【2026年最新版】Geminiがスクロールできない?8割の人が知らない原因と5つの即効解決法

Gemini

GeminiのCLIツールを使っていて、ターミナルがスクロールできなくなったり、テキストの選択ができず途方に暮れた経験はありませんか?実は、2025年11月のアップデート以降、多くのユーザーが同じ問題で困っているんです。特に長い会話履歴を確認したいときや、AIが出力したコードをコピペしたいときに、この問題はとても深刻ですよね。

今日はそんな悩みを抱えるあなたのために、最新の解決策を網羅的にお伝えします。この記事を読めば、Geminiのスクロール問題とは今日でサヨナラできるはずです。

ここがポイント!
  • 2025年11月のアップデート後から多発しているGemini CLIの深刻なスクロール問題とその全貌
  • マウスホイールが効かない原因と、今すぐ使える代替スクロール方法の完全ガイド
  • 会話履歴が消える仕組みと、大切なやり取りを確実に保存する具体的な対策法
  1. Geminiでスクロールができなくなる3つの主要原因を徹底解説
    1. 環境別に異なるスクロール問題の症状パターン
  2. 今すぐ試せる!マウスホイールが効かない時の5つの緊急対処法
    1. 方法1PageUpとPageDownキーによる代替スクロール
    2. 方法2Ctrl+Fキーでターミナルにフォーカスを切り替える
    3. 方法3quitコマンドで一時的にCLIを終了してスクロール
    4. 方法4/clear コマンドとCtrl+Lで画面をリセット
    5. 方法5ターミナル設定でマウスサポートを調整する
  3. 開発者必見!Gemini CLI最新版v0.16以降のスクロール改善状況
    1. 2026年1月時点での最新改善状況と今後の展望
  4. 会話履歴が突然消える問題とその対策を完全マスター
    1. スレッド内の一部履歴だけが消える不可解な現象
    2. 大切な会話を失わないための3つの予防策
  5. VSCodeとJetBrains IDE環境での特殊な対処テクニック
    1. VSCode統合ターミナルでの内蔵スクロールバー問題
    2. JetBrains製IDE(IntelliJ、PyCharmなど)の自動スクロール暴走
  6. tmuxやscreen使用時の特殊な対処が必要な理由
    1. tmux環境での実用的な回避策
  7. 現場で本当に役立つ!Geminiを劇的に便利にするプロンプトテクニック集
    1. @記号でファイル参照を爆速化する魔法のテクニック
    2. !記号でシェルコマンドを実行してコンテキストに組み込む裏技
    3. パイプでコマンドライン職人になる究極の連携術
  8. みんなが困っている!リアルな現場トラブルと即効解決法
    1. トラブル1長い出力が途中で切れてしまって全文が見れない問題
    2. トラブル2Geminiが作成したファイルがどこに保存されたかわからない
    3. トラブル3ファイル編集を承認したらプロジェクトが壊れた
    4. トラブル4会話が長くなりすぎてGeminiの応答が遅くなる
    5. トラブル5APIキー認証とOAuth認証のどっちを選べばいいかわからない
  9. ぶっちゃけこうした方がいい!
  10. Geminiスクロールできないに関する疑問解決
    1. Gemini CLIでマウスホイールが全く反応しない時の最速解決法は?
    2. 会話履歴が途中から消えてしまった場合、復元できますか?
    3. VSCode統合ターミナルでスクロールバーが使えない問題は解決されていますか?
    4. /quitで終了するとスクロールできるようになるのはなぜですか?
    5. JetBrains IDEで画面が勝手に最上部にスクロールする問題はどう対処すればいいですか?
    6. tmux内でGeminiを使うと応答が見えなくなるのですが、どうすれば良いですか?
    7. Gemini CLIの最新バージョンにアップデートすればスクロール問題は解決しますか?
    8. 会話の途中で画面をクリアしてもGeminiは過去の文脈を覚えていますか?
  11. まとめ

