「Gemini CLIを使いたいけれど、ペーストができない…」「Obsidianとの連携で悩んでいる」「Gemini CLIってどう設定すればいいの?」こんな悩みを抱えている方々に向けて、この記事ではWindowsパソコン上でのGemini CLI設定を、初心者でも安心して進められるように、ステップ・バイ・ステップで解説します。実際に設定を進める中で直面しやすい問題点や、「ペーストできない」問題の解決策も紹介しますので、最後まで読んでぜひ実践してください!
Gemini CLIインストール前に知っておくべきこと

AIのイメージ
まず、Gemini CLIを使用するための準備として必要なのは「Node.js」のインストールです。これにより、GeminiをPCで動かすための土台が整います。
Node.jsとは?何をインストールすればいいのか?
Node.jsは、Gemini CLIをはじめとするさまざまなツールをPC上で実行するために必要な共通の実行環境です。Node.jsをインストールすることで、Gemini CLIだけでなく、他の便利なツールも使えるようになります。簡単に言うと、「Gemini CLI」を動かすための「エンジン」のようなものです。
Gemini CLIのインストール手順
ここでは、Windowsユーザー向けにGemini CLIをインストールするためのステップを説明します。手順に沿って作業を進めることで、わずか数分で完了できます。
Node.jsのインストール手順
Node.jsのインストールは非常に簡単です。以下の手順で進めてください。
- Node.jsの公式サイトにアクセスします。
- 緑色のボタンをクリックし、「Windowsインストーラー(.msi)」を選びます。
- ダウンロードしたインストーラーを実行し、インストールの指示に従って進めます。
- インストールが完了したら、「Next」や「Install」をクリックして完了です。
これでNode.jsの準備は完了です。特に設定を変更する必要はなく、標準設定のままでOKです。
Gemini CLIをインストールする
次に、Gemini CLIをインストールします。CLI(コマンドライン・インターフェース)とは、コマンドを入力して操作するGeminiのことです。
- Windowsキーを押し、「cmd」と入力して「コマンド プロンプト」を開きます。
- 表示された黒い画面に以下のコマンドを入力し、Enterを押します。
npm install -g gemini-cli
これでGemini CLIがインストールされます。
「ペーストできない」問題の解決方法
コマンドをペーストできないという問題に直面している方は、以下の解決策を試してみてください。
- コマンドプロンプトの設定を確認: ペーストができない原因として、コマンドプロンプトの設定が影響していることがあります。管理者権限でコマンドプロンプトを開くことで解決できる場合があります。
- クリップボードの問題: クリップボードに問題がある可能性もあります。コマンドを再度コピーし直してからペーストしてみてください。
- 別のターミナルを試す: 標準のコマンドプロンプトではなく、Windows PowerShellやGit Bashなど、他のターミナルを試すことでペーストがうまくいく場合があります。
もしこれらを試しても問題が解決しない場合は、Gemini CLIのインストール手順を最初からやり直すか、公式サポートを参照することをお勧めします。
Obsidianとの連携
次に、ObsidianとGemini CLIを連携させる方法をご紹介します。Obsidianの「Terminal」プラグインを使うことで、Obsidian内で直接Gemini CLIを操作できます。
Obsidian Terminalプラグインのインストール
- Obsidianを開き、設定(⚙)をクリックします。
- 「コミュニティプラグイン」を選択し、「閲覧」ボタンをクリックします。
- 検索バーに「Terminal」と入力し、表示されたプラグインをインストールし、有効化します。
インストール後、Obsidianの左メニューに「Terminal」ボタンが表示され、クリックするとGemini CLIが使えるようになります。
Gemini CLIをObsidianで使う方法
Obsidianの「Terminal」からGemini CLIを起動するには、ただ「gemini」と入力してEnterを押すだけです。
- 「gemini」と入力し、Enterキーを押すと、数秒後に「質問ボックス」が表示されます。
- ここで、例えば「Gemini CLIをObsidianで使い倒すコツ」などと入力すると、新規ノートが作成され、Gemini CLIを使ってノート作成が完了します。
Gemini CLIを使えば、長文の要約や新しいアイデアのブレインストーミングも簡単に行えます。
Gemini CLIペーストできない問題に関する疑問解決
「ペーストできない問題」を解決するために、いくつかの方法を紹介しました。具体的にどの手順がうまくいかなかったのかを確認しながら、設定を一つ一つ進めていきましょう。
よくある質問
Q1. Gemini CLIがインストールできない場合、どうすればよいか?
まずは「Node.js」が正しくインストールされているか確認しましょう。次にコマンドプロンプトを管理者権限で実行し、再度インストールを試みてください。
Q2. 「ペーストできない」問題が解決しない場合、どうする?
コマンドプロンプトの設定やターミナルの再起動を試してみましょう。もしくは、別のターミナル(PowerShellやGit Bash)を使ってペーストできるか試してみてください。
まとめ
Gemini CLIのインストールと設定は初心者でも簡単にでき、Obsidianとの連携もスムーズに進められます。もし「ペーストできない」といった問題が発生しても、いくつかの解決策を試すことで問題を解決できます。AIを活用した効率的な作業環境を手に入れたら、あとは思い通りにGemini CLIを活用して、作業をどんどんスピードアップさせましょう!
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