「Gemini CLIアップデート通知が出たけど、どうやってアップデートするの?」と悩んでいるあなたへ。実は、Obsidianなどのアプリから直接アップデートしようとすると、ほぼ確実に失敗してしまうんです。筆者も何度も同じ失敗を繰り返して、その度に「あ、コマンドプロンプトからやるんだった!」と気づく始末。この記事は、その後悔を繰り返さないために書いた、自分用かつ全員向けの完全ガイドです。正しい手順を知ると、たった3分でアップデート完了!次からは迷わずにすぐ対応できるようになります。
- Obsidianやその他のアプリではアップデートできない理由と正しい対応場所を理解する。
- Windowsコマンドプロンプトでのアップデートコマンド実行から確認まで、失敗しない全手順を習得する。
- EBUSY、コマンド認識エラーなど、よくあるトラブルの原因と解決策を完全網羅する。
- なぜGemini更新ができないのか?その根本原因を徹底解説
- Obsidianでアップデートが失敗する理由と、実はやってはいけないこと
- 完全版!Gemini CLIを正しくアップデートする7つのステップ
- Gemini更新できないときに出るよくあるエラーと対応策
- 実際の画面を見ながら、アップデート成功の瞬間を確認
- Obsidian上でアップデート通知が再び出ないようにするための予防策
- Gemini CLIアップデート前後で設定すべき重要な環境変数と正確な確認方法
- npm更新とNode.jsバージョンの互換性が引き起こす深刻な問題
- npm install後に出る「deprecated」警告は無視してもいいのか
- Windowsファイアウォールやセキュリティソフトがnpmをブロックしているかどうかの判定方法
- npm registry接続エラーが出た場合の代替レジストリ設定
- 複数のプロジェクト間でのGemini CLIバージョン管理のベストプラクティス
- アップデート失敗時のロールバック方法と旧バージョンへの戻し方
- cacheクリア以外で本当に効果的なトラブルシューティングコマンド群
- タスクスケジューラでGemini CLIの定期アップデートを自動化する方法
- PowerShellとコマンドプロンプトの使い分けによるアップデート成功率の向上
- npmのタイムアウト設定調整によるアップロード失敗の回避
- Gemini CLI特有の設定ファイル更新とアップデート後の初期化
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- まとめ
なぜGemini更新ができないのか?その根本原因を徹底解説

AIのイメージ
Gemini CLIを使っていて、「Gemini CLI update available!」というメッセージが画面に表示された瞬間、誰もが「自動でアップデートしてくれるのかな」と期待します。特に黄色い文字で「Attempting to automatically update now…」と書かれているのを見ると、もう自動処理が始まっているはず、と思い込んでしまうんですよね。
しかし、残念ながらObsidian上のTerminalプラグインやその他のアプリケーション内コマンド画面からは、ほぼアップデートが成功しません。なぜなら、アプリケーション内で実行するコマンドは、Node.jsやnpm本体の環境設定にまでアクセスできないからです。つまり、アプリケーションはあくまで「Node.js環境の利用者」に過ぎず、システムレベルでのパッケージ管理まで操作する権限がないわけです。
2026年1月現在、Gemini CLIの最新バージョンはv0.24.0に到達しており、実験的なAgent Skillsサポートやターミナル背景色の自動検出、Windowsクリップボード画像のペースト機能など、様々な新機能が次々と追加されています。これらの新機能を活用するためには、正しいアップデート手順が絶対に必要なのです。
Obsidianでアップデートが失敗する理由と、実はやってはいけないこと
多くの人が陥る罠は、Obsidian上のTerminalプラグインから「npm install -g @google/gemini-cli」を実行するということです。一瞬、進行しているように見えて、最終的にエラーメッセージが表示されます。その時点で「あ、これダメなんだ」と初めて気づくわけです。
実は、この失敗パターンには深い理由があります。Obsidianなどのアプリケーション内で実行されるコマンドは、そのアプリケーションのプロセス内で処理されます。Node.jsやnpmに関する環境設定(特にグローバルパッケージのインストール先)は、WindowsのシステムレベルのPATH環境変数に基づいて決定されるのですが、アプリケーション内のコマンド処理では、この環境情報が正しく反映されていないことが多いのです。
つまり、一度Obsidianなどのアプリを閉じて、WindowsのネイティブなコマンドプロンプトやPowerShellで直接操作する必要があります。これがGemini更新できない問題を解決するための最初の重要なステップなのです。
完全版!Gemini CLIを正しくアップデートする7つのステップ
ステップ1アプリケーションの完全な終了確認
アップデート前に、Obsidianやその他のGemini CLIを使用しているすべてのアプリケーションを閉じます。ここが最も重要なポイントです。
バックグラウンドで動作している場合もあるので、Windowsのタスクマネージャーを開いて、関連するプロセスが本当に終了しているかを確認します。特に気をつけるべきは、複数のターミナルウィンドウやVisual Studio CodeなどのIDE内で実行されている可能性です。確認漏れがあると、後ほどEBUSYエラーが出て、結局やり直さなければならなくなります。
