Midjourneyで画像を使った生成を試そうとしたのに、突然「Invalid link」や「blob URI」といった謎のエラーメッセージが表示されて困っていませんか?せっかくお気に入りの写真をアニメ風にしたり、参考画像から新しいイラストを作ろうとしたのに、画像がアップロードできないと本当にイライラしますよね。
実は、Midjourneyの画像アップロードに関するトラブルは初心者から上級者まで誰もが一度は経験する問題なんです。でも安心してください。この記事を読めば、画像アップロードの失敗から解放され、思い通りの画像生成ができるようになります。
- 画像アップロードができない主な原因と即効性のある解決策を徹底解説
- ブラウザ版とアプリ版の違いによる「blob URI」エラーの回避方法を公開
- 対応画像形式・ファイルサイズ制限・URL取得の正しい手順を完全網羅
Midjourneyで画像アップロードができない主な原因とは?

画像生成AIのイメージ
画像生成AIツールとして圧倒的な人気を誇るMidjourneyですが、画像を読み込んで新しい作品を生成しようとすると、予期せぬエラーに遭遇することがあります。まず、なぜ画像アップロードが失敗するのか、その根本原因を理解することが解決への第一歩です。
ブラウザ版Discordの使用による「blob URI」エラー
Midjourneyで画像アップロードができない最も頻繁に発生する原因が、ブラウザ版のDiscordを使用している場合です。ブラウザ版で画像をアップロードして右クリックから「リンクをコピー」を選択すると、実は「blob:https://discord.com/」から始まる一時的なURLがコピーされてしまいます。
このblob URIは、あなたのブラウザ内でのみ有効な仮想的なアドレスであり、Midjourneyのサーバーからはアクセスできません。そのため、プロンプトに貼り付けて実行しようとすると「Prompt contains blob URI」というエラーメッセージが表示されるのです。
2026年2月現在でも、この問題は多くのユーザーを悩ませ続けています。特にMidjourneyを初めて使う方は、Web版の方が手軽だと感じてブラウザから操作しようとするため、この罠にはまりやすいんです。
対応していない画像形式のアップロード
Midjourneyが対応している画像形式は限られています。具体的には、JPG、JPEG、PNG、WebP、GIFの5つの形式のみです。それ以外の形式、例えばBMPやTIFF、HEICなどの画像ファイルをアップロードしようとすると、正しく読み込めないか、エラーが発生します。
特にスマートフォンで撮影した写真の場合、iPhoneではHEIC形式で保存されることが多く、そのままではMidjourneyで使用できません。また、Photoshopなどの専門ソフトで作成したPSD形式のファイルも同様に対応していません。
ファイルサイズの制限超過
Midjourneyにアップロードできる画像のファイルサイズには制限があります。一般的に、Discordを経由してアップロードする場合、無料ユーザーは8MB、Nitro加入者は50MBまでという制限があります。
高解像度の写真や、圧縮されていない画像ファイルは簡単にこの制限を超えてしまいます。特にデジタル一眼レフカメラで撮影した写真や、スキャンした画像などは要注意です。ファイルサイズが大きすぎると、アップロード自体は成功したように見えても、実際には正しく処理されず、エラーの原因となることがあります。
ネットワーク接続の不安定さ
画像のアップロードには安定したインターネット接続が必要です。Wi-Fiの電波が弱い場所や、モバイルデータ通信が不安定な環境では、アップロードが途中で中断されたり、完了しないことがあります。
また、Midjourneyのサーバー側で一時的な負荷が高い状態になっている場合も、画像のアップロードやURL取得に時間がかかったり、エラーが発生することがあります。
確実に画像をアップロードする正しい手順
画像アップロードの失敗原因がわかったところで、次は確実に成功させるための正しい手順を学びましょう。Discordアプリ版を使用することで、多くの問題を一気に解決できます。
Discordアプリ版のダウンロードと設定
まず最初に、ブラウザ版ではなくDiscordのデスクトップアプリをダウンロードしましょう。これがblob URIエラーを回避する最も確実な方法です。
Discordの公式サイトにアクセスし、Windows版またはMacOS版のアプリをダウンロードしてください。インストールが完了したら、アプリを起動してMidjourneyのサーバーにログインします。
次に重要なのが、Discordの設定確認です。左下の歯車アイコンをクリックして設定画面を開き、「プライバシー・安全」のセクションで「ダイレクトメッセージを許可する」がオンになっていることを確認してください。これがオフになっていると、「Cannot send messages to this user」や「アプリケーションが応答しませんでした」といったエラーが発生します。
画像を正しくアップロードする方法
Discordアプリ版を使用する準備が整ったら、次は実際に画像をアップロードしていきます。アップロード場所は主に3つありますが、それぞれに特徴があります。
Midjourneyボットとのダイレクトメッセージでアップロードするのが、プライバシーの観点から最も安全です。左側のユーザーリストから「Midjourney Bot」を探してダイレクトメッセージを開き、チャット入力欄の左側にある「+」プラスボタンをクリックします。表示されたメニューから「ファイルをアップロード」を選択して、使用したい画像を選びます。
ドラッグ&ドロップでも画像をアップロードできるので、こちらの方が手軽です。画像をDiscordのチャット画面に直接ドロップするだけで、アップロード画面が表示されます。画像が正しく表示されたら、Enterキーを押して送信してください。
一方、newbiesチャンネルなどの公開チャンネルでアップロードすることもできますが、この場合は他のユーザーも画像を見ることができるため、個人情報が含まれる写真やプライベートな画像は避けるべきです。
画像URLの正しい取得方法
画像をアップロードしたら、次はその画像のURLを取得します。これがblob URIエラーを回避するための最も重要なステップです。
