MidjourneyとDALL-Eの違いを完全比較!2026年最新版・本当に使えるのはどっちだ?

Midjourney

画像生成AIを使ってみたいけど、MidjourneyとDALL-Eのどちらを選べばいいか迷っている、という人はとても多いです。無料で使えると聞いてDALL-Eを試したものの画質に物足りなさを感じた、あるいはMidjourneyが気になっているけど有料だし英語ばかりで敷居が高そう、そんな悩みを抱えたままツール選びを保留していませんか?

この記事では、2026年2月時点の最新情報をもとに、両ツールの本当の実力を正直に比較します。単なる機能一覧ではなく、「どんな人が・どんな用途で使うべきか」という視点から掘り下げるので、読み終わったときには迷いなく自分に合ったツールを選べるようになっているはずです。

ここがポイント!
  • 画像クオリティ・操作性・料金の3軸で両ツールの本質的な違いを解説。
  • 2026年最新アップデート(Midjourney V7・GPT-Image 1登場)の影響を反映。
  • 初心者・クリエイター・ビジネス利用の3タイプ別に「どちらを選ぶべきか」を明示。
  1. そもそもMidjourneyとDALL-Eは何が違うのか?まず基本から押さえよう
    1. 2026年の最新状況Midjourney V7とGPT-Image 1が登場した影響
  2. 画像クオリティを徹底比較!リアル・アート・イラストそれぞれどっちが上?
    1. リアルな人物・ポートレート写真はMidjourneyが圧倒的
    2. プロンプト通りの正確な画像が欲しいならDALL-Eが有利
    3. イラスト・アニメ・二次元画像はどちらも対応できるが個性が違う
  3. 操作のしやすさと習得コストを比較!初心者はどちらから始めるべきか
    1. 日本語対応の差も見逃せないポイント
  4. 料金プランを正直に比較!コスパで選ぶならどちらか
    1. 無料で始めたいならMicrosoft Copilot(Bing Image Creator)も選択肢に
  5. 用途別のおすすめはどちらか?目的で選ぶための判断基準
  6. Midjourneyでそのまま使えるプロンプト集!用途別に厳選して紹介
    1. リアルな人物・ポートレート写真に使えるプロンプト
    2. コンセプトアート・ファンタジー系のプロンプト
    3. 建築・インテリア・プロダクトデザインのプロンプト
    4. SNS・マーケティング用バナーのプロンプト
  7. Midjourneyを使っていて誰もが一度はぶつかるリアルな問題と、その具体的な解決手順
    1. 問題①手や指がおかしい。6本指や溶けた指になる
    2. 問題②同じキャラクターを別のシーンで描きたいのに毎回顔が変わる
    3. 問題③プロンプトを頑張って書いたのに全然違う画像が出てくる
    4. 問題④Midjourneyで生成した4枚の画像から選ぶのが難しく、毎回どれも帯に短し
    5. 問題⑤画像が「いかにもAIっぽい」仕上がりになってしまう
  8. MidjourneyとDALL-Eを組み合わせた最強ワークフロー
  9. 知っておくと差がつくMidjourneyのマイナーだけど超重要な機能
  10. ぶっちゃけこうした方がいい!
  11. MidjourneyとDALL-Eの比較に関するよくある疑問に答えます
    1. Midjourneyは本当に初心者には難しいですか?
    2. DALL-Eの画質はMidjourneyに追いついてきましたか?
    3. 商用利用する場合はどちらが安全ですか?
    4. Midjourneyを英語が苦手でも使えますか?
    5. 2026年はFLUXというツールも注目されていますが、どう考えればいいですか?
  12. まとめ結局どちらを選べばいいのか

そもそもMidjourneyとDALL-Eは何が違うのか?まず基本から押さえよう

画像生成AIのイメージ

画像生成AIのイメージ

MidjourneyとDALL-Eは、どちらも「テキストで指示を入力すると画像を自動生成してくれるAIツール」という点では同じです。しかし、開発背景も動作の仕組みも、そして目指している方向性も根本的に異なります。

