「なんでいつも同じような曲になるんだろう?」「サビが盛り上がらない」「Verseが永遠に続いて終わらない」――SunoAIを使い始めたとき、こんな悩みを抱えた人は少なくないはずです。実はこれ、才能や運の問題ではありません。VerseとChorusの書き方、つまり構造タグの使い方を知っているかどうかだけの差なんです。
この記事を読めば、次の3つがわかります。
- SunoAIのVerseとChorusの構造タグを正しく使いこなす方法と、その具体的な書き方
- クレジットを無駄にせず、思い通りの曲構成を再現できるプロンプトの組み立て方
- 2026年最新のSuno v5に対応した、初心者でもすぐ使えるテンプレートと応用テクニック
- SunoAIのVerseとChorusって何が違うの?
- SunoAIのメタタグとは何か?その仕組みを理解しよう
- Verse・Chorusを正確に書くための基本構文と書き方の手順
- v5で使えるメタタグ完全一覧と使いどころ
- よくある失敗パターンとその解決策
- ジャンル別Verse・Chorus活用テンプレート
- SunoAIだからこそできる!他のAIツールにはない独自プロンプト活用術
- 現実でよく起きる「あるある問題」とその体験ベースの解決策
- SunoAI専用コピペOK実践プロンプト集
- VerseとChorusをさらに深く理解するためのシラブル(音節)設計
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- SunoAIのVerseとChorusに関するよくある疑問を解決!
- まとめ
SunoAIのVerseとChorusって何が違うの?

音楽生成AIのイメージ
SunoAIを使い始めたとき、多くの人が最初に感じる疑問は「VerseとChorusって何が違うんだろう?」というものです。音楽理論を知らなくても大丈夫です。シンプルに説明すると、Verse(バース)は物語を語る部分で、Chorus(コーラス)は曲のサビ、つまり一番盛り上がる繰り返しフレーズの部分です。
J-Popで考えると、Aメロ・Bメロ部分がVerseで、「サビ」と呼んでいる部分がChorusにあたります。英語の楽曲でも構造は同じで、Verseで状況や感情を語り、Chorusで感情を爆発させる形が一般的です。
SunoAIはデフォルトで「曲を作ろう」とする性質を持っています。つまり、何も指定しなければAIが勝手に「イントロ→Verse→Chorus→展開→Chorus」という曲構成を判断して生成します。これは一見便利そうですが、実際には「Verseが90秒も続く」「Chorusのエネルギーが全然上がらない」「意図しない展開が差し込まれる」といった問題が頻発するのです。
この問題を解決するのが、メタタグ(構造タグ)です。
SunoAIのメタタグとは何か?その仕組みを理解しよう
メタタグとは、歌詞欄(Lyrics欄)に書き込むやといった角括弧で囲んだ特殊な命令文のことです。これをSunoAIに渡すことで、AIは「ここからVerseだ」「ここがChorusだ」という構造を理解し、それぞれのセクションに適した音楽的エネルギーや表現を当ててくれます。
2026年現在、SunoAIはv5にアップデートされており、このメタタグの精度が以前のバージョンと比べて大幅に向上しています。v3の時代はメタタグが「ヒント程度」にしか機能しなかったのに対し、v5ではセクションごとのエネルギー制御や感情表現まで対応できるようになっています。海外の音楽クリエイターコミュニティでも、「v5でメタタグを使うと曲の完成度が劇的に上がった」という報告が相次いでいます。
メタタグが機能する場所は主に2つです。
歌詞欄(Lyrics欄)にはやなどの構造タグを直接書き込みます。これがメタタグの本来の使い場所で、セクション境界をAIに明示します。一方、スタイル欄(Style of Music欄)はジャンルやムード、楽器などの「曲全体の設計図」を書く場所です。ここにはのような軽い補助情報は入れられますが、VerseとChorusの構造を指定する場所ではありません。この2つの欄を混同してしまうことが、初心者の最も多いミスのひとつです。
Verse・Chorusを正確に書くための基本構文と書き方の手順
