「Copilot」と検索すると、無料のやつ、Copilot Pro、Microsoft 365 Copilot、Copilot Chat…と名前が似たものがズラッと出てきて、結局どれを契約すればいいのか分からない。私も最初、Microsoftの料金ページを行ったり来たりして、正直うんざりしました。しかも名前と料金がコロコロ変わるので、ネットで見つけた解説が去年の情報だった、なんてことも普通に起きます。
そこでこの記事では、2026年6月時点の公式情報をもとに、ややこしいCopilotの種類を1枚の表でスパッと整理します。あなたが個人なのか会社で使うのかで答えは変わるので、そこも最初にハッキリさせます。
結論:あなたが選ぶべきCopilotはこの3パターン
先に答えを言います。迷ったら、この3つのどれかです。
- お金をかけたくない個人 → 無料のCopilot(サインインだけで使える)
- WordやExcelの中でAIを使いたい個人 → Microsoft 365 Personal / Family / Premium(Copilot内蔵に再編済み)
- 会社で部署・チームに導入したい → Microsoft 365 Copilot(法人向け、前提ライセンスが必要)
ポイントは、「Officeアプリ(Word・Excel・PowerPoint・Outlook)の中でCopilotを動かせるかどうか」が無料と有料の一番大きな分かれ目だということ。ここさえ押さえれば、もう名前に振り回されません。
ぜんぶ載せ:4種類のCopilotを1枚の表で
2026年6月時点の公式情報をベースに整理しました。料金は税込・改定や為替で動くので、契約前に必ず公式ページの最新表示を確認してください。
| 種類 | 対象 | 月額(2026年6月時点・税込) | Officeアプリ内で使える? | 必要なもの |
|---|---|---|---|---|
| 無料のCopilot | 個人 | 0円 | ✕(チャット・Web検索・画像生成・要約のみ) | Microsoftアカウントでサインインするだけ |
| Microsoft 365 Personal / Family / Premium | 個人 | Personal ¥2,130 / Family ¥2,740 / Premium ¥3,200 | ◯(Premium中心に内蔵) | 個人向けMicrosoft 365の契約 |
| Microsoft 365 Copilot Chat | 法人 | 0円(対象M365契約者向け) | △(Webチャット+一部) | 対象のMicrosoft 365契約 |
| Microsoft 365 Copilot(法人) | 法人 | 月払い ¥3,778/ユーザー(年払い相当 ¥3,148、〜6/30割引 ¥2,698、最大300ユーザー) | ◯(Word/Excel/Teams等にフル統合) | 対象のMicrosoft 365ビジネスプランが前提 |
※ 大企業向け(Enterprise)はさらに別プランで、E3・E5などの既存ライセンスが前提になります。法人で本格導入する場合は、Microsoft 365側の契約とのセットで考える必要がある、と覚えておけば大丈夫です。

名前がコロコロ変わる問題:「Copilot Pro」は今どこにいった?
ここが一番つまずきやすいところです。少し前までは、個人が月3,200円ほどで「Copilot Pro」というアドオンを買い足すと、Word・Excel・PowerPointの中でCopilotが使えるようになる、という売り方でした。
ところが2026年6月時点では、Microsoftはこの個人向けCopilot Proの機能を、新しいMicrosoft 365 Premium(¥3,200/月)へ統合する方向に動いています。つまり「Copilot Proを単体で買う」のではなく、「Premiumを契約すればCopilotがついてくる」形に変わってきている、ということ。
なので、2024年や2025年前半の「Copilot Proを契約しよう」という解説記事を見つけても、そのまま鵜呑みにしないでください。個人で今からOfficeの中でAIを使いたいなら、入口はMicrosoft 365 Premium、と考えるのが2026年6月時点では素直です。Microsoftは個人向けプランの構成を頻繁に見直しているので、最終的な名称と料金は申込み画面で必ず確認を。
どれを選ぶ?タイプ別の現実的な答え
迷っている人向けに、ありがちなケースで答えを置いておきます。
「ちょっとAIに調べ物や文章作成を手伝ってほしいだけ」
→ まずは無料のCopilotで十分です。サインインすればチャット・Web検索・画像生成まで使えます。お金を払うのは、物足りなくなってからで遅くありません。
「家計簿のExcelや、子どもの学校の書類づくりをラクにしたい」
→ ここで初めて有料の出番。WordやExcelの中で直接Copilotに頼みたいなら、個人向けMicrosoft 365(Premium中心)を検討する価値があります。
「会社で複数人に入れたい」
→ 無料のCopilot Chatで様子を見つつ、本格運用は法人向けMicrosoft 365 Copilot。ただし前提となるMicrosoft 365ビジネスプランの契約が必要で、料金もユーザー単位なので、人数×月額で見積もると現実が見えます。割引価格は期間限定の場合があるので、社内稟議のタイミングにも要注意です。
よくある質問
Q. 無料のCopilotと有料版、賢さ(回答の質)は違いますか?
A. チャットの基本的な賢さ自体は大きく変わらない、と言われています。違いは「賢さ」より「何と連携できるか」。OfficeアプリやTeams、社内データと深くつながるのが有料版の価値です。
Q. Copilot Proはもう契約できないの?
A. 2026年6月時点では、個人向けの機能はMicrosoft 365 Premiumへの統合が進んでいます。表示が地域やタイミングで異なることもあるため、最新の取り扱いは公式の申込み画面で確認するのが確実です。
Q. 法人向けは前提ライセンスなしでCopilotだけ買えますか?
A. 基本的には対象のMicrosoft 365プランが前提です。Copilotだけを単独で契約する形ではない、と理解しておくと見積もりで混乱しません。詳細は公式の法人向け価格ページをご確認ください。
名前が似ていて混乱するCopilotですが、整理してみると「個人か法人か」「Officeの中で使いたいか」の2軸でほぼ決まります。料金と名称は本当によく変わるので、この記事も2026年6月時点のスナップショットとして読み、最終的な契約は公式の最新表示と各自の判断でお願いします。