「Midjourneyって最近また何か変わったらしいけど、どこから学べばいいの?」そんなふうに感じているクリエイターやビジネスパーソンは、今まさに増え続けています。2026年2月現在、MidjourneyはV7の安定運用、Style Creatorの本格稼働、そしてV8のリリース直前という、まさに歴史的な転換期を迎えています。この記事を読めば、最新機能の全体像が一気につかめるはずです。
- V7から進化したV8では、ネイティブ2K解像度と大幅に改善されたテキスト描画が実装され、2026年2月末リリース予定
- Style CreatorとパーソナライズのWeb新インターフェースが2026年2月26日にアップデートされ、スタイル構築がさらに直感的に
- V7のドラフトモードや音声プロンプト、複数プロファイル機能を理解することで、制作スピードと表現の幅が格段に広がる
- Midjourneyが2026年に進化し続ける理由とその全体像
- V7の新機能を今さら聞けない人のために徹底解説!
- Style Creatorの使い方と「積み重ねスタイル」の作り方
- V8はここが凄い!2026年最大のアップデートを先読みする
- 料金プランと商用利用について最新情報をおさえよう
- 現場で本当に困る「あるある問題」とその具体的な解決手順
- 今すぐコピーして使えるV7対応プロンプト集
- Midjourneyの動画生成機能は今どこまで使えるのか?
- V8移行時の「注意点」と「やっておくべき準備」
- パーソナライズをサボっている人が損をしている理由
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Midjourneyの新機能解説に関するよくある疑問
- まとめ
Midjourneyが2026年に進化し続ける理由とその全体像

画像生成AIのイメージ
画像生成AIの世界は、1年前と比べても別物といえるほど急速に進化しています。その中心にいるのが、やはりMidjourneyです。2025年4月にV7がリリースされ、同年6月に標準モデルとなって以来、世界中のクリエイターたちがその圧倒的なクオリティに驚かされました。そして今、2026年2月末にはV8のリリースが迫っており、Midjourney創業者のDavid Holz氏自身が「月末には出したい」と発言するほど完成度が高まっています。
なぜMidjourneyはこれほどのペースで進化できるのか。その答えは、コードベースの根本的な刷新にあります。V8ではTPU(テンソル処理ユニット)からGPUへの移行と、PyTorchへのフレームワーク切り替えが完了する予定で、これによって開発チームのスピードが劇的に上がると言われています。技術的なインフラを整えることで、今後のV9や動画モデルのアップデートがさらに速くなると期待されています。
また、2026年2月26日にはパーソナライズのWebインターフェースが刷新されました。これまでの1対1の画像比較方式から、スクロール形式のリストで画像を選ぶ新しいUIに変わり、ユーザーが自分好みのスタイルを学習させやすくなっています。さらに、アニメ特化モデルのNiji 7(2026年1月9日リリース)にも、パーソナライズとムードボード機能が追加され、アニメ系クリエイターへの対応も強化されました。
V7の新機能を今さら聞けない人のために徹底解説!