Geminiでスクロールができなくなる3つの主要原因を徹底解説

AIのイメージ

AIのイメージ

Gemini CLIを使っていて突然スクロールができなくなったとき、あなたは何が起きたのか理解できずに困惑したかもしれません。実は、この問題には明確な技術的背景があります。

最も大きな原因は、2025年11月15日前後のアップデートで導入された新しいインタラクティブシェルアーキテクチャにあります。このアップデートでは、ターミナルとの双方向通信を改善するために、UIレンダリングの仕組みが大幅に変更されました。その結果、従来のターミナルスクロールバッファとの互換性に問題が生じてしまったのです。

特に深刻なのは、GeminiのCLIツールが対話モードで動作しているとき、ターミナルのネイティブスクロール機能を上書きしてしまうという点です。通常、ターミナルは出力内容をスクロールバッファに保存し、ユーザーがマウスホイールやPageUp/PageDownキーで自由に過去の内容を見られるようにしています。

しかし、Gemini CLIはTUIライブラリを使用して画面全体を制御するため、ターミナルの標準的なスクロールメカニズムが機能しなくなります。具体的には、会話が長くなり画面に収まらなくなった時点で、ターミナルのスクロールバッファが適切に更新されず、過去の会話内容にアクセスできなくなるのです。

環境別に異なるスクロール問題の症状パターン

興味深いことに、スクロール問題の発生状況は使用環境によって大きく異なります。Windows PowerShellでは比較的正常に動作する一方で、VSCode統合ターミナルやJetBrains IDEのターミナルでは特に問題が顕著です。これは各ターミナルエミュレータが持つ独自の画面制御方式との相性問題が原因となっています。

macOSのiTermやターミナルアプリでは、マウスホイールスクロールが入力履歴の切り替え動作と混同されるという特殊な症状も報告されています。スクロールしようとすると、代わりに以前入力したプロンプトが次々と表示されてしまうのです。

Linux環境、特にtmuxやscreenといったターミナルマルチプレクサを使用している場合は、さらに複雑な問題が発生します。これらのツールは独自のスクロールバッファ管理を行っているため、Gemini CLIとの間で二重の制御競合が起こり、スクロールが完全に機能しなくなることがあります。

今すぐ試せる!マウスホイールが効かない時の5つの緊急対処法

マウスホイールでスクロールできない状態になっても、諦める必要はありません。公式ドキュメントとGitHubのイシュートラッカーから得られた情報をもとに、実際に効果が確認されている対処法を順番にご紹介します。

方法1PageUpとPageDownキーによる代替スクロール

最も確実で簡単な方法は、キーボードのPageUpキーとPageDownキーを使うことです。Gemini CLI v0.15以降では、これらのキーが標準的なスクロール機能として実装されています。マウスホイールが反応しない環境でも、PageUpキーを押せば1ページ分上にスクロールし、PageDownキーで下にスクロールできます。

さらに高度なスクロール操作として、以下のキーボードショートカットも活用できます。

ここがポイント!
  • Homeキーを押すと会話の最上部まで一気にジャンプします
  • Endキーで会話の最下部(現在位置)まで瞬時に移動できます
  • 矢印の上下キーでも細かくスクロール制御が可能です

この方法の利点は、環境に依存せずほぼすべての状況で動作することです。マウス操作に慣れている方には最初は不便かもしれませんが、慣れればキーボードだけで効率的に操作できるようになります。

方法2Ctrl+Fキーでターミナルにフォーカスを切り替える

v0.9.0以降のGemini CLIには、新しいインタラクティブシェル機能が搭載されています。この機能を活用すると、Ctrl+Fキーを押すことでフォーカスをGeminiの入力エリアからネイティブターミナルに切り替えることができます。

フォーカスがターミナル側に移ると、通常のターミナル操作が可能になり、場合によってはマウスホイールでのスクロールも復活します。再びGeminiに質問を入力したい場合は、もう一度Ctrl+Fキーを押せば入力エリアにフォーカスが戻ります。

