「Geminiって気になるけど、どこから始めればいいの?」「設定が難しそうで踏み出せない」そんな気持ち、すごくよくわかります。AIツールが話題になるたびに、設定の煩雑さや使い方のわからなさで諦めてしまった経験がある方は少なくないはずです。でも、実はGeminiの初回設定はとても簡単で、スマートフォンでもパソコンでも5分もあれば使い始めることができます。
しかも2026年に入ってからGeminiは大幅に進化し、Gemini 3 Flashが標準モデルとして採用され、無料ユーザーでもかなりのことができるようになりました。この記事では、iPhoneユーザーもAndroidユーザーも、そしてWindowsパソコンでGemini CLIを使いたい方も、全員が迷わず使い始められるよう、2026年2月時点の最新情報をもとに丁寧に解説します。
- iPhone・Android・Windows(CLI)それぞれのGemini初回設定手順を一記事で網羅
- 2026年最新アップデートで追加された注目機能と、初回設定後すぐに試すべき設定
- プライバシー設定やオプトアウトなど、使う前に知っておきたい重要なポイント
- そもそもGeminiとは?2026年現在の実力を正直に話します
- iPhoneでのGemini初回設定方法を丁寧に解説します
- Androidでのデフォルトアシスタント切り替えと初回設定
- Windows・MacでのGemini CLI初回設定方法
- 初回設定後にすぐ試してほしい!2026年注目の活用設定
- 無料プランと有料プランの違いを正直に比較します
- Geminiだからこそできる!設定直後から使える厳選プロンプト集
- 現実でよく体験するのに、どうしたらいいかわからない!Gemini設定・使用中のリアルな問題と解決策
- Geminiを使い続けるために知っておくべきセキュリティとプライバシーの現実
- Geminiの設定後に絶対やるべき「初期カスタマイズ」チェックリスト
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Geminiの初回設定方法に関するよくある疑問を解決します
- まとめGeminiの初回設定は今すぐできる!迷わず一歩を踏み出しましょう
そもそもGeminiとは?2026年現在の実力を正直に話します

AIのイメージ
GeminiはGoogleが開発したAIアシスタントで、もともとはBardという名前で提供されていました。2024年にGeminiとしてリブランドされ、2026年に入ってからは「AIオペレーティングシステム」と呼んでも過言ではないほどの機能を持つプラットフォームへと進化しています。
2026年1月には「Personal Intelligence(パーソナルインテリジェンス)」という注目機能がベータ版で登場しました。これはGmailやGoogleフォト、YouTubeなどのGoogleアプリとGeminiを連携させることで、あなたの個人的な文脈を理解した上で回答してくれる仕組みです。たとえば「先週届いたプロジェクトの見積もりメールをまとめて」と頼めば、実際の受信トレイから情報を引っ張ってきて要約してくれます。もちろん、この連携は任意でオプトインする形式なので、プライバシーが心配な方は使わなくても全く問題ありません。
さらに2026年2月17日には、AndroidでGeminiがスプリットスクリーンモード(画面分割)に対応したことが発表されました。他のアプリを使いながら画面の半分にGeminiを表示できるようになり、メールを書きながらリアルタイムで文章の提案を受け取るといった使い方が可能になっています。これは従来の「アプリを行き来する」という煩わしさを解消する、非常に実用的なアップデートです。
現在のGeminiの標準モデルはGemini 3 Flashで、無料プランでも十分な精度の回答が得られます。より高度な機能が必要なら、月額2,900円(Google AI Proプラン)でGemini 3 Proや深層リサーチ機能、動画生成などが使えるようになります。
iPhoneでのGemini初回設定方法を丁寧に解説します
iPhoneでGeminiを使う方法は主に2つあります。専用の「Geminiアプリ」をインストールする方法と、すでに入っている「Googleアプリ」からアクセスする方法です。より快適に使うためには、専用アプリのインストールをおすすめします。
Geminiアプリのインストールと初回ログイン