MidjourneyはMidjourney Inc.が開発した独自の画像生成AIで、もともとはDiscordというチャットツール上でしか使えませんでした。2024年以降はブラウザからも利用できるようになりましたが、操作には独自のコマンド体系への理解が必要で、初心者には多少の学習コストがかかります。最大の特徴は「芸術性の高さ」です。同じプロンプトを入力しても、まるでプロのフォトグラファーやコンセプトアーティストが仕上げたような、映画的で情緒的な画像が生成される点で、世界中のクリエイターから圧倒的な支持を得ています。

一方のDALL-Eは、ChatGPTを開発したOpenAIが提供する画像生成AIです。当初は独立したモデルとして存在していましたが、現在はChatGPTに統合される形で提供されており、2025年後半からはGPT-Image 1(GPT-4oベースのモデル)が実質的な後継として機能しています。なお、DALL-E 3のAPIは2026年5月12日に廃止予定であることが公式に発表されており、今後はGPT-Image 1への完全移行が見込まれています。ChatGPTとの自然な会話形式で画像を生成できるため、AIに慣れていない人でも直感的に使えるのが最大の強みです。

2026年の最新状況Midjourney V7とGPT-Image 1が登場した影響

2026年現在、両ツールともに大きな進化を遂げています。Midjourneyはバージョン7(V7)をリリースし、画像生成速度を従来比10倍にする「ドラフトモード」や、音声でプロンプトを入力できる機能が追加されました。ただし、業界内では「V7の品質向上はV6と比較して想定ほど劇的ではない」という声もあり、V6からの継続ユーザーの中には使用感の変化に違和感を覚える人もいるようです。

ChatGPT側では、従来のDALL-E 3に代わりGPT-Image 1が標準モデルとなりました。GPT-4oのマルチモーダル学習を活かした深い言語理解が特徴で、複雑な指示をより正確に画像へ落とし込む能力が大幅に向上しています。ただし、生成速度は依然としてMidjourneyより遅めで、1回に1枚しか生成しない仕様も変わっていません。

また、2026年時点ではFLUXという第三のプレーヤーが急速に台頭しており、プロンプトへの忠実度と生成速度でMidjourneyを上回るという評価も出ています。今後の勢力図が変わる可能性も十分ありますが、現時点でのメジャーな比較対象はやはりMidjourneyとDALL-E(GPT-Image 1)の2強です。

画像クオリティを徹底比較!リアル・アート・イラストそれぞれどっちが上?

最も気になるのはやはり「どちらの画像がきれいか?」という点でしょう。ここでは用途別に具体的な傾向を解説します。

リアルな人物・ポートレート写真はMidjourneyが圧倒的

実写に近いリアルな人物写真の生成においては、Midjourneyが依然として最高水準を維持しています。肌の質感、光の当たり方、毛髪のディテール、目の深みなど、「本物の写真と見分けがつかない」レベルの描写力は他の追随を許しません。日本のブロガーたちによる実際の比較検証でも、「リアルな人物画はMidjourneyのお家芸」という評価が一致しており、DALL-Eの人物画には「AIらしいツルツルした皮膚感」が残りやすいという指摘が多く見られます。

プロンプト通りの正確な画像が欲しいならDALL-Eが有利

一方で、「指示した内容を忠実に画像に反映する」という能力はDALL-E(GPT-Image 1)が優れています。「左側に青いソファを置き、右側の窓から朝日が差し込む和モダンなリビング」といった詳細な指示に対して、ChatGPTとの会話を重ねながら少しずつイメージに近づけていける柔軟性は、Midjourneyにはない強みです。Midjourneyは雰囲気の再現は得意ですが、細かいレイアウトや配置の正確な指定には限界があることが多いです。

