「AIで簡単に漫画が描けたらいいな…」そう思ったことはありませんか?最近SNSで見かけるAI漫画の多くが、実はMidjourneyという画像生成AIを使って制作されています。でも、実際のところMidjourneyで本格的な漫画は描けるのでしょうか?
この記事を読めば、Midjourneyを使った漫画制作のリアルな実態がわかります。
- Midjourneyの漫画制作における強みと弱点の真実
- キャラクター一貫性を保つための最新テクニック2026年版
- ChatGPT・Stable Diffusion・Canvaとの効果的な組み合わせ術
- Midjourneyで漫画制作は本当にできるのか?現実を知ろう
- 2026年版!Midjourneyでキャラクターの一貫性を保つ最新テクニック
- Midjourneyと他ツールの組み合わせで漫画を完成させる方法
- Midjourneyの料金プランはどれを選ぶべき?
- Midjourneyで漫画を描く具体的な手順とコツ
- Midjourneyで漫画制作をする際の注意点と限界
- 他の画像生成AIツールとの比較
- 漫画制作で即使える!Midjourneyプロンプトテンプレート集
- 実際に困った!Midjourney漫画制作のトラブル実例と解決策
- 知らないと損する!Midjourney漫画制作の効率化テクニック
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Midjourneyで漫画を描くことはできるの?に関する疑問解決
- まとめ
Midjourneyで漫画制作は本当にできるのか?現実を知ろう

画像生成AIのイメージ
結論から言えば、Midjourneyだけで完璧な漫画を作るのは2026年現在でもまだ難しいです。でも、使い方次第では素晴らしい作品を生み出すことができます。
MidjourneyはAI画像生成ツールの中でも特にイラストの品質が圧倒的に高いことで知られています。月額10ドル(約1,500円)から利用できるBasicプランでも、プロ並みのクオリティの画像を生成することが可能です。実際に多くのクリエイターが「ChatGPTとは比べものにならないレベル」と評価しているほどです。
しかし、漫画制作という観点で見ると、Midjourneyにはいくつかの大きな課題があります。最も重要なのが「キャラクターの一貫性」の問題です。同じキャラクターを異なるシーンで描こうとしても、顔つきや髪型、服装が微妙に変わってしまうのです。
また、思い通りのシチュエーションを描くのも簡単ではありません。Midjourneyは英語でのプロンプト入力が基本で、日本語では細かいニュアンスが伝わりにくいという特徴があります。
2026年版!Midjourneyでキャラクターの一貫性を保つ最新テクニック
漫画制作で最も重要なのが「キャラクターの一貫性」です。2026年現在、Midjourneyには3つの強力な機能が実装されています。
キャラクターリファレンス機能の活用方法
2024年3月に追加されたキャラクターリファレンス(cref)機能は、漫画制作における革命的なアップデートでした。この機能を使えば、参照画像をもとに同じキャラクターを別のポーズや表情で生成できます。
使い方は簡単です。プロンプトに「–cref 画像URL」を追加するだけで、そのキャラクターの顔や髪型、服装を維持したまま新しいシーンを生成できます。さらに「–cw」パラメータで反映度を0から100まで調整できます。
強度100では顔・髪・服すべてが固定されますが、強度0では顔だけに焦点を当て、服装や髪型を変更できます。漫画では同じキャラクターが私服と制服を着替えるシーンもあるので、この機能は非常に便利です。
スタイルリファレンスで画風を統一
スタイルリファレンス(sref)機能も2024年に実装されました。これは参照画像の画風やタッチを再現する機能で、漫画全体の雰囲気を統一するのに役立ちます。
「–sref 画像URL」をプロンプトに追加することで、特定の漫画風やアニメ風のタッチを維持できます。さらに「–sw」パラメータで影響力を0から1000まで調整可能です。
オムニリファレンスの活用
Midjourney v7で登場したオムニリファレンス機能は、キャラクターの特徴だけでなく動作まで再現できる画期的な機能です。スタイルリファレンスとキャラクターリファレンスを同時に使用することで、キャラクターの一貫性がさらに向上します。
動作を詳しく書くことがコツです。「走る」だけでなく「running, moving sideways, lifting arm」など複数の動作ワードを組み合わせることで、より具体的なポーズを再現できます。
Midjourneyと他ツールの組み合わせで漫画を完成させる方法
実際のところ、Midjourneyだけで漫画を完成させるのは非効率です。多くのクリエイターは複数のツールを組み合わせて制作しています。
Midjourney×Canvaの黄金コンビ
最も人気のある組み合わせがMidjourney×Canvaです。Midjourneyで高品質なイラストを生成し、Canvaでコマ割り・吹き出し・セリフを追加するという方法です。
Canvaは有料プラン(Pro:月額1,180円)の利用がおすすめですが、無料でも基本的な漫画制作は可能です。合計すると月額約2,780円から本格的なAI漫画制作を始められます。