ただし、この方法はすべてのターミナルエミュレータで完璧に動作するわけではありません。特にWindows環境の一部では、フォーカス切り替えが正常に機能しないケースも報告されています。

方法3quitコマンドで一時的にCLIを終了してスクロール

確実にスクロールや テキスト選択を行いたい場合、最も単純な方法は/quitコマンドでGemini CLIを一旦終了することです。多くのユーザーからの報告によると、CLIを終了した瞬間にターミナルの通常機能が復活し、過去の会話履歴を自由にスクロールしたり、テキストをコピーできるようになります。

この方法のデメリットは、対話セッションが一旦終了してしまうため、続きの会話をする場合は新しくGeminiを起動し直す必要があることです。しかし、重要な情報をコピーしたい場合や、長い会話履歴全体を確認したい場合には、最も確実な手段となります。

方法4/clear コマンドとCtrl+Lで画面をリセット

スクロール問題が画面の描画異常から来ている場合、/clearコマンドまたはCtrl+Lキーを使って画面をクリアすることで改善することがあります。これにより、表示されているセッション履歴とCLI内部のスクロールバックがリセットされます。

ただし注意が必要なのは、この操作は視覚的な表示をクリアするだけで、実際の会話履歴データは保持されるという点です。つまり、画面から消えた会話内容も、Geminiの文脈として記憶されています。しかし、視覚的に確認できなくなるため、後から見返したい重要な情報がある場合は、クリアする前に別の方法で保存しておく必要があります。

方法5ターミナル設定でマウスサポートを調整する

より高度な対処法として、使用しているターミナルエミュレータの設定を変更することで問題を解決できる場合があります。特にiTerm2やWindowsターミナルのような高機能なターミナルでは、マウスイベントの処理方法を細かく調整できます。

具体的には、ターミナルの設定で「アプリケーションによるマウス制御を許可する」といったオプションをオフにすることで、Gemini CLIがマウスイベントを横取りするのを防げる場合があります。ただし、この設定を変更すると、Gemini CLIの一部のマウス操作機能も使えなくなる可能性がある点には注意が必要です。

開発者必見!Gemini CLI最新版v0.16以降のスクロール改善状況

Google公式のGitHubリポジトリを追跡すると、スクロール問題に対する継続的な修正作業が行われていることがわかります。実際、2025年11月以降、スクロール関連のイシューが数十件報告され、開発チームは優先度P1(重要度が高く近期中に対処すべき)として対応を進めています。

v0.15.3からv0.16.0への更新では、内蔵スクロールバー機能が実装されました。これはCLI独自のスクロール機構で、ターミナルのネイティブスクロールに依存しない方式です。理論上は、この機能によりどの環境でも一貫したスクロール体験が提供されるはずでした。

しかし実際には、この内蔵スクロールバーがVSCode統合ターミナルでは正常に動作しないという新たな問題も発生しています。マウスでスクロールバーをドラッグしようとしても、Alt、Ctrl、Shiftなどの修飾キーを組み合わせても操作できないというケースが報告されています。

2026年1月時点での最新改善状況と今後の展望

2026年1月中旬時点では、JetBrainsターミナルでの自動スクロール問題に対する修正作業が進行中です。このターミナルでは、会話が進むと画面が勝手に最上部までスクロールしてしまうという独特の症状が発生していました。

開発チームは、各ターミナルエミュレータの特性に応じた個別対応を検討しており、設定ファイルでスクロール動作をカスタマイズできる機能の追加も議論されています。将来的には、ユーザーが自分の環境に最適なスクロール方式を選択できるようになる可能性があります。

また、コミュニティからは「従来のターミナルスクロールバッファを使用する」オプションを設けてほしいという要望も多数寄せられています。開発チームはこうした声を認識しており、公式ブログでも「美しいターミナル体験の実現」という目標と「シンプルな使い勝手」のバランスを模索していることを明言しています。