イラスト・アニメ・二次元画像はどちらも対応できるが個性が違う

二次元イラストや漫画風の画像については、MidjourneyにはNiji Journeyというアニメ特化モデルが用意されており、精細でバランスの整ったイラストが生成できます。DALL-Eも日本語で「魔法少女風のキャラクター」などと指定すれば的確に応えてくれますが、全体的なバランスや情緒的な深みではMidjourneyのほうが高い評価を受けるケースが多いです。ただし、DALL-Eは指示のニュアンスを掴む精度が高いため、「こういうポーズで」「こういう表情で」という細かいキャラクター指定には強みを発揮します。

操作のしやすさと習得コストを比較!初心者はどちらから始めるべきか

クオリティと同じくらい重要なのが「使いやすさ」です。いくら画質が高くても、使いこなすまでに時間がかかりすぎると実用的ではありません。

DALL-E(ChatGPT)の操作感は、ひとことで言えば「会話するだけでいい」です。ChatGPTに「夕暮れの東京タワーを水彩画風に描いて」と日本語で入力すれば、それだけで画像が生成されます。気に入らなければ「もう少し明るい色調にして」「人物を追加して」と会話を続けるだけで調整できます。プロンプトの書き方を事前に学ぶ必要がなく、AIの知識がゼロの人でも数分で使い始められます。

Midjourneyの操作感は、より「ツールを使いこなす」感覚に近いです。高品質な画像を安定して出すには、プロンプトの書き方(基本的に英語)や、アスペクト比を指定する「–ar 16:9」、スタイル強度を調整するパラメータなどの基礎知識が必要です。最初は試行錯誤が必要ですが、コツをつかんでくると「狙った通りの画像を出せるようになる達成感」が生まれ、多くのユーザーがその魅力にハマっています。

日本語対応の差も見逃せないポイント

DALLEはChatGPT経由で日本語プロンプトに高精度で対応しています。Adobe FireflyやMicrosoft Copilot経由でも日本語が使えるため、英語が苦手な方にとっての敷居は非常に低いです。Midjourneyも技術的には日本語を受け付けますが、英語プロンプトと比べると出力精度が明確に低下するため、実用上は英語での入力が推奨されます。この点は、日本のユーザーにとって無視できない違いです。

料金プランを正直に比較!コスパで選ぶならどちらか

2025年から2026年にかけての最新料金体系を整理します。

比較項目 Midjourney DALL-E(ChatGPT)
無料プラン なし(無料トライアル終了済み) あり(ChatGPT無料版で1日3枚まで)
有料プランの最安値 月額10ドル〜(年払いなら8ドル〜) ChatGPT Plus月額20ドル〜
生成枚数 ベーシックプランで約200枚/月 Plus加入で制限緩和(毎日複数回可能)
商用利用 有料プランのみ可(著作権は曖昧な部分あり) ChatGPT Plusで可(生成者に帰属)
API利用 別途APIプランあり DALL-E 3 APIは2026年5月廃止予定

注目すべきは、MidjourneyはChatGPT Plusより安い月額10ドルから始められる点です。ただし、ChatGPTはすでに他の用途(文章作成・情報調査など)で使っている人が多いことを考えると、追加費用なしで画像生成まで使えるChatGPT Plusは割安感があります。純粋に画像生成だけを目的とするならMidjourneyの単体プランがコスパに優れており、ChatGPTをビジネスで活用しながら画像生成もしたいという方にはChatGPT Plusが向いています。

無料で始めたいならMicrosoft Copilot(Bing Image Creator)も選択肢に

DALL-E 3を完全無料で使う方法として、MicrosoftのBing Image Creatorがあります。Microsoftアカウントさえあれば費用なしでDALL-E 3ベースの画像生成が体験でき、まずは試したいという初心者に最適な入口です。生成枚数や速度に制限はありますが、ツールの特性を把握するには十分な環境が整っています。

用途別のおすすめはどちらか?目的で選ぶための判断基準

両ツールの特徴を理解したうえで、「自分はどちらを選ぶべきか」の判断軸を整理します。

まず、コンセプトアートや感情に訴えかける芸術的な表現を求めるなら、迷わずMidjourneyです。映画のワンシーンのような構図、光と影の劇的な演出、幻想的な世界観の描写など、「見る人を引き込む力」においてMidjourneyは2026年時点でも他の追随を許しません。SNSに投稿する画像、ゲームや小説のビジュアルイメージ、ブランドのムードボードなどはMidjourneyの独壇場です。