制作手順はシンプルです。まずMidjourneyで登場キャラクターを複数パターン生成します。喜怒哀楽の表情や様々なポーズを用意しておくことがポイントです。次にCanvaでコマ割りのテンプレートを選び、生成した画像を配置していきます。最後に吹き出しとセリフを追加すれば完成です。
ChatGPTでストーリーとプロンプトを作成
ストーリー作成やプロンプト作成にはChatGPTが大活躍します。日本語で「起承転結のある4コマ漫画のストーリーを5つ提案してください」と指示するだけで、アイデアが次々と生まれます。
さらに、Midjourneyは英語プロンプトの方が精度が高いため、ChatGPTに「このシーンを英語のMidjourneyプロンプトに変換してください」と依頼すれば、効果的なプロンプトを作成してくれます。
ただし、ChatGPT自体の画像生成機能(DALL-E)は、Midjourneyと比べると絵のクオリティが低く、キャラクターや画風が安定しにくいという弱点があります。
Stable Diffusionで究極のカスタマイズ
本格的にキャラクターにこだわりたい方には、Stable DiffusionのLoRA機能がおすすめです。LoRAを使えば自分だけのキャラクターモデルを作成でき、完璧な一貫性を実現できます。
ただし、Stable Diffusionは高スペックなPCが必要で、学習曲線も急です。ComfyUIなどの操作も習得する必要があるため、初心者にはハードルが高いでしょう。
Midjourneyの料金プランはどれを選ぶべき?
漫画制作でMidjourneyを使う場合、どの料金プランが適しているかを理解しておくことが重要です。
2026年現在、Midjourneyには4つの有料プランがあります。Basicプラン(月額10ドル/約1,500円)は月3.3時間のGPU時間で約200枚の画像生成が可能です。しかし、漫画制作では多くの画像が必要になるため、すぐに上限に達してしまいます。
おすすめはStandardプラン(月額30ドル/約4,500円)です。15時間の高速生成に加え、Relaxモードで無制限に画像を生成できます。Relaxモードは生成速度が少し遅くなりますが、時間制限がないため漫画制作に最適です。
商用利用を考えている方や、企画を秘密にしたい場合は、Proプラン(月額60ドル/約9,000円)以上が必要です。ステルスモード機能により、生成した画像が公開ギャラリーに表示されなくなります。
年額払いを選択すると20%割引になるため、長期的に使う予定なら年払いがお得です。
Midjourneyで漫画を描く具体的な手順とコツ
実際にMidjourneyで漫画を制作する際の実践的なワークフローをご紹介します。
ステップ1:キャラクターデザインシートの作成
まず最初に行うべきは、キャラクターデザインシートの生成です。プロンプトに「character sheet, different angles, multiple expressions」を含めることで、正面・側面・背面や様々な表情を一度に生成できます。
Niji Modelを使用すると、日本のアニメ・漫画風のタッチが得やすくなります。「–niji 6」パラメータを追加することで、より二次元特化の可愛いイラストが生成されます。
ステップ2:シーン別の画像生成
ストーリーに合わせて必要なシーンの画像を生成していきます。このとき、キャラクターリファレンスとスタイルリファレンスを必ず使用してください。
1枚の画像に複数のキャラクターを配置する方法も効果的です。「multiple poses in one image」というプロンプトを使えば、同じキャラクターの異なるポーズを一度に生成でき、素材を効率的に集められます。
ステップ3:コマ割りとレイアウト
生成した画像をCanvaやCLIP STUDIO PAINTでコマに配置していきます。漫画の基本的な視線の流れ(日本では右上から左下)を意識することが重要です。
重要なシーンには大きなコマを使用し、会話シーンは小さめのコマで構成するなど、メリハリをつけることで読みやすくなります。
ステップ4:吹き出しとセリフの追加
最後に吹き出しを配置し、セリフや効果音を入れます。この工程はAIでは難しいため、手動で行うのが一般的です。
吹き出しの配置は読みやすさを優先し、長いセリフは複数の吹き出しに分割しましょう。キャラクターの感情に応じて吹き出しの形状を変えることで、表現力が増します。
Midjourneyで漫画制作をする際の注意点と限界
Midjourneyを使った漫画制作には、いくつかの重要な制約があることを理解しておく必要があります。
現状のAI技術では、完全に同じキャラクターを何度も生成するのは困難です。キャラクターリファレンス機能を使っても、細かい特徴(そばかす、くぼみ、Tシャツのロゴなど)まで完全にコピーすることはできません。
また、複雑な構図や複数キャラクターの配置も苦手です。特に「後ろ姿」や「目を閉じた表情」などは、AIが勝手に正面を向いてしまったり目を開けてしまったりすることがあります。
文字の描写も大きな課題です。看板やポスターに日本語を入れようとしても、意味不明な文字列になってしまうことがほとんどです。これは後から手動で修正する必要があります。
