あなたは毎日のコーディング作業で、何度もブラウザとターミナルを行き来していませんか?エラーが出るたびにGoogle検索して、ドキュメントを読んで、またコードエディタに戻って…その繰り返しに疲れていませんか?
2025年6月にGoogleが発表したGemini CLIは、そんな開発者の悩みを根本から解決する革新的なツールです。しかも驚くべきことに、強力な機能が無料で使えるのです。
- ターミナルから離れずにGemini2.5Proや3Proの強力なAI機能を直接利用できる完全無料のコマンドラインツール
- 2026年1月の最新アップデートでAgentSkillsやHooks機能が追加され、カスタマイズ性が劇的に向上
- ClaudeCodeと比較して無料枠が圧倒的に大きく、100万トークンのコンテキストウィンドウでコードベース全体を把握可能
- GeminiCLIとは?開発者の生産性を10倍にするターミナルAI
- ClaudeCodeとの決定的な違い?比較で見えた3つの強み
- 2026年1月の最新アップデート?AgentSkillsとHooksで進化するカスタマイズ性
- GeminiCLIで実際に何ができる?驚きの実用例
- GeminiCLIのインストールは驚くほど簡単
- 実際の開発現場での評価?ClaudeCodeとの性能比較
- 実戦で使える!GeminiCLI効率化プロンプト集
- 現場で遭遇する厄介な問題とその解決策
- 知らないと損する!GeminiCLI隠れた便利機能
- プライバシーとセキュリティの現実的な対処法
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- GeminiCLIに関する疑問解決
- まとめ
GeminiCLIとは?開発者の生産性を10倍にするターミナルAI

AIのイメージ
GeminiCLIは、Googleが開発したオープンソースのコマンドラインAIエージェントです。最大の特徴は、ターミナル上で直接Geminiの強力なAI機能を利用できる点にあります。
従来のChatGPTやWebブラウザ版のGeminiとは根本的に異なり、GeminiCLIは開発環境に完全に統合されています。ファイルの読み書き、コマンドの実行、Webからの情報取得まで、すべてをターミナルから一気通貫で行えます。
プレビュー期間中は、毎分60回のモデルリクエスト、1日あたり1000回のリクエストが無料で提供されています。これはClaudeCodeの無料枠と比較しても圧倒的な太っ腹仕様です。しかもGemini2.5Proという最新の高性能モデルにアクセスできます。
2026年2月時点の最新情報では、Gemini3Proモデルも利用可能になっており、無料ティアユーザーでもプレビュー機能を有効にすることでアクセスできるようになりました。
ClaudeCodeとの決定的な違い?比較で見えた3つの強み
多くの開発者がClaudeCodeとGeminiCLIのどちらを選ぶべきか迷っています。実は両者は似て非なるツールで、それぞれ明確な強みがあります。
圧倒的なWeb検索能力がデフォルト装備
GeminiCLIの最大の武器は、Google検索を活用した強力なリアルタイム情報取得機能です。本家Googleの検索エンジンを使っているため、信頼性と精度が抜群です。
「今日の株価は?」「最新のニュースは?」といった質問に、インターネットから最新情報を取得して即座に答えてくれます。これは図書館司書が即座に最新情報のレスを返す2ちゃんねらーに進化したようなものです。
ClaudeCodeでもWeb検索は可能ですが、世間での評価は使いやすさという点でGeminiCLIに軍配が上がっています。実際の比較テストでは、GeminiCLIの方が調査内容もしっかりしており、出力も見やすいという結果が出ています。
PDFや画像を直接読み込める革新的な操作性
GeminiCLIは、PDFや画像ファイルを直接読み込んでアプリケーションを実装できます。スクリーンショットをPDF化したものを与えるだけで、同様のUIを作成してくれる能力があります。
一方、ClaudeCodeではPDFを直接読み込めず、パス指定だと画像を読み込んでくれないバグも報告されています。ターミナルに直接ドラッグ&ドロップする必要があり、操作感は明らかにGeminiCLIが勝っています。
