「簡単にインストールできます」というネット記事を信じて、いざGemini CLIを入れてみたら、謎のエラーが続出して全然動かない…。そんな経験ありませんか?実はWindowsユーザーの大半が、インストール直後に何らかのトラブルに遭遇しているんです。
この記事では、2026年1月最新の情報をもとに、Gemini CLIが起動できない時の本質的な原因と、他の記事では語られていない実践的な解決策を徹底解説します。PowerShellのセキュリティエラーからPATH設定の問題、VS Code連携エラーまで、実際に遭遇する可能性が高い問題を網羅的にカバーしています。
- PowerShellのセキュリティポリシーが原因で起動できない場合の確実な対処法
- npmインストール後にコマンドが認識されない時の環境変数設定方法
- VS Code連携時に発生する拡張機能エラーの最新解決策
- なぜGeminiCLIは起動できないのか?主な原因を理解する
- PowerShellセキュリティエラーの完全解決法
- npmインストール後にコマンドが認識されない問題
- VS Code連携で発生する拡張機能エラーの解決
- Node.jsバージョン互換性の問題
- アップデート後にコマンドが使えなくなる問題
- Gemini CLIの初期化と設定のリセット
- 現場で本当に使える!実践的なプロンプトテクニック集
- GEMINI.mdファイルで作業効率を倍増させる設定術
- みんながハマる罠と知られざる解決策
- 知らないと損する時短テクニック
- VS Code連携の隠れた便利機能
- トークン消費を抑える賢い使い方
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- まとめ
なぜGeminiCLIは起動できないのか?主な原因を理解する

AIのイメージ
Gemini CLIが起動できない問題は、実は単純なインストールミスだけが原因ではありません。Windows環境特有のセキュリティ設定や、Node.jsのバージョン互換性、さらにはPATH環境変数の設定不備など、複数の要因が絡み合っています。
最も頻繁に報告されているのがPowerShellの実行ポリシーによるブロックです。Windowsではデフォルトで外部スクリプトの実行が制限されており、これがGemini CLIの起動を妨げる最大の障壁となっています。2026年1月の最新情報によると、特にWindows 11環境でこの問題が顕著に現れています。
さらに見逃されがちなのが、npmのグローバルインストールパスが正しく設定されていないケースです。インストール自体は成功しているように見えても、システムがgeminiコマンドを見つけられない状態になっているのです。
PowerShellセキュリティエラーの完全解決法
多くのユーザーが最初につまずくのが、「このシステムではスクリプトの実行が無効になっています」というエラーメッセージです。このエラーは、PowerShellの実行ポリシーがRestrictedに設定されているために発生します。
まず確認すべきはPowerShell自体のバージョンです。Windows標準のPowerShell 5.xでは互換性の問題が発生することがあります。最新のPowerShell 7系へのアップグレードを強く推奨します。
アップグレードは以下のコマンドで簡単に実行できます。
winget install –id Microsoft.PowerShell –source winget
インストール後、管理者権限でPowerShellを起動してください。スタートメニューで「PowerShell」と検索し、右クリックから「管理者として実行」を選択します。
次に実行ポリシーを変更します。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned
この設定により、ローカルで作成されたスクリプトは実行可能になり、インターネットからダウンロードされたスクリプトは署名が必要になります。セキュリティを保ちながらGemini CLIを動作させる最適なバランスです。
セキュリティポリシー変更が反映されない場合の対処
設定変更後もエラーが続く場合、環境変数の再読み込みが必要です。PowerShellを完全に閉じて再起動してください。それでも解決しない場合は、システム全体の再起動が効果的です。
2026年1月の最新報告によると、一部のWindows 11環境ではConstrained Language Mode(CLM)が有効になっており、これがGemini CLIの実行を妨げることが確認されています。この場合、より高度なセキュリティ設定の見直しが必要になります。
npmインストール後にコマンドが認識されない問題
