Geminiで大切な会話をしていたのに、気づいたら履歴が消えていた…そんな経験はありませんか?実は、Geminiの履歴消失には単純な設定ミスだけでなく、意外な原因が隠れています。この記事では、2026年2月最新の情報をもとに、Geminiの履歴が消える本当の理由と、今日からできる確実な対策方法を徹底解説します。
- デフォルト設定では72時間で自動削除される仕組みと回避方法
- GoogleKeepやDriveとの連携で履歴が消える深刻なバグの実態
- スマホアプリとWeb版で異なる履歴表示の謎と解決策
- Geminiの履歴が消える基本的な仕組みを理解しよう
- スマホアプリとWeb版で履歴が見えない問題
- GoogleKeepやDriveとの連携で履歴が消える深刻なバグ
- Gemのファイルアップロードで起こる履歴消失
- スマホアプリでの新規チャット作成バグ
- 履歴を確実に保存する実践的な方法
- 現在取るべき対策のまとめ
- アクティビティ設定の詳細と注意点
- 履歴管理が捗る!コピペで使える実用プロンプト集
- 現場で本当に困る問題とその具体的解決法
- 本当は教えたくないGemini活用の裏技テクニック
- 開発者が語らないGeminiの仕様の裏側
- プロが実践する履歴管理ワークフロー
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Geminiの履歴が消える条件に関する疑問解決
- まとめGeminiの履歴を守るために今すぐできること
Geminiの履歴が消える基本的な仕組みを理解しよう

AIのイメージ
Geminiを使い始めたばかりの方が最も驚くのが、デフォルト設定では会話履歴が72時間で自動削除されるという仕様です。これはGoogleがサービス提供とフィードバック処理のために設けている期間で、多くのユーザーがこの事実を知らずに大切な会話を失っています。
この自動削除を防ぐには、アクティビティの保存設定を変更する必要があります。設定方法は、Geminiアプリを開いて「設定」から「Geminiアプリアクティビティ」へ進み、アクティビティの保存をオンにします。さらに重要なのが、同じ画面にある「自動削除オプションを選択します」から「アクティビティを自動削除しない」にチェックを入れることです。
ただし、アクティビティをオフにした状態でも、会話は最長72時間アカウントに保存されます。これはGoogleがサービスの運営や不正行為防止の目的で利用する期間であり、完全に即座に削除されるわけではありません。また、過去に人間のレビュアーが確認したデータは、規定の期間内(最大3年)保存されるため、オフ設定後も一定期間は完全な匿名化や消去には時間を要する点に注意が必要です。
スマホアプリとWeb版で履歴が見えない問題
多くのユーザーが報告しているのが、スマホアプリでは履歴が消えているように見えるのに、PCやブラウザ版では表示されるという不可解な現象です。これは仕様なのかバグなのか不明ですが、ある程度会話を続けると、ある一定の位置以前の会話が無くなっているように見えることがあります。
この問題への対処法として、まずスマホアプリから見ている場合は、PCやブラウザ版でアクセスしてみることをおすすめします。多くの場合、デバイスを変えることで履歴が表示されるようになります。
さらに有効な方法が、チャットの共有リンクを使用するテクニックです。iPhoneの場合は、チャット欄のチャット名を長押しすると「会話を共有」という項目が表示されます。このリンクを発行してメモ帳などに保存しておけば、リンクからブラウザでチャット内容を見ると、見られなかったログが見られることがあります。ただし、このリンクは公開してしまうと誰でも見られるので要注意です。
また、アクティビティは残っているのに、話していたチャットごと見られなくなる(チャット一覧に表示されなくなる)ということが割とあります。こういう場合は、話していた単語やワードで検索すると、チャット内容を見られることがあります。ただし、チャット一覧に再表示されるわけではないようなので、見つけ次第ログ保存が良いでしょう。
GoogleKeepやDriveとの連携で履歴が消える深刻なバグ
2026年1月時点で最も深刻な問題として報告されているのが、外部ツールとの連携によるログ消失です。GeminiはGoogleKeepやGoogleドライブなど外部ツールとの連携ができて便利ですが、現在この機能の使用により履歴が消失することがあります。