V8が話題を集めている一方で、現在の標準モデルはV7です。まだV7の機能を使いこなせていない方のために、改めてポイントを整理しておきましょう。
ドラフトモードで制作スピードを10倍にする方法
V7の目玉機能といえばドラフトモードです。通常の画像生成と比べて約10倍の速さで画像を出力でき、GPUの消費量も半分に抑えられます。仕組みは非常にシンプルで、まず低解像度のラフ案を大量に素早く生成し、気に入ったものだけを「Enhance(強化)」ボタンで高画質化するという流れです。
アイデアを試すときに、いきなり高品質な1枚を目指すのではなく、まずバリエーションをざっくり確認してから絞り込む、という思考法の転換が求められます。特にプロンプトを微調整しながら理想の絵を探していくプロセスに、このモードは絶大な効果を発揮します。
音声プロンプトで手を動かさずに画像を作る
V7からはマイクで話しかけるだけで画像生成ができる音声プロンプト機能が追加されました。日本語での音声入力にも対応しており、たとえば「猫をフクロウに変えて」と声で伝えるだけで、AIがプロンプトを自動生成して新しい画像を作ってくれます。キーボードを使わずにアイデアを形にできるこの機能は、スケッチやラフを描く感覚に近く、クリエイターの直感的な発想をAIにぶつけやすくなっています。
複数プロファイルで「リアル風」と「アニメ調」を使い分ける
V7ではパーソナライズ機能が標準でオンになり、自分の好みをAIに学習させることができます。さらに重要なのが、複数のプロファイルを作れるようになった点です。たとえば「写真風のリアルな表現向けプロファイル」と「アニメキャラクター用プロファイル」を別々に保存しておき、用途に応じて切り替えることが可能になりました。V6までは1つのプロファイルしか持てなかったことを考えると、これはクリエイターにとって大きな自由度の向上です。
Style Creatorの使い方と「積み重ねスタイル」の作り方
Midjourneyのweb版に追加されたStyle Creatorは、直感的に自分だけのスタイルリファレンスを構築できる革新的な機能です。使い方を順を追って説明します。
- web版のメニューから「Style Creator」を開き、パーソナライズをオフにしておく
- プロンプトには「elephant」や「cat」など、できるだけシンプルな単語だけを入力する
- 生成された4枚の画像と左側のグリッドから、「絵の内容」ではなく「画風・絵柄」の好みで1枚を選ぶ
- これを5回繰り返すことで、スタイルが積み重なっていく
- 「End Session」で終了し、生成したスタイルリファレンスをクリエイトモードで活用する
特に興味深いのが、スタイルの「積み重ね」の仕組みです。1回目に選んだスタイルが土台となり、2回目以降に選んだスタイルが上乗せされていきます。つまり5回実行した場合、一番上の4枚の画像には5つのスタイルが組み合わさった独自のスタイルリファレンスが反映されています。Discordの公式アナウンスによれば、「最初の5回は変動が大きく、5〜15回で安定し、15回を超えるとニュアンスが増していく」とのことです。
なお、スタイルの統一性に関する注意点があります。モノクロの画像とカラーの画像を混在させてしまうと、最終的な出力がちぐはぐになる可能性があります。モノクロならモノクロで統一、カラーならカラーで統一して構築するのがベストプラクティスです。
V8はここが凄い!2026年最大のアップデートを先読みする
ネイティブ2K解像度で「アップスケール不要」の時代へ
V8の最大の目玉は、ネイティブ2K(2048×2048ピクセル)解像度での出力です。これまでのバージョンでは、高解像度な画像が必要な場合はアップスケール処理を後から行う必要がありました。しかしV8では、生成の段階からすでに高解像度な出力が可能になります。ポスター制作、ブランディング素材、印刷物など、より高いクオリティが求められる現場での使用が一気に現実的になります。
テキスト描画がついに「まともになる」歴史的な改善
AI画像生成における長年の弱点のひとつが、画像の中に文字を正確に描写することでした。V7でも改善は見られましたが、看板やラベル、ポスターに入れたいテキストが文字化けしたり、読めない文字になってしまうことは珍しくありませんでした。V8ではこの問題に正面から取り組み、文脈に沿った正確なテキスト描画が可能になるとアナウンスされています。広告クリエイターやブランドデザイナーにとっては、待ちに待った改善です。
まったく新しい生成ワークフローで「探索→絞り込み」を高速化
V8では、生成の基本的な流れ自体が変わります。これまでの「4枚を生成して1枚を選んで高解像度化する」という流れから、256pxで64枚を一気に素早く生成し、気に入ったものだけを高解像度へ昇格させる新しいフローが採用される見込みです。これはドラフトモードの発展形とも言える考え方で、「まず広く探索し、その後に絞り込む」という思考の効率化を支援します。アイデアをどんどん試せる環境が整い、創作プロセス全体が加速するでしょう。
料金プランと商用利用について最新情報をおさえよう