ステップ2コマンドプロンプトまたはPowerShellの起動
Windowsの検索バーで「cmd」または「コマンドプロンプト」と入力して、コマンドプロンプトを開きます。または、PowerShellを使用することもできます。どちらを選んでも問題ありませんが、PowerShellは若干モダンな機能があるため、PowerShell使用者も増えています。ただし、初心者であれば、従来のコマンドプロンプトの方が分かりやすいでしょう。
ステップ3キャッシュクリア(必要に応じて)
アップデート前にキャッシュをクリアすることで、予期しないエラーを事前に防げます。特に過去に失敗したアップデートがある場合や、長期間アップデートしていなかった場合は、このステップを実行することを強く推奨します。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
npm cache clean –force
このコマンドは、npmが保持している一時的なキャッシュをすべて削除します。「force」フラグは、削除を強制実行するもので、通常は「npm cache clean」より安全です。
ステップ4Gemini CLIのアップデート実行
いよいよメインのアップデートコマンドを実行します。以下のコマンドをコマンドプロンプトに入力します。
npm install -g @google/gemini-cli@latest
または単に
npm install -g @google/gemini-cli
でも構いません。アップグレードは時間がかかることがあるので、気長に待つことが大切です。インターネット速度によっては、数分から数十分かかる場合もあります。
ステップ5バージョン確認でアップデート成功を確認
アップデートが完了したら、本当にアップデートされたかを確認します。以下のコマンドを実行します。
gemini –version
このコマンドで、現在インストールされているGemini CLIのバージョンが表示されます。最新バージョン(現在はv0.24.0以上)が表示されていれば、アップデート成功です!
ステップ6と7エラーが出た場合の対応
ここまでのステップで通常はアップデートが完了します。ただし、環境によってはエラーが出ることもあります。最も一般的なエラーと対応方法を、後述の「よくある質問」セクションで詳しく説明しています。
Gemini更新できないときに出るよくあるエラーと対応策
エラー1EBUSY/4082エラーが出た場合
このエラーが出た場合、Obsidianなどのアプリをすべて閉じても、バックグラウンドでGemini CLIが動作している可能性があります。タスクマネージャーを開いて、node.exeやwscript.exeなどのプロセスが残っていないか確認します。見つかったら強制終了します。
それでもダメな場合は、Windowsを再起動することで、すべてのバックグラウンドプロセスが確実に終了します。再起動後、もう一度アップデートコマンドを実行します。
エラー2「geminiは内部コマンドまたは外部コマンドとして認識されません」
このエラーが出た場合、npmのグローバルパスがWindowsの環境変数PATHに追加されていないという意味です。以下の対応をしましょう。
まず、Windowsのタスクバーの検索で「環境変数」と検索して、「環境変数を編集」を選択します。システムのプロパティウィンドウが開いたら、「環境変数」ボタンをクリックします。
「システム環境変数」の一覧から「Path」を見つけてダブルクリックします。新しいウィンドウが開くので、「新規」ボタンをクリックして、以下のパスを追加します。
C:\Users\\AppData\Roaming\npm
ユーザー名は、自分のWindowsアカウント名に置き換えてください。追加したら「OK」をクリックして設定を保存します。その後、コマンドプロンプトを再起動すれば、「geminiコマンドが認識されない」エラーは解決します。
実際の画面を見ながら、アップデート成功の瞬間を確認
アップデートが成功した場合、コマンドプロンプトの画面には、最後に「up to date」または「added x packages」といったメッセージが表示されます。このメッセージが出たら、アップデートは完全に完了しています。
実際のバージョン確認コマンドの結果として、「Gemini CLI v0.24.0」などと表示されれば、確実に最新版がインストールされている状態です。
Obsidian上でアップデート通知が再び出ないようにするための予防策
毎回アップデートの通知が出るたびに、同じ対応をするのは面倒ですよね。次からは迷わないように、この記事をブックマークしておくことをお勧めします。また、アップデートを定期的に実施(例えば月に1回)することで、バージョン差の大きなジャンプを避けることもできます。
さらに、Gemini CLIの設定ファイル(settings.json)に自動アップデートを無効にする設定を入れることもできます。ただし、セキュリティアップデートなど重要なバージョンアップの場合は、手動で対応する必要があります。
Gemini CLIアップデート前後で設定すべき重要な環境変数と正確な確認方法

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多くのユーザーがアップデート後に「コマンドが認識されない」というエラーに遭遇する根本原因は、NODE_PATHやPATH環境変数の設定が不完全または重複しているからです。単に「C:\Users\\AppData\Roaming\npm」をPATHに追加するだけでは不十分な場合があります。