では実際にどう書けばいいのか。VerseとChorusを使った基本的な書き方の手順を説明します。
- SunoAIのCustom Modeを開き、Lyrics欄に構造タグを1行で書く(例と書いてから改行し、その下に歌詞を書く)
- 各セクションの区切り目に対応するタグを入れる(の後に歌詞、の後にサビの歌詞、という形)
- スタイル欄には曲全体の雰囲気・ジャンル・BPM・楽器などを英語で記述する
- 生成ボタンを押して曲を確認し、理想に近づくまで微調整を繰り返す
具体例を見てみましょう。日本語歌詞を使ったJ-Popバラードの場合、Lyrics欄はこのように書きます。
(インストのイントロ)
雨の降る夜に 君のことを思う
遠くなるほど 声が聞きたくなる
もう一度だけ 振り向いてほしくて
会いたい 会いたい ただそれだけで
胸がいっぱいになる 君のいない夜
写真を見ては また涙がこぼれる
時間が経つほど 消えない気持ちがある
会いたい 会いたい ただそれだけで
胸がいっぱいになる 君のいない夜
(フェードアウト)
この構成でスタイル欄に「J-Pop ballad, piano and strings, 75 BPM, emotional female vocal, nostalgic」と入力すると、SunoAIは各セクションに沿った音楽を生成してくれます。
ここで重要なポイントがあります。Chorusの歌詞は短く、繰り返しやすいフレーズにすることです。Chorusが長すぎると、AIは「これはChorusではなく第3のVerseだ」と解釈してしまい、エネルギーが上がらないまま進行することがあります。プロの楽曲を参考に、サビの歌詞は4行以内に絞るのが理想です。
v5で使えるメタタグ完全一覧と使いどころ
2026年3月時点のSuno v5で動作が確認されている主要な構造タグをまとめます。これらはすべて歌詞欄に角括弧つきで使用します。
| タグ名 | 役割と使いどころ |
|---|---|
| 曲の冒頭部分。ただし信頼性がやや低く、と書くほうが安定しやすい | |
| / / | 物語を語るAメロ・Bメロ部分。番号をつけることで歌詞を整理しやすくなる |
| Chorusへ向けた緊張感を高める助走区間。Chorusへのつながりが自然になる | |
| 曲の最大の盛り上がり。エネルギーが最も高まるセクションとしてAIが認識する | |
| 曲調を変えてコントラストをつくる橋渡し部分。感情的な転換点に使う | |
| 最後のサビ。より強いエネルギーでフィナーレを演出したいときに使う | |
| 曲の締めくくり。フェードアウトやエンディングをコントロールしやすくなる | |
| EDMやエレクトロニック系で使うサビ相当。ベースが爆発するタイミングを指示する | |
| Dropの直前の盛り上がり部分。Dropと組み合わせることで爆発感が増す | |
| 主旋律が消えて伴奏だけが残るブレイク部分。緩急をつけるのに効果的 |
さらにv5では、タグの中に追加指示を書き込む「プロデューサーキュー」的な使い方も可能になっています。たとえば と書けば「Chorusをエネルギー最大で」という指示になりますし、 と書けばVerseのムードを指定できます。これは以前のバージョンでは不安定だった機能ですが、v5では比較的安定して動作します。
よくある失敗パターンとその解決策
SunoAIのVerseとChorusを使い始めた人が陥りがちな失敗があります。ひとつずつ見ていきましょう。
失敗1タグを盛りすぎて混乱させる
、、、、、……これら全部を1曲に詰め込もうとすると、AIは「どれを優先すべきか」が判断できなくなり、構造がぼやけた曲になりがちです。初心者のうちは「・・・」の4種類から始めて、慣れてきたら少しずつ増やすのが賢明です。
失敗2Chorusの歌詞が長すぎる
Chorusに10行も歌詞を書いてしまうと、AIはそれをVerseと区別できなくなります。前述のとおり、Chorusは4行以内、できれば繰り返せるシンプルなフックにすることが大切です。実際、世界中のヒット曲のChorusを分析すると、ほとんどが2〜4行の短い繰り返しフレーズで構成されています。
失敗3スタイル欄に構造タグを書いてしまう
スタイル欄にやを書いても効果はありません。スタイル欄はあくまで「曲全体の雰囲気・ジャンル・楽器」を書く場所です。構造タグは必ず歌詞欄に書きましょう。