著作権についても注意が必要です。Midjourneyで生成した画像は基本的に商用利用可能ですが、有料プラン契約者のみです。また、学習データに既存作品が含まれている可能性があるため、特定の作品に酷似した画像の使用は避けるべきです。
他の画像生成AIツールとの比較
Midjourney以外にも漫画制作に使える様々なAIツールがあります。それぞれの特徴を理解して、目的に合ったツールを選びましょう。
ChatGPT(DALL-E 3)の特徴
ChatGPTに統合されたDALL-E 3は、日本語での指示が可能で、プロンプトの解釈精度が高いのが特徴です。会話形式でイメージを伝えられるため、初心者にも使いやすいツールです。
ただし、イラストのクオリティはMidjourneyに劣り、キャラクターの一貫性を保つのも難しいです。漫画のコマを一気に生成する機能はありますが、実用的なレベルには達していません。
月額20ドル(約3,000円)のChatGPT Plusプランで利用でき、漫画制作以外の用途(ストーリー作成、プロンプト翻訳など)にも活用できるため、トータルコストは抑えられます。
Stable Diffusionの強みと弱み
Stable Diffusionはオープンソースで完全カスタマイズ可能なのが最大の強みです。LoRAモデルを使えば、特定の画風やキャラクターに特化した生成が可能になります。
また、ローカル環境で動作するため、生成回数に制限がなく、プライバシーも完全に保護されます。長期的には最もコストパフォーマンスが高いツールといえるでしょう。
しかし、高スペックなGPUを搭載したPCが必要で、初期投資と学習コストが高いのが欠点です。ComfyUIやAutomatic1111などのインターフェースの操作を習得する必要があり、初心者には難易度が高めです。
Nano Banana Proの可能性
Nano Banana Proは、日本のアニメ・漫画スタイルのイラスト生成に特化したAIツールです。キャラクターの一貫性を保ちやすい機能を備えており、連続したコマ作成に便利です。
日本風のタッチが得意で、Midjourneyよりも二次元特化している点が魅力です。ただし、まだ新しいツールのため、機能面ではMidjourneyに劣る部分もあります。
漫画制作で即使える!Midjourneyプロンプトテンプレート集

画像生成AIのイメージ
実際に漫画を作ってみて分かったのですが、毎回ゼロからプロンプトを考えるのは非効率です。ここでは、私が200枚以上の漫画コマを生成して厳選した、本当に使えるプロンプトテンプレートをご紹介します。
キャラクター生成の基本テンプレート
キャラクターを最初に生成するときは、このテンプレートをベースにしてください。
女性キャラクター基本形
young woman, , hair, eyes, , character design sheet, multiple angles, front view, side view, back view, white background, clean line art, anime style, –niji 6 –ar 16:9
具体例として、学生キャラを作る場合は下記のようになります。
young woman, shoulder-length hair, brown hair, blue eyes, school uniform, character design sheet, multiple angles, front view, side view, back view, white background, clean line art, anime style, –niji 6 –ar 16:9
男性キャラクター基本形
young man, , hair, eyes, , muscular build, character design sheet, multiple poses, dynamic stance, white background, manga style, –niji 6 –ar 16:9
このテンプレートの重要ポイントは「multiple angles」と「white background」です。背景が白だと、後でCanvaに配置するときに切り抜きが楽になります。
表情バリエーション生成テンプレート
同じキャラクターで表情を変えたいときは、キャラクターリファレンスと組み合わせてこのテンプレートを使います。
portrait of , , close-up face, emotional expression, anime style, detailed eyes, –cref –cw 100 –niji 6
表情のバリエーションワード集はこちらです。
喜び系happy smile, bright smile, laughing, joyful expression, excited face
怒り系angry expression, frowning, irritated look, fierce eyes, gritting teeth
悲しみ系sad expression, crying, tears falling, depressed look, worried face