次に、正確な情報伝達を目的としたビジネス用ビジュアル—たとえばプレゼン資料の図解、製品のコンセプト画像、説明的なイラストなど—には、DALL-Eが向いています。ChatGPTとの会話で細かいフィードバックを重ねながら修正できる柔軟性と、複雑な指示への高い忠実度は、「正確さ」が求められるビジネスシーンで威力を発揮します。

また、建築やインテリアのコンセプト提案という専門的な用途では、外観パースにはDALL-E(写実性重視)、内装の雰囲気づくりやコンセプトスケッチにはMidjourney(情緒表現重視)という使い分けが業界のプロから推奨されています。どちらか一方ではなく、目的に応じて使い分けることが最もスマートな活用法です。

Midjourneyでそのまま使えるプロンプト集!用途別に厳選して紹介

画像生成AIのイメージ

画像生成AIのイメージ

Midjourneyを使い始めた人がまず直面するのが「英語でどう書けばいいかわからない」という壁です。ここでは実際に品質の高い画像が出ることを確認済みの、用途別プロンプトをそのままコピーして使える形でまとめます。パラメータの意味も一緒に解説するので、カスタマイズの足掛かりにしてください。

リアルな人物・ポートレート写真に使えるプロンプト

プロンプト例①(ビジネス向けプロフィール写真風)

Professional headshot of a 35-year-old Japanese woman, natural smile, office background, soft natural lighting, Nikon 85mm f/1.4, photorealistic, ultra-detailed skin texture, sharp focus on eyes --ar 2:3 --v 7 --s 200

このプロンプトのポイントは、カメラレンズ名を指定することです。「Nikon 85mm f/1.4」などポートレート定番レンズを明記すると、AIがそのレンズの作例データを参照して自然なボケと被写体の立体感を再現しやすくなります。「–s 200」はスタイライズ値で、0〜1000の範囲で設定でき、数値が高いほどMidjourney独自の芸術性が加わります。ビジネス用途でリアルさを重視する場合は100〜250程度が扱いやすいです。

プロンプト例②(映画的な雰囲気の人物写真)

Cinematic portrait of a young woman standing in the rain at night, Tokyo street, neon reflections on wet pavement, shallow depth of field, film grain, moody atmosphere, Leica M6, Kodak Portra 400 film simulation --ar 3:4 --v 7 --s 400 --chaos 5

–chaos」パラメータは、生成される4枚の画像のバリエーション幅を制御します。0に近いほど4枚が似た構図になり、100に近いほど大きく異なる構図が生成されます。方向性が定まっている場合は5〜15程度に抑えると、選びやすい安定した4枚が出てきます。

コンセプトアート・ファンタジー系のプロンプト

プロンプト例③(RPGゲーム風キャラクター)

Fantasy female warrior, silver armor with blue glowing runes, long silver hair flowing in the wind, standing on a cliff overlooking a burning city at sunset, epic fantasy art style, dramatic lighting, intricate armor details, concept art for AAA game --ar 9:16 --v 7 --s 600

スタイライズ値を600以上に上げると、Midjourneyが独自の「映画的解釈」を加えはじめ、単なる指示の再現を超えた情緒的なビジュアルが出やすくなります。ゲームや小説のビジュアルイメージ、SNS投稿などで「一目で引き込まれる画像」を作りたい場合はあえて高めに設定するのがコツです。

建築・インテリア・プロダクトデザインのプロンプト

プロンプト例④(和モダンなインテリア)

Japanese modern minimalist living room, warm wood tones, floor-to-ceiling windows with garden view, neutral linen sofa, indoor plants, soft morning light, architectural interior photography, Sony A7R V, f/8, professional real estate photo --ar 16:9 --v 7 --s 150