Midjourneyは現在、すべての機能が有料プランでの提供となっています。2026年時点での主要な料金プランは以下の通りです。
| プラン名 | 月額料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ベーシック | 約10ドル | 月200枚程度の生成、個人利用向け |
| スタンダード | 約30ドル | 無制限の低速生成、商用利用OK、リラックスモード使用可能 |
| プロ | 約50ドル | 同時並行ジョブ、高解像度出力、プロ向け機能フル活用 |
| メガ | 約120ドル | 大量生成・年間収益100万ドル超の企業向け商用利用 |
商用利用については、有料プランに加入していれば基本的に生成した画像をビジネスに使うことができます。ただし、年間収益が100万ドル(約1億5千万円)を超える企業やその従業員が著作権を主張するためには、プロ以上のプランへの加入が条件となっています。個人や小規模ビジネスであれば、スタンダードプランで十分に商用利用が可能です。
なお、2026年現在もAI生成画像の著作権をめぐる法整備は各国で進行中です。生成した画像を商業利用する際は、利用規約の最新情報を都度確認する習慣をつけておくと安心です。
現場で本当に困る「あるある問題」とその具体的な解決手順

画像生成AIのイメージ
Midjourneyを使い始めると、必ずと言っていいほど同じ壁にぶつかります。「思ったような画像にならない」「毎回雰囲気が変わってしまう」「手や指がおかしい」——これらはネット上でも頻繁に語られますが、「では具体的にどうすればいいのか」が書かれている記事は意外と少ないです。ここでは、実際の制作現場で体験ベースで語られている悩みを取り上げ、他のサイトでは得られない具体的な解決手順を紹介します。
問題①「何度生成しても手や指が不自然になる」
これはMidjourney使用者なら誰もが一度は通る洗礼です。特に人物を中心に配置した画像で指が6本になったり、手首がありえない角度に曲がったりするのは、V7になっても完全には解消されていません。
まず理解しておきたいのは、手の描写に問題が起きやすいのはプロンプトで手や指を「意図的に描かせようとしている」ときが多い、という点です。「hands on table」「pointing finger」など手の動作を強調すると、AIがより意識的に手を描こうとして失敗率が上がります。
具体的な解決手順はこうです。まずプロンプトから手に関する記述を外し、構図そのものを変えてみましょう。たとえば「waist-up portrait」(腰から上のポートレート)にすると手が映り込みにくくなります。それでも手を見せたい場合は、–stylize の値を150〜250程度に下げると、AIの過剰な「解釈」が抑えられてより素直な描写になります。また、–style raw を付けると写真に近い自然な出力になり、手の不自然さが緩和されることがあります。V7以降は体の構造理解が改善されているので、まず生成してみてVariations(V)を複数回試すだけで解消されることも増えています。
問題②「同じキャラクターや人物を別の画像でも使い回したい」
ブランドのキャラクターを複数シーンで使う、SNS投稿用にシリーズものを作る——こういったニーズは商業利用でも個人利用でも非常に多いです。しかし「同じ顔を出して」とプロンプトに書くだけでは毎回違う人物が出てきます。
この問題の解決策として現在最も有効なのが、V7から本格稼働したオムニリファレンス(–oref)の活用です。使い方はシンプルで、ベースとなるキャラクターの画像URLをプロンプトの後ろに追加するだけです。たとえばこう書きます。
a woman reading a book in a cafe –oref –ow 200
ここで重要なのが–ow(オムニウェイト)の数値です。デフォルトは100ですが、顔の一致度を高めたいなら200〜400に上げ、スタイルをアニメ調など大きく変換したいなら25〜50に下げます。「顔は同じで服や背景だけ変えたい」なら–owを200前後にして、服装の指定をプロンプトで明確にするのがベストバランスです。
さらに画風も合わせて統一したい場合は、–sref(スタイルリファレンス)を同時に使います。
a woman reading a book in a cafe –oref –ow 200 –sref –sw 100
このように–orefで人物を固定しながら–srefで画風を揃えるという二重リファレンス活用が、プロのクリエイターたちが実際に使っている方法です。
問題③「生成した画像の「雰囲気」は好きなのに次の生成で同じ感じが出ない」
これは「当たり」の画像が出たあとに起こる、非常によくある悩みです。同じプロンプトで再生成しても微妙に違う……という経験は誰もがしています。
この問題の解決手順は2段階あります。まず、気に入った画像のSeed値を取得して記録することです。生成済みの画像の「…」メニューやCopyオプションからSeedの数値を確認し、次の生成時に–seed として末尾に追加します。Seed値を固定すると、同じプロンプトで生成した際に似た構図や雰囲気が再現されやすくなります。ただしSeedは完全に同一の画像を保証するものではなく、あくまで「出発点」を揃えるものだと理解しておきましょう。