実際のテストでは、GeminiCLIにPDFファイルを与えると即座に読み込み、必要な要素をおさえたWebページを作成しました。さらに詳細な指示を与えると、広告表示部分を適切に配置するなど、今後の開発を見据えた実装を行ってくれます。
Windows環境にネイティブ対応した使いやすさ
ClaudeCodeと違い、GeminiCLIはWindows環境にネイティブ対応しています。WSL(WindowsSubsystemforLinux)なしで直接Windowsユーザーがそのまま使えることがポイントです。
多くの企業の開発者はWindowsユーザーなので、これはパラダイムシフトとも言える変化です。MacユーザーだけでなくWindowsユーザーも等しく最新のAI開発ツールを使える環境が整ったのです。
2026年1月の最新アップデート?AgentSkillsとHooksで進化するカスタマイズ性
2026年1月にリリースされたバージョン0.26.0では、GeminiCLIに革新的な機能が追加されました。それがAgentSkillsとHooksです。
AgentSkillsで専門知識をオンデマンド装備
AgentSkillsは、GeminiCLIに専門的なタスク固有の知識を動的にロードできる新しいシステムです。従来は毎回プロンプトで詳細を説明する必要がありましたが、Skillsを使えば再利用可能な専門知識をパッケージ化できます。
たとえば、セキュリティ監査、クラウドデプロイメント、コードベース移行など、膨大な専門知識のライブラリを維持しながら、必要な時だけコンテキストに読み込むことができます。Geminiが自動的に適切なスキルを判断して活用してくれます。
スキルはMarkdown形式のSKILL.mdファイルで定義され、以下の場所に配置されます。
- ワークスペーススキル(.gemini/skills/):プロジェクト固有のスキルでバージョン管理され、チームで共有されます
- ユーザースキル(~/.gemini/skills/):個人的なワークフローや設定に特化したスキルで、すべてのワークスペースで利用可能です
- エクステンションスキル:インストールされたエクステンションにバンドルされたスキルです
重要なのは、このAgentSkillsがAnthropicが提案したオープンスタンダードに基づいているため、ClaudeCodeとGeminiCLIで同じスキルを共有できる点です。一度作成すれば複数のツールで活用できるポータビリティの高さが魅力です。
Hooksでエージェントループを完全制御
2026年1月28日に発表されたHooks機能は、GeminiCLIのライフサイクルの特定のポイントで実行されるスクリプトやプログラムです。これはAIアシスタントのミドルウェアのようなものと言えます。
Hooksを使うことで、以下のようなカスタマイズが可能になります。
コンテキストの追加では、モデルがリクエストを処理する前に関連情報(最近のgitコミット、Jiraチケット、ローカルドキュメントなど)を注入できます。セキュリティポリシーの強制では、ファイル書き込み前にシークレット情報の検証を行い、検出された場合は操作をブロックできます。タスクの自動化では、テストの自動実行や依存関係の更新など、カスタムワークフローを構築できます。
Hooksは.gemini/hooks/ディレクトリに配置され、さまざまなライフサイクルイベントをサポートします。ユーザー権限で実行されるため、プロジェクトレベルのフックを有効にする前には必ずソースをレビューする必要があります。
GeminiCLIで実際に何ができる?驚きの実用例
理論は分かったけれど、実際にどんなことができるのでしょうか?ここでは実際のユーザーが感動した具体的な使用例を紹介します。
30分で自己紹介スライドを自動生成
あるユーザーは「樋口恭介について調べて」と依頼した後、「これで自己紹介スライドを作って」とお願いしました。結果、GeminiCLIは複数回のGoogle検索を行い、情報を整理し、PythonスクリプトでPowerPointを生成するという一連の処理を30分で完了しました。
処理の過程では、何度も検索をかけて載せるべき情報を整理したり、文章を考えたり、スクリプトを書いたり、失敗しても健気に報告しながら修正を試みる姿が確認できました。まさにターミナル上で動くGoogle2と呼ぶにふさわしい体験です。
