「Midjourneyで作った画像、本当に使っていいの?」「著作権侵害で訴えられたら怖い…」そんな不安を抱えたまま、なんとなくAIアートを使い続けていませんか?
実は今、その”なんとなく”が世界規模の法廷闘争に発展しています。2025年6月、ディズニーとユニバーサルがMidjourneyを提訴。さらに2025年9月にはワーナー・ブラザーズまで加わり、ハリウッドの三大スタジオのうち三社が一斉にMidjourneyに牙をむいたのです。この訴訟の行方次第で、あなたのAIアートの使い方も大きく変わるかもしれません。
この記事では、Midjourneyで生成したAIアートにまつわる著作権と法律の最新情報を、国内外の判例・訴訟・ガイドラインをもとにわかりやすく解説します。初心者でも安全にMidjourneyを活用できるよう、具体的な対策まで丁寧にお伝えします。
- 2025〜2026年の最新訴訟動向ディズニー・ユニバーサル・ワーナーがMidjourneyを著作権侵害で提訴した経緯と現状
- Midjourneyで生成した画像の著作権の所在と商用利用に必要な条件
- 日本と米国・EUの著作権法の違いと、ユーザーが今すぐ取るべき具体的な対策
- ハリウッド三大スタジオ対Midjourney、史上最大の著作権戦争が始まった!
- Midjourneyで作った画像の著作権は誰のもの?正確な現状を理解しよう!
- 実際の訴訟事例から学ぶ、著作権侵害リスクの現実!
- MidjourneyのAIアートと法律に関する疑問解決!
- 著作権的にアウトなのにみんなやってしまう!現場でよくある5つの失敗と解決策
- 著作権リスクを最小化する、法的に賢いMidjourneyプロンプト設計術!
- 世界の法律がAIアートをどう裁くか?国別比較で見えてくる本質的な問題!
- Midjourneyが今後どうなるか?訴訟の行方と業界再編の予測!
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- 安全にMidjourneyを使い続けるための実践的な対策!
- まとめ
ハリウッド三大スタジオ対Midjourney、史上最大の著作権戦争が始まった!

画像生成AIのイメージ
2025年6月11日、エンタメ業界に衝撃が走りました。ディズニーとユニバーサルが、画像生成AI「Midjourney」を著作権侵害でカリフォルニア中部地区連邦地方裁判所に提訴したのです。これはハリウッドの大手スタジオによる生成AI企業への初めての大規模訴訟として、世界中のメディアが注目しました。
訴状は110ページに及び、ダース・ベイダー、エルサ、シュレック、ミニオンズなど、誰もが知るキャラクターの「そっくり画像」がMidjourneyによって生成された証拠が数十件以上並べられました。原告側は「AIがやっても海賊行為は海賊行為だ」と断言し、2,000万ドル以上の損害賠償を請求しています。
さらに同年9月4日には、ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーが同じカリフォルニア連邦地裁にMidjourneyを提訴。スーパーマン、バットマン、バッグス・バニー、スクービー・ドゥーなどのキャラクターが、キャラクター名を明示しないプロンプトでも自動生成される点を「意図的かつ組織的な侵害」と断言しました。ワーナーは訴状の中でMidjourneyを「著作権者にゼロ保護を提供するという計算された利益追求の決断をした企業」と痛烈に批判しています。
これでハリウッド五大スタジオのうちディズニー、ユニバーサル、ワーナーの三社がMidjourneyを訴えた形になり、残るソニーとパラマウントの動向にも注目が集まっています。一方、Midjourneyは2025年8月、43ページの反論書を提出し、「AIのトレーニングはフェアユース(公正利用)として保護されている」と主張。さらに、ディズニーやユニバーサル自身もMidjourneyのサービスを利用しており、従業員のメールアドレスを持つユーザーが数十名存在すると指摘し、「自分たちも使っておいて訴えるのはダブルスタンダードだ」と反撃しています。
この訴訟の最大の争点は「AIモデルの学習にフェアユースは適用されるか」という点です。法曹界の専門家からは、今後数年間でAI著作権法の枠組みを大きく塗り替える可能性がある歴史的訴訟との見方が支配的です。
Midjourneyで作った画像の著作権は誰のもの?正確な現状を理解しよう!