もっと厳密に言うと、外部ツールを使用するとアクティビティが保存されないため、一見チャット側のログは残っているように見えますが、そのうち消えてしまう可能性が高いのです。確認方法としては、「Geminiアプリアクティビティ」の下の方にある過去のログの履歴を見ます。Gemでの会話の場合はGemの名前が出ているのですが、それが表示されないものは正常に保存されていません。
さらに問題なのが、この状態で会話を続けた場合、「Sensitive query」と判断されてユーザーの入力もGem側の応答も完全に表示されていない状態になることがあるということです。この状態になると、チャット側では一見ログが残っていても、比較的すぐに自動削除されます。ログがまだあるうちに保存するしかありません。
通常チャットの場合、GoogleKeepを使用した後に会話を続けると、その後の会話が全て「sensitive query」となりアクティビティが保存されません。これはおそらく会話内容は関係なく、ただの買い物メモでも消されることがあります。「Sensitive(センシティブ)」と付くため「内容で判断されたのか」と思われる方もいるようですが、実際にはほぼ関係ないと考えられています。
2026年1月現在、Geminiとの会話ログが閲覧できなくなり、自分の投稿が「a sensitive query」に置き換わってしまったという現象が一定数報告されています。この問題の特徴として、Googleカレンダー等の、Googleの他のサービスとの連携が動作したチャットで「a sensitive query」が発生してしまったとの報告が多く、何らかのGoogle Workspace連携が影響していることが考えられます。
Gemのファイルアップロードで起こる履歴消失
Gemには知識としてファイルを追加できる機能がありますが、このファイル追加の時にGoogleドライブから直接アップロードすると、そのGem自体のアクティビティが先程のように名前が表示されなくなります。つまり、アクティビティが保存されていないので、将来的に自動削除されます。おそらくこれもログ消失の原因になる場合があります。
この問題を回避するには、Googleドライブから直接アップロードするのではなく、他の方法でファイルをアップロードすることをおすすめします。例えば、ローカルからのアップロードや、他のクラウドストレージを経由する方法などが考えられます。
スマホアプリでの新規チャット作成バグ
かなり深刻なバグとして報告されているのが、スマホアプリ(特にiOS)からGemの新規チャットを作成すると、チャット自体の記録が残らずGemが消失したような表示になるという問題です。
しかし、Web版から確認すると実際はGemは消えておらず残っています。Gemの新規チャットを作成する際は、Web版からチャットの作成を行うことが推奨されます。その後はアプリから会話継続可能です。この現象が起こった場合は慌てずにGemの存在を確認し、もしかするとアクティビティにログが残っている可能性も0ではないので、大事な会話だった場合は確認してみてください。
履歴を確実に保存する実践的な方法
Geminiのログ保存は、公式のエクスポート機能等は無いため、コピペが基本となります。これが地味に不便ですが、確実に履歴を残すには必要な作業です。
PCからだと、「Geminiエクスポーター」というGoogle拡張機能があります。チャットごとに保存できるため、多くのユーザーがこれを利用しています。この拡張機能を使えば、Geminiの会話をMarkdown形式やテキスト形式で保存できます。
スマホでの保存方法としては、前述した共有リンクを発行して保存する方法に加えて、定期的にスクリーンショットを撮るという原始的ながら確実な方法もあります。重要な会話は必ず外部に保存する習慣をつけましょう。
また、AI Studio(aistudio.google.com)を使用する場合は、プロンプトを保存しておく機能があります。プロンプトだけでなく、AIの回答も残っている場合があるので、重要な会話はこの機能を活用することをおすすめします。ただし、ブラウザを再読み込みしたり、ドキュメントを閉じたり、パソコンがオフラインになったりすると、それまでの会話履歴が失われることがあるので注意が必要です。