失敗4インスト曲でも歌詞欄を空白のままにする
インスト曲を作りたい場合でも、歌詞欄を完全に空にするのはおすすめしません。歌詞欄にや(歌詞なし)のようなタグだけを書いておくことで、AIは曲構造を理解した上でインストを生成します。歌詞欄が空だと、AIは構造の手がかりを失い、単調な曲になりやすいです。
ジャンル別Verse・Chorus活用テンプレート
ジャンルによって、Verseと Chorusの書き方・組み合わせは異なります。いくつかの代表的なパターンを紹介します。
J-Pop・シティポップ系のスタイル欄には「J-Pop, city pop, 90 BPM, female vocal, nostalgic, piano and bass」のように書き、Lyrics欄は → → → → → → → → の順が鉄板です。Pre-Chorusを挟むことで、サビへの盛り上がりが自然になります。
EDM・ダンス系は構造が独特で、との組み合わせが重要です。「EDM, progressive house, 128 BPM, no vocals, atmospheric」のようなスタイルで、Lyrics欄に → → → → → → と書くと、クラブミュージックらしいダイナミクスが生まれます。
ロック・アニソン系では疾走感が命です。「J-Rock, anime opening, 160 BPM, male vocal, energetic, electric guitar」のスタイルに対して、 → → → → → → という構成が合います。BridgeをChorusの直前に置くことで、Final Chorusの爆発感が際立ちます。
睡眠用BGM・アンビエント系では、Chorusという概念よりも「波のような緩やかな起伏」が重要です。 → → → → のようにシンプルな構成にし、歌詞は入れずにタグだけで制御するのが効果的です。
SunoAIだからこそできる!他のAIツールにはない独自プロンプト活用術

音楽生成AIのイメージ
SunoAIには、他の音楽生成AIにはない独自機能がいくつか存在します。ただ曲を作るだけじゃなく、まるで自分がプロデューサーになったかのように曲を”設計”できるのがSunoAIの本当の強みです。ここでは、SunoAIならではのプロンプト活用法を実践的に紹介します。
プロデューサーキューを使ってChorusのエネルギーを意図的に爆発させる
v5から本格的に使えるようになった「プロデューサーキュー」は、メタタグの中に追加指示を埋め込む書き方です。たとえば、Chorusのエネルギーを意図的に高めたいときは次のように書きます。
会いたい 会いたい ただそれだけで
胸がいっぱいになる 君のいない夜
これだけで、SunoAIはChorusセクションに入った瞬間に音楽的エネルギーを引き上げるよう解釈します。逆にVerseを意図的に「静かに、内省的に」したいなら や と書けばOKです。
この書き方が特に効果を発揮するのはエモーショナルアーク(感情の弧)を設計したいときです。VerseはLow、Pre-ChorusはMedium、ChorusはHighという流れをタグで指定することで、プロが作る楽曲のような「盛り上がり感」を再現できます。
デュエット・掛け合いボーカルを作る高度なプロンプト
SunoAIには、ひとつの楽曲の中で複数のボイスを掛け合わせる技があります。歌詞欄にカッコ表記を使うことで、バックボーカルや掛け合いを表現できます。
会いたい 会いたい ただそれだけで(会いたい)
胸がいっぱいになる 君のいない夜(君のいない夜)
カッコ内の歌詞がバックボーカルや反響として処理されることがあります。成功率には揺れがありますが、スタイル欄に「duet, call and response vocals, layered harmonies」と追記することで安定度が上がります。
さらに本格的なデュエットを狙うなら、スタイル欄に「male and female vocal duet, contrasting voices」と書き、歌詞欄でセクションごとにどちらのボイスが歌うかを暗示させる方法も有効です。
(男性視点の歌詞)
(ふたりが重なる歌詞)
(女性視点の歌詞)
このように歌詞の語り手を切り替えることで、AIがボイスの質感を自然に変化させてくれるケースがあります。