「npm install -g @google/gemini-cli」が正常に完了したのに、geminiコマンドを実行すると「コマンドが見つかりません」と表示される場合、これはPATH環境変数の設定問題です。
まず、npmのグローバルインストールパスを確認します。
npm config get prefix
このコマンドで表示されるパスをメモしてください。通常はC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\npmまたはC:\Program Files\nodejs\のいずれかです。
次に、このパスがシステムのPATH環境変数に含まれているか確認します。Windowsの検索バーで「環境変数」と入力し、「システム環境変数の編集」を開きます。「環境変数」ボタンをクリックし、システム変数のセクションでPathを選択して「編集」をクリックします。
もしnpmのグローバルインストールパスが含まれていなければ、「新規」をクリックして追加してください。重要なのは、パスの末尾に「\node_modules\.bin」を追加することです。
Voltaを使用している場合の特殊な問題
Node.jsのバージョン管理にVoltaを使用している場合、独自のPATH設定が必要です。2026年1月時点での最新情報では、Voltaのセットアップが完全に完了していない状態でGemini CLIをインストールすると、パスが正しく通らない問題が報告されています。
この場合、以下のコマンドでVoltaの環境変数を再設定します。
volta setup
実行後、必ず新しいターミナルセッションを開くか、現在のセッションを再起動してください。これによりVoltaがインストールしたツールへのパスが正しく設定されます。
VS Code連携で発生する拡張機能エラーの解決
Gemini CLIとVS Codeの連携は強力な機能ですが、初期設定でつまずくユーザーが非常に多いのが現実です。最も頻繁に報告されるエラーが「Failed to connect to IDE companion extension for VS Code」です。
このエラーはGemini CLI Companion拡張機能がインストールされていないか、正しく起動していないことが原因です。解決方法は以下の手順で行います。
まずVS Codeの統合ターミナルからGemini CLIを起動します。重要なのは、必ずVS Code内のターミナルから起動することです。外部のPowerShellやコマンドプロンプトから起動すると、拡張機能との接続が確立されません。
VS Code内のターミナルでgeminiコマンドを実行すると、初回起動時に自動的に拡張機能のインストールを促すメッセージが表示されます。「Yes」を選択すれば、必要なセットアップが自動的に実行されます。
もし自動プロンプトが表示されない場合は、Gemini CLI内で以下のコマンドを実行します。
/ide install
このコマンドにより、VS Code Marketplaceから適切な拡張機能が検索され、インストールされます。
拡張機能インストール後も接続できない場合
拡張機能のインストールが完了しても接続エラーが続く場合、以下の確認が必要です。
まず、VS Codeを完全に再起動してください。拡張機能の初期化には再起動が必要なケースが多いです。
次に、VS Code内のターミナルで作業ディレクトリが正しいか確認します。Gemini CLIはVS Codeで開いているワークスペースと同じディレクトリで実行する必要があります。ディレクトリが異なる場合、「Directory mismatch」エラーが発生します。
2026年1月の最新報告では、VS Code拡張機能のバージョン2.57.0で一部のシステムとの互換性問題が確認されています。この場合、バージョン2.56.0へのダウングレードが推奨されています。VS Codeの拡張機能タブから、Gemini Code Assist拡張機能を選択し、バージョン履歴から2.56.0を選択してインストールしてください。
Node.jsバージョン互換性の問題
意外と見落とされがちなのが、Node.jsのバージョンによる互換性問題です。2026年1月時点の最新情報によると、Node.js v24とv25では、npm v11との組み合わせでインストールエラーが発生することが確認されています。
この問題は特にWindows環境で顕著で、「ECOMPROMISED」エラーや「Lock compromised」というメッセージが表示されます。
推奨されるのはNode.js v22.x系の使用です。以下のコマンドで現在のNode.jsバージョンを確認できます。
node -v
もしv24やv25を使用している場合は、v22.xへのダウングレードを検討してください。
nvm install 22
nvm use 22