長文英語文書を自動で細分化して翻訳
100ページ超の英語文書を翻訳する場合、AIモデルのトークン制限にかかって一部が省略されることがあります。人力で小分けにするのは大変な作業です。
GeminiCLIなら、3つのスクリプトを作成してもらうことで実現できます。1つ目は超長文を細分化するスクリプトで、120個に細分化されました。2つ目は細切れにした英文を個別にAI翻訳にかけるスクリプト、3つ目は翻訳を合体して1つにするスクリプトです。
作成したスクリプトはPCのストレージに保存されるため、また長文を訳す必要が出たら同様に処理できます。一度対応すれば二度目はラクができるのです。
30分でシューティングゲームを完成
あるユーザーはGeminiCLIの対話モードで「シンプルなシューティングゲームを作って」と指示しました。すると30分から1時間程度で、ブラウザで動作するゲームが完成しました。
興味深いのは、Geminiが自ら「こんな機能はどう?」とリスト形式で提案してきたことです。提案された機能を選んで依頼していくと、どんどんゲームがリッチになっていきました。まるで優秀なペアプログラマーと一緒に開発しているような体験です。
GeminiCLIのインストールは驚くほど簡単
こんなに強力なツールなのに、インストールは驚くほど簡単です。Node.js18以上がインストールされている環境なら、以下のコマンドを実行するだけです。
初回実行時には対話形式で初期設定が始まります。テーマの選択と認証(APIキー入力またはGoogleアカウントログイン)を求められるだけで、コーヒーを淹れている間に準備完了です。
常に使う場合は別途コマンドを設定すれば、以降はいつでもGeminiCLIを起動できるようになります。GitHub連携なしで使えるのも大きなポイントです。初心者でも入っていきやすい開発ツールと言えるでしょう。
実際の開発現場での評価?ClaudeCodeとの性能比較
2026年1月時点での実際のコーディングテストでは、興味深い結果が出ています。複数の開発者が同じタスクをGemini3ProとClaudeOpus4.5に与えた比較では、以下のような評価になりました。
ClaudeOpus4.5は最も一貫性があり、両方のタスクで動作する結果を出力しました。UIの完成度も3つの中で最高でした。ただしコストが高いという欠点があります。SWE-Benchでは80.9%というスコアを記録し、実世界のバグ修正において優位性を示しています。
Gemini3Proは最も効率的で、両方のタスクが動作しましたが、出力は必要最小限のバージョンという印象でした。特にアナリティクスダッシュボードではそれが顕著でした。ただし速度は最速で、コストパフォーマンスに優れています。
コーディング能力の比較では、ClaudeOpus4.5が複雑な推論やバックエンドロジックで優れている一方、Gemini3ProはUI/フロントエンド作業やマルチモーダルタスクで印象的な結果を出しています。
コンテキストウィンドウの革新性
Gemini3Proの100万トークンのコンテキストウィンドウは、コードベース全体、長大な法律文書、包括的な研究論文を一度のセッションで処理できます。これはClaudeの5倍、GPTの2.5倍の大きさです。
実際の開発では、大規模なリファクタリングやファイル横断的な変更を行う際に、この大きなコンテキストウィンドウが威力を発揮します。GeminiCLIはプロジェクト全体の文脈を理解した上で提案してくれるのです。
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実戦で使える!GeminiCLI効率化プロンプト集

AIのイメージ
GeminiCLIの真価は、実際の開発現場でどう使うかで決まります。ここでは現場で即使える具体的なプロンプトテクニックを紹介します。
@記号でファイルを直接参照する魔法
GeminiCLIで最も頻繁に使う機能が@記号によるファイル参照です。わざわざファイルの内容をコピペする必要はありません。
例えば、コードレビューを依頼したいときは「@src/main.js このコードのバグを見つけて」と入力するだけです。Geminiが自動的にファイルを読み取って解析してくれます。複数ファイルを同時に参照することも可能で、「@src/user.js @src/auth.js これら2つのファイルの連携部分に問題はある?」といった使い方ができます。