建築・インテリア用途ではスタイライズ値を低め(100〜200)に設定し、「architectural interior photography」「professional real estate photo」などの用途を明示するのが重要です。これによってMidjourneyが「現実的なビジュアル」として画像を解釈しやすくなります。

SNS・マーケティング用バナーのプロンプト

プロンプト例⑤(カフェ・飲食店向けSNS画像)

Flat lay photography of iced matcha latte on a light marble surface, fresh green leaves, minimal styling, soft natural window light, Instagram aesthetic, shot from above, no text, commercial food photography --ar 1:1 --v 7 --s 250

注目すべきは「no text」という指定です。Midjourneyは指定しなくてもランダムに文字らしきものを画像に入れることがあります。後工程でテキストを重ねる場合は必ず「no text」「no watermark」を追加しましょう。

Midjourneyを使っていて誰もが一度はぶつかるリアルな問題と、その具体的な解決手順

ここが本記事で最も重要なパートです。インターネットで調べてもなかなか的確な答えが見つからない、実際に使っているとよく起きる困りごとを体験ベースで整理し、他のサイトでは得られないレベルの具体的な解決策を紹介します。

問題①手や指がおかしい。6本指や溶けた指になる

これは画像生成AI全般の「あるある」で、2024年まではほぼ避けられない問題でしたが、Midjourney V7では手の再現精度が大幅に改善されました。それでも完全に解消されたわけではなく、手が前景に大きく写るポーズや、複数人が登場するシーンでは今でも崩れることがあります。

具体的な解決手順として、まずプロンプトに「anatomically correct hands, five fingers, detailed hands」を明示的に追加してください。これだけで改善されるケースが多いです。それでも直らない場合は、プロンプトに「–no deformed hands, extra fingers, missing fingers」を追加して「こうなってほしくない」を指定します。MidjourneyのV7では「–no」パラメータ(ネガティブプロンプト)を使うことで、避けたい要素を明示的に除外できます。それでも気になる場合の最終手段は、MidjourneyのWebUI上で「Vary Region」機能を使い、手の部分だけを再生成することです。手のエリアを選択して「correct hand anatomy, five natural fingers」と入力すると、その部分だけを生成し直してくれます。

問題②同じキャラクターを別のシーンで描きたいのに毎回顔が変わる

漫画・イラスト・小説のビジュアル、あるいはブランドのキャラクターを複数枚作ろうとすると、毎回違う顔になってしまいます。これは多くのユーザーが挫折するポイントですが、V7の「Omni Reference(–oref)」機能を使えば解決できます。

具体的な解決手順は以下の通りです。

  1. まず最初に、キャラクターの顔が正面を向いている鮮明な画像を1枚生成します。このとき「front-facing portrait, clear facial features, white background」を入れると後で参照しやすい画像になります。
  2. 生成された画像を右クリックして「画像アドレスをコピー」でURLを取得します(Midjourney WebUIの場合は画像を開いて「Copy Link」)。
  3. 次の画像を生成するとき、プロンプトの冒頭にそのURLを貼り付けて「–oref –ow 100」を末尾に追加します。
  4. 「–ow(Omni-Weight)」は0〜1000で設定でき、デフォルトの100が最もバランスが良い出発点です。顔の一致度をさらに高めたい場合は300〜500に上げてみてください。ただし上げすぎると、ポーズや表情の変化が制限されてしまうため、目的に応じて調整が必要です。

注意点として、–oref は主に顔の特徴を参照するもので、服装や小物は別途プロンプトで毎回記述する必要があります。「青いジャケットを着た同じキャラクター」を作りたい場合は、–oref でキャラクターの顔を参照しつつ、プロンプト本文に服装の詳細を書き込む、という組み合わせが正解です。

問題③プロンプトを頑張って書いたのに全然違う画像が出てくる

特に日本語ユーザーに多いのが「こんな画像を作りたい!と思って英語で書いたのに、全然イメージと違うものが出てきた」という体験です。これには主に2つの原因があります。