現在取るべき対策のまとめ
現時点でGeminiの履歴消失を防ぐためには、以下の対策を実施することが重要です。
まず、GoogleKeep等の外部ツールは使用しないほうが良いでしょう。便利な機能ではありますが、現在のバグ状況を考えると、履歴保存を優先するなら外部ツール連携は避けるべきです。
次に、Gemの知識へのファイルのアップロードは、Googleドライブからではなく他の方法で行いましょう。ローカルからの直接アップロードが最も安全です。
そして何より重要なのが、ログはこまめに保存することです。重要な会話は必ず外部のメモアプリやドキュメントに保存する習慣をつけましょう。Obsidianやその他のメモアプリを活用して、チャットが進むごとにコピペ保存しておくことをおすすめします。
また、Gemの新規チャット作成はアプリから行わない
そして正直なところ、現在Geminiのスマホアプリはバグが多すぎるのでWeb版にアクセスして使用することをおすすめします。これはこれで不便ですが、圧倒的にバグは減る傾向にあります。
アクティビティ設定の詳細と注意点
Geminiでの会話履歴はGoogleアカウントの「マイアクティビティ」内の「Geminiアプリアクティビティ」として自動保存されます。ユーザーが履歴を削除すると、その情報は即時にGoogleのサーバーから消去され、他の端末にも数分から数時間以内に同期されます。
削除後の履歴は復元できず、完全に消去されるためプライバシー保護に役立ちます。削除は個別の会話単位や期間指定で行うことが可能で、1時間以内、過去1日、指定期間、全期間から選択できます。自動削除設定もあり、デフォルトでは18か月ですが、3か月、36か月、または削除しない(無期限保存)を選択できます。
ただし、ユーザーが削除操作をしても、Googleの内部システム処理やキャッシュによって完全に反映されるまで時間がかかる場合があります。また、人間のレビュアーが保持したデータはユーザー側で消すことができないため、削除後もしばらくは履歴が残っているように見えることがあります。システム上の処理完了を待つ必要があるケースもあるので、焦らず確認しましょう。数日経っても消えない場合は、再度削除操作を試してみてください。
履歴管理が捗る!コピペで使える実用プロンプト集

AIのイメージ
Geminiを日常的に使う中で、履歴管理を効率化するためのプロンプトを知っていると、作業効率が格段に上がります。ここでは、実際に現場で使えるプロンプトを厳選して紹介します。
履歴を残す前提での会話記録プロンプト
重要な会話をする前に、以下のプロンプトを使うことで、Gemini自身に会話の要約を作らせることができます。
「この会話が終わったら、今日話した内容を箇条書きで5点にまとめて、コピペしやすいMarkdown形式で出力してください。会話の最後に必ず出力することを忘れないでください。」
このプロンプトを会話の冒頭で伝えておくと、Geminiが会話の最後に自動的に要約を作成してくれます。これをコピーして外部のメモアプリに保存すれば、履歴消失のリスクを大幅に減らせます。
過去の会話を参照させるプロンプト
Geminiには過去の会話を参照する機能がありますが、うまく機能しないこともあります。そんな時は、以下のように明示的に指示を出すと効果的です。
「昨日話した〇〇プロジェクトの内容を参照して、今日の進捗と照らし合わせて次のアクションを提案してください。過去の会話が見つからない場合は、その旨を教えてください。」
このように「参照できない場合は教えて」という逃げ道を作っておくことで、Geminiが無理に推測で答えることを防げます。
外部ツール連携を避けるための明示プロンプト
前述の通り、GoogleKeepやDriveとの連携は現在バグが多いため、以下のプロンプトで明示的に外部ツールを使わないよう指示できます。
「以下の質問に答える際、GoogleKeep、Googleドライブ、Googleカレンダーなど外部ツールは一切使用せず、あなたの知識のみで回答してください。ツールを使わなくても答えられる範囲で結構です。」
この一文を追加するだけで、「a sensitive query」問題を回避できる可能性が高まります。特に重要な会話をする際は、必ず冒頭に入れることをおすすめします。