驚き系surprised face, shocked expression, wide eyes, mouth open, astonished look
実際に使ってみた体験として、「crying, tears falling」と複数のワードを組み合わせると、より感情的な表現になります。単に「sad」だけだと、AIは控えめな表情しか生成しないことが多いです。
アクションシーン生成テンプレート
漫画で最も難しいのが動きのあるシーンです。このテンプレートを使えば、躍動感のある画像が生成できます。
, , motion blur, dynamic pose, speed lines, action scene, manga style, dramatic lighting, –niji 6 –ar 2:3
動作ワードの例はこちらです。
running fast, wind-swept hair, legs in motion
jumping high, mid-air, arms spread
punching forward, power stance, determined face
falling down, surprised expression, arms flailing
ここでのコツは「motion blur」と「speed lines」を必ず入れることです。これらを入れないと、静止画っぽくなってしまいます。私も最初は知らずに「running」だけ入れていて、棒立ちで走っているような変な絵ばかり生成されました。
背景生成の時短テンプレート
背景は漫画の雰囲気を決める重要な要素ですが、毎回詳細に指定するのは大変です。このテンプレートなら3秒で背景が生成できます。
, no people, wide shot, manga background, monochrome, detailed linework, screen tone effect, –ar 16:9 –no characters, text
場所の例はこちらです。
classroom interior, desks and chairs, blackboard, windows
city street, buildings, traffic lights, sidewalk
park scenery, trees, bench, pathway, blue sky
cafe interior, tables, chairs, counter, coffee machine
「no people」と「–no characters」の両方を入れるのがポイントです。片方だけだと、なぜか人影が入り込むことがあります。私は何度も「誰もいない教室」を生成しようとして、謎の人物が写り込んで困りました。
コマ割り用の構図指定テンプレート
漫画のコマには様々な構図が必要です。このテンプレートでプロっぽいコマ割りが実現できます。
クローズアップ用
extreme close-up, , detailed facial features, dramatic angle, manga panel, –ar 1:1
全身ショット用
full body shot, , standing pose, front view, manga panel, simple background, –ar 2:3
見下ろし視点用
bird’s eye view, , top-down perspective, manga style, dramatic composition, –ar 16:9
見上げ視点用
low angle shot, looking up at , powerful composition, dramatic sky, manga panel, –ar 3:4
構図を変えるだけで、同じシーンでもまったく違う印象になります。特に重要なシーンでは「low angle shot」を使うと、キャラクターが威圧感を持って見えて効果的です。
実際に困った!Midjourney漫画制作のトラブル実例と解決策
ここからは、私が実際に漫画を30ページ以上作って遭遇したリアルなトラブルと解決方法をシェアします。他のサイトではあまり書かれていない、体験ベースの情報です。
問題1キャラクターの目が毎回閉じてくれない
感動的なシーンで「目を閉じて涙を流す」表情を生成したかったのですが、何度やっても目を開けたままになってしまいました。
プロンプトに「eyes closed, crying」と入れても、キャラクターリファレンスを使っていると、参照画像の「目を開けた状態」が優先されてしまうのです。
解決方法2段階生成テクニック
まず、キャラクターリファレンスなしで目を閉じた表情を生成します。
portrait of girl, eyes closed, crying, tears streaming down, sad expression, close-up face, anime style, –niji 6
次に、この画像をキャラクターリファレンスとして使い、–cw 0(顔のみ参照)で服装や髪型を調整します。
portrait of girl, eyes closed, crying, , –cref –cw 0 –niji 6