nvmを使用していない場合は、Node.js公式サイトからv22.xのLTSバージョンをダウンロードし、既存のNode.jsをアンインストールしてから新しいバージョンをインストールしてください。
グローバルパッケージの再インストール
Node.jsバージョンを変更した後は、グローバルにインストールしていたパッケージを再インストールする必要があります。
npm uninstall -g @google/gemini-cli
npm install -g @google/gemini-cli
この手順により、新しいNode.jsバージョンに対応した形でGemini CLIが再度インストールされます。
アップデート後にコマンドが使えなくなる問題
Gemini CLIが正常に動作していたのに、アップデート後に突然コマンドが認識されなくなるという報告が増えています。これはnpmのアップデートプロセスがPATH環境変数を正しく保持しないことが原因です。
2026年1月の最新GitHubイシューでは、Windows環境でのアップデート後に「gemini: command not found」エラーが発生する問題が優先度の高い課題として認識されています。
この問題への対処として、アップデート後は必ず以下の確認を行ってください。
gemini –version
もしコマンドが認識されない場合は、完全な再インストールが最も確実な解決策です。
npm uninstall -g @google/gemini-cli
npm cache clean –force
npm install -g @google/gemini-cli
キャッシュのクリーンアップを含めることで、古い設定ファイルの残存による問題を回避できます。
Gemini CLIの初期化と設定のリセット
様々な対処法を試してもGemini CLIが正常に動作しない場合、設定の完全リセットが効果的です。
Gemini CLIの設定ファイルは通常、ユーザーのホームディレクトリの.geminiフォルダに保存されています。Windowsの場合、C:\Users\ユーザー名\.geminiです。
このフォルダを削除することで、設定を完全にリセットできます。ただし、削除する前に重要な設定やキャッシュがないか確認してください。
削除後、Gemini CLIを再起動すると、初回セットアップが再度実行されます。テーマの選択、認証方法の選択などを最初から設定し直すことになります。
npmキャッシュの問題を解決する
npmのキャッシュが破損している場合も、Gemini CLIの動作に影響を与えます。以下のコマンドでnpmキャッシュを検証し、必要に応じてクリーンアップします。
npm cache verify
npm cache clean –force
特にネットワーク環境が不安定な場合や、プロキシ経由でインストールした場合は、キャッシュの問題が発生しやすくなります。
現場で本当に使える!実践的なプロンプトテクニック集

AIのイメージ
Gemini CLIを実際の業務で使うとき、多くの人が「どう指示を出せばいいのかわからない」という壁にぶつかります。ここでは、2026年1月時点で現場のエンジニアが実際に使っている、即戦力になるプロンプト例を紹介します。
コードレビューを自動化するプロンプト
実際の開発現場で最も時間がかかるのがコードレビューです。以下のプロンプトを使えば、人間のレビュアーと同等の精度でコードチェックが可能になります。
@src/ このディレクトリ全体のコードをレビューして。特に以下の観点で分析してほしいセキュリティ上の脆弱性、パフォーマンスのボトルネック、保守性を下げる記述、TypeScriptの型安全性の問題。問題があればファイル名と行数を明記して、具体的な修正案を提示して。
このプロンプトが優れているのは、具体的な観点を明示している点です。漠然と「レビューして」と指示するより、チェック項目を列挙することで、Gemini CLIは焦点を絞った分析を返してくれます。
バグ修正の効率を3倍にするプロンプト
エラーログを貼り付けるだけで原因究明から修正案まで提示してくれる魔法のプロンプトです。
以下のエラーが発生しています。原因を特定して修正案を3つ提示してください。それぞれの修正案についてメリットとデメリットも説明してください。エラー内容 @src/
ポイントは複数の修正案を求めることです。1つの解決策だけだと、それが最適かどうか判断できません。3つの案を比較することで、プロジェクトの状況に最適な選択ができます。
ドキュメント作成を10分で終わらせるプロンプト
開発者が最も後回しにしがちなドキュメント作成も、このプロンプトで劇的に効率化できます。