もう一段階上の方法が、気に入った画像そのものをStyle Creatorに投入することです。前述のStyle Creator機能でその画像を選択し、スタイルとして積み重ねていくことで、「あの雰囲気」を再現性のあるスタイルリファレンスとして固定できます。これがSeed値を使う方法との決定的な違いで、Style Creatorは「偶然の産物」を「意図的に再現できる資産」に変換してくれる機能です。
今すぐコピーして使えるV7対応プロンプト集
V7はキーワードを羅列するより、自然な文章で意図を伝えるほうが高精度な結果を出しやすいのが大きな特徴です。以下のプロンプトは実際の用途別に使えるように設計しています。パラメーターはそのままコピーして試してみてください。
SNSアイコン・プロフィール画像に使えるプロンプト
ポートレートをリアルに仕上げたいときは次のように書きます。Closeup portrait of a young Japanese woman with warm smile, soft morning light coming through window, natural skin texture, slightly off-white background, editorial magazine photography –ar 1:1 –style raw –stylize 200 –v 7
アニメ調のアイコンを作りたい場合はNiji 7での生成が最適です。Soft pastel portrait of a teenage girl with short bob haircut, cherry blossom background, gentle expression, clean linework, studio ghibli inspired –ar 1:1 –niji 7
ブランド・マーケティング素材に使えるプロンプト
商品のモックアップや広告ビジュアルに近いイメージを作るときは、ライティングと質感の指定が重要です。A minimalist skincare product bottle on white marble surface, soft diffused light from left, shallow depth of field, clean and elegant composition, commercial photography for high-end beauty brand –ar 4:5 –style raw –stylize 150 –v 7
サイバーパンク系・未来都市の夜景ビジュアルならこちらが効果的です。Aerial view of a futuristic Tokyo at night, neon rain reflections on wet streets, purple and teal color palette, cinematic atmosphere, 8K quality –ar 16:9 –stylize 800 –v 7
イラスト・ファンタジー系コンテンツに使えるプロンプト
幻想的な世界観を出したい場合は雰囲気の形容詞を重ねるのが効果的です。A lone traveler standing at the edge of a glowing ancient ruins in a misty forest, ethereal light rays, dreamlike atmosphere, painterly style with detailed foliage, epic fantasy concept art –ar 16:9 –stylize 600 –v 7
日本らしい和風テイストを出したいなら日英混合プロンプトが有効です。浮世絵風の桜の木の下に佇む侍, ukiyo-e style woodblock print, indigo and vermillion color palette, bold outlines, traditional Japanese aesthetics –ar 2:3 –stylize 750 –v 7
–style rawを使う「脱AIっぽさ」プロンプト
Midjourneyのデフォルト設定はどうしても「AI画像らしい美化処理」がかかりがちです。より写真に近いナチュラルな出力を目指すなら–style rawが非常に有効で、プロのフォトグラファーたちが強く推奨しています。85mm lens portrait, young woman in casual streetwear, candid expression, natural daylight, Tokyo backstreet –ar 2:3 –style raw –stylize 100 –v 7 のように使うと、ほぼカメラで撮影したような質感が得られます。
Midjourneyの動画生成機能は今どこまで使えるのか?