App StoreでGeminiと検索するか「Google Gemini」で検索すると、Googleが提供する公式アプリが見つかります。2026年2月22日時点のバージョンは1.2026.0662300で、iOS 16.4以上のiPhoneに対応しています。インストール後、アプリを開くと最初にGoogleアカウントへのサインインが求められます。
- App StoreでGoogleのGeminiアプリをダウンロードする(無料)
- アプリを開き、「Googleでサインイン」をタップする
- 使用するGoogleアカウントを選択してサインインを完了させる
- 利用規約と初期設定の確認画面が表示されるので、内容を確認して進む
- 設定完了後、テキストや音声でGeminiに話しかけてみる
サインインが完了したら、画面下部のテキストボックスにキーボードで入力するか、マイクアイコンをタップして音声で話しかけることができます。また「Liveモード」では、カメラや画面を共有しながらリアルタイムで会話することも可能です。
iPhoneでプライバシー設定を確認する方法
初回設定後に必ず確認しておきたいのが位置情報とアクティビティの設定です。Geminiはデフォルトで位置情報を使った回答ができるようになっていますが、精度の高い位置情報の共有が気になる方はiPhoneの「設定」アプリからGoogleを選び、位置情報のアクセス許可を「アプリ使用中のみ」や「なし」に変更できます。
また、GeminiのアクティビティはGoogleアカウントの「マイアクティビティ」に記録されます。これが気になる場合は、Geminiアプリ内の設定メニューから「アクティビティを保存しない」モードに切り替えることができます。ただしこのモードでは、過去の会話が引き継がれなくなる点は覚えておきましょう。
Androidでのデフォルトアシスタント切り替えと初回設定
AndroidスマートフォンはiPhoneと異なり、Geminiをデフォルトアシスタント(ホームボタン長押しや音声起動で呼び出せる機能)として設定できます。2026年現在、Pixel・Samsung・OnePlus・Motorolaなどの主要メーカーの新しいAndroid端末は、出荷時からGeminiがデフォルトアシスタントとして設定されていることが多くなっています。
Androidにおける初回設定の流れ
- Google PlayストアでGeminiアプリをインストールする(プリインストール済みの場合はそのまま)
- アプリを開きGoogleアカウントでサインインする
- デフォルトアシスタントへの切り替えを促す画面が表示されたら「設定する」を選ぶ
- 端末の「設定」→「アプリ」→「デフォルトアプリ」→「デジタルアシスタントアプリ」からGeminiを選択する
- 設定完了後、ホームボタンを長押しするか「Hey Google」と声をかけてGeminiが起動するか確認する
なお、Android 9以前の端末や空きメモリが2GB未満の古い機種ではGeminiが動作しないため、これまで通りGoogleアシスタントが使われ続けます。手元の端末が古い場合は、Webブラウザからgem ini.google.comにアクセスして使うことができます。
Androidスプリットスクリーン機能の使い方
2026年2月にAndroidで使えるようになった画面分割機能は、対応アプリを使用中に「Geminiを開く」というオプションが表示されたらタップするだけで有効になります。メール作成中や書類確認中にGeminiの支援をリアルタイムで受けられるこの機能は、日常業務の効率を大きく上げてくれます。現在は対応アプリが順次拡大中です。
Windows・MacでのGemini CLI初回設定方法
開発者やIT系の仕事をしている方には、ターミナル(コマンドライン)から直接Geminiを操作できるGemini CLIが注目されています。2025年6月にGoogleがオープンソースとして公開したこのツールは、個人利用なら無料で使えます。
Gemini CLIのインストール手順
Gemini CLIを使うにはNode.jsが事前にインストールされている必要があります。以下の手順でインストールと初期設定を行います。
- Node.jsの公式サイトからNode.jsをインストールする(LTS版推奨)
- ターミナル(WindowsはコマンドプロンプトまたはPowerShell)を開く