会話履歴が突然消える問題とその対策を完全マスター

スクロール問題とは別に、Geminiユーザーの間で深刻な問題となっているのが、会話履歴の突然の消失です。添付ファイルの中にもこの現象に言及している内容がありましたが、これは単なるバグではなく、Geminiの仕様に起因する部分もあります。

Geminiには「アクティビティの自動削除」という機能があり、デフォルトでは一定期間経過後に会話履歴が自動的に削除されます。設定によっては3ヶ月、18ヶ月、または36ヶ月で履歴が消去されます。さらに、「アクティビティを保存する」機能をオフにしている場合、会話は最大72時間しか保持されません。

スレッド内の一部履歴だけが消える不可解な現象

特に困惑するのは、会話スレッド全体ではなく、途中の一部分だけが消えるという現象です。上にスクロールできない状態になり、最初の方の会話内容が見えなくなってしまうのです。添付ファイルで紹介されていたユーザーも、この問題に遭遇していました。

この現象は「ハルシネーション(幻覚)」ではなく、Geminiの内部的なコンテキストウィンドウ管理に関連している可能性があります。非常に長い会話では、古いメッセージが自動的にプルーニング(刈り込み)されてパフォーマンスを維持する仕組みがあるのです。

興味深いのは、視覚的には消えているように見えても、Gemini自体は内部的に記憶している場合があるという点です。ユーザーが「消えた内容について教えて」と質問すると、Geminiが正確に答えられることがあります。これは、表示層の問題とデータ保持の問題が別々に存在していることを示しています。

大切な会話を失わないための3つの予防策

会話履歴の消失リスクを最小限に抑えるためには、以下の対策を組み合わせることが重要です。

第一に、本当に大事な会話は手動でエクスポートしましょう。Gemini CLIでは/chat shareコマンドを使うことで、現在の会話をMarkdownまたはJSON形式でファイルに保存できます。このコマンドを実行すると、ファイル名を指定しない場合は自動的に生成されます。保存したファイルはローカルに残るため、Geminiのサーバー側で履歴が削除されても安心です。

第二に、定期的に会話を分割する習慣をつけることです。一つの会話スレッドが非常に長くなると、前述のプルーニング問題が発生しやすくなります。話題が変わるタイミングで新しいチャットを開始することで、各会話を管理しやすいサイズに保つことができます。

第三に、Googleアカウントのアクティビティ設定を確認することです。Gemini Apps Activityのページで、自動削除期間を最長の36ヶ月に設定し、「アクティビティを保存する」がオンになっていることを確認しましょう。Workspace(企業や学校)アカウントの場合、管理者がより短い保存期間を強制している可能性があるため、その場合は重要な内容を外部に保存する対策がより重要になります。

VSCodeとJetBrains IDE環境での特殊な対処テクニック

開発者にとって、統合開発環境(IDE)内のターミナルでGemini CLIを使うことは非常に便利です。しかし、VSCodeやJetBrains製IDEの統合ターミナルは、スタンドアロンのターミナルアプリとは異なる動作をするため、独自の問題と対処法があります。

VSCode統合ターミナルでの内蔵スクロールバー問題

VSCodeの統合PowerShellまたはBashターミナルでGemini CLIを使用すると、v0.15.3以降で追加された内蔵スクロールバーが正常に機能しないという問題が報告されています。GitHubのイシュー#13169によると、通常のWindows PowerShellでは問題なく動作するスクロールバーが、VSCode内では全く反応しないのです。

この問題に対する現実的な回避策は、外部ターミナルを別途開くことです。VSCodeのターミナルパネルではなく、Windows Terminalや別のPowerShellウィンドウでGemini CLIを実行すれば、スクロール機能が正常に動作します。作業フローとしては、コーディングはVSCodeで行い、Geminiとの対話は外部ターミナルで行うという形になります。

あるいは、VSCodeの設定でターミナルレンダラーを変更することで改善する可能性もあります。settings.jsonファイルで”terminal.integrated.gpuAcceleration”を”off”に設定したり、”terminal.integrated.rendererType”を変更したりする試みが有効な場合があります。