@src/ このプロジェクトのREADME.mdを作成して。含めるべき内容プロジェクト概要、技術スタック、セットアップ手順(前提条件含む)、基本的な使い方、ディレクトリ構造、開発時の注意事項、トラブルシューティング。初めて触る人でも15分で環境構築できる詳細さで書いて。
「初めて触る人でも15分で」という具体的な基準を示すことで、適切な粒度のドキュメントが生成されます。技術文書は詳しすぎても読まれませんが、これくらいの指定で丁度良いバランスになります。
GEMINI.mdファイルで作業効率を倍増させる設定術
多くの記事で「GEMINI.mdファイルを作りましょう」と書かれていますが、実際に何を書けばいいのか具体例がないと困りますよね。ここでは実践的な設定例を紹介します。
プロジェクトごとに最適化された設定例
React+TypeScriptプロジェクトの場合、以下のようなGEMINI.mdファイルを作成すると、毎回同じ指示を繰り返す必要がなくなります。
プロジェクト名タスク管理アプリケーション
技術スタック
- フロントエンドReact 18、TypeScript 5.x、Tailwind CSS
- 状態管理Zustand
- ビルドツールVite
- テストVitest、React Testing Library
コーディング規約
- 関数コンポーネントのみ使用(クラスコンポーネント禁止)
- Props型定義は必須(anyは絶対に使用しない)
- ファイル名はケバブケース(例user-profile.tsx)
- コンポーネントのエクスポートはnamed exportを優先
- インポートは絶対パスを使用(@/で始める)
応答ルール
- すべての返答は日本語で行う
- コード生成時は必ずTypeScriptの型定義を含める
- 新しいファイルを作成する場合は保存先のパスを明記する
- コメントは必要最小限にし、コード自体の可読性を優先する
この設定を一度作っておけば、プロジェクトフォルダでGemini CLIを起動するたびに自動的に読み込まれます。毎回「TypeScriptで書いて」「anyは使わないで」と指示する必要がなくなるのです。
個人用のグローバル設定も作れる
プロジェクト固有ではなく、すべてのプロジェクトで共通して使いたい設定は、ホームディレクトリの.geminiフォルダ内にGEMINI.mdを置くことで実現できます。
Windowsの場合C:\Users\ユーザー名\.gemini\GEMINI.md
Macの場合~/.gemini/GEMINI.md
ここに以下のような設定を書いておくと便利です。
基本方針
- 返答は必ず日本語で行う
- コードを生成する際は必ずコメントを含める(ただし過度なコメントは避ける)
- セキュリティ上のベストプラクティスを常に考慮する
- ファイル変更時は変更箇所を明確に示す
禁止事項
- 本番環境に影響を与える可能性のある操作は事前に警告する
- 機密情報を含む可能性のあるログは出力しない
- 削除操作を行う前は必ず確認を求める
みんながハマる罠と知られざる解決策
ネット上の記事ではあまり語られていない、実際に使ってみて初めてわかる問題と、その実践的な解決方法を紹介します。
Gemini CLIが突然遅くなる問題
長時間使っていると、レスポンスが明らかに遅くなることがあります。これは会話履歴が蓄積してコンテキストサイズが肥大化していることが原因です。
解決策は/compressコマンドの活用です。このコマンドを実行すると、それまでの会話履歴をAIが要約し、コンパクトな形で保持してくれます。長い開発セッションの途中で定期的に実行することで、レスポンス速度を維持できます。
さらに効果的なのは、/chatコマンドで会話を保存し、新しいセッションを始めることです。
/chat save プロジェクトA-機能実装
/quit
gemini
/chat resume プロジェクトA-機能実装
この方法なら、作業内容ごとにセッションを分割でき、常に快適な速度を保てます。
ファイル変更の確認が多すぎて作業が進まない
Gemini CLIはデフォルトで、ファイルを変更するたびに確認を求めてきます。これは安全のために重要ですが、信頼できる操作では煩わしく感じることも。
そんなときはサンドボックスモードとの組み合わせが効果的です。
gemini –sandbox –yolo
このコマンドで起動すると、すべての操作が隔離されたDocker環境で実行され、かつ確認なしで自動実行されます。まずサンドボックスで動作確認し、問題なければ通常モードで実行する、という使い分けが賢い方法です。
ただし、yoloモードは必ずsandboxと併用してください。サンドボックスなしでyoloモードを使うと、予期しないファイル削除などのリスクがあります。
Gemini CLIが特定のファイルを無視してしまう
「@src/」でディレクトリを指定したのに、一部のファイルが読み込まれていない気がする…という経験はありませんか?