- 「npm install -g @google/generative-ai-cli」または「npx @google/generative-ai-cli」のコマンドを実行する
- インストール完了後、「gemini」とコマンドを打つと初回起動画面が表示される
- 「Login With Google」を選択し、ブラウザが開いたらGoogleアカウントでログインする
- 認証成功の画面が表示されたら設定完了
Gemini CLIのオプトアウト設定
Gemini CLIの使用統計データの収集を停止したい場合は、設定ファイルを編集します。設定ファイルは「~/.gemini/settings.json」(ホームディレクトリ配下の.geminiフォルダ内)にあります。このファイルに以下の内容を追加または変更することで、使用統計の収集をオフにできます。
設定ファイル内の「usageStatisticsEnabled」という項目を「false」に設定するだけです。Gemini CLIに直接「使用統計のオプトアウト方法を教えて」と聞いてみると、ファイルの場所と書き方を丁寧に教えてくれるので、初めての方はこの方法が一番スムーズです。
初回設定後にすぐ試してほしい!2026年注目の活用設定
Geminiのアカウントを作って終わり、ではもったいないです。初回設定が完了したら、以下の設定を確認することで日々の使い勝手が格段に上がります。
まず試してほしいのがGemini Liveです。テキストを打ち込む代わりに、まるで電話で会話するように自然な言葉でGeminiとやり取りできる機能で、10種類以上の声から好みのものを選べます。面接練習や語学学習、アイデアのブレインストーミングに特に役立ちます。
次に、Workspaceとの連携設定も早めに確認しておきましょう。GeminiアプリのSettingsから「Connected Apps」に進み、Gmail・Googleドライブ・Googleカレンダーなどと連携しておくと、Geminiに「@workspace 来週の予定を確認して」と話しかけるだけでカレンダーの内容を読み上げてくれます。前述のPersonal Intelligence機能もここから有効化できます(2026年2月現在はアメリカのみでのベータ提供)。
そしてGuided Learning(ガイド付き学習)モードも見逃せません。通常の質問に答えるだけでなく、複雑なテーマをステップごとに分解して段階的に理解を深めてくれる教育的なモードです。デスクトップでは「Guided Learning」チップ、モバイルでは「Learn」チップをタップすると起動できます。
無料プランと有料プランの違いを正直に比較します
Geminiを使い始める前に、無料と有料の違いをはっきり理解しておくことが重要です。下記の表で主な違いをまとめました。
| 機能 | 無料プラン | Google AI Pro(月額約2,900円) |
|---|---|---|
| 利用モデル | Gemini 3 Flash | Gemini 3 Pro(高性能) |
| Deep Research(深層リサーチ) | 月5回まで | 無制限 |
| 画像生成 | 基本的な生成のみ | Nano Banana Pro(高品質) |
| 動画生成(Veo) | 非対応 | Veo 3.1 Fastで生成可能 |
| Googleストレージ | 通常容量 | 2TB追加 |
| NotebookLM Pro | 基本機能のみ | Pro機能フルアクセス |
日本の18歳以上の学生は2026年7月まで無料でGoogle AI Proプランを試せるキャンペーンが実施されています。学生の方はぜひ確認してみてください。通常用途であれば、まずは無料プランで十分使えます。慣れてきてから有料プランへのアップグレードを検討するのが賢い選択です。
Geminiだからこそできる!設定直後から使える厳選プロンプト集

AIのイメージ
設定が終わった瞬間から「で、何を聞けばいいの?」と手が止まってしまうのは、Geminiを使い始めた人の8割が通る道です。でも、そこで試行錯誤するのはもったいない。Geminiには他のAIにはないGoogleサービスとの深い連携力という強みがあります。ここではその強みを最大限に活かした、すぐにコピペして使えるプロンプトを場面別にご紹介します。
日常生活を効率化する「使えるプロンプト」5選
まず、Geminiを日常生活で使う上でもっとも実感値が高いのが、曖昧な状況を整理してもらうプロンプトです。頭の中でぐるぐるしていることをそのまま投げかけると、Geminiが驚くほど整理された答えを返してくれます。