アップデート前に確認すべき環境変数は、以下の4つです。コマンドプロンプトで下記のコマンドを実行して、現在の設定を把握しましょう。
npm config get prefix – npmのグローバルインストール先を確認
このコマンドで表示される結果が「C:\Users\\AppData\Roaming\npm」であれば問題ありません。もし異なるパスが表示される場合は、別の場所にグローバルパッケージがインストールされている可能性があり、このパスをPATHに追加する必要があります。
echo %PATH% – 現在のPATH環境変数をすべて表示
このコマンドで、実際にシステムに登録されているPATHを確認できます。npmのパスが複数回登録されていないか、古いパスが残っていないか確認します。重複があると、コマンド実行時に予期しない動作をすることがあります。
npm list -g – グローバルにインストールされているパッケージを一覧表示
このコマンドで、Gemini CLIが実際にグローバルにインストールされているか確認できます。アップデート後に「geminiコマンドが見つからない」という状況が出た場合、実はインストールされていない可能性もあるからです。
where gemini – geminiコマンドの実際の格納場所を特定
WindowsのwhereコマンドはLinuxのwhichに相当し、コマンドの正確な場所を特定できます。複数の場所に同じコマンドが存在する場合、最初に見つかった方が使用されます。
npm更新とNode.jsバージョンの互換性が引き起こす深刻な問題
一般的には知られていませんが、Gemini CLIのアップデートに失敗する原因の30%は、実はNode.jsのバージョンが古すぎるというケースです。2026年現在、Gemini CLIが要求するNode.jsの最小バージョンはv18.0.0以上です。
アップデート前に、以下のコマンドで自分のNode.jsバージョンを確認しましょう。
node –version
v16以下が表示された場合は、Gemini CLIをアップデートする前に、まずNode.js自体をアップデートする必要があります。これを無視してアップデートすると、「インストールには成功したが、実行時にエラーが出る」という厄介な状況に陥ります。
Windows環境でNode.jsをアップデートする最も安全な方法は、公式インストーラーをダウンロードして実行することです。nvm-windowsを使用している場合は、以下のコマンドで最新バージョンに切り替えられます。
nvm list available – 利用可能なNode.jsバージョンを表示
nvm install latest – 最新バージョンをインストール
nvm use – インストール済みバージョンに切り替え
Node.jsのバージョンを更新した後、必ずコマンドプロンプトを再起動してから、Gemini CLIのアップデートを実行してください。これにより、新しいNode.js環境でnpmが動作するようになります。
npm install後に出る「deprecated」警告は無視してもいいのか
Gemini CLIをアップデートする際、コマンドプロンプトに「npm WARN deprecated」というメッセージが大量に表示されることがあります。これを見た多くのユーザーは「何か失敗している?」と不安になります。
実は、このメッセージは「警告」であって「エラー」ではありません。つまり、アップデートは成功しているけれど、使用されているパッケージの一部が新しいバージョンで廃止予定だという意味です。Gemini CLIの機能には影響しません。
一方、「npm ERR!」というメッセージが出た場合は、本当にエラーが発生しており、アップデートが失敗しているという意味です。この場合は、エラーメッセージをよく読んで、対応する必要があります。
deprecatedの警告を完全に排除したい場合は、npm自体をアップデートすることで、古いパッケージの依存関係を自動的に解決できます。
npm install -g npm@latest
このコマンドでnpm自体を最新版に更新してから、もう一度Gemini CLIのアップデートを実行してみてください。
Windowsファイアウォールやセキュリティソフトがnpmをブロックしているかどうかの判定方法
実は、npm更新エラーの原因が、Windowsファイアウォールやアンチウイルスソフトによるブロックである場合が多いことをご存知ですか?これは特に企業のパソコンで発生しやすい問題です。
アップデートが異常に遅い、または途中で止まってしまう場合は、以下の対応を試してみましょう。
まず、Windowsをセーフモードで起動して、アップデートコマンドを再度実行します。セーフモード起動時は、ほとんどのセキュリティソフトが無効化されるため、それでも失敗する場合は、セキュリティソフトが原因ではない可能性が高いです。
次に、アンチウイルスソフトの一時的な無効化を試してください。ただし、本当に必要な場合のみにしましょう。セキュリティの観点からは、むしろnpm自体をアンチウイルスソフトの除外リストに追加する方が安全です。
Windowsのファイアウォールでnpmをブロックしているかどうかを確認するには、以下の手順を実行します。
Windowsスタートメニューで「ファイアウォール」と検索して、「Windowsディフェンダーファイアウォール」を開きます。左側の「詳細設定」をクリックして、「受信規則」や「送信規則」で「npm」や「node」が無効化されていないかを確認します。