これは.gitignoreファイルの影響です。Gemini CLIはデフォルトで.gitignoreのルールを尊重するため、node_modulesや.envなど、gitで管理していないファイルは自動的にスキップされます。
もし明示的に特定のファイルを読み込みたい場合は、ディレクトリ指定ではなく個別にファイルを指定します。
@.env @src/config.ts この設定ファイルの環境変数を本番環境用に調整して
こうすることで、.gitignoreに含まれているファイルでも確実に読み込めます。
知らないと損する時短テクニック
Ctrl+Xで長文プロンプトが楽になる
複雑な指示を出すとき、ターミナルに直接打ち込むのは大変です。実はCtrl+Xを押すとテキストエディタ(vimまたはnanoなど)が開き、そこでプロンプトを書けます。
エディタで書き終えて保存すると、その内容がそのままプロンプトとして送信されます。複数行の指示や、構造化された要求を出すときに非常に便利です。
シェルコマンドとの連携で自動化
!コマンドを使えば、Gemini CLIの中からシェルコマンドを実行できます。これを活用すると、AIの提案を即座にテストできます。
このTypeScriptファイルのコンパイルエラーを修正して
!npm run build
ビルドが成功したので、次は型定義ファイルを生成して
このように、修正→確認→次の作業という流れを一つのセッション内で完結できます。いちいちGemini CLIを終了してコマンドを実行する必要がありません。
npxでインストール不要の使い方
実はGemini CLIは、グローバルインストールしなくても使えます。
npx @google/gemini-cli
このコマンドなら、その場限りの実行が可能です。他人のPCで一時的に使いたいときや、CI/CD環境で一度だけ使いたいときに便利です。
ただし、毎回ダウンロードが発生するため、日常的に使うならグローバルインストールの方が圧倒的に速いです。
VS Code連携の隠れた便利機能
差分表示が神すぎる件
VS Code連携の最大のメリットは、ネイティブの差分ビューアが使えることです。Gemini CLIがコードの変更を提案したとき、ターミナルだけだとbefore/afterの比較が見づらいですよね。
VS Code連携を有効にすると、変更内容がVS Code標準の差分表示で表示され、変更を適用するかどうかを視覚的に判断できます。これだけで作業効率が段違いに向上します。
選択範囲を直接送れる
VS Codeでコードを選択した状態でGemini CLIを使うと、選択した部分が自動的にコンテキストに含まれます。わざわざ@コマンドでファイルを指定する必要がありません。
例えば、問題のある関数だけを選択して「この関数をリファクタリングして」と指示すれば、そのスコープに集中した提案が得られます。
トークン消費を抑える賢い使い方
無料枠でGemini CLIを使っている場合、トークン消費を意識する必要があります。1日1000リクエストという制限は十分に思えますが、使い方によってはあっという間に到達します。
モデルを使い分ける
すべてのタスクでgemini-2.5-proを使う必要はありません。単純な質問や軽い作業なら、gemini-2.5-flashで十分です。
gemini –model gemini-2.5-flash -p “このエラーメッセージの意味を教えて”
Flashモデルはレスポンスも速く、トークン消費も少ないので、使い分けることで無料枠を長持ちさせられます。
必要最小限のファイルだけ読み込む
@.というコマンドでプロジェクト全体を読み込めますが、これは大量のトークンを消費します。本当に必要なファイルだけを指定しましょう。
@src/components/UserProfile.tsx @src/types/user.ts このコンポーネントに新しいプロパティを追加して
ピンポイントで必要なファイルだけ指定することで、トークン消費を大幅に削減できます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々な解決策やテクニックを紹介してきましたが、正直に言うと、Gemini CLIで最も重要なのは「失敗を恐れずにとにかく使ってみること」です。
インストールやセットアップでつまずいたら、完璧を目指さずに「とりあえず動けばOK」くらいの気持ちで進めてください。PowerShellのセキュリティ設定も、PATH環境変数も、最初は「なんでこんなことしなきゃいけないの?」と思うかもしれません。でも、一度設定してしまえば、その後は快適に使えます。