2025年6月にV1動画モデルがリリースされてから、Midjourneyは画像生成AIから動画生成プラットフォームへと進化しつつあります。現在の動画機能についてもアップデートしておきましょう。
生成できる動画は5〜10秒程度のショートクリップで、テキストプロンプトや既存の静止画から動かすことができます。SDモード(標準画質)とHDモード(高画質)が選べますが、HDモードはSDの約3.2倍のGPU時間を消費します。動画生成をがっつり使いたい場合は、動画用のGPU時間をリラックスモードで無制限に使えるプロプラン以上の契約を推奨します。
現時点での動画の実用的な使いどころとしては、SNS用の短いビジュアルコンテンツや、プレゼン資料に使う数秒のアニメーション、ポートフォリオのループ動画などが挙げられます。まだ長尺の映像制作には向きませんが、V8のリリース後は次世代動画モデル(V2動画)に向けた大型コンピュートクラスターの整備も進む予定で、2026年後半以降の大幅な品質向上に期待が高まっています。
V8移行時の「注意点」と「やっておくべき準備」
V8がリリースされると、多くのユーザーがすぐに移行したくなるはずです。ただし、初期のMVP(最小限の機能でのリリース)段階では使えない機能もあることを知っておく必要があります。
まず、V8リリース当初はリラックスモードが使えない可能性があります。V7も最初はターボモードのみで、数週間後にファストモード・リラックスモードが順次対応しました。V8でも同様のフェーズを経ると予想されるため、スタンダードプランでリラックスモードをフル活用しているユーザーは、移行後しばらくGPU時間の消費に注意が必要です。
また、V7で使っていたsrefコードの一部がV8では期待どおりに機能しないことが想定されます。これはV6→V7の移行時にも起きた現象で、モデルのアーキテクチャが変わるとスタイルの解釈も変わるためです。お気に入りのsrefコードは事前にメモしておき、V8で再テストしてから本格的な制作に使うという手順を踏むことを強くおすすめします。
準備として今からできることは、現在のV7でのプロンプトと生成結果を記録・整理しておくことです。V8の自然言語理解は格段に向上するため、V7で「ハック」的に使っていた複雑なネガティブプロンプトの連鎖は不要になる可能性があります。シンプルな文章で同じ結果が出るかを改めて検証する楽しみが、V8移行後には待っています。
パーソナライズをサボっている人が損をしている理由
「パーソナライズの設定って、最初の5分だけ頑張ればいいやつでしょ」と思っているとしたら、それは半分正解で半分大きな損をしています。パーソナライズは最初の200枚評価で終わりではなく、継続的に育てるものなのです。
2026年2月26日のアップデートで刷新された新しいパーソナライズUIでは、1対1の比較から大量の画像をスクロールしながら直感的に選ぶ方式に変わりました。これによって短時間でより多くの評価ができるようになっています。もしパーソナライズを最初に設定してからずっと放置していたなら、今すぐ追加評価をしてみてください。
また、V7から複数プロファイルを使い分けられるようになった利点を最大化するには、「目的別」ではなく「ジャンル別の絵柄の好み別」でプロファイルを設計するのがポイントです。たとえば「仕事用ビジュアル向け(クリーンで落ち着いた表現が好きなプロファイル)」と「個人創作向け(ファンタジーやアニメ調の濃い表現が好きなプロファイル)」を別々に育てると、どちらの用途でも自分の感性に合った画像が出やすくなります。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでいただいた方に、正直に言います。Midjourneyの新機能を学ぶとき、多くの人がやってしまう一番もったいないパターンは、「機能を覚えてから使おうとする」ことです。Style Creator、パーソナライズ、–oref、–sref……すべてを理解してから本番で使おうとすると、永遠に本番が来ません。
個人的にぶっちゃけ楽だし効率的だと思うのは、「まずドラフトモードで100枚生成する」というアプローチです。ドラフトモードなら5秒で1枚、コストも半分なので、とにかく大量に試せます。この中で「これは!」と思った画像だけをEnhanceで高解像度化し、その画像をStyle Creatorに投入してスタイルを固定する、という流れが圧倒的に速くて、結果的に自分のスタイルも最短で確立できます。