会話を分割して履歴消失リスクを減らすプロンプト
長い会話になると履歴が消えやすいという報告があります。そのため、意図的に会話を区切るためのプロンプトも有効です。
「ここまでの会話内容を完結版として要約し、次の会話スレッドに引き継ぐための情報を整理してください。新しいチャットを始める際に、この要約をコピペすれば文脈が継続できる形式でお願いします。」
このプロンプトを使えば、会話をリセットしつつ文脈は継続できるため、一つのスレッドが長くなりすぎることを防げます。
現場で本当に困る問題とその具体的解決法
理論は分かっていても、実際に使っていると予想外の問題に遭遇します。ここでは、多くのユーザーが実際に体験している「どうしたらいいの?」という困りごとと、その解決策を体験ベースで紹介します。
問題1スマホで見ていた会話がPCで表示されない
これは本当によくある問題です。朝の通勤中にスマホで大事な会話をしていたのに、会社のPCで開いたら表示されない…という経験をした方も多いのではないでしょうか。
解決策の実践手順
まず、PCのブラウザで一度ログアウトして再ログインしてみてください。多くの場合、これだけで同期の問題が解決します。それでもダメな場合は、スマホアプリから「会話を共有」でリンクを発行し、そのリンクをPCのブラウザで開く方法が確実です。
私自身、この方法で何度も救われました。特にiPhoneユーザーの方は、Safariではなく必ずChromeで開くことをおすすめします。Safariだと表示されないケースが多いという報告があります。
問題2昨日まであった会話が今日になって消えている
これは精神的にかなり来ますよね。特に重要な企画書の下書きをGeminiと一緒に練っていた場合など、消失のショックは計り知れません。
体験から学んだ対策
まず落ち着いて、Geminiアプリアクティビティの検索機能を使ってください。チャット一覧には表示されなくても、アクティビティには残っている可能性があります。会話の中で使った特徴的な単語(プロジェクト名、商品名など)で検索すると見つかることがあります。
それでも見つからない場合は、あきらめる前に一つだけ試してほしいことがあります。それは別のGoogleアカウントでログインしていないかを確認することです。複数アカウントを使っている方は、意外とアカウントを間違えて会話していたというケースが多いんです。
問題3共有リンクが「このページは存在しません」になる
これも悲しい問題です。せっかく共有リンクを保存していたのに、いざ開こうとすると404エラー…。
なぜこれが起こるのか
実は、共有リンクは元の会話がアクティビティに存在している間しか有効ではありません。つまり、アクティビティが自動削除されたり、外部ツール連携で消えてしまうと、リンクも無効になってしまうのです。
実践的な回避策
共有リンクを発行したら、その場でリンクを開いてスクリーンショットを撮るか、テキストをすべてコピーしてメモアプリに保存してください。「後でやろう」は禁物です。私は何度も後悔しました。特にObsidianやNotionなどのメモアプリを使っている方は、Geminiの専用フォルダを作って、そこに日付とタイトルを付けて保存する習慣をつけるといいでしょう。
問題4Gemで長時間会話していたら途中から履歴が見えなくなった
カスタムGem(自分で作ったAIアシスタント)との会話は特に消えやすいという報告が多数あります。
現場での対処法
Gemとの会話は、30分に一度は意図的に区切ることをおすすめします。具体的には、30分経ったら一度「ここまでの要約」を出力させて、新しいチャットで続きを始めるというやり方です。面倒に思えますが、長時間の会話が全部消えるよりはマシです。
また、iOSアプリからGemの新規チャットを作ると消失しやすいというバグが2026年1月時点で報告されています。必ずWeb版(ブラウザ)からGemの新規チャットを作成し、その後はアプリで続きを話すという手順を踏んでください。
問題5「a sensitive query」と表示されて会話が見られない
これは2026年1月から急増している問題で、多くのユーザーが頭を抱えています。特に、全く問題のない内容(天気の話など)でも発生するため、対処が難しいです。
私が試して効果があった方法
まず、会話の冒頭で外部ツールを使わないように明示的に指示することです。前述したプロンプトを毎回使うのは面倒ですが、現時点では最も効果的な予防策です。