個人的な経験から言うと、Gemini CLIは「GEMINI.mdファイルをプロジェクトごとに作る」習慣をつけた瞬間から、劇的に使いやすくなります。最初の1〜2回は面倒に感じるかもしれませんが、3回目からは「なんでもっと早くやらなかったんだろう」と思うはずです。
そして、VS Code連携は絶対に設定してください。ターミナル単体で使うのと比べて、体感で3倍は効率が上がります。差分表示だけでも設定する価値があります。
最後に、トラブルが起きたときは「完全再インストール」が最強の解決策です。設定をいじり回して時間を浪費するより、アンインストール→キャッシュ削除→再インストールの方が確実で速いです。これは声を大にして言いたい。
Gemini CLIは、使いこなせば本当に強力なツールです。でも、完璧主義になりすぎて使い始めるのをためらうより、エラーが出たらその都度対処する、くらいの気楽さで始めた方が、結果的に早く習得できます。この記事で紹介したテクニックも、最初から全部使おうとせず、必要になったときに見返してもらえれば十分です。
さあ、今すぐターミナルを開いて、geminiと入力してみてください。あなたの開発体験が、今日から変わります。
よくある質問
Gemini CLIのインストールは完了したのにgeminiコマンドが認識されません
これは最も頻繁に報告される問題です。原因は環境変数PATHにnpmのグローバルインストールパスが含まれていないことです。npm config get prefixで表示されるパスをシステムのPATH環境変数に追加してください。追加後は必ずターミナルを再起動する必要があります。
PowerShellでスクリプト実行エラーが出ます
WindowsのPowerShellはデフォルトでスクリプトの実行を制限しています。管理者権限でPowerShellを起動し、Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSignedを実行してください。この設定により、ローカルスクリプトの実行が許可されます。
VS Codeとの連携がうまくいきません
VS Code内の統合ターミナルからGemini CLIを起動していることを確認してください。外部ターミナルから起動すると連携機能は動作しません。また、Gemini CLI Companion拡張機能がインストールされ、有効になっているか確認してください。
アップデート後に突然動かなくなりました
これはWindowsでよく報告される問題です。アップデートプロセスがPATH設定を保持しないことが原因です。完全な再インストール(アンインストール→キャッシュクリア→再インストール)を試してください。また、設定フォルダ(.gemini)を削除してから再インストールするとより確実です。
Node.jsのバージョンは何を使えばいいですか
2026年1月時点では、Node.js v22.x系の使用が最も安定しています。v24やv25ではインストール時にECOMPROMISEDエラーが発生することが確認されています。Node.js公式サイトからLTS版のv22.xをダウンロードして使用してください。
認証画面が表示されません
ファイアウォールやプロキシが原因でブラウザとの通信がブロックされている可能性があります。VPNを使用している場合は一時的に無効にしてみてください。また、Google Cloud Consoleでプロジェクトを作成し、GOOGLE_CLOUD_PROJECT環境変数を設定することで回避できる場合があります。
まとめ
Gemini CLIが起動できない問題は、Windows環境特有のセキュリティ設定、PATH環境変数、Node.jsバージョン互換性など、複数の要因が関係しています。本記事で紹介した解決策を順番に試していけば、ほとんどの起動問題を解決できるはずです。
最も重要なのは、PowerShellのセキュリティポリシーを適切に設定すること、そしてnpmのグローバルインストールパスが正しく環境変数に追加されていることを確認することです。VS Code連携を使用する場合は、必ずVS Code内のターミナルから起動し、Companion拡張機能が正しくインストールされているか確認してください。
2026年1月時点での最新情報を反映し、Node.js v22.x系の使用を推奨します。また、アップデート後に問題が発生した場合は、完全な再インストールとキャッシュのクリーンアップが最も確実な解決策となります。
これらの手順を実践すれば、Gemini CLIを快適に使用できる環境が整います。エラーに遭遇しても焦らず、一つずつ確認していけば必ず解決できます。


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