JetBrains製IDE(IntelliJ、PyCharmなど)の自動スクロール暴走

JetBrains製のIDEでは、また別の問題が発生します。Gemini CLIを起動すると、画面が勝手に最上部まで自動スクロールしてしまい、最新の会話内容を見ることができなくなるのです。この問題は2025年11月21日にイシュー#13614として報告され、優先度P1で対応が進められています。

暫定的な対処法として、JetBrains IDEのターミナル設定で「Scroll to bottom on output」オプションを確認することが推奨されています。また、一部のユーザーは、JetBrains IDEの代わりに外部ターミナルを使用することで問題を完全に回避しています。

tmuxやscreen使用時の特殊な対処が必要な理由

Linuxユーザー、特にサーバー管理者や上級開発者の間で人気のあるtmuxやscreenといったターミナルマルチプレクサには、Gemini CLIとの特殊な相互作用があります。GitHubイシュー#3428では、tmux内でGeminiを使用すると応答が見えなくなったり、スクロールが正常に機能しないという問題が詳しく報告されています。

この問題の根本原因は、二重のスクロールバッファ管理にあります。tmuxは独自のスクロールバッファを持っており、通常のターミナル操作ではこれが非常に便利に機能します。しかし、Gemini CLIもまた独自のUI制御を行っているため、両者が競合してしまうのです。

tmux環境での実用的な回避策

tmuxでGemini CLIを快適に使うためには、いくつかの設定調整が必要です。まず、tmuxのマウスモードをオフにすることで、マウスイベントがGemini CLIに直接渡されるようにします。.tmux.confファイルに以下の設定を追加します。

set -g mouse off

あるいは、より根本的な解決策として、Gemini CLI使用時にはtmuxのコピーモード機能を活用する方法があります。Prefix + [(通常はCtrl+b、その後[キー)でtmuxのコピーモードに入ると、viやemacsスタイルのキーバインドで自由にスクロールやテキスト選択ができます。この方法なら、Gemini CLIの動作に影響を与えることなく、過去の会話履歴を確認できます。

現場で本当に役立つ!Geminiを劇的に便利にするプロンプトテクニック集

AIのイメージ

AIのイメージ

スクロール問題の対処法を知っていても、Geminiを日常的に使いこなせなければ意味がありません。ここでは、実際の開発現場で即戦力となる実践的なプロンプトと、多くの人が見落としている便利機能を紹介します。

@記号でファイル参照を爆速化する魔法のテクニック

多くの初心者が知らない強力な機能が@記号によるファイル参照です。長いコードをコピペする必要はありません。たとえば以下のように使います。

@src/components/Header.tsx このコンポーネントのバグを見つけて修正して

この一行だけで、Geminiは指定したファイルの内容を完全に読み込み、文脈を理解した上で回答してくれます。さらに驚くべきは、ディレクトリ全体も指定できることです。

@src/utils このディレクトリ内の重複コードを探して統合案を提案して

この機能は、.gitignoreを自動的に尊重するため、node_modulesやビルド成果物などの不要なファイルは自動的に除外されます。つまり、プロジェクト全体を安心して読み込ませられるのです。

!記号でシェルコマンドを実行してコンテキストに組み込む裏技

もう一つの隠れた便利機能が!(エクスクラメーション)記号によるシェルコマンド実行です。これを使えば、コマンドの実行結果を直接Geminiに渡せます。

!git diff –staged このコミット内容をレビューして問題点を指摘して

この方法の何が素晴らしいかというと、コマンド実行とAI分析が一つのフローで完結する点です。従来なら「コマンド実行→結果をコピー→Geminiに貼り付け」という三段階の手間が必要でしたが、今は一行で済みます。