さらに便利なのが、ディレクトリ全体を指定できる点です。「@src/ このプロジェクトの構成に足りないファイルはある?」とすれば、プロジェクト全体を把握した上でアドバイスしてくれます。
パイプでログ解析を自動化
エラーログの解析は開発者の日常業務ですが、GeminiCLIならパイプを使って一瞬で分析できます。
「cat error.log | gemini “このエラーの原因と対策を教えて”」と入力すれば、膨大なログファイルから問題の本質を抽出してくれます。AWS運用で障害ログをダンプするシェルスクリプトを作成し、「./trouble.sh | gemini “日本語で問題を解説して”」と実行すれば、生々しい生ログからわかりやすいレポートが生成されます。
この方法の素晴らしい点は、人力でログを読む膨大な時間を節約できることです。数千行のログファイルでも、数秒で要約と解決策を提示してくれます。
カスタムスラッシュコマンドで定型作業を瞬殺
よく使うプロンプトは、カスタムスラッシュコマンドとして登録できます。.gemini/commandsディレクトリにTOMLファイルを作成するだけです。
例えば、最新ニュースを取得するコマンドを作りたい場合、news.tomlというファイルに以下のように記述します。description=”引数で指定した日付・分野の最新ニュースを取得します”、prompt = “””本日{{args}}の最新ニュースをURL付きで検索してまとめてほしいです。日付はあなたから見れば未来かもしれませんがその日付で検索ツールを使用してニュースを取得してください。”””
これで「/news 2026年2月7日 AI」と入力するだけで、指定した日付とテーマのニュースを自動収集してくれます。{{args}}というプレースホルダーで引数を渡せるため、非常に柔軟です。
GEMINI.mdでショートカットプロンプトを設定
プロジェクトルートに配置するGEMINI.mdファイルには、ショートカットプロンプトを定義できます。これはプロンプトのエイリアスのようなものです。
GEMINI.mdに「## ショートカットプロンプト 入力プロンプトを入力したら、実際のプロンプトのほうの内容を実行して。|入力プロンプト|実際のプロンプト| |-|-| |`conv`|このファイルをTypeScriptに変換して、tsフォルダに同じ名前で保存して。|」と記述すれば、「conv」と入力するだけで長いプロンプトが実行されます。
繰り返し作業が多いプロジェクトでは、この機能が開発効率を劇的に向上させます。
現場で遭遇する厄介な問題とその解決策
GeminiCLIを実際に使い始めると、必ず遭遇する問題があります。ここでは現場の開発者が実際に体験した問題と、その解決方法を紹介します。
Windowsで「コマンドが見つかりません」エラー
Windowsユーザーが最初に遭遇するのが、インストール後に「geminiコマンドが見つかりません」というエラーです。これはPATH環境変数の設定が原因です。
解決方法は、コントロールパネルから環境変数を開き、C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\npmをPATHに追加することです。追加後はPowerShellを再起動すると反映されます。
さらに、PowerShellの実行ポリシー制限でスクリプトが実行できない場合は、PowerShell7を管理者として起動し、「Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope LocalMachine」と実行します。この操作でローカルスクリプトの実行が許可されます。
認証エラーで突然使えなくなる
使用中に突然「認証エラー」が表示されることがあります。これは認証情報が期限切れになっているケースがほとんどです。
「/auth」コマンドでGoogleログインをやり直せば、すぐに解決します。間違ったGoogleアカウントでログインしている場合も、このコマンドで切り替えられます。
プロジェクトによって異なるアカウントを使い分けたい場合は、APIキーを使った認証がおすすめです。セキュリティ面での管理性も高まります。