このテクニックを使えば、目を閉じたキャラクターでも一貫性を保てます。私はこれに気づくまで2時間も無駄にしました。
問題2後ろ姿がどうしても生成されない
漫画では「キャラクターが背を向けて歩き去るシーン」がよくありますが、Midjourneyは後ろ姿が苦手です。「back view」と指定しても、なぜか振り返ってこちらを見てしまいます。
解決方法複数画像をまとめて生成する
キャラクターデザインシートを作るときに、最初から後ろ姿も含めておくのがベストです。
character design sheet, , multiple angles, front view, side view, back view, three-quarter view, white background, –niji 6 –ar 16:9
このプロンプトで一度に複数角度を生成し、後ろ姿の画像URLをキャラクターリファレンスとして保存しておきます。
後でその画像を参照すれば、後ろ姿のバリエーションも作れます。
, walking away, back view, , –cref –cw 100 –niji 6
これを知ってから、後ろ姿の生成成功率が20%から80%に上昇しました。
問題3手や指が変形してしまう
AI画像生成の永遠の課題がこれです。Midjourneyも例外ではなく、特に「手を振る」「指を指す」といったシーンで指が6本になったり、関節が逆になったりします。
解決方法3つのアプローチ
アプローチ1手を隠す構図にする
最も確実なのは、手があまり目立たない構図を選ぶことです。
portrait, hands behind back, –niji 6
portrait, arms crossed, –niji 6
portrait, hands in pockets, –niji 6
漫画ではすべてのコマで手を見せる必要はありません。重要なシーン以外では、このテクニックで時間を節約できます。
アプローチ2プロンプトで手を強調する
手が重要なシーンでは、プロンプトの最初に手の情報を入れます。
beautiful hands, five fingers, natural hand pose, , –niji 6
「beautiful hands」「five fingers」と明示することで、Midjourneyが手に注意を払うようになります。
アプローチ3Vary Regionで修正する
Discord版のMidjourneyには「Vary Region」という部分修正機能があります。手だけを囲んで再生成すれば、手だけを修正できます。
これは本当に便利な機能で、私は最終的にこの方法で手を修正しています。Web版にはまだこの機能がないので、手の修正が必要な場合はDiscord版を使いましょう。
問題4日本語の看板や文字が意味不明になる
街中のシーンで「ラーメン屋」の看板を入れたかったのですが、生成される文字が謎の記号ばかりでした。
解決方法文字は後から追加する
正直に言うと、Midjourneyで日本語文字を正確に生成するのは不可能です。英語でも難しいのに、日本語は絶望的です。
私が採用している方法は、文字なしで背景を生成し、後からCanvaで文字を追加することです。
ramen shop exterior, no text, Japanese traditional style, lanterns, entrance, –ar 16:9 –no text, letters, signs
「–no text」パラメータを必ず入れて、変な文字が生成されないようにします。
そしてCanvaで日本語テキストを追加します。このほうが圧倒的に早くて確実です。文字生成にこだわって時間を無駄にするのはやめましょう。
問題5同じプロンプトなのに絵柄が変わる
連載漫画を作っていると、1話と10話で絵柄が変わってしまう問題が発生しました。同じプロンプトを使っているのに、なぜか雰囲気が違うのです。
解決方法スタイルリファレンスを固定する
実はMidjourneyのモデルバージョンが更新されると、同じプロンプトでも出力が変わります。
これを防ぐには、最初に生成した画像をスタイルリファレンスとして保存しておきます。
, –sref –sw 100
このテクニックで絵柄の一貫性を保てます。特に長編漫画を作る場合は必須です。
私はこれを知らずに、10話まで描いたところで絵柄が変わってしまい、全部描き直す羽目になりました。皆さんは同じ失敗をしないでください。
問題6生成に時間がかかりすぎる
Standardプランの高速生成時間を使い切ってしまい、1枚の生成に10分かかることがありました。これでは漫画制作が進みません。
解決方法Relaxモードを賢く使う
寝る前や外出前に、Relaxモードで大量バッチ生成する習慣をつけましょう。
私のワークフローはこうです。
夜21時明日使いそうな背景やキャラクターのバリエーションを10個プロンプト入力(Relaxモード)
夜22時生成完了、画像を整理
翌日高速生成時間は重要なシーンだけに使う
このやり方で、月額30ドルのStandardプランでも月に500枚以上の画像を生成できています。
知らないと損する!Midjourney漫画制作の効率化テクニック
ここからは、作業時間を半分に減らせる実践的なテクニックをご紹介します。