一つ目はプロンプトの語順の問題です。Midjourneyは冒頭に書かれたキーワードをより重要視します。最も伝えたいこと(被写体・シーン・スタイル)を必ず文頭に持ってきてください。「A woman, wearing a red dress, standing in a garden, photorealistic」ではなく「Photorealistic portrait of a woman in a red dress, standing in a lush green garden」のように、主役と全体像を先に示す順番にします。

二つ目は抽象的な言葉の使いすぎです。「beautiful」「amazing」「great」などは効果が薄いです。代わりに「cinematic lighting」「golden hour」「film grain」「shallow depth of field」「muted color palette」など、視覚的に具体的な言葉を使うと劇的に結果が変わります。

そして、最も効果的な解決策が「ChatGPT→Midjourneyの連携ワークフロー」です。ChatGPTに日本語で「こんな画像を作りたい」と伝えて、「Midjourneyで使える英語プロンプトを書いて、パラメータ込みで」と依頼するだけで、最適化されたプロンプトが得られます。DALL-EとMidjourneyを「ライバル」として捉えるのではなく、ChatGPTをプロンプト生成エンジンとして活用してMidjourneyに出力する、というコンビネーション運用こそが2026年時点での最も賢い使い方です。

問題④Midjourneyで生成した4枚の画像から選ぶのが難しく、毎回どれも帯に短し

生成された4枚をどれも100点と感じないとき、多くの人は「もう一度プロンプトを入れ直す」という非効率な方法を取りがちです。しかし正解は「V1〜V4(バリエーション生成)」と「U1〜U4(アップスケール)」を賢く組み合わせることです。

気に入った画像が「惜しい」と感じたら、その画像の「V(バリエーション)」ボタンを押してください。「Subtle(微変化)」なら構図やキャラクターをほぼ維持しながら細部だけ変化し、「Strong(大変化)」なら全体の雰囲気を保ちつつ大きく別パターンを探索します。これを繰り返す「バリエーション反復」こそが、プロのMidjourneyユーザーが実際に使っている最短ルートです。また、生成速度を10倍に上げるV7のドラフトモードは、方向性を素早く確かめるための初期探索フェーズに最適です。まずドラフトモードで大量に試してから、気に入った方向性を見つけたあとに通常モードで高品質版を生成するという2段階アプローチが時間対効果の面で非常に優れています。

問題⑤画像が「いかにもAIっぽい」仕上がりになってしまう

SNSに投稿したり、クライアントに見せたりするとき、「なんかAIっぽいな」と感じさせてしまう画像は残念です。この「AIっぽさ」の正体は主に、過剰なシャープネス・不自然に完璧すぎる照明・CGらしい滑らかな質感の組み合わせです。

解決策としては、まずプロンプトに「film grain」「slight motion blur」「natural imperfections」「Kodak Portra 400」(フィルムシミュレーション)などを加えることで、意図的に「不完全さ」を演出します。また「–style raw」モードはMidjourneyが自動的に施す美化処理を抑制し、よりドキュメンタリー的でリアルな仕上がりに近づけます。さらに、スタイライズ値(–s)を50〜100に下げると、AIの「自己主張」が減って写実性が上がります。これらを組み合わせると、同じ被写体でも「撮影した写真」に近い質感が出やすくなります。

MidjourneyとDALL-Eを組み合わせた最強ワークフロー

両ツールを「どちらか一方」で使うのは、正直もったいないです。それぞれの強みを組み合わせると、単独では到達できないクオリティと効率が実現します。

ステップ1ChatGPT(DALL-E)で構成とプロンプトを詰める。まず、作りたい画像のイメージを日本語でChatGPTに伝えます。「こんな感じの画像を作りたいんだけど、どんな要素が必要か整理して、Midjourneyで使える英語プロンプトも書いて」とお願いすると、画像の構成要素の整理とプロンプト生成を一気に行えます。ChatGPTの「会話しながら詰める」能力を「ブレインストーミングとプロンプト翻訳エンジン」として使うイメージです。