エラーログの解析にも威力を発揮します。

!npm test 2>&1 このテスト失敗の原因を特定して修正コードを書いて

標準エラー出力も含めて(2>&1の部分)すべてGeminiに渡せるため、複雑なエラーメッセージも正確に分析してもらえます。

パイプでコマンドライン職人になる究極の連携術

Gemini CLIの真価は、Unixパイプとの完璧な統合にあります。これを使いこなせば、既存のコマンドラインツールとシームレスに連携できます。

cat package.json | gemini “このプロジェクトの依存関係の中で、セキュリティ上のリスクがあるものを3つ挙げて最新版へのアップデート手順も教えて”

この例では、package.jsonの内容をパイプで渡し、一度のコマンドで包括的な分析を得ています。スクリプト化にも最適です。

find . -name “*.js” -type f

head -20
短縮コマンド 実際の意味
review このファイルのコードレビューを実施し、バグ・パフォーマンス問題・セキュリティリスクを指摘し、改善案をdiffフォーマットで提示して
test このコンポーネントの包括的なユニットテストをJest + React Testing Libraryで作成し、edge caseも網羅して
docs このコードの詳細なJSDocコメントを追加し、使用例も含めて

この設定により、単に「review」と入力するだけで、詳細なコードレビュー指示が実行されます。実際に試したユーザーからは、作業効率が3倍以上になったとの報告もあります。

みんなが困っている!リアルな現場トラブルと即効解決法

理論だけでなく、実際にユーザーが遭遇する具体的な問題とその解決策を、体験ベースで紹介します。

トラブル1長い出力が途中で切れてしまって全文が見れない問題

Geminiが長い回答を生成すると、途中で表示が切れてしまうことがあります。これは意図的な省略機能なのですが、初心者は「バグか?」と混乱します。

即効解決法Ctrl+Pキーを押してください。このキーボードショートカットは、長い応答の自動省略を無効にし、完全な出力を表示するモードに切り替えます。公式ドキュメントには「truncation(切り詰め)を無効化」と記載されていますが、日本語で理解している人は少ないようです。

あるいは、最初から/chat shareコマンドで出力をファイルに保存してしまう方法も確実です。特に、コード生成やドキュメント作成など、後で参照したい内容の場合は、この方法がおすすめです。

トラブル2Geminiが作成したファイルがどこに保存されたかわからない

初心者が必ず遭遇するのが、「Geminiがファイルを作ったと言ってるのに見つからない!」という問題です。実は、Geminiは現在のカレントディレクトリにファイルを作成します。

即効解決法!pwdと入力して現在位置を確認してください。予想外のディレクトリにいることがよくあります。正しい場所でGeminiを起動したい場合は、作業したいディレクトリでcdコマンドを使って移動してから、geminiコマンドを実行しましょう。

また、Geminiに「作成したファイルのフルパスを教えて」と聞けば、正確な場所を教えてくれます。これが一番確実です。

トラブル3ファイル編集を承認したらプロジェクトが壊れた

これは本当に怖い体験です。Geminiの提案を軽い気持ちで承認したら、重要なコードが書き換えられてしまい、プロジェクトが動かなくなった——。実際にあった話です。

即効解決法まず、常に–checkpointingオプションを有効にしましょう。gemini –checkpointingで起動すると、すべてのファイル変更前に自動的にバックアップが取られます。問題が起きたら、/restoreコマンドで直前の状態に戻せます。

さらに安全を期すなら、Gitを使っているプロジェクトでは、Geminiに作業させる前に必ずコミットしておく習慣をつけてください。何かあっても、git reset –hardで元に戻せます。

プロの開発者は、YOLOモード(–yoloオプション、すべて自動承認)を使う際は、必ずサンドボックス環境(–sandboxオプション)と組み合わせています。これなら最悪の場合でも本番環境には影響しません。

トラブル4会話が長くなりすぎてGeminiの応答が遅くなる

長時間の対話を続けると、徐々にGeminiの応答が遅くなったり、文脈がおかしくなったりします。これはコンテキストウィンドウの限界に近づいているサインです。

即効解決法/compressコマンドを使いましょう。このコマンドは、それまでの会話履歴をAIに要約させ、その要約で元の履歴を置き換えます。トークン数を大幅に削減しながら、重要な文脈は保持されます。