「AIが作ったのだから著作権は誰のものでもない」と思っている方も多いはずです。しかし実態は少し複雑で、使う場面や国によって扱いが大きく異なります。
Midjourneyの利用規約が定める著作権の基本的な考え方
Midjourneyの現行利用規約によると、「有料プランの加入者は、自分が生成した画像の著作権を適用法の下で可能な限り所有する」と定められています。つまり、あなたが有料プランを使って生成した画像の著作権は、基本的にあなたに帰属します。サブスクリプションを解約した後も、すでに生成した画像の権利はあなたのものであり続けます。
ただし、重要な落とし穴があります。MidjourneyはあなたがMidjourneyに与えたプロンプトや生成された画像を、世界的・永続的・無償でサービスに使用できるライセンスを持っています。つまり、「著作権はユーザーが持つが、Midjourneyも自由に使える」という二重構造になっているのです。
また、年間収益が100万ドルを超える企業や従業員が商用利用する場合は、Proプラン以上(月額60ドル〜)への加入が必須という条件もあります。自社の規模をしっかり確認した上でプランを選びましょう。
米国著作権局の公式見解AI単独生成作品は著作権保護の対象外
2025年2月、米国著作権局は重要な報告書を公表しました。その内容を一言でまとめると、「AIが自律的に生成した作品は、人間の創造的な貢献がない限り著作権保護の対象外」というものです。
この考え方は以前から続いており、「ザリャ・オブ・ザ・ドーン」事件が代表例として挙げられます。アーティストがMidjourneyで生成した画像を使って制作したコミックを著作権登録しようとしたところ、著作権局は一度登録を認めた後に見直しを行い、AI生成部分の著作権は認められないと判断。テキスト部分と構成・配置など「人間が創造的に関与した部分」のみが保護対象となりました。また、2025年3月にはワシントンD.C.の巡回裁判所が「AIは著作権の著者にはなれない」と再度確認しています。
日本でも文化庁の見解は同様で、「AIが自動生成した画像自体には著作権は発生しない」とされています。ただし、人間がプロンプトを精緻に設計し、画像の選定や編集に相当な創造性を発揮したと認められる場合は、その人間に著作権が帰属する可能性があります。著作権を守りたいなら、プロンプトの試行錯誤過程を記録し、自分の創造的関与を証明できる状態にしておくことが非常に重要です。
日本の著作権法の独自性学習はOK、出力は要注意
日本は2019年に著作権法を改正し、「AI学習目的での著作物利用は原則として著作権侵害にならない」という世界でも例外的なルールを設けました(著作権法第30条の4)。この条文により、日本はAI開発において非常に寛容な環境として知られており、一部からは「機械学習の楽園」とも呼ばれてきました。
しかし、これは学習段階の話です。生成された出力物については別の判断が必要です。日本の文化庁のガイドラインでは、「著作物を享受する目的がある場合」や「著作権者の利益を不当に害する場合」は例外として侵害となり得ると明記されています。また、特定のアーティストの作風をほぼ再現するような出力や、既存の著作物にきわめて酷似した画像の商用利用は、侵害リスクが高いと評価されます。
EUでは2024年12月にAI法(AI Act)が成立し、著作権保護された学習データの透明性開示が義務化されました。米国では現在もフェアユースを巡る大規模訴訟が続いており、統一ルールはまだ存在しません。国によってルールが大きく異なるため、グローバルにビジネスをする場合は特に慎重な対応が求められます。
実際の訴訟事例から学ぶ、著作権侵害リスクの現実!
理論だけでなく、実際に起きた事例を知ることで、リスクの輪郭がよりはっきりと見えてきます。
アーティスト集団訴訟あなたのAI画像にも関係する!
2023年1月、アーティスト3名がStability AI、Midjourney、DeviantArtを著作権侵害・デジタルミレニアム著作権法(DMCA)違反で提訴しました。訴状では、MidjourneyがアーティストのSNSなどに公開されていた作品を無断で学習データとして利用し、さらに「アーティスト名」をプロンプトに入れることで特定の画風を再現できる機能を実装していたことが問題視されました。
この訴訟は現在も続いており、2024年8月の審理では、「著作権で保護された作品が無断利用されている場合に開発企業に法的責任を問える可能性がある」という予備的判断が裁判所から示されました。完全な勝訴ではないものの、AIの学習データ利用をめぐる法的責任の議論が一歩前進したとして注目されています。
中国のウルトラマン判決AIが生成した画像でも著作権侵害になる!