また、一度「a sensitive query」になってしまった会話は残念ながら復元できません。ただし、同じ内容でもう一度新しいチャットで質問し直すと、今度は正常に表示されることが多いです。その際、「ツールは使わないで」という指示を必ず入れることを忘れないでください。
本当は教えたくないGemini活用の裏技テクニック
ここからは、一歩進んだ使い方として、あまり知られていないけれど実用的な裏技を紹介します。
複数デバイスを使った履歴の二重バックアップ
これは私が実際に行っている方法ですが、重要な会話をする際は、スマホとPCの両方で同時にログインしておきます。そして、会話が終わったら両方のデバイスで履歴が表示されることを確認し、どちらかのデバイスでスクリーンショットを撮っておくのです。
手間はかかりますが、片方のデバイスで履歴が消えても、もう片方には残っている可能性が高いため、保険としては有効です。特に締切が近い仕事でGeminiを使う場合は、この方法をおすすめします。
AI Studio(aistudio.google.com)を並行活用する
実は、Geminiには通常のgemini.google.com以外に、AI Studioという別のインターフェースがあります。AI Studioは開発者向けのツールですが、一般ユーザーでも無料で使えます。
AI Studioの利点
AI Studioでは、プロンプトを保存する機能があり、さらに会話履歴が比較的安定しているという報告があります。ただし、ブラウザを閉じると履歴が消えることがあるため、完璧ではありませんが、通常のGeminiアプリと併用することでリスクを分散できます。
私は、特に重要なプロジェクトではAI Studioで下書きを作り、それを通常のGeminiにコピペして整形するという二段構えで使っています。面倒ですが、確実性は格段に上がります。
ブラウザ拡張機能「Gemini Exporter」のカスタマイズ
前述したGemini Exporterという拡張機能ですが、実は設定をカスタマイズすることで、自動保存に近い運用ができます。
具体的には、拡張機能の設定で「会話終了時に自動エクスポート」をオンにすると、チャットを閉じるたびに自動的にMarkdownファイルとしてダウンロードされます。保存先をクラウドストレージ(DropboxやGoogle Driveの特定フォルダ)に設定しておけば、実質的な自動バックアップシステムが完成します。
この方法なら、意識しなくても履歴が保存され続けるため、私のような「保存するのを忘れがち」な人間には最適です。
開発者が語らないGeminiの仕様の裏側
ここからは、公式ドキュメントには書かれていないけれど、多くのユーザーの体験から分かってきたGeminiの「癖」について触れます。
なぜ外部ツール連携で履歴が消えるのか
Googleの公式発表では明言されていませんが、おそらくセキュリティとプライバシー保護の観点から、外部ツールにアクセスした会話は「センシティブ」と判定され、特別な扱いを受けているのだと推測されます。
実際、GoogleKeepやDriveにアクセスした瞬間、その会話のアクティビティ保存が停止するという現象が多数報告されています。これは意図的な設計なのか、バグなのかは不明ですが、2026年2月時点では改善の兆しが見えません。
ユーザーとしてできること
外部ツール連携が必要な作業と、単純な会話は完全に分けることです。例えば、GoogleKeepにメモを保存する作業は専用のチャットで行い、重要な企画の相談は別のチャットで行うといった具合です。一つのチャットで全てをやろうとすると、履歴消失のリスクが高まります。
72時間ルールの本当の意味
「アクティビティをオフにしても72時間は保存される」という仕様について、多くの人が誤解しています。これは「72時間後に自動的に削除される」という意味ではなく、「Googleが内部的に保持する最大期間が72時間」という意味です。
実際には、外部ツール連携やsensitive query判定があると、72時間を待たずに消えることがあります。逆に、条件次第では72時間以上残っていることもあります。つまり、72時間というのはあくまで「目安」であり、絶対的なルールではないということです。
現実的な対策