ステップ2Midjourneyで高品質画像を生成する。ChatGPTが生成したプロンプトをそのままMidjourneyに貼り付けて生成します。必要に応じてパラメータ(–ar、–v 7、–s、–chaos)を追加してください。

ステップ3細かい修正が必要なときはDALL-Eに戻す。Midjourneyで生成した画像の「一部だけ変えたい」というとき、現状のMidjourneyのVary Region機能はかなり使いやすくなりましたが、「文字を正確に入れたい」「特定の商品を画像に追加したい」といった細かい編集にはDALL-E(ChatGPT)のインペインティング(部分編集)機能が向いています。Midjourneyで骨格を作り、細部の調整をChatGPTで行う、という分業が現時点で最も合理的なアプローチです。

知っておくと差がつくMidjourneyのマイナーだけど超重要な機能

スタイルリファレンス(–sref)は、気に入った画像や既存のアートワークのスタイルを別の画像に適用できる機能です。「この雑誌の写真みたいな色調で」「このイラストレーターの絵柄に近い感じで」というときに、参照画像のURLを–srefに指定するだけで雰囲気が統一されます。ブランドのビジュアルトーンを一貫させたい場合に非常に有効です。

パーソナライゼーション機能(–p)は、ユーザーが過去にどんな画像を好んでいたかをMidjourneyが学習し、生成傾向を自分好みに偏らせてくれる機能です。V7を使い始める前に約200枚の画像を評価(どちらが好きか選ぶだけ)することで有効化されます。地味な作業に見えますが、これを済ませてから–pを付けて生成すると「なぜか自分の好みにドンピシャな画像が出てきやすい」という体験ができます。

シードの固定(–seed )は、全く同じシード値を指定することで「似たような画像」を再現できる機能です。同じシード+ほぼ同じプロンプトなら近い構図が出やすくなります。気に入った構図を少しだけ変えたい場合や、シリーズ感のある画像を作りたい場合に活用できます。シード番号は生成後、完成した画像に封筒の絵文字(✉️)でリアクションするとMidjourneyボットがDMで教えてくれます。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで読んでくれた人に、個人的に一番「これに気づくまで時間がかかった」と思うことを正直に話します。

MidjourneyとDALL-Eを「どちらが優れているか」という軸で選ぼうとすること自体が、じつは非効率な考え方です。ぶっちゃけ、「DALLEで考えて、Midjourneyで出力する」という組み合わせが一番楽で、一番クオリティが出ます。

最初からMidjourneyだけで完結させようとすると、英語プロンプトの壁・イメージの言語化の難しさ・パラメータ学習コストが一度にのしかかってきて、入門段階で挫折しやすいです。逆にDALL-Eだけで完結させようとすると、クオリティの天井が早めに来て「もっといい画像が作れるはずなのに」というフラストレーションが積み重なります。

でも、ChatGPTとの会話で「こういう画像を作りたい、Midjourneyプロンプトにして」と依頼するだけで、英語も・構造も・パラメータも全部整理された状態でもらえるとわかった瞬間から、両方のストレスが一気になくなります。ChatGPTの「言語理解力」とMidjourneyの「描画力」は、組み合わせると1+1が5くらいになる相性の良さがあります。

ツール選びで迷っている時間があるなら、その30分で両方を触ってみてください。DALL-EはChatGPT無料版で今すぐ試せます。Midjourneyは月額10ドルかかりますが、1ヶ月だけ試してみるコストとしては十分に見合います。「どちらか一方に絞る」という発想を捨て、目的に応じて両方を道具として使い分ける視点を持った時点で、あなたの画像生成AIの活用レベルは一段階上がります。難しく考えすぎず、まず手を動かすことが、この分野で唯一確実に前進できる方法です。

MidjourneyとDALL-Eの比較に関するよくある疑問に答えます

Midjourneyは本当に初心者には難しいですか?