プロンプト例①献立提案+買い物リスト生成
「冷蔵庫に鶏むね肉・卵・キャベツ・豆腐・にんにくがあります。今夜と明日の夕食2食分の献立を提案して、必要な追加食材をスーパーで買いやすいカテゴリ別にリスト化してください」
これをただ「夕食の献立を教えて」と聞くのと比べると、回答の質がまるで違います。具体的な食材、日数、出力形式の3点を含めるだけで、Geminiが主婦・主夫レベルのプランニングをしてくれます。
プロンプト例②メール文章の丁寧化
「以下のメモを、取引先の担当者への丁寧なビジネスメールに変換してください。件名も考えてください。【メモ来週の打ち合わせ、火曜14時希望。場所はこちらのオフィスでOKか確認したい。資料は事前に送ってほしい。】」
メールを一から書くのは思った以上に時間がかかります。このプロンプトなら、箇条書きのメモをそのまま貼り付けるだけで、丁寧な文面が30秒で完成します。
プロンプト例③Geminiによる自己診断プロンプト(情報収集前の整理)
「私は○○について悩んでいます。まず私が知るべき重要な情報を5点挙げてから、解決策の選択肢を3つ提案してください。それぞれのメリット・デメリットも教えてください」
これはGeminiの真骨頂です。一方的に答えを出すのではなく、「まず整理、次に選択肢、最後に比較」という構造化された思考フローを指示することで、ぼんやりした悩みが驚くほど整理されます。
プロンプト例④写真を撮って説明させる(スマホのカメラ活用)
スマートフォンのGeminiアプリを使っているなら、カメラで写真を撮りながら「これは何ですか?特徴と使い方を教えてください」と話しかけるだけで、植物・食材・家電・書類・外国語のテキストなどを瞬時に解説してくれます。Google LensとGeminiを合わせたような感覚で、テキスト入力なしに使えるのはGeminiのスマホアプリならではの強みです。
プロンプト例⑤Gemini Liveを使った英語練習プロンプト
Gemini Liveで音声会話を開始したら、「英語のスピーキング練習をしたいです。あなたは英語ネイティブの会話相手として、私の英語に誤りがあれば会話の流れを止めずに最後に優しく修正してください」と話しかけてみてください。従来の英語学習アプリと違い、自分のペースで話題を変えながら練習できるのはGemini Liveだけが持つ自然な会話能力のおかげです。
仕事で差がつく「深い使い方」プロンプト3選
初回設定を終えた後、Geminiを仕事道具として本格活用したい方向けのプロンプトも紹介します。ポイントは「役割を与えること」と「出力形式を指定すること」の2つです。
プロンプト例⑥会議のアジェンダ自動作成
「あなたはプロジェクトマネージャーです。以下のトピックを元に、60分の定例会議のアジェンダを時間配分込みで作成してください。目的Q2の進捗確認と課題の優先順位付け。参加者5名。決定事項と宿題事項の欄も含めてください」
会議のたびにアジェンダを一から作るのは非効率です。このプロンプトテンプレートを保存しておいて、トピックだけ差し替えれば毎回3分以内にアジェンダが完成します。
プロンプト例⑦Deep Researchを使ったリサーチのトリガープロンプト
「2026年の日本における○○市場の現状と今後3年間のトレンドについて、統計データや具体的な事例を含む詳細なレポートを作成してください。信頼性の高いソースを優先し、参考情報も明示してください」
これはGemini有料プランのDeep Research機能と組み合わせると最強になります。無料プランの場合は月5回の制限がありますが、それ以外の日は上記のような詳細プロンプトを使って通常のGeminiに深い調査を依頼することで、かなりの質のレポートが得られます。
プロンプト例⑧「Gem(カスタムAI)」を作るための設定プロンプト
Google AI ProユーザーはGeminiアプリ内で「Gem」と呼ばれる特定用途に特化したカスタムAIを作れます。その初期設定に使うプロンプトの例が「あなたは私の個人トレーナーです。私が今日食べたものを報告したら、タンパク質が目標値(100g)に達しているか確認し、達していない場合は手軽に補える食材を1つだけ提案してください。常に励ましの言葉を添えてください」です。このように一度だけ設定しておくと、毎回同じ説明を繰り返さずに済むのがGemだけの特権です。
現実でよく体験するのに、どうしたらいいかわからない!Gemini設定・使用中のリアルな問題と解決策