中国の広州インターネット裁判所は、「ウルトラマン」と入力するだけでウルトラマンに酷似した画像を生成したAIサービスに対して損害賠償を命じました。「AIが生成したから侵害にならない」という言い訳は通用しなかったのです。この判決は、生成AIの出力であっても著作権侵害の対象となり得ることを世界に示した重要な先例です。
Getty ImagesとStability AIの訴訟学習データの適法性が焦点に
著名ストックフォト企業のGetty Imagesは、Stability AIを相手取り、自社画像が無断でAI学習に使われたとして提訴しました。ただし2024年末の英国における判断では、Stability AIが管轄外の場所でトレーニングを行ったことが証明できず、Getty側の著作権侵害の主張が認められませんでした。一方でGettyの商標侵害の主張は一部認定され、生成AIをめぐる複雑な法律的構図が改めて浮き彫りになっています。
MidjourneyのAIアートと法律に関する疑問解決!
有料プランに入れば何でも商用利用できるの?
有料プラン加入は商用利用の「必要条件」ですが「十分条件」ではありません。有料プランに入っていても、既存のキャラクターや著作物に酷似した画像を商用利用すれば著作権侵害になる可能性があります。また、年商1億5,000万円以上の企業はProプラン以上が必須です。さらに、生成した画像に有名企業のロゴやブランドが無断で含まれていたり、特定人物の肖像権を侵害していたりする可能性もゼロではありません。「有料だから安全」という思い込みは危険で、生成した画像の内容そのものをしっかりチェックする習慣が不可欠です。
「○○風」のプロンプトで画像を作っても大丈夫?
アーティスト名や作品名をプロンプトに入れることで、特定の作風に酷似した画像を生成できますが、これには著作権侵害のリスクが伴います。著作権法では「スタイル自体は著作権保護されない」という原則はありますが、出力される画像が原作品と「実質的に類似している」と判断される場合は侵害となります。ディズニーとワーナーの訴状では、キャラクター名を含めないプロンプトでも著作権キャラクターが生成されるケースが多数記録されています。公に発信する画像には「○○風」「○○スタイル」という表現を避け、独自のプロンプトで表現を工夫するのが最も安全です。
Midjourneyで作った画像を非公開にする「ステルスモード」とは?
通常、Midjourneyで生成した画像は全ユーザーに公開されますが、「ステルスモード」を使えば非公開にできます。ただしこれはProプラン(月額60ドル)以上のユーザー限定の機能です。また、Midjourney公式も「最大限の努力を払う」と述べるにとどまり、100%の非公開保証はされていません。機密性の高いビジネス用途や、外部に出したくないクリエイティブには、このモードの活用を検討してください。
日本でMidjourneyを使う場合、特に注意すべき点は?
日本では著作権法第30条の4により「AI学習段階での著作物利用は原則OK」という世界でも珍しいルールがあります。しかしこれはあくまで学習段階の話です。生成した画像の商用利用については、①既存の著作物への酷似、②特定アーティストの画風の過度な再現、③キャラクターの無断使用が侵害リスクとして残ります。文化庁のガイドラインでは「著作物を享受する目的」がある場合は例外として侵害となるとされており、ビジネス利用においては法務専門家のチェックを受けることを強く推奨します。
著作権的にアウトなのにみんなやってしまう!現場でよくある5つの失敗と解決策

画像生成AIのイメージ
Midjourneyを日常的に使っていると、「これってどうなの?」と心の中でモヤモヤしながら使い続けてしまう場面が、実はめちゃくちゃ多いんです。ここでは、実際に多くのユーザーが体験しているリアルな問題を取り上げ、他のサイトでは教えてくれない踏み込んだ解決策を一緒に考えていきましょう。
失敗①「なんか見たことあるキャラに似てる…」と気づいたとき、どう対処する?