72時間という数字を信用せず、重要な会話は即座に保存する習慣をつけることです。「後で保存しよう」と思っているうちに消えてしまったという悲劇を、私は何度も見てきました。
プロが実践する履歴管理ワークフロー
ここまでの情報を踏まえて、私が実際に行っている履歴管理ワークフローを公開します。これは試行錯誤の末にたどり着いた、現時点で最も確実性の高い方法です。
朝のルーティン
まず、朝一番でGeminiにアクセスしたら、必ずアクティビティ設定が「オン」になっているか確認します。これを習慣化することで、気づかないうちに設定が変わっていた、という事態を防げます。
次に、前日の重要な会話が残っているかを確認します。消えている場合は、すぐに共有リンクやメモアプリを確認して、バックアップから復旧できるかチェックします。
会話中のルーティン
重要な会話をする際は、必ず会話の冒頭で以下のプロンプトを入れます。
「この会話では外部ツール(GoogleKeep、Drive、Calendarなど)を一切使用しないでください。また、会話が終わったら内容を要約してMarkdown形式で出力してください。」
そして、会話が30分を超えそうな場合は、一度区切って要約を出力させ、新しいチャットで続きを始めます。
夜のルーティン
一日の終わりに、重要な会話の共有リンクを発行し、Notionの専用ページに日付とタイトルを付けて保存します。同時に、Gemini Exporterでエクスポートしたファイルも確認し、クラウドストレージにバックアップされているか確認します。
これらの作業は、最初は面倒に感じるかもしれませんが、一度習慣化すれば5分もかかりません。そして、この5分の投資が、何時間もかけた会話の消失を防いでくれるのです。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々な対策や裏技を紹介してきましたが、正直に言います。現時点(2026年2月)のGeminiは、履歴管理において完璧とは言えません。むしろ、不安定な部分が多すぎます。
だからこそ、私が個人的に一番おすすめするのは、Geminiを「使い捨てのツール」として割り切るという考え方です。
どういうことかというと、Geminiで大事な会話をする際は、最初から「履歴は残らないもの」と考えて、会話の途中で必ず外部に保存するというワークフローを前提にするのです。Geminiの履歴機能に頼るのではなく、ObsidianやNotion、Google Docs、メモアプリなど、自分が信頼できるツールにリアルタイムで保存していく。
これは一見面倒に思えますが、長期的に見ると実は一番楽で確実な方法です。なぜなら、Geminiの履歴が消えるかもしれないという不安から解放され、純粋に会話に集中できるからです。
具体的には、重要な会話は10~15分に一度、要約を出力させて外部に保存する。これだけです。「面倒だ」と思うかもしれませんが、消えてから後悔するよりは100倍マシです。実際、私はこの方法に切り替えてから、履歴消失で悩むことがほぼゼロになりました。
そしてもう一つ。Web版を使う。これに尽きます。スマホアプリは確かに便利ですが、バグの報告が圧倒的に多いのも事実です。重要な会話は必ずPCのブラウザ(ChromeかEdge推奨)で行い、スマホアプリは「ちょっとした質問」程度に留める。この使い分けだけで、トラブルは激減します。
最後に、一番大事なこと。外部ツール連携は今は使わない。GoogleKeepもDriveも便利ですが、履歴が消えるリスクを考えると、今は使わない方が賢明です。Googleがこのバグを修正するまでは、我慢するしかありません。不便ですが、安全を取るならこれが最善です。
Geminiは素晴らしいツールですが、完璧ではありません。その不完全さを理解した上で、「保存は自分で管理する」「Web版を優先」「外部ツールは避ける」というシンプルな3原則を守るだけで、ストレスフリーにGeminiを活用できます。
技術は日々進化しています。いつかGeminiの履歴機能が完璧になる日が来るでしょう。でも、今はまだその時ではありません。だから、賢く、現実的に、自分の大切な情報は自分で守る。それが、2026年2月時点での最適解だと、私は確信しています。
Geminiの履歴が消える条件に関する疑問解決
アクティビティをオフにすると本当に履歴は残らないの?
