同じ Nano Banana を使っても、思いどおりの絵が出る人と、ぼやけた絵で終わる人がいます。違いは才能ではなく、プロンプトの書き方です。
この記事は、Googleが公式に出している書き方のコツを、初心者向けにかみ砕いて、コピペ例つきで解説します。
さきに結論(迷ったらこれ)
プロンプトは、この順番で書くと安定します。
[誰が/何が] + [何をしている] + [どこで/背景] + [構図・アングル] + [スタイル]
例:三毛猫が、窓辺で昼寝している、やわらかい朝の光、ローアングル、写真風
これだけで“それっぽさ”が一段上がります。あとは下の4つの原則を足していきます。
Google公式の4原則
1. 具体的に書く
ぼんやりした言葉ほど、AIは勝手に解釈します。被写体・照明・構図を細かく。
- ❌ 「かっこいい車」
- ✅ 「夜の濡れた路面に映る、赤いスポーツカー、ネオンの反射、横からのアングル」
2. “ないもの”でなく“ほしいもの”を書く(ポジティブに)
否定形は伝わりにくいです。
- ❌ 「車を入れないで」
- ✅ 「誰もいない、空っぽの通り」
3. カメラの言葉を使う
写真・映画の用語が効きます。「ローアングル」「空撮」「被写界深度 f/1.8」「広角レンズ」など。プロっぽさは、ほぼここで決まります。
4. 一度で決めない(会話で直す)
出てきた絵に「もっと明るく」「背景を夜に」と足していく。これがいちばん早く理想に近づきます。
目的別・書き方のコツ
文字をきれいに入れたい(ロゴ・サムネ)
- 入れたい文字は 「」やクオートで囲む:
「Happy Birthday」という文字を入れて - フォントを指定:「白い太字のゴシック体」など
- 先にGeminiと文章だけ相談してから画像化すると、文字化けが減ります
写真を編集したい
- 変えたくない部分をはっきり書く:「顔と服はそのまま、背景だけ夜に」
- 一か所ずつ直すと、崩れません
参照画像を使う(同じキャラ・同じ商品)
- 見本画像を渡して「この人物のまま、別の場面で」と指示
- Nano Banana は1回のプロンプトで最大14枚の画像を組み合わせられます
“プロの一枚”にする4つの足し算
- 照明:「ソフトボックスの3点照明」「ゴールデンアワーの逆光」
- カメラ・レンズ:「GoProで没入感」「f/1.8で背景をぼかす」
- 色・フィルム:「1980年代のフィルム、粒状感」「シネマ風ティールトーン」
- 素材・質感:「スーツ」より「ネイビーのツイード」。具体的な素材名が効きます

コピペで使える例(3つ)
プロが撮った商品写真風。白い陶器のマグカップ、木のテーブル、
窓からの自然光、被写界深度f/2.8で背景を軽くぼかす、正方形構図。
ノスタルジックな風景。夕暮れの商店街、1980年代のフィルム調、
粒状感、ゴールデンアワーの逆光、広角レンズ。
ロゴ入りサムネ。濃紺の背景に「AI入門」という白い太字ゴシックの文字、
中央寄せ、ミニマルなデザイン、16:9。

よくある質問
- Q: 英語と日本語、どっちがいい? A: 日本語でも十分。細かい指定が通らないときは英語も試してください。
- Q: 文字がうまく出ません。 A: 文字を「」で囲み、フォントを指定。先に文章だけ相談すると改善します。
- Q: もっと例がほしい。 A: 下の「完全ガイド」と、用途別の実践プロンプト集をどうぞ。