これは本当によくあるケースです。自分でキャラクター名を入れてもいないのに、生成された画像が「どこかで見たキャラクターにそっくり」になってしまった…。実はディズニーとワーナーの訴状にも、キャラクター名なしのプロンプトでも著作権キャラクターが生成される事例が大量に記録されています。
解決手順はこうです。まず、その画像はすぐに商用利用を止め、公開もしないこと。次にプロンプトを抜本的に見直す必要があります。「ゴーグルをつけた黄色い3Dキャラクター」という表現がミニオンズを呼び出してしまったように、外見の説明だけで著名キャラクターが生成されるリスクは常にあります。
根本的な解決策は、プロンプトの構造を「世界観設定 → 独自の外見要素 → 画風 → 技術パラメータ」の順番で設計することです。既存IPに引っ張られないオリジナル世界観を最初に定義してから、造形を積み上げていく手順が最も効果的です。さらに、生成後は必ずGoogleの画像検索(Google Lens)や「TinEye」などの逆引き検索サービスで既存作品との類似性チェックを行うことを習慣づけましょう。この手間をかけるだけで、後から発生する法的リスクを大幅に下げることができます。
失敗②「クライアントに渡したら商標っぽいロゴが入ってた」問題
フリーランスデザイナーやマーケターに特に多いのが、クライアント向けに制作したMidjourney画像を納品したあとで「ロゴっぽいマークが映り込んでいる」ことが発覚するケースです。Midjourneyはインターネット上の膨大な画像で学習しているため、ブランドロゴや商標的な要素が画像の一部に紛れ込むことがあります。
これを防ぐための現実的な対策として、プロンプトの末尾に「no logos, no text, no brand marks, no trademark elements」という否定プロンプトを追加することが効果的です。Midjourneyでは`–no`パラメータを使うことで不要な要素を除外できます。例えば以下のように使います。
/imagine prompt: clean minimalist office interior, natural light, modern furniture --no logos --no text --no brand marks --v 6
さらに現実的な対策として、納品前に画像を100〜200%に拡大して全体をスキャンする「目視レビュー」のフローを必ずワークフローに組み込んでください。AIが生成する画像には人間の目では気づきにくい細部に問題が潜んでいることがあります。
失敗③プロンプトが漏れて競合他社にアイデアが盗まれた!
Midjourneyのデフォルト設定では、あなたが入力したプロンプトと生成された全画像がコミュニティギャラリーに公開されます。つまり、新商品のコンセプトやマーケティングビジュアルをMidjourneyで試作すると、そのアイデアがインターネット上に公開されてしまうのです。
クライアントとNDA(秘密保持契約)を締結している案件でこれが起きると、契約違反になる可能性もあります。解決策はシンプルで、Proプラン以上(月額60ドル〜)に加入してステルスモードを有効化することです。ステルスモードを有効にする手順は以下のとおりです。
- Midjourneyの設定メニューから「Stealth Mode」をオンにする(または`/settings`コマンドで設定画面を開く)
- 各プロンプト実行時に`–stealth`パラメータを追加することでも個別に非公開設定が可能
- 生成後にギャラリーで画像を確認し、意図せず公開されていないかを確認する
ただし、Midjourney公式も「ステルスモードでの完全な非公開は最大限の努力を払う」という表現にとどめており、100%の保証はありません。機密性が極めて高い案件では、Midjourneyで方向性を確認する程度にとどめ、最終成果物は社内のデザイナーが手作業で仕上げるハイブリッドワークフローを採用することを強く推奨します。
失敗④「この画像、後で誰かに同じの作られたらどうしよう…」という不安
これは非常に多くのクリエイターが感じる悩みです。特にMidjourneyで作ったビジュアルをSNSに投稿したら、数日後に同じようなプロンプトで他人が同一に近い画像を作って「自分の作品風だ」と言われた…というケースが実際に起きています。
残念ながら、純粋にAIが生成した画像だけでは著作権保護が得られないというのが米国著作権局と日本の文化庁双方の現時点での立場です。では何もできないのかというと、そうではありません。解決策は「人間の創造的関与を意図的に増やすこと」です。
具体的には、Midjourneyで生成した画像をベースにPhotoShopやIllustratorで大幅に手を加え、「AIが生成した要素」と「自分が描き加えた要素」を明確に分離して記録しておくことです。この「手を加えた部分」に人間の創造性が認められれば、その部分について著作権主張の可能性が生まれます。また、作業ログ・プロンプト・修正履歴を日時つきで保存しておくことで、後から「どの部分が自分の創作物か」を証明する根拠になります。
失敗⑤「生成した画像でNFTを作りたいけど大丈夫?」という混乱
2021〜2022年のNFTブームの余韻で、Midjourneyの画像をNFTとして販売しようとするクリエイターは今も少なくありません。ここでは正直に言います。現時点でMidjourney生成画像のNFT販売は、複数の法的グレーゾーンが重なる非常にリスクの高い行為です。
理由は三層あります。まず、AIが自律生成した画像は著作権保護の対象外なので、あなたがNFTとして「唯一性」を主張しても法的根拠が弱い。次に、NFTマーケットプレイスで販売する行為は明確に「商用利用」にあたるため、年商に応じた適切なプランへの加入が必要です。そして、Midjourneyは生成画像の一部に既存の著作物が混入している可能性があるため、販売後に著作権侵害を指摘されるリスクが残ります。NFT目的でMidjourneyを使うなら、必ず法務の専門家に相談してからにしましょう。
著作権リスクを最小化する、法的に賢いMidjourneyプロンプト設計術!