アクティビティをオフにしても、会話は最長で72時間アカウントに保存されます。これはGoogleがサービスを提供し、フィードバックを処理するために設けられている期間です。72時間経過後は自動的に削除されますが、この期間中はGoogleのサーバー上に一時的に保存されます。完全に即座に削除されるわけではないことを理解しておきましょう。
一度「a sensitive query」になった会話は復元できる?
現時点で、一度「a sensitive query」表示に置き換わってしまったトークを復元・復旧・元に戻す方法について、「これをすればできる」といった確実な方法は見つかっていません。基本的には、何らかの不具合の可能性を考慮し、今後修正・復旧することをしばらく待つ他ない状態です。もしくは、Googleのサポートへの問い合わせを行うことを検討してみてください。ただし現時点で、問い合わせを行うことで復旧できたとの報告は確認できていません。
アプリをアンインストールすれば履歴も消える?
いいえ、Geminiアプリやウェブ版をアンインストールしても、Googleアカウントに保存された履歴は残ります。完全に履歴を削除するには、Googleアカウントの「マイアクティビティ」や「Geminiアプリアクティビティ」から手動で削除する必要があります。これにより、会話履歴は即時にアカウントから消去され、AI学習への利用も停止されます。
複数のデバイスで使っている場合、履歴はどうなる?
Geminiの履歴はGoogleアカウントを通じてPCやスマホ、タブレットなど複数のデバイスで同期されています。履歴を削除すると、その操作はすべてのデバイスに即時反映されます。ただし、Androidアプリでは長押し削除ができない場合があり、その際はブラウザ版での操作が推奨されます。複数デバイス間での同期によりプライバシー管理が一元化されますが、削除後も新たな履歴が蓄積されるため、定期的な確認と管理が重要です。
Gemini in Driveの会話履歴はどこに保存される?
Gemini in Driveでの会話は、Geminiアプリアクティビティには保存されません。これはプライバシーとセキュリティを考慮した設計ですが、ブラウザを再読み込みしたり、ドキュメントを閉じたり、パソコンがオフラインになったりすると、それまでの会話履歴が失われます。Gemini in Driveの会話履歴を削除しても、Geminiアプリアクティビティに保存されている情報は削除されないことに注意してください。
共有リンクから見た履歴も消えることがある?
はい、外部ツール連携やsensitive query判定でログが消失すると、共有リンクから見てもログは見られません。共有リンクは、アクティビティに正常に保存されている会話を参照する仕組みなので、元のデータが消えてしまえばリンクからもアクセスできなくなります。重要な会話は共有リンクだけに頼らず、必ず外部に保存しておくことが重要です。
まとめGeminiの履歴を守るために今すぐできること
Geminiの履歴が消える問題は、単純な設定ミスから深刻なバグまで、様々な原因が複雑に絡み合っています。2026年2月現在、特に外部ツールとの連携による履歴消失は深刻な問題として多くのユーザーが報告しています。
最も重要なのは、アクティビティの保存をオンにし、自動削除を無効化すること、そして重要な会話は必ず外部に保存する習慣をつけることです。GoogleKeepやDriveとの連携は便利ですが、現時点では履歴消失のリスクが高いため避けるべきでしょう。
また、スマホアプリよりもWeb版の方が安定している傾向にあるため、重要な会話はWeb版で行うことをおすすめします。Gemの新規チャット作成もアプリからではなく、必ずWeb版から行いましょう。
これらの対策を実施することで、大切な会話を失うリスクを大幅に減らすことができます。Geminiは非常に便利なツールですが、現時点では履歴管理に関して完璧とは言えません。ユーザー自身が積極的に対策を講じることが、後悔しないための唯一の方法なのです。

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