npm registry接続エラーが出た場合の代替レジストリ設定
稀ですが、npm公式レジストリの接続に失敗して、アップデートできないというケースがあります。これは、インターネットの不具合、DMCの問題、または地理的要因による場合もあります。
その場合は、以下のコマンドで代替レジストリを設定することで、解決できる可能性があります。
npm config set registry https://registry.npmjs.org/
これはデフォルト設定ですが、明示的に設定し直すことで、キャッシュされた古い設定が上書きされます。
さらに、中国や一部のアジア地域でアクセス速度が遅い場合は、以下のミラーレジストリを使用することができます。
npm config set registry https://registry.npmmirror.com/
ただし、ミラーレジストリを使用する場合は、公式レジストリとの同期が若干遅れる可能性があるため、最新バージョンがすぐに利用できない場合もあります。アップデート後は、必ず公式レジストリに戻すことをお勧めします。
複数のプロジェクト間でのGemini CLIバージョン管理のベストプラクティス
複数のプロジェクトを管理している場合、プロジェクトごとに異なるバージョンのGemini CLIを使用したいというニーズが出てくることがあります。グローバルインストール(-gフラグ)は、システム全体で1つのバージョンのみですが、プロジェクトローカルインストール(-gフラグなし)の方法もあります。
npm install @google/gemini-cli –save-dev
このコマンドで、特定のプロジェクトディレクトリのpackage.jsonにGemini CLIを依存関係として追加できます。このプロジェクト内でのみ、異なるバージョンを使用できます。
ただし、Gemini CLIのようなコマンドラインツールはグローバルインストールが推奨されているため、通常はこの方法を使用することはありません。むしろ、グローバルバージョンを常に最新に保つ方が管理が簡単です。
アップデート失敗時のロールバック方法と旧バージョンへの戻し方
アップデート後に、「新しいバージョンで何か動作がおかしい」と感じた場合、旧バージョンに戻したいということもあるでしょう。
Gemini CLIを特定バージョンにダウングレードするコマンドは以下の通りです。
npm install -g @google/gemini-cli@0.23.0
バージョン番号を指定することで、任意の過去バージョンをインストールできます。2026年1月時点での安定版はv0.23.0です。もし最新版で問題が出た場合は、このコマンドで前の安定版に戻すことができます。
ただし、ダウングレード後は、新しいバージョンで修正されたセキュリティバグに露出することになるため、根本的な問題解決を優先し、なるべく早く最新バージョンに戻す方が安全です。
cacheクリア以外で本当に効果的なトラブルシューティングコマンド群
前述のキャッシュクリアコマンドの他に、npm特有のトラブルシューティング用コマンドがあります。これらは、より深刻な環境破損に対応するものです。
npm verify – npmのインストールが正しく行われているかを検証
このコマンドは、npmの内部構造が破損していないかを確認します。特に強制終了やシステムクラッシュでアップデートが中断された場合に有効です。
npm ci –prefer-offline – clean installを実行(プロジェクト内のみ)
これは、package-lock.jsonに基づいて完全に新しいnode_modulesをインストールします。プロジェクト固有の依存関係の問題を解決します。
npm audit fix – セキュリティ脆弱性を自動修復
古いパッケージに脆弱性がある場合、これで自動的に安全なバージョンにアップデートされます。
npm dedupe – 重複したパッケージの削除と最適化
長期間使用していると、node_modules内に重複したパッケージが蓄積することがあります。このコマンドで最適化できます。
タスクスケジューラでGemini CLIの定期アップデートを自動化する方法
毎回手動でアップデートするのは面倒だ、という方向けに、Windowsのタスクスケジューラを使用して、自動的にアップデートを実行する方法があります。
まず、以下の内容を含むバッチファイル(.bat)を作成します。
@echo off
cd /d %TEMP%
npm install -g @google/gemini-cli@latest
echo Gemini CLI updated at %date% %time% >> C:\Users\\gemini_update.log
exit /b 0
このファイルを「gemini_update.bat」という名前で保存します。その後、Windowsのタスクスケジューラを開いて、新しいタスクを作成し、このバッチファイルを月1回実行するようにスケジューリングできます。
ただし、自動アップデートには新しいバージョンで不具合が出た場合、その影響がシステム全体に広がるというリスクがあります。重要なプロジェクトを抱えている場合は、まずテスト環境で検証してから本番環境にアップデートする方が無難です。
PowerShellとコマンドプロンプトの使い分けによるアップデート成功率の向上
実は、PowerShellとコマンドプロンプトでは、npm実行時の環境変数の解釈が微妙に異なることをご存知ですか?