「なんとなく」プロンプトを書いていると著作権リスクが高まります。法的に安全かつ高品質な画像を生成するためのプロンプト設計の考え方と、実際に使えるプロンプトの具体例を紹介します。ポイントは「世界観を自分で定義し、具体的な描写で伝え、既存IPから距離を置く」という三原則です。
商用利用に強い!著作権リスク最小化プロンプト集
以下は実際に商用利用に使いやすい、著作権リスクを意識して設計したプロンプト例です。キャラクター名・作品名・アーティスト名は一切含まず、独自の表現で高品質な画像を生成できます。
【ビジネス向けプロフェッショナルなブランド素材用】
/imagine prompt: sophisticated executive woman in tailored dark suit, confident expression, modern glass office building exterior background, professional headshot, soft natural lighting, photorealistic, sharp focus, --ar 4:5 --v 6 --style raw
この構造のポイントは、「職業・外見・場所・光源・画質」を順番に積み上げ、既存の著作物に引っ張られる余地を与えない点です。`–style raw`を加えることでMidjourneyが独自に加える「AIっぽさ」を抑制し、よりリアルで商用素材として使いやすい仕上がりになります。
【SNSマーケティング向けフラットイラスト素材】
/imagine prompt: flat design illustration of a cozy coffee shop interior, warm earth tones, no text, no logos, minimalist style, isometric view, clean vector aesthetic, white background, brand-neutral --no characters --no text --ar 1:1 --v 6
`–no characters`と`–no text`を明示することで、著作権リスクの高い人物や文字が入り込むのを防ぎます。フラットイラスト素材はビジネス利用頻度が高いだけに、このような明示的な否定プロンプトが特に重要です。
【Webサイト向け雰囲気のある自然風景素材】
/imagine prompt: serene mountain lake at dawn, mist rising from water surface, pine forest reflection, soft pastel sky, no people, no animals, wide angle landscape, ultra realistic photography style, golden hour lighting --ar 16:9 --v 6 --style raw --no logos --no text
人物・動物を除外した純粋な風景写真は、著作権リスクが最も低いジャンルのひとつです。WebサイトのヒーローイメージやLP素材として使いやすく、`–ar 16:9`でウェブ表示に最適なアスペクト比に指定できます。
【ステルスモード活用クライアント秘密案件用】
/imagine prompt: abstract geometric brand identity pattern, corporate blue and silver palette, clean lines, luxury brand aesthetic, no recognizable symbols, no existing logos, original geometric shapes only --stealth --ar 1:1 --v 6
`–stealth`パラメータで生成画像を非公開にしながら、クライアントのブランドカラーを指定してコンセプトビジュアルを作る実践的なプロンプトです。`no recognizable symbols`で既存マークとの類似を回避します。
著作権を強固にするために追加すべき後処理ワークフロー
Midjourneyが出力した画像そのものの著作権保護は弱いですが、そこに「人間の創造的関与」を意図的に加えることで、保護の強度を高められます。プロが実践している後処理の流れを解説します。
まず、Midjourneyで複数のバリエーションを生成し、「方向性の決定」を行います。この選択・判断行為自体にも創造性はありますが、より確実に権利を主張するため、次のステップが重要です。
選んだ画像をAdobe PhotoshopやAffinity Photoに読み込み、色調補正・合成・テキスト要素の追加・特定部位の手描き修正などを施します。特に「顔の表情」「ロゴ・テキストの追加」「背景の差し替え」といった要素は、人間が手を加えたことが明確な部分であり、ここに創造性が認められやすいのです。
最後に、作業前後のビフォーアフター画像と、加えた変更内容のメモを日時つきでクラウドに保存します。GoogleドライブやDropboxのタイムスタンプ機能を活用するだけで、「いつ・どんな創造的判断を自分が下したか」の記録になります。将来の著作権主張や法的紛争において、この記録が決定的な証拠になる可能性があります。
世界の法律がAIアートをどう裁くか?国別比較で見えてくる本質的な問題!