ネットで調べても「公式の手順通りにやったのになぜか動かない」「期待した答えが返ってこない」という経験は、誰でも一度はあるはずです。ここからは、実際にGeminiを使い始めた人がぶつかりがちなリアルな壁とその乗り越え方を体験ベースで話します。
「Geminiに聞いたのに的外れな答えが返ってくる」問題
これは圧倒的に多いストレス体験です。「美味しいレストランを教えて」と聞いたら全く関係ない地域の店を紹介されたり、「この文章を直して」と送ったら全部書き直されたりした、という経験はありませんか。
実はこれ、Geminiが悪いのではなくプロンプトの情報が足りないのが9割の原因です。たとえば「美味しいレストランを教えて」なら「東京都渋谷区周辺で、予算3,000円以内の、接待に使えるイタリア料理店を3件教えてください」と書き直すだけで回答の質が劇的に変わります。
また、会話の途中で話題が前の内容に引っ張られていると感じたら、サイドバーの「+ボタン」から新しいチャットを始め直すのが一番手っ取り早い解決策です。前の会話のコンテキストをリセットすることで、Geminiが新鮮な目で回答を生成し直してくれます。
「Geminiの回答が途中で止まる・最後まで表示されない」問題
長文の回答を求めたときに、文章が途中でブツっと切れてしまうことがあります。「あれ、続きは?」と戸惑う人は多いですが、これは回答の下に表示される「続きを表示」または「続行」ボタンをタップするだけで解決します。
もし「続行ボタンが見当たらない」という場合は、チャット欄に「続きを書いてください」とシンプルに入力するだけで再開されます。回答を複数のパートに分けてもらう方法も有効で、最初から「3つのパートに分けて説明してください」と指示しておくと途中停止が起きにくくなります。
「Geminiがインストールされているはずなのにアプリが見つからない」問題
「アプリストアでインストールしたのに、ホーム画面にアイコンがない!」これは特にAndroidユーザーに多い現象です。Geminiは端末の仕様によってはホーム画面ではなくアプリドロワー(全アプリ一覧)の中にあることがあります。まずはホーム画面を上にスワイプして全アプリ一覧を開き、「Gemini」で検索してみてください。
見つかったらそのアイコンを長押しして「ホームに追加」を選べば、次回からホーム画面から直接起動できます。また、Googleアシスタントの設定画面からGeminiへの切り替えが完了していないケースでも、見た目上はアシスタントが起動しているように見えて実はGeminiが動いている、という紛らわしい状態が起こることがあります。設定アプリからデジタルアシスタントの欄を確認しましょう。
「設定直後はうまく動いていたのに、突然使えなくなった」問題
これ、実はGeminiのコミュニティでも頻繁に報告されている現象で、原因のほとんどは以下の3つのどれかです。まずアプリのアップデートによる一時的な不具合で、数時間待てば自然に解決することが多いです。次にGoogleアカウントのセッションが切れていることで、一度ログアウトして再ログインすると復活します。そして3つ目がスマートフォン本体の再起動をしていないことで、これだけで直るケースが想像以上に多いです。
もし上記を全部試してもダメなら、Googleアカウントの「データとプライバシー」設定にアクセスし、GeminiアプリのアクティビティがOFFになっていないか確認してください。アクティビティをオフにしたあとに設定を変更すると、アプリが正常に機能しなくなることが稀にあります。
「パーソナライズ機能を設定したのに、次のチャットで自分のことを覚えていない」問題
実際にGeminiコミュニティでも多く投稿されている悩みで「以前教えた情報(趣味・仕事・好み)が、新しいチャットを開いたら全部リセットされていた」という現象です。これはGeminiの仕様によるもので、チャット間のメモリ(記憶の持ち越し)は有料プランのPersonal Context機能に依存しています。
無料プランの場合は同一チャット内でしか文脈が持続しないため、「毎回説明し直すのが面倒」という方には以下の方法をおすすめします。自分の基本情報(職業、よく使う言語、好みのアウトプットスタイルなど)を短くまとめた「自己紹介テキスト」を作っておき、新しいチャットを始める際に最初にそれをコピペするだけで、同じ体験が再現できます。もしくは前述のGem機能(有料)を活用して「いつも同じ自分の情報を覚えたGem」を作ってしまうのが一番スマートな解決策です。