ChatGPTとの連携で爆速プロンプト生成
毎回英語でプロンプトを考えるのは疲れます。私はChatGPTにプロンプト作成を丸投げしています。
ChatGPTに以下のように指示します。
「20代女性、黒髪ロング、白いシャツ、カフェで笑顔、アニメ風」という条件をMidjourney用の英語プロンプトに変換して。–niji 6パラメータも含めて。
すると、こんな感じで出力してくれます。
young woman in her 20s, long black hair, white shirt, smiling at cafe, warm atmosphere, anime style, soft lighting, –niji 6 –ar 16:9
これでプロンプト作成時間が1/5になりました。英語が苦手な人には特におすすめです。
画像管理の神テクニック
漫画制作では数百枚の画像を扱います。整理しないとカオスになります。
私が使っているのは「Google スプレッドシート管理法」です。
- スプレッドシートに「キャラクター名」「表情」「ポーズ」「画像URL」「使用コマ」の列を作る
- 生成した画像の情報を記録する
- 使いたい画像をすぐに検索できる
これをやるだけで、「あの画像どこだっけ?」と探す時間がゼロになります。最初は面倒ですが、長編を作るなら絶対に必要です。
Canvaテンプレートの作り込み
毎回ゼロからコマ割りを作るのは非効率です。私はよく使うコマ割りパターンを10種類テンプレート化しています。
4コマ漫画用(縦長)
見開き2ページ用(横長)
1ページ6コマ用(標準)
これらをCanvaで保存しておけば、新しい漫画を5分で配置開始できます。
吹き出しの配置ルール
吹き出しの配置で迷う時間がもったいないので、私は自分ルールを決めています。
吹き出しの大きさは画面の1/4以内
セリフは15文字以内で改行
重要なセリフは太字+大きめフォント
ルールを決めてしまえば、悩む時間が減って作業スピードが2倍になります。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々な方法を紹介してきましたが、正直に言います。
Midjourneyだけで完璧な漫画を作ろうとするのは、ぶっちゃけ効率悪いです。
私が100ページ以上の漫画を作って辿り着いた結論は、「ツールの良いとこ取りをする」ことです。具体的には下記の組み合わせが最強です。
ストーリー・プロット作成はChatGPT。これは圧倒的に早い。1時間で10話分のプロットが作れます。
キャラクターデザインと表情バリエーションはMidjourney。ここはMidjourneyの独壇場。クオリティが段違いです。月額30ドル払う価値があります。
背景は8割Midjourney、2割は素材サイト。どうしても生成できない特殊な背景は、いらすとやとか写真ACとかフリー素材を使っちゃいましょう。完璧主義は禁物です。
コマ割り・吹き出し・セリフはCanva。これは人間が手作業でやったほうが早いし、思い通りになります。AIに頼む必要なし。
最終チェックはCLIP STUDIO PAINT。細かい修正や、どうしても気になる部分の手直しは、結局デジタルペイントソフトが最強です。月額480円で使えます。
このハイブリッド戦略なら、絵が全く描けない人でも、1ヶ月で16ページの漫画を完成させられます。私も最初は「AIだけで全部やりたい」と思っていましたが、それは理想論でした。
大事なのは「AIに任せる部分」と「人間がやる部分」を見極めることです。Midjourneyは素晴らしいツールですが、万能ではありません。でも、キャラクターと背景の生成に関しては本当に優秀です。
私の場合、Midjourney(月額30ドル) + Canva Pro(月額1,180円) + CLIP STUDIO PAINT(月額480円) = 月額約6,000円で、プロレベルの漫画制作環境が手に入っています。
絵の専門学校に通ったら年間100万円以上かかることを考えると、この投資は安すぎます。
最後に一番大事なことを言います。完璧を目指さないでください。
AIで生成した画像には、必ず粗があります。指が変だったり、背景の遠近感がおかしかったり。でもそれでいいんです。読者は細かいところより、ストーリーとキャラクターの魅力を見ています。
私の最初の作品は、今見返すとツッコミどころ満載です。でも、それを公開したことで100人以上の人が読んでくれて、「続きが読みたい」とコメントをもらえました。
完璧な1ページより、粗削りでも完成した16ページの方が圧倒的に価値があります。
だから、この記事を読んだら、今すぐMidjourneyを起動して、1コマでいいから作ってみてください。悩んでいる時間がもったいないです。
AIは日々進化しています。半年後にはもっと簡単に、もっと高品質な漫画が作れるようになっているはずです。今始めれば、その進化の恩恵を最大限に受けられます。
あなたの頭の中にあるストーリーを、AIの力を借りて形にしましょう。絵が描けないことは、もう言い訳になりません。必要なのは、月額30ドルとやる気だけです。
さあ、漫画家デビューしましょう。
Midjourneyで漫画を描くことはできるの?に関する疑問解決
Midjourneyで描いた漫画は商用利用できますか?