Midjourneyのようなグローバルサービスを使う以上、「どの国の法律が適用されるか」という問いは避けて通れません。主要国の立場を整理することで、あなたのリスク管理が一段と具体的になります。
| 国・地域 | AI学習段階の著作権 | AI生成物の著作権 | ユーザーへの影響 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 原則OK(著作権法第30条の4) | 人間の創造的関与がある部分のみ | 学習はOK、出力の商用利用は要注意 |
| 米国 | フェアユース論争中(訴訟継続) | AI単独生成は保護対象外(著作権局公式見解) | ディズニー等の大型訴訟で基準形成中 |
| EU | AI法で透明性開示義務化(2024年) | 人間の著作性が必要(未確定) | 学習データの開示義務がAI企業に課される |
| 中国 | 判例ごとに判断(未整備) | ウルトラマン判決で侵害認定の前例あり | 出力内容による侵害リスクが高い |
| 英国 | 商業目的外のみ許可 | コンピューター生成作品の著作権は制作者へ(議論中) | 英国向けビジネス利用は特に慎重に |
この表で最も重要なポイントは、日本は学習段階がOKでも、生成した画像の商用利用についての法的整備はまだ追いついていないという事実です。訴訟大国の米国ではディズニー・ユニバーサル・ワーナーが次々にMidjourneyを提訴しており、その判決がそのまま世界基準になっていく可能性が高い。グローバルに活動するクリエイターやビジネスパーソンは、米国の判例動向を最も重視して情報収集する必要があります。
Midjourneyが今後どうなるか?訴訟の行方と業界再編の予測!
ディズニー・ユニバーサル・ワーナーの三社がMidjourneyを訴えた今、AI画像生成の業界全体がどこへ向かうのかを正確に把握しておくことは、Midjourneyを継続利用するかどうかの判断にも直結します。
まず注目すべきは「フェアユース」の司法判断です。Midjourneyは「AI学習はフェアユースに該当する」と主張していますが、2025年2月にはデラウェア州の裁判官がAI企業のフェアユース主張に否定的な判決を下しており、追い風とは言えない状況です。もしディズニー側が勝訴した場合、AI学習データへの著作物使用全体にライセンス料が発生する可能性があり、Midjourneyを含む全AI企業のコスト構造が根本から変わります。
一方でMidjourneyが有力な論点として持ち出した「ディズニー・ユニバーサル自身もMidjourneyを使っている」という事実は、裁判の行方に影響を与える可能性があります。Midjourneyは、ディズニー・ユニバーサルの従業員メールアドレスを持つユーザーが数十名いることを証拠として提出しており、「自分たちも使いながら訴えるのはダブルスタンダードだ」という反論は法廷で一定の説得力を持ちます。
業界全体の流れとして見えてきているのは、AI企業と著作権者の間でのライセンス交渉の本格化です。音楽業界でSpotifyと主要レコードレーベルがライセンス交渉を経てビジネスモデルを確立したように、AI画像生成の世界でも著作権者への対価支払いを前提としたライセンスモデルが形成されていく可能性が高い。実際、RedditやShutterstockはすでにAI学習のライセンスから数億円規模の収益を得ています。
Midjourneyユーザーにとっての現実的な影響として考えられるのは、将来的にサブスクリプション料金が上昇したり、生成できるキャラクターや画風に規制がかかったりする可能性です。今のうちにMidjourneyで生成した素材を適切に活用しつつ、状況変化に応じて代替ツールへの移行も視野に入れておくことが賢明です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくれてありがとうございます。法律の話って難しくて、読んでいるうちに「結局どうすればいいの?」ってなってきますよね。だから最後に、専門家の立場から個人的な本音を話させてください。
ぶっちゃけ言うと、Midjourneyの著作権リスクを完全にゼロにすることは今の段階では誰にもできません。ディズニーとワーナーが訴訟を起こしている最中で、その判決も出ていない。日本の文化庁のガイドラインも「学習はOK、出力は個別判断」という曖昧な状態。EUのAI法は施行されたけど運用基準はまだ固まっていない。つまりルールブック自体が今まさに書かれている最中なんです。
