出して読めるようになるという音読の目的から外れてしまいます。

学校によっては、宿題でのAIの使い方にルールを設けている場合があります。お手本として読み上げを使うこと自体に問題がなさそうでも、念のため担任の先生の方針を一度確認しておくと、あとあと安心です。

そのうえで、親の付き添い方のコツをいくつか。使いはじめの数回は、必ず横で一緒に画面を見てください。子どもがどんな英文を入力して、どんな音声が返ってきたかを確認しながら進めます。発音を直接教えられなくても大丈夫です。「今のところ、もう一回お手本聞いてみよう」「お、さっきより読めてるね」と、聞く・真似する・もう一回、のリズムを作る声かけだけで十分役に立ちます。

そして、AIの音声も完璧ではないと知っておくことも伝えてあげてください。読み方が学校で習ったものと違うと感じたら、教科書のCDや先生の読み方を優先する。AIはあくまで便利なお手本のひとつ、という距離感を最初に共有しておくと、子どもが何でもうのみにせず付き合えるようになります。完全に一人で使わせるのは、約束を守って使える様子が見えてからで十分です。

よくある質問

Q. AIに英文を読み上げてもらうのは無料ですか?
A. ChatGPTの「読み上げ(Read Aloud)」機能は、2026年6月時点で無料の範囲で使えます。回答の下にあるスピーカーボタンを押すだけです。なお、自由に会話しながら発音を直してもらえる高度な音声モードは有料(ChatGPT Plus)が前提です。音読のお手本として使うだけなら無料の読み上げで足ります。料金や仕様は変わることがあるので公式ページで確認してください。

Q. 英語が苦手な子でも続けられますか?
A. おすすめは「聞く・真似する・自分で読む」を一文ずつ繰り返すやり方です。お手本を何度でも、同じ箇所だけ、ゆっくりでも頼めるのがAIの強みです。一度に長い文章をやらせず、短い一文から始めると苦手な子でも達成感が出ます。親は発音を教えられなくても、リズムを作る声かけ役で十分です。

Q. 子どもにAIを使わせるとき、年齢の条件はありますか?
A. ChatGPT(OpenAI)は2026年6月時点の利用規約で13歳以上が条件で、18歳未満は保護者の許可が必要です。Geminiも個人/学校アカウントは13歳以上が条件です。小学生や中学生に使わせる場合は、保護者がアカウントを管理し、横で一緒に使う前提になります。最新の条件は公式ページで確認してください。

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uri uriと申します。生成AI専門ブログ「生成AIニスト」運営者。 ChatGPT・Gemini・Claudeなど主要な生成AIを自分で契約し、毎日実際に触って検証しています。記事の手順やエラー対処は、必ず自分の画面で再現し、実機のスクリーンショットで確かめてから公開。料金や仕様は提供元の公式情報で裏取りし、いつ時点の情報かを明記します。「読んだ人が同じ画面で再現できること」を基準に書いています。