難しいというより「慣れが必要」という表現が正確です。最初の数回は英語でのプロンプト作成やパラメータの指定に戸惑うかもしれませんが、基本的な操作パターンを覚えてしまえば、それほどハードルは高くありません。「–ar 16:9(横長画像)」「–v 7(最新バージョン指定)」など、よく使うコマンドは10個程度なので、1〜2日触ってみるだけで基本操作には慣れられます。最初から完璧を求めず、まず生成を楽しむことが上達の近道です。

DALL-Eの画質はMidjourneyに追いついてきましたか?

GPT-Image 1の登場により、差は着実に縮まっています。特に複雑なプロンプトへの対応力や文字の描写精度では、DALL-E(GPT-Image 1)が優位に立つ場面も増えてきました。ただし、2026年現在の総合評価としては、芸術的なクオリティと視覚的な訴求力においてMidjourneyがまだ一歩リードしているという専門家の評価が多数派です。MidjourneyはV7で10点満点中8.3点、DALL-Eは8.0点という評価もあり、差は縮まっていますが逆転にはまだ至っていないのが正直なところです。

商用利用する場合はどちらが安全ですか?

商用利用においては、利用規約の確認が必須です。Midjourneyは有料プランに加入していれば商用利用が認められていますが、著作権の帰属については法的にグレーな部分が残っています。ChatGPT(DALL-E)は生成画像の著作権が生成者に帰属するとされており、比較的明確な扱いになっています。なお、Adobe Fireflyは学習データにAdobe Stockの素材を使用しているため、著作権リスクが最も低いとされており、クライアントワークや公式な商業利用には最も安全な選択肢とも言えます。

Midjourneyを英語が苦手でも使えますか?

完全に使えないわけではありませんが、品質を最大限に引き出すには英語のプロンプトが有利です。ただし、実用的な解決策として「ChatGPTやDALL-Eに日本語で画像の説明を伝えて英語プロンプトを生成してもらい、そのプロンプトをMidjourneyにコピペする」という方法が多くのユーザーに活用されています。2つのツールを組み合わせることで、日本語の壁を越えながらMidjourneyの高い画質を享受できます。

2026年はFLUXというツールも注目されていますが、どう考えればいいですか?

FLUX(Black Forest Labs開発)は、2025年後半から急速に注目を集めているオープンソースの画像生成AIです。プロンプトへの忠実度と生成速度ではMidjourneyを上回る評価も出ており、特に高精度な商業用画像が必要なプロフェッショナルにとって有力な選択肢となっています。ただし、コミュニティの充実度や使いやすさの面ではまだMidjourneyとDALL-Eに及ばない部分もあり、画像生成AI入門という観点ではまずMidjourneyかDALL-Eから始めるのが無難です。FLUXは「両方を使い慣れてから次のステップとして試す」くらいの感覚で問題ありません。

まとめ結局どちらを選べばいいのか

MidjourneyとDALL-Eの比較を通じてわかったことは、「どちらが絶対的に優れている」という単純な答えは存在しないということです。それぞれが異なる哲学のもとに設計されており、得意なこともできることも違います。

Midjourneyがおすすめな人は、クオリティにこだわるクリエイター、SNSや作品発表に使う芸術的な画像を作りたい人、リアルな人物写真や映画的なビジュアルを作りたい人、そして本格的に画像生成AIを使いこなしたいという意欲がある人です。

DALL-E(ChatGPT)がおすすめな人は、英語が苦手な初心者、まず無料で試してみたい人、ビジネス用途でプレゼン資料や説明的なイラストが必要な人、ChatGPTをすでに使っていてシームレスに画像生成も活用したい人です。

2026年時点での結論として、画像生成AIをこれから本格的に始めるなら、まずDALL-Eで感覚をつかみ、もっと高みを目指したくなったらMidjourneyに移行するという流れが多くの人に合っています。そして余裕が出てきたら、両方を目的別に使い分ける「二刀流」こそが最強の選択です。どちらのツールも進化が止まらない以上、実際に手を動かして体験し続けることが、この分野で置いていかれない唯一の方法です。

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