Negativeプロンプトで「入れたくない要素」を排除する
v5から追加されたネガティブプロンプト機能は、SunoAIならではの強力な武器です。スタイル欄で「Exclude Styles」として不要な要素を指定できます。
たとえば「オートチューンはいらない」「ヘビーなリバーブは不要」「ファルセットは使わないで」といった指示が通るようになりました。具体的には次のような書き方をスタイル欄に追加します。
「no autotune, no heavy reverb, no falsetto, no saxophone」
これを使うことで、自分のイメージに合わない音が混入するのを防ぐことができます。特にシンプルなアコースティック系の曲を作るとき、余計な電子音やエフェクトが入ってしまうことがよくありますが、ネガティブプロンプトで事前に除外指定しておくと出力が安定します。
「ビルディングブロック法」で理想の曲を設計する最強ワークフロー
2026年に世界のSunoクリエイターコミュニティで急速に広まっているのが、「ビルディングブロック法(Building Block Method)」です。これはSunoAIだからこそできる、完全な曲を”積み木を積み上げるように”設計するアプローチです。
従来の多くの人がやっていた方法は「全部入りのプロンプトを書いて2分の曲を一発生成、気に入らなければ全部やり直し」というギャンブル型の作り方でした。これだと、曲の一部が良くても全体を捨てることになり、クレジットが無駄になります。
ビルディングブロック法の手順はこうです。
- まずスタイル欄とIntroだけを使って15〜20秒の「雰囲気の土台」を生成し、納得できるベースを1つ確定させる
- 確定したIntroにExtend機能を使い、を指定して30〜40秒分だけ伸ばす。この段階でボーカルトーンと楽器の質感を確認する
- Verse 1が気に入ったらさらにExtend、とを追加する。をタグに組み合わせて盛り上がりを設計する
- Chorusが完成したら→→→→の順に積み上げていく
- 最後に「Get Whole Song」機能で全セクションを1つのオーディオファイルに結合する
このやり方の最大のメリットは、各セクションを個別に承認しながら進められることです。Verse 1が気に入らなければそこだけやり直せる。Chorusだけ何度もリトライできる。全部やり直す必要がない。これがクレジットを大量に節約しながら質の高い曲を作れる理由です。
現実でよく起きる「あるある問題」とその体験ベースの解決策
ここからは、SunoAIを使っていると必ず一度はぶつかる「あるある問題」を、体験者目線でリアルに解説します。理論よりも「こういうとき、こうしたらうまくいった」という実感ベースの話です。
問題①Verseが終わらない!ずっと同じパターンが続く地獄
「生成した曲を再生したら、Verseのような展開が1分以上続いて全然サビに行かない」
これ、めちゃくちゃよくある現象です。原因はほぼ確実に「構造タグが入っていないか、歌詞の量が多すぎる」です。
解決策は2つあります。まず、歌詞欄にタグを明示的に入れ直すこと。そしてVerseの歌詞行数を4行以内に減らすことです。特に歌詞を書きすぎてしまうと、AIは「まだVerseが続いている」と解釈して延々と同じテンションを保とうとします。
「歌詞は少ない方が、曲としての完成度が上がる」というのは、長くSunoを使ってきた人が口を揃えて言うことです。実際、各セクション4行・各行10音節以内を目安にすると、AIの生成安定性が大きく改善します。
問題②Chorusのはずなのにエネルギーが全然上がらない
「タグを入れたのに、サビっぽくならない。Verseと同じような雰囲気のままになる」
これは「Chorusの歌詞がVerseと同じくらい長い・複雑」なことが主な原因です。人間が読んで「これはサビっぽい」と感じる歌詞でも、AIにはそれが伝わりません。AIが「これはChorusだ」と判断するのは、歌詞の短さ・繰り返し感・フレーズのシンプルさです。
さらに有効な手段として、タグにを組み合わせること、スタイル欄に「dynamic chorus, big hook, chorus lifts」という記述を追加することで、かなりの確率でChorusらしい盛り上がりが出てきます。
問題③気に入った曲のChorusだけ歌詞が違う……直せる?