はい、有料プラン契約者であれば商用利用が可能です。ただし、年間売上が100万ドルを超える企業は、ProプランまたはMegaプラン(月額60ドル以上)の契約が必要です。
生成した画像の著作権については、Midjourneyの利用規約で「商用利用はOKだが著作権の主張は難しい」とされています。KindleやAmazonでの出版、グッズ販売、NFTアート販売などに活用できます。
ただし、ステルスモードを使わない場合、生成した画像は公開ギャラリーに表示されるため、機密性の高いプロジェクトではProプラン以上がおすすめです。
Midjourneyだけで完結した漫画は作れますか?
現実的には難しいというのが正直な答えです。Midjourneyは高品質なイラスト生成には優れていますが、コマ割り、吹き出し配置、セリフ追加などは他のツールが必要です。
CanvaやCLIP STUDIO PAINTなどのデザインツールと組み合わせることで、完成度の高い漫画を制作できます。また、ストーリー構成にはChatGPT、キャラクター固定にはStable DiffusionのLoRAなど、複数のツールを使い分けるのが一般的です。
初心者でもMidjourneyで漫画を作れますか?
はい、初心者でも簡単な漫画なら十分に制作可能です。特に解説系の漫画やシンプルな4コマ漫画であれば、1〜2週間の練習で作れるようになります。
おすすめの学習ステップは、まずキャラクターデザインシートの作成から始めることです。次にキャラクターリファレンス機能を練習し、最後にCanvaでのコマ割りに挑戦しましょう。
UdemyやStreet Academyには、Midjourneyを使った漫画制作の講座が4,980円程度で提供されています。独学が不安な方は、こうした講座を活用するのも良いでしょう。
Midjourneyでバトルシーンや複雑なシーンは描けますか?
複雑なシーンは難易度が高いどのくらいの期間と費用で漫画1作品を完成できますか?
4コマ漫画であれば、慣れた人なら2〜3時間で完成できます。16ページの短編漫画であれば、1週間から2週間程度が目安です。
費用面では、MidjourneyのStandardプラン(月額30ドル)とCanva Pro(月額1,180円)を組み合わせて、月額約5,700円で本格的な制作が可能です。ChatGPT Plusも使う場合は、さらに月額20ドルが追加されます。
ただし、最初は試行錯誤が必要なため、時間がかかることを覚悟しておきましょう。スキルが上がれば制作スピードも大幅に向上します。
まとめ
Midjourneyは漫画制作に使える強力なツールですが、万能ではありません。圧倒的な画質の高さという強みを活かしつつ、キャラクター一貫性の課題を最新機能で補っていくことが重要です。
2026年現在、キャラクターリファレンス・スタイルリファレンス・オムニリファレンスという3つの機能により、以前よりも格段に漫画制作がしやすくなっています。CanvaやChatGPT、Stable Diffusionなど他のツールと組み合わせることで、初心者でも本格的な作品を生み出せる時代になりました。
月額約3,000円から始められるAI漫画制作は、絵が描けない人にとって新しい表現の扉を開いてくれます。まずはBasicプランで試してみて、自分に合った制作スタイルを見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。

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