Geminiを使い続けるために知っておくべきセキュリティとプライバシーの現実
初回設定の記事でよく触れられているのに、実は一番理解されていないのがプライバシーの話です。「便利だけど、自分のデータってどうなってるの?」という不安を放置したまま使い続けるのは、正直もったいない。ここで一度きちんと整理しておきましょう。
Geminiとのチャットは、デフォルト設定では最大72時間保存されます。その後自動削除されますが、アクティビティを「保存する」設定にしていた場合は最大18ヶ月間保存されます。また、Googleの人間レビュアーが品質改善目的でランダムにチャット内容を確認することがあると公式に明記されています。
これが気になる方は、Geminiアプリのメニューから「Geminiアプリのアクティビティ」を選び、「アクティビティを保存しない」モードに切り替えることで、チャット終了後に内容が保存されなくなります。仕事の機密情報や個人の繊細な情報を扱う際は、このモードを必ずONにする習慣をつけてください。
また、職場・学校のGoogleアカウントと個人アカウントを混在させないことも重要です。企業向けワークスペースアカウントでGeminiを使う場合、データの取り扱い規約が通常の個人アカウントとは異なります。会社から支給されたアカウントで個人的なことを相談するのは避けましょう。
Geminiの設定後に絶対やるべき「初期カスタマイズ」チェックリスト
設定を終えたすべての方に向けて、最低限やっておくと後悔しない初期カスタマイズをまとめます。これをやっておくかどうかで、1ヶ月後の使いやすさが大きく変わります。
- Geminiアプリの「設定→Gemini向け指示(Instructions for Gemini)」に、自分の職業・よく使う言語・好みの回答スタイルを入力しておく(例「私はマーケターです。回答は要点を先に述べ、その後詳細を説明してください」)。
- Google Workspaceとの連携(Connected Apps)をONにして、Gmail・カレンダー・Driveとつなぐ。これをしないとGeminiの真の実力の半分しか使えない。
- Gemini Liveを最低1回試す。音声で会話してみると、テキストだけでは気づけなかった活用シーンが見えてくる。
- よく使うプロンプトパターンをGeminiに「このプロンプトを毎回使いやすいよう短縮してください」と頼み、短縮バージョンをメモアプリに保存しておく。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまでの内容を俯瞰してみて、個人的に一番言いたいのはこれです。Geminiを「使える人」と「使えない人」の違いって、実は設定の上手さでも、プロンプトの巧みさでもなくて、「最初に5分だけ、Geminiに自分のことを教えておくかどうか」だけなんですよね。
具体的には、初回設定が終わった直後に「設定→Gemini向け指示」を開いて、「私は〇〇という仕事をしています。回答は常に日本語で、最初に結論を述べてから理由を説明してください。専門用語は使わず、初心者にわかる言葉で話してください」みたいな数行を入力するだけです。これをやっておくだけで、毎回「初心者向けに説明して」「結論から先に言って」と繰り返す手間が永遠になくなります。
もうひとつぶっちゃけると、Geminiで「回答の質が低い」と感じている人の大半は、質問を短く済ませすぎているんです。「献立を教えて」より「冷蔵庫にある食材を使って今夜の夕食を提案して」、「メールを直して」より「取引先向けに丁寧なビジネストーンで修正して、件名も一緒に考えて」と書くだけで、返ってくる答えのレベルが3段階は上がります。プロンプトを長く書くのは面倒に感じるかもしれないけど、一度コツを掴んだら、むしろ短く書くより速く目的の答えが得られるようになります。
結局のところ、GeminiはGoogleが長年かけて構築した検索・メール・カレンダー・地図というエコシステムと直結しているという点で、他のAIには真似できない強みを持っています。その強みを最大限に引き出すカギは、初回設定のたった5分にあります。設定をただ終わらせるのではなく、「自分専用のAIアシスタントを育てる」という感覚で最初の一歩を踏み出すこと、それがGeminiを本当に使いこなすための、もっとも正直なアドバイスです。
Geminiの初回設定方法に関するよくある疑問を解決します
Googleアカウントを持っていないとGeminiは使えないの?