「メロディもボーカルも完璧なのに、Chorusの歌詞が1行だけ変になった。全部やり直したくない」
これ、本当に心が折れる瞬間です。しかし、SunoAIのReplace Section(セクション置換)機能を使えば解決できます。
Replace Sectionは、v5のStudio機能として実装されており(Pro・Premierプランが必要)、曲の特定セクションを選んで歌詞だけ書き直し、その部分だけを再生成できます。メロディは変わらず、ボーカルのトーンも維持されたまま、問題の1行だけが差し替わります。
手順としては、ライブラリから対象の曲を開き、Studioエディタ上で問題のある箇所の開始点と終了点を指定し、新しい歌詞を入力して再生成するだけです。「全部やり直してしまう」という選択肢は、この機能を知ってからは不要になります。
問題④何度生成しても同じような曲しか出てこない
「J-Popのプロンプトを試しているけど、毎回同じような雰囲気の曲になってしまう」
これはスタイルプロンプトの「引力」が強すぎることが原因です。たとえば「J-Pop, piano ballad, female vocal, 80 BPM」というプロンプトは、AIにとってすでに「答えが決まっている」ようなものです。AIのトレーニングデータの中でそのキーワードの組み合わせに最も多く紐づいているパターンが出力され続けます。
対策は「具体性を変える方向で指示を追加する」ことです。特定のアーティストの雰囲気(例「in the style of Utada Hikaru’s early 2000s sound」)や、特定の感情状態(例「the feeling of waiting alone at a train station at 2am in winter」)を加えると、AIが参照するパターンがズレて新鮮な出力が得られます。
問題⑤日本語の発音がおかしい・聞き取れない
「日本語の歌詞を入れたのに、発音が変だったり、歌詞が途切れたりする」
これはSunoAIの日本語処理が英語ほど安定していないことに起因します。完全に防ぐのは難しいですが、成功率を上げるいくつかのアプローチがあります。
まず歌詞の行を短くすること。1行あたり7〜10文字程度が目安です。次に、難しい漢字や複合語を避けてひらがな・カタカナを多めにすること。たとえば「燦然と輝く」よりも「かがやいてる」のほうが発音が安定します。また、スタイル欄に「clear Japanese female vocal, articulate pronunciation」と書き添えることで、ボーカルの明瞭度が改善する場合があります。
SunoAI専用コピペOK実践プロンプト集
実際に使えるプロンプトをシーン別に用意しました。スタイル欄と歌詞欄の両方を記載していますので、そのままコピーして試してみてください。
【J-Popバラード・切ない失恋ソング用】
スタイル欄J-Pop ballad, 72 BPM, piano and strings, emotional female vocal, nostalgic, clear pronunciation, dynamic chorus, no autotune
歌詞欄の構成タグ → → → → → → → →
【EDMバンガー・クラブ向けダンストラック用】
スタイル欄EDM, progressive house, 128 BPM, no vocals, atmospheric build-up, punchy kick, sidechain bass, evolving sections
歌詞欄の構成タグ → → → → → →
【アニソン・ロック系疾走感オープニング用】
スタイル欄J-Rock, anime opening theme, 165 BPM, male vocal, energetic, power chords, driving drums, catchy hook, clear vocals
歌詞欄の構成タグ → → → → → → →
【睡眠BGM・ヒーリングアンビエント用】
スタイル欄ambient, sleep music, 60 BPM, no vocals, piano and nature sounds, gentle, peaceful, minimal arrangement, no sudden changes
歌詞欄の構成タグ → → → →
これらはそのまま使えますが、スタイル欄の一部を自分の目的に合わせて書き換えることで、より個性的な曲に仕上がります。「自分の署名」になるようなサウンドを見つけるまで、少しずつ変えながら試してみてください。
VerseとChorusをさらに深く理解するためのシラブル(音節)設計
SunoAIの使い込んだユーザーが気づく、次のレベルの知識があります。それがシラブル(音節数)の設計です。
VerseとChorusが同じ音節数・同じ行数・同じ文体で書かれていると、AIは「これは同じセクションが続いている」と判断してしまいます。その結果、ChorusになってもVerseと変わらないエネルギーで歌い続けます。
プロの楽曲制作の観点から言うと、Verseは「語りかけるような、やや長めのフレーズ」、Chorusは「シンプルで繰り返しやすい、短いフック」です。この違いが音節数に現れます。
具体的には、Verseの1行は10〜14音節程度(例「雨の降る夜に君のことを思う」=14音節)、Chorusの1行は6〜8音節程度(例「会いたい会いたいただそれだけで」=16音節なら2行に分割推奨)が目安です。