Web検索が実行されない問題
「最新の情報を調べて」と依頼しても、Geminiが学習データの範囲内で答えようとすることがあります。これは明示的にWeb検索を指定していないためです。
プロンプトで「Web Searchで〇〇を調べて、分析してください」のように、「Web Searchで」と明示的に指定すると、確実にウェブサーチを実行してくれます。特に未来の日付や最新データが必要な場合は、この指定が必須です。
delコマンドでクラッシュする謎の現象
ファイル生成後にdelコマンドでファイルを削除しようとすると、GeminiCLIがクラッシュすることがあります。これはnode-ptyの内部処理に起因する既知のバグです。
回避策は、GeminiCLIがファイル生成を完了したことを確認した後、PowerShellのプロンプトに直接「del ファイル名」と入力して手動で削除する方法です。または、CLIを介さずにエクスプローラーからファイルを削除することで問題を回避できます。
この問題に遭遇したら、「/bug」コマンドでバグ報告することをおすすめします。開発チームがエラーメッセージとスタックトレース、発生状況を把握できれば、修正が早まります。
知らないと損する!GeminiCLI隠れた便利機能
Ctrl+Xで外部エディタを開く神機能
ターミナル上で長いプロンプトを打つのは大変です。実はCtrl+Xを押すと、設定されている外部エディタが開き、そこでじっくりプロンプトを書いて保存・終了するだけでGeminiに送信できます。
複雑な指示を出すとき、VSCodeやVimで編集してから実行できるこの機能は、生産性を大きく向上させます。settings.jsonでpreferredEditorを設定すれば、好きなエディタを指定できます。
–all-filesオプションでプロジェクト全体を把握
「–all-files」(短縮形:-a)オプションを使うと、カレントディレクトリ以下のすべてのファイルを再帰的に読み込み、コンテキストとしてプロンプトに含めます。
「gemini -a -p “動画ファイルいくつある?”」と実行すれば、プロジェクト全体を把握した上で答えてくれます。今後はリポジトリのZIPファイルをChatGPTのウィンドウにドロップしてアップロードする必要はなくなるかもしれません。
ただし、.gitignoreを尊重するため、node_modulesなど不要なファイルは自動的に除外されます。この気の利いた設計が、無駄なトークン消費を防いでくれます。
treeコマンドとの組み合わせ技
プロジェクト全体の構造を把握させたいとき、treeコマンドと組み合わせると効果的です。
「tree -I “node_modules” | gemini “このプロジェクト構成に足りないファイルはある?”」と実行すれば、ディレクトリツリーを解析して、不足しているファイルや改善点を指摘してくれます。
新しくジョインしたプロジェクトの構造を理解するときや、レガシーコードのリファクタリングを計画するときに威力を発揮します。
プライバシーとセキュリティの現実的な対処法
無料版の落とし穴
無料版を使用する際は、入力データがGoogleのモデル改善に使用される可能性があります。これは機密情報を扱う企業にとって致命的です。
企業の機密情報や個人情報を扱う場合は、GoogleWorkspaceアカウント、有償版のGeminiCodeAssist、またはVertexAIの使用を検討してください。これらの有償オプションでは、データの取り扱いに関してより厳格なプライバシー保護が提供されます。
個人利用でも、パスワードやAPIキー、顧客情報などをプロンプトに含めないよう注意が必要です。
サンドボックスモードで安全に実験
GeminiCLIには「–sandbox」オプションがあり、ツール(特にシェルコマンド)の実行を安全なサンドボックス環境(Docker)内で行えます。
.envファイルやシェルの設定で「export GEMINI_SANDBOX=true」をデフォルトにしておくことを強く推奨します。これにより、意識することなく常に安全な環境でGeminiCLIを利用できます。
本番環境で使う前に、必ずサンドボックスモードでテストする習慣をつけましょう。
ぶっちゃけこうした方がいい!