基本的な機能であればGoogleアカウントなしでも一部利用できますが、過去の会話の保存や他のGoogleサービスとの連携、パーソナライズされた回答などはGoogleアカウントへのサインインが必要です。無料でGoogleアカウントを作成できるので、初回設定の前に用意しておくことをおすすめします。なお、Family Linkで管理されているアカウントや13歳未満の方はGeminiを利用できません。
iPhoneでGeminiを設定しようとしたがアプリが見つからない場合はどうする?
Geminiアプリは対応言語や地域によって段階的に展開されています。App Storeの検索で見つからない場合は、まずiPhoneの「設定」→「一般」→「言語と地域」から使用言語が対応言語(日本語を含む)に設定されているかを確認してください。それでも見つからない場合は、Googleアプリ(検索用のGoogleアプリ)をアップデートするとGeminiにアクセスできる場合があります。また、gemini.google.comにSafariでアクセスする方法でも使えます。
Gemini CLIをインストールしたが認証でエラーになる場合の対処法は?
Gemini CLIの認証時にエラーが出る場合、まずNode.jsのバージョンが古すぎないか確認してください。Node.js 18以上を推奨しています。また、会社や学校のネットワーク環境ではファイアウォールがGoogle認証のリダイレクトをブロックしていることがあります。その場合はモバイルデータ通信に切り替えてから認証を試みると解決するケースがあります。認証後は社内ネットワークでも問題なく使えることがほとんどです。
AndroidでデフォルトアシスタントをGeminiに切り替えたら元に戻せる?
はい、いつでも元に戻せます。「設定」→「アプリ」→「デフォルトアプリ」→「デジタルアシスタントアプリ」から、Googleアシスタントに戻すことができます。Googleは当初2025年末にアシスタントを完全終了する予定でしたが、2026年3月まで延長されているため、まだ切り替えに迷っている方は試しながら様子を見ることができます。
GeminiのアクティビティはGoogleに保存されるの?
デフォルトでは、GeminiとのやりとりはGoogleアカウントのアクティビティとして記録されます。これが気になる場合は、Geminiアプリ内またはGoogleアカウントの設定からGeminiアプリのアクティビティをオフにすることができます。Gemini CLIではsettings.jsonの「usageStatisticsEnabled」をfalseに設定することで使用統計の収集を無効化できます。なお、アクティビティをオフにすると会話の継続性がなくなりますが、プライバシーを重視する場合はこちらが安心です。
まとめGeminiの初回設定は今すぐできる!迷わず一歩を踏み出しましょう
Geminiの初回設定は、難しく考える必要はまったくありません。iPhoneならApp Storeからアプリをダウンロードしてサインインするだけ、AndroidならデフォルトアシスタントをGeminiに切り替えるだけ、そしてGemini CLIならnpmコマンド一行でインストールできます。どの方法でも、5分あれば確実に使い始められます。
2026年のGeminiは、無料プランでも十分実用的になっています。Gemini 3 Flashによる高精度な回答、Gemini Liveでのリアルタイム音声会話、そして2026年2月に始まったAndroidの画面分割機能など、日々の生活や仕事を便利にする機能が次々と追加されています。まずは無料で使い始めて、便利さを実感してから有料プランへのアップグレードを検討するのが最もスマートな選択です。
設定が完了したら、まずはGemini Liveで声をかけてみてください。「今日のランチの献立を考えて」「この文章をもっと丁寧な言葉に直して」など、日常の小さな困りごとから使い始めることで、Geminiがどれほど頼もしいAIアシスタントかを実感できるはずです。


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