PowerShellは、より新しい機能を備えており、環境変数の処理がより厳密です。一方、コマンドプロンプトは、従来の方式を踏襲しており、互換性が高いです。
もしコマンドプロンプトでアップデート失敗が出た場合は、PowerShellで試してみる価値があります。その逆も然りです。
PowerShellでの実行時は、以下のコマンドで実行ポリシーを確認してください。
Get-ExecutionPolicy
「Restricted」が表示された場合は、スクリプト実行が制限されているため、以下のコマンドで解除できます。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser
ただし、セキュリティ上の懸念がある場合は、このコマンドは避けてください。
npmのタイムアウト設定調整によるアップロード失敗の回避
インターネット接続が不安定な環境では、npm操作がタイムアウトして失敗することがあるため、タイムアウト時間を延長する設定があります。
npm config set fetch-timeout 300000
このコマンドで、タイムアウト時間を300秒(5分)に延長できます。デフォルトは120秒です。特に低速インターネット環境や、大規模なパッケージを扱う場合に有効です。
同様に、リトライ回数も増やすことができます。
npm config set fetch-retry-mintimeout 10000
npm config set fetch-retry-maxtimeout 120000
これらの設定により、一時的なネットワーク障害による失敗に対する耐性が強化されます。
Gemini CLI特有の設定ファイル更新とアップデート後の初期化
Gemini CLIは、ユーザーの設定を~/.gemini/settings.jsonに保存します。アップデート後、このファイルが古い形式のままだと、新機能が正常に動作しない場合があります。
アップデート完了後、Gemini CLIを一度実行して、設定ファイルを最新形式に自動更新させることをお勧めします。
gemini
このコマンドで対話型モードが起動し、初期セットアップが実行されます。その後、新機能が完全に有効になります。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで、Gemini CLIアップデートの様々なテクニックとトラブルシューティング方法を説明してきましたが、個人的にぶっちゃけこうした方が楽で効率的だと思う方法があります。
それは、毎月第一日曜日の朝、必ずアップデートを実行するという習慣をつけることです。なぜなら、アップデートは予期しない時に出現する突然のエラーよりも、計画的に対応する方が圧倒的にストレスがないからです。
さらに、アップデート前に必ず以下の3つの確認をする習慣をつけましょう。
1つ目は、「node –version」でNode.jsバージョンを確認すること。これによって、新しいGemini CLIが動作する環境かどうかを事前に判定できます。もし古い場合は、Node.jsのアップデートから始めます。
2つ目は、「npm list -g | grep gemini」で現在のバージョンを記録すること。もし何か不具合が出た時に、どのバージョンで問題が発生したかが明確になります。
3つ目は、インターネット接続速度の確認です。スピードテストで100Mbps以上の接続があれば、アップデートは数分で完了します。もし遅い場合は、別の時間帯に実行します。
実は、ほとんどのアップデート失敗は「準備不足」が原因です。アプリを閉じる、バージョンを確認する、という基本的な手順を丁寧に実行するだけで、失敗率は劇的に低下します。
そして、エラーが出たら、焦らず「エラーメッセージに何が書いてあるか」を読むことです。npmのエラーメッセージは非常に丁寧で、大抵の場合、何が問題かと、どう解決するかが明確に書かれています。
最後に、アップデートはシステムの安定性を高めるための投資だと捉えることが大切です。新機能の追加だけでなく、セキュリティ脆弱性の修正も含まれています。面倒に感じるかもしれませんが、3分程度の手間で、その後のセキュリティリスクを大幅に軽減できるなら、それは十分に価値のある行動だと思いませんか?


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