正直に言うと、GeminiCLIとClaudeCodeのどちらか一方だけを使うのは、もったいないです。
個人的には、両方インストールして、タスクによって使い分けるのが最も効率的だと確信しています。フロントエンドのUI作成やWeb検索が必要なタスクはGeminiCLI、複雑なアルゴリズムやバックエンドのロジックはClaudeCodeという具合です。
さらに、AgentSkillsが両方のツールで共通フォーマットなのは、本当に革命的です。一度スキルを作れば、どちらのツールでも使い回せる。これを活用しない手はありません。
実際の現場では、GEMINI.mdにプロジェクト固有のルールやショートカットプロンプトを徹底的に書き込むことをおすすめします。最初は面倒ですが、これをやるかやらないかで、3ヶ月後の生産性に雲泥の差が出ます。
あと、無料枠を使い切ることを恐れないでください。正直、1日1000リクエストの制限に達するほど使い倒せる人は、そう多くありません。むしろ、制限を気にして遠慮するより、ガンガン使って学ぶ方が100倍価値があると思います。
最後に、エラーに遭遇したら「/bug」コマンドでバグ報告する習慣をつけてください。オープンソースプロジェクトは、コミュニティの報告で進化します。あなたの一報が、次のバージョンで修正される可能性があります。それがオープンソースの魅力であり、GeminiCLIがClaudeCodeより優れている点の一つでもあります。
GeminiCLIに関する疑問解決
GeminiCLIは完全に無料なの?
プレビュー期間中は、毎分60回のモデルリクエスト、1日あたり1000回のリクエストが無料で提供されています。これは1つのプロジェクトで使っている限りレート制限にほぼ引っかからない太っ腹な仕様です。
ただし、これはプレビュー期間中のみ有効で、プレビュー期間が終わり次第適正な価格設定になると予想されます。それでも現時点では無料で強力なAI開発ツールを使える貴重な機会です。
GeminiCLIでできないことは?
現段階ではExcelファイルやPowerPointファイルの直接作成には対応していません。GeminiCLIが作成できるファイルには限りがあります。
ただし、できないことはPythonなどでプログラム化すれば実現可能です。実際、上述の自己紹介スライド作成の例では、PythonスクリプトでPowerPointを生成していました。完全な初心者には難しいかもしれませんが、基本的なプログラミング知識があれば対応可能です。
MCPサーバーとの連携は?
GeminiCLIはModelContextProtocol(MCP)に対応しており、画像生成や動画作成といった他のAIツールとも連携できます。一つのコマンドラインから「文章を書いて、それに合う画像も作って、プレゼン資料にまとめて」といった複数のタスクを一気に指示できます。
MCPはAnthropicが2024年11月25日に提唱したオープンスタンダードで、OpenAI、Google、DeepMindといった主要なAIプロバイダーも採用しています。GeminiCLIはローカルまたはリモートのMCPサーバーを活用して、複雑なユースケースを完了できます。
日本語は完全対応している?
UIの言語は英語ですが、中身は多言語対応のGeminiモデルです。プロンプトは日本語で書いてまったく問題ありません。実際のテストでも、日本語でレポートを書いてもらったところ難なくこなし、文章も高品質でした。
興味深いのは、ClaudeCodeと違って特に命令を与えなくても全て日本語で返してくれる点です。ClaudeCodeは何も言わないとだいたい英語で返してきますが、GeminiCLIは最初から日本語対応に配慮されています。
まとめ
GeminiCLIは、開発者の作業フローを根本から変える可能性を秘めたツールです。ターミナルから離れることなく、コーディング、調査、ファイル操作、Web検索のすべてを完結できる環境は、まさに未来の開発スタイルと言えるでしょう。
2026年1月のAgentSkillsとHooksの追加により、カスタマイズ性は劇的に向上しました。ClaudeCodeのスキルをそのまま使い回せるポータビリティの高さも魅力です。無料枠が大きく、Windows環境にもネイティブ対応している点は、多くの開発者にとって大きなアドバンテージとなります。
一方で、ClaudeCodeが複雑な推論やバックエンドロジックで優れているという評価も事実です。最適な選択は、あなたの開発スタイルや主な用途によって変わります。フロントエンド開発やUI作成が多いならGeminiCLI、複雑なアルゴリズムやバックエンド開発が中心ならClaudeCodeという使い分けも有効でしょう。
プレビュー期間中の今こそ、無料で試せる絶好の機会です。ターミナルに革命を起こすGeminiCLIを、ぜひ一度体験してみてください。


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