V7のドラフトモード→気に入ったものをEnhance→その画像でStyle Creator構築→プロファイルに保存→次の生成に反映、という5ステップのループを回すだけで、ほとんどの人が欲しいと言っている「自分らしい一貫したスタイル」は自然と手に入ります。複雑なパラメーターを覚えるより前に、このループを体に染み込ませることが先決です。
V8がリリースされたら、最初は新しいワークフロー(64枚を256pxで高速生成→絞り込み→アップスケール)を試してみてください。これはドラフトモードをさらに進化させた考え方で、「まず広く探索してから深掘りする」という感覚はV7のドラフトモードで既に身についているはずです。V8で戸惑わないためにも、今のうちにこの探索→絞り込みの思考法を習慣にしておくことが、何よりの「V8リリース前の準備」になります。
頭で理解するより、とにかく手を動かして1枚出す。それが結局、Midjourneyという道具を本当に使いこなすための最短ルートです。
Midjourneyの新機能解説に関するよくある疑問
V7とV8は何が一番違うのですか?
一言で言えば、「磨き上げ」と「根本的な刷新」の違いです。V7はプロンプト理解力の向上や音声入力など、ユーザー体験を豊かにする機能追加が中心でした。一方でV8は、コードベースの完全書き直し、ネイティブ2K解像度、テキスト描画の抜本的改善など、AIモデルそのものの構造から変わる大型アップデートです。V7を使いこなせているユーザーでも、V8に切り替えた際は生成の結果やワークフローの感覚が変わる部分があるかもしれません。
Style Creatorは有料プランでないと使えませんか?
Style Creatorを含むMidjourneyのすべての機能は、有料プランへの加入が前提です。現在Midjourneyには無料プランが存在しないため、まずはベーシックプランから試してみることをおすすめします。Style Creatorで一度自分だけのスタイルリファレンスを作ると、その後の生成クオリティが安定するため、プランの元は十分に取れると感じるユーザーが多いようです。
パーソナライズとStyle Creatorは何が違うのですか?
パーソナライズは、約200枚の画像ペアに対して好き嫌いを評価することで、Midjourneyが「このユーザーはこういう絵が好き」という傾向を学習する機能です。これはすべての生成に自動的に影響します。一方、Style Creatorは画風を能動的に選びながらスタイルリファレンスを積み重ねていく機能で、特定の画風を使いたいときに明示的に適用するものです。両方を使いこなすことで、「自分の好みに合った画風の中でも、特定のスタイルをさらに追求する」という二層構造の表現が可能になります。
Niji 7はどんな人に向いていますか?
アニメ・マンガ・イラスト系の画像を作りたいすべてのユーザーに向いています。2026年1月9日にリリースされたNiji 7は、目の描写や反射表現、細かい背景要素のクリアさが大幅に向上しています。プロンプトをより忠実に反映するようになったため、キャラクターの特定の髪色や衣装の細部なども意図通りに生成しやすくなりました。2026年2月26日のアップデートでは、ついにパーソナライズとムードボード機能もNiji 7に対応しました。
まとめ
Midjourneyは今、V7からV8への橋渡しの時期を迎えています。現時点でのV7はドラフトモード・音声プロンプト・複数プロファイルという強力な三本柱を持つ完成度の高いモデルです。そして間もなく登場するV8は、ネイティブ2K解像度・テキスト描画の革新・新しい高速ワークフローで、さらに上の次元へと進化します。Style Creatorで独自の画風を積み重ねる楽しさ、パーソナライズで自分だけの「Midjourneyの味」を育てる体験、これらはどれも今すぐ始められることばかりです。
AIとクリエイターが共に進化していく時代に、乗り遅れる必要はありません。まずは一つの新機能を試すことから始めましょう。そのたった一歩が、あなたの制作の世界を大きく広げてくれるはずです。

コメント