実際の使用感としては、20回以上のやり取りを重ねたあたりで一度compressすると、速度が体感できるほど改善されます。ただし、細かい会話のニュアンスは失われるため、重要な議論の最中ではなく、区切りの良いタイミングで実行するのがコツです。

トラブル5APIキー認証とOAuth認証のどっちを選べばいいかわからない

初回起動時に認証方法を選ぶ画面で、多くの人が迷います。結論から言うと、個人利用なら迷わずOAuth(Login with Google)を選んでください

理由は明確で、OAuth認証は設定が簡単な上、Googleアカウントのセキュリティ機能がそのまま使えます。一方、APIキー認証は、キーの管理が必要で、誤って公開リポジトリにコミットしてしまうリスクがあります。

ただし、企業で使う場合や、CI/CD環境での自動化を考えているなら、APIキーまたはVertex AIでの認証が適しています。特にVertex AIを選ぶと、入力したプロンプトがモデルの再トレーニングに使われないという保証が得られるため、機密情報を扱う企業には必須です。

ぶっちゃけこうした方がいい!

長々とスクロール問題やプロンプトテクニックを解説してきましたが、個人的な経験から言わせてもらうと、結局のところ大事なのは「普段使い」の環境をどれだけ快適にするかなんですよね。

正直、マウスホイールが効かないとかスクロールバーが動かないとか、最初はイライラします。でも実際に数週間使い込んでみると、キーボードショートカットだけで操作する方が圧倒的に速いことに気づくんです。PageUp/PageDownに慣れてしまえば、むしろマウスに手を伸ばす時間がもったいなく感じるようになります。

それより何より、GEMINI.mdをしっかり設定しておくことの方が100倍重要です。これをやってないのにGeminiが使いにくいって文句言うのは、スマホの予測変換を一度も学習させずに「変換候補がイマイチ」って言ってるようなものです。ぶっちゃけ、最初の30分でGEMINI.mdを丁寧に書くだけで、その後の数ヶ月が劇的に快適になります。

あと、みんな案外知らないんですけど、Gemini CLIは起動ディレクトリが超重要なんですよ。プロジェクトルートで起動してるのか、サブディレクトリで起動してるのかで、読み込まれるGEMINI.mdが変わってきます。「なんか今日のGemini、いつもと違うな?」って思ったら、大体ディレクトリが間違ってます。/aboutコマンドで現在のプロジェクトルートを確認する癖をつけるといいですよ。

個人的には、スクロール問題で困ってる時間があったら、その時間を使ってショートカットプロンプトを5個でも仕込んだ方が生産的だと思います。「review」って打つだけで詳細なコードレビューが走る環境を作っておけば、スクロール操作なんて些細な問題に感じるはずです。

最後にもう一つ。会話履歴が消える問題、これマジで焦りますよね。でも冷静に考えてみてください。本当に大事な内容って、そもそも手元にコード化されて残ってるはずなんですよ。Geminiとの会話自体を保存しようとするんじゃなくて、Geminiに生成させた成果物をGitでちゃんと管理する。それが本質です。会話ログじゃなくて、実際のコードやドキュメントを残す。そういう使い方にシフトすると、履歴消失への恐怖もなくなります。

結論、Gemini CLIは確かに完璧なツールじゃありません。でも、正しい使い方と設定さえ理解すれば、間違いなく開発体験を10倍良くしてくれるツールです。スクロール問題も、GEMINI.mdの設定も、最初の学習コストだと思って乗り越えちゃってください。その先には、AIを自分の手足のように操る新しい開発スタイルが待ってますから。

Geminiスクロールできないに関する疑問解決

Gemini CLIでマウスホイールが全く反応しない時の最速解決法は?