さらに高度なテクニックとして、Chorusの末尾の行を同じフレーズで繰り返す手法があります。たとえば
会いたい 会いたい ただそれだけで
胸がいっぱいになる
会いたい 会いたい ただそれだけで
この「終わりに冒頭フレーズを繰り返す」書き方は、AIに「ここは繰り返すセクション=Chorus」だと強く認識させる効果があります。繰り返しフレーズがAIにとっての「これはサビだ」というシグナルになるのです。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくれた人にだけ、正直に言います。
SunoAIのVerseとChorusについて、プロンプトの書き方とかメタタグの種類とか、いろいろ説明してきましたが、個人的にいちばん効率がいいと思う方法は「全部一気に生成しない」ことです。
これ、最初は逆説的に聞こえるかもしれないんですが、全部のセクションを一発生成しようとすると、どこかが気に入らなくて結局やり直し→クレジット消費→また全部やり直し、という無限ループに入ります。
最初にIntroとChorusだけを完璧に作ることに集中してください。Chorusが良ければ、その曲は「使える曲」になります。Verseはある意味、Chorusへの助走でしかありません。Chorusが決まってからExtendでVerseを追加する方が、トータルの完成度が圧倒的に高くなります。
理由は単純で、Chorusを先に作っておくと、それ以降のExtendでAIは「このChorusにつながるように」文脈を読んでVerseを生成するからです。逆にVerseから作り始めると、AIはChorusの内容を知らないまま生成を進めるので、サビと展開がかみ合わないことが多い。
もうひとつぶっちゃけると、との組み合わせを使わない人が多すぎるです。だけ書いて「なんでサビが盛り上がらないんだ」とクレジットを無駄にしている人を本当によく見かけます。 と書くだけで体感的に6〜7割の確率でサビのエネルギーが上がります。さらに最後のサビを にすると、曲の終わりに向けて「もう一段階上がる感」が出ます。これだけで曲のクオリティが劇的に変わります。
SunoAIは確かに「ランダム性」があって思い通りにならないこともある。でもそれは「やり方を知らないからランダムに見える」だけで、ChorusファーストでExtendを使ってビルディングブロック法で積み上げていけば、驚くほど再現性が高くなります。
「プロンプトを集めること」に時間をかけるより、Chorusを決めてExtendで積み上げる「曲の建築家」としての視点を持つことが、SunoAIを本当に使いこなす唯一の近道だと思っています。
SunoAIのVerseとChorusに関するよくある疑問を解決!
日本語の歌詞でもVerseとChorusタグは機能するの?
はい、機能します。SunoAIのメタタグ(や)は英語ですが、その下に書く歌詞は日本語でも問題ありません。タグ自体は構造の目印として機能し、歌詞の言語は楽曲の生成に影響しません。ただし、スタイル欄は英語で書くことを推奨します。日本語でジャンルやムードを書いてもAIが正確に解釈できないことがあるためです。
同じプロンプトを使っても毎回曲が違うのはなぜ?
SunoAIはランダム性を持つ生成AIなので、まったく同じプロンプトを使っても毎回異なる出力になります。これはバグではなく仕様です。逆に言えば、気に入った曲が出るまで何度でも生成できるということです。メタタグを使うことで出力の「方向性」は安定しますが、完全な再現は難しいと理解しておきましょう。気に入った曲は必ずお気に入り登録か保存をすることを習慣にしてください。
は必ず書かないといけない?
必須ではありません。はChorusへの緊張感を高める効果がありますが、シンプルな曲構成にしたい場合は → の繰り返しだけでも十分です。ただし、J-PopやK-Popのような「サビ前の盛り上がり感」を再現したい場合はを入れることで大きく雰囲気が変わります。
Chorusを2回繰り返したいときはどう書く?
同じタグを2回書くだけで機能します。ただしまったく同じ歌詞を貼り付けると単調になる場合もあるため、2回目はに変えて歌詞の一部を変化させると、楽曲に自然な盛り上がりが生まれます。
無料プランでもカスタムモードは使える?
はい、SunoAIの無料プランでもCustom Modeは使用可能です。ただし、無料プランでは1日に生成できる曲数(クレジット)に上限があります。メタタグを活用することで無駄な再生成を減らし、限られたクレジットで効率よく理想の曲に近づけることができます。
まとめ
SunoAIでVerseとChorusを正しく書くことは、AIに「設計図」を渡すことと同じです。何も書かなければAIが勝手に判断してしまいますが、・などのメタタグを使えば、あなたのイメージ通りの曲構成に近づけることができます。
重要なポイントをおさらいすると、メタタグは歌詞欄に書くこと、Chorusの歌詞は短くシンプルにすること、タグを盛りすぎないこと、そしてジャンルに合った構成テンプレートを参考にしながら試行錯誤することです。2026年のSuno v5はこれまでのバージョンと比べてメタタグへの応答精度が格段に上がっているので、今まで使ったことがなかった人でも驚くほど思い通りの曲が作れるようになっています。
まずはとの2つのタグだけを使った簡単な曲から試してみてください。最初の1曲が完成したとき、「AI音楽ってこんなに楽しいのか」という感覚が一気に広がるはずです。


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