そんな状況で一番危険なのは「知らなかった」で使い続けることと、「難しそうだから使わない」と判断して競合に差をつけられることの、両極端な対応です。
個人的に「これが一番楽だし効率的だ」と思っている現実的な落としどころは、「Midjourneyを”完成品”ではなく”スケッチブック”として使う」というメンタルセットへの切り替えです。
具体的に言うと、Midjourneyで出してきたビジュアルを「方向性確認ツール」として使い、最終的な商用成果物はデザイナーが手を加えて仕上げる。このワンクッションを入れるだけで、著作権の「人間の創造的関与」要件を満たせるし、クオリティも上がるし、万が一問題が起きたときの説明もしやすくなります。
さらに、プロンプトをちゃんと記録しておくこと。これ、やっている人が意外と少ない。でも後で「あのビジュアルのプロンプト何だったっけ」とか「どのバリエーションを最終選択したんだっけ」と困るのはしょっちゅうある話です。Notionやスプレッドシートで日時・プロンプト・選定理由を記録しておくだけで、著作権管理と制作管理の両方が同時に解決します。
法律が整備されるのを待っていたら、AIの進化に乗り遅れます。でも法律を無視して使い続けたら、ある日突然リスクが爆発するかもしれない。だから今できる最善策は、「ちゃんと有料プランを使って、記録を残して、後処理で人間の創造性を加えて、似ていると思ったら使わない」というシンプルな四箇条を徹底すること。
これが世界中の訴訟動向を踏まえたうえで、ぶっちゃけ一番リスクが低くて、一番クリエイターとしての資産も増えて、一番続けやすいMidjourneyとの向き合い方だと、個人的には強く思っています。
安全にMidjourneyを使い続けるための実践的な対策!
法律が整備される過渡期にいる今、私たちユーザーにできることは何でしょうか。難しく考えすぎる必要はありません。基本的な習慣を身につけるだけで、リスクを大幅に下げることができます。
まず、プロンプトから著作物・人物・キャラクターに関するワードを外すことです。「ミッキー風」「ダース・ベイダー風」「宮崎駿スタイル」といった表現は避け、「黒いマントを着た壮年の男性キャラクター」のように具体的な描写で独自表現を追求しましょう。ディズニーとワーナーの訴状が示したように、キャラクター名を使わなくても著作権侵害と判断される画像が生成される場合があるため、出力された画像そのものを目視で確認する習慣が必要です。
次に、生成したプロセスを記録しておくことも重要です。使用したプロンプト、生成した日時、加えた修正作業などをドキュメント化しておけば、自分の創造的関与を証明する際に役立ちます。特に著作権登録を検討しているクリエイターにとっては必須の作業です。
そして、利用するプランと規約を正確に把握することは基本中の基本です。無料プランでの商用利用は認められておらず、年商1億5,000万円以上の企業はProプラン以上が必須です。また、Midjourneyの利用規約は随時アップデートされるため、定期的に公式ページで確認する習慣をつけてください。
最後に、既存の著作物に酷似した画像を一目見て「似ている」と感じたら使用しないというシンプルなルールを徹底することです。技術的・法律的な判断を超えて、自分の直感を信じることが著作権リスク回避の最も確実な方法のひとつです。
まとめ
MidjourneyのAIアートと著作権・法律の問題は、2025年〜2026年にかけて世界規模で急速に動いています。ディズニー・ユニバーサル・ワーナーという三大スタジオが相次いでMidjourneyを提訴し、その行方によっては生成AIの利用ルールが根本から変わる可能性もあります。
日本では著作権法第30条の4によりAI学習段階は比較的自由ですが、生成した画像の商用利用や既存著作物への酷似は依然としてリスクを抱えています。米国著作権局はAI単独生成作品の著作権保護を認めない立場を明確にしており、EUはAI法で透明性確保を義務化しました。
Midjourneyを安全に活用するための結論は明確です。有料プランに加入し、著作物・キャラクターに関するプロンプトを避け、生成した画像を目視確認し、創作プロセスを記録する。この四つの習慣を徹底することで、あなたのAIアート活用は大きく前進します。
AI技術は日々進化し、それを取り巻く法律も急速に変化しています。「知らなかった」では済まされない時代が、もうすでに始まっています。最新情報を常にキャッチアップしながら、責任ある使い手として創造の可能性を広げていきましょう!

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