最も確実なのはPageUpキーとPageDownキーを使う方法です。これらのキーは環境に関係なくほぼ確実に動作します。マウス操作にこだわる場合は、使用しているターミナルエミュレータを変更することも検討してください。Windows Terminalや標準的なPowerShellでは比較的安定して動作します。

会話履歴が途中から消えてしまった場合、復元できますか?

残念ながら、一度消えた履歴を完全に復元することは困難です。ただし、Gemini自体は内部的に記憶している場合があるため、「先ほど話していた〇〇について詳しく教えて」と質問すると、消えた内容について答えてくれることがあります。今後の対策として、重要な会話は/chat shareコマンドで定期的にエクスポートすることを強くお勧めします。

VSCode統合ターミナルでスクロールバーが使えない問題は解決されていますか?

2026年1月時点では、この問題は完全には解決されていません。GitHubでは「possible-duplicate(重複の可能性)」や「priority/p2(重要だが将来のリリースで対応)」というラベルが付けられており、継続的な対応が予定されています。現時点での実用的な対処法は、外部の独立したターミナルウィンドウでGemini CLIを起動することです。

/quitで終了するとスクロールできるようになるのはなぜですか?

Gemini CLIは動作中、ターミナル全体の制御を取得してリッチなユーザーインターフェースを提供しています。これが終了すると、ターミナルは通常の状態に戻り、標準的なスクロールバッファ機能が復活します。技術的には、CLIが「代替画面バッファ」というモードを使用しており、終了時に元の「通常画面バッファ」に戻るためです。

JetBrains IDEで画面が勝手に最上部にスクロールする問題はどう対処すればいいですか?

この問題は現在開発チームが優先度P1で対応中です。暫定的な対処法として、JetBrains IDEのターミナル設定で「Scroll to bottom on output」関連のオプションを調整するか、より確実な方法として、JetBrains IDE外の独立したターミナルでGemini CLIを使用することをお勧めします。

tmux内でGeminiを使うと応答が見えなくなるのですが、どうすれば良いですか?

tmuxのマウスモードをオフにする(set -g mouse off)か、tmuxのコピーモード(Prefix + [)を活用してください。コピーモードに入れば、Geminiの動作に影響を与えずに自由にスクロールできます。また、必要に応じてtmuxのペインサイズを大きくすることで、表示される会話の量を増やすこともできます。

Gemini CLIの最新バージョンにアップデートすればスクロール問題は解決しますか?

残念ながら、最新版にアップデートしても環境によっては問題が残る場合があります。v0.15以降ではPageUp/PageDownキーによるスクロールが確実に動作するようになったため、アップデートはお勧めしますが、マウスホイールの問題や環境固有の症状は完全には解決していません。npm update -g @google/gemini-cliコマンドで最新版に更新できます。

会話の途中で画面をクリアしてもGeminiは過去の文脈を覚えていますか?

はい、/clearコマンドやCtrl+Lで画面をクリアしても、Geminiの内部メモリは保持されます。視覚的な表示がリセットされるだけで、会話の文脈は継続されます。ただし、視覚的に確認できなくなるため、後で見返したい重要な情報がある場合は、クリアする前に/chat shareで保存するか、外部にコピーしておくことをお勧めします。

まとめ

Gemini CLIのスクロール問題は、2025年11月のアップデート以降多くのユーザーを悩ませていますが、適切な対処法を知っていれば十分に対応可能です。マウスホイールが効かない場合はPageUp/PageDownキーを活用し、環境によっては/quitでの一時終了Ctrl+Fでのフォーカス切り替えが有効です。

会話履歴の消失問題については、重要な内容は/chat shareコマンドで定期的にエクスポートし、Googleアカウントのアクティビティ設定で保存期間を最長にしておくことが重要です。VSCodeやJetBrains IDEでの問題には環境固有の対処が必要で、場合によっては外部ターミナルの使用が最も確実な解決策となります。

開発チームは継続的に改善を進めており、将来的にはより安定したスクロール体験が提供される見込みです。それまでは、この記事で紹介した対処法を組み合わせて活用することで、Gemini CLIを快適に使い続けることができるでしょう。

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