アップロードした画像を右クリックして、表示されたメニューから「リンクをコピー」を選択します。ここで注意してほしいのは、「メッセージリンクをコピー」ではなく、画像そのもののリンクをコピーすることです。
正しくコピーされたURLは、「https://cdn.discordapp.com/attachments/」から始まり、末尾は「.jpg」や「.png」などの画像拡張子で終わります。これが正しい画像URLの形式です。
もしブラウザ版でURLをコピーした場合、「blob:https://discord.com/」から始まるURLになってしまうので、必ずアプリ版を使用してください。これだけで、最も頻繁に発生するエラーの大部分を回避できます。
画像形式とファイルサイズの最適化テクニック
正しい手順でアップロードしても、画像の形式やサイズが適切でなければエラーが発生します。ここでは、Midjourneyで確実に使える画像に変換・最適化する方法を解説します。
非対応形式から対応形式への変換方法
Midjourneyで使用できる画像形式はJPG、JPEG、PNG、WebP、GIFの5種類です。それ以外の形式の画像を持っている場合は、変換が必要です。
Windows標準の「ペイント」アプリを使えば簡単に変換できます。ペイントで画像を開き、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択し、ファイル形式をJPEGまたはPNGに指定して保存するだけです。
Macの場合は、プレビューアプリを使用します。画像をプレビューで開き、「ファイル」メニューから「書き出す」を選択し、フォーマットをJPEGまたはPNGに変更して保存してください。
オンラインの画像変換サイトを利用する方法もあります。「Convertio」や「Online-Convert」などのサービスでは、ブラウザ上で簡単に画像形式を変換できます。ファイルをアップロードして、変換したい形式を選ぶだけで、数秒で変換された画像をダウンロードできます。
ファイルサイズを縮小する効果的な方法
ファイルサイズが大きすぎる場合は、画質を保ちながらサイズを縮小する必要があります。最も簡単な方法は、画像の解像度を下げることです。
Midjourneyで画像プロンプトとして使用する場合、元画像の解像度が極端に高い必要はありません。一般的に、1024×1024ピクセル程度あれば十分です。それ以上の解像度は、ファイルサイズを増やすだけで、生成結果にはほとんど影響しません。
オンラインの画像圧縮ツール「TinyPNG」や「Squoosh」を使えば、画質をほとんど劣化させずにファイルサイズを大幅に削減できます。これらのツールは、人間の目では識別しにくい色情報を削減することで、見た目の品質を保ちながらデータ量を減らします。
特にPNG形式の画像は圧縮率が高く、元のサイズの50%以下に縮小できることも珍しくありません。4MBを超えるような大きな画像ファイルは、まず圧縮してからアップロードすることを強くおすすめします。
Web版Midjourneyでの画像アップロード方法
2024年8月にリリースされたWeb版Midjourney(Midjourney Alpha)では、Discord不要で直接ブラウザから画像をアップロードできるようになりました。こちらの方法も知っておくと便利です。
Web版での画像追加の基本操作
Web版Midjourneyにアクセスしたら、画面上部のプロンプト入力欄の左側にある画像アイコンをクリックしてください。すると、画像をアップロードする画面が表示されます。
「Upload to here or drop in here」と表示されている部分をクリックするか、使用したい画像ファイルを直接ドラッグ&ドロップすることで、画像をアップロードできます。アップロードが完了すると、入力欄の下に画像のサムネイルが表示されます。
Web版では、複数の画像を同時にアップロードすることも可能です。Starting Frame、Image Prompts、Style Reference、Omni Referenceなど、用途に応じて画像を配置する場所を選択できます。
Starting FrameとImage Promptsの使い分け
Web版で画像をアップロードすると、デフォルトで「Starting Frame」に配置されます。これは動画生成機能で使用される要素なので、静止画を生成したい場合は削除する必要があります。
画像の右上に表示される「×」をクリックすれば削除できます。その後、画像を「Image Prompts」のエリアにドラッグ&ドロップで移動させることで、画像プロンプトとして使用できるようになります。
Image Promptsに配置された画像は、生成される画像のスタイル、構図、色彩に影響を与えます。複数枚の画像を追加することもでき、それぞれの画像の要素を組み合わせた新しい画像を生成できます。
よくあるエラーメッセージと具体的な解決方法
画像アップロードに関連するエラーメッセージは多岐にわたります。ここでは、頻繁に遭遇するエラーとその対処法を具体的に解説します。
「Invalid link」エラーの解決策
「Invalid link」エラーは、画像URLが正しく認識されていない場合に表示されます。このエラーが出た場合、まず確認すべきは画像URLの形式です。
URLが「https://」から始まっているか、末尾が画像拡張子(.jpg、.png、.gif、.webpなど)で終わっているかを確認してください。もし「blob:」から始まっている場合は、ブラウザ版Discordを使用している証拠なので、アプリ版に切り替える必要があります。
また、画像URLとプロンプトテキストの間に半角スペースが入っているかも重要です。スペースがないと、Midjourneyは画像URLとテキストを正しく区別できません。正しい形式は「画像URL 半角スペース プロンプトテキスト」です。
さらに、アップロードした画像が削除されていたり、URLの有効期限が切れている可能性もあります。その場合は、画像を再度アップロードして新しいURLを取得してください。
「Application Did Not Respond」エラーの対処法
「アプリケーションが応答しませんでした」または「The Application Did Not Respond Midjourney」というエラーは、主にMidjourneyサーバーまたはDiscordとの通信に問題がある場合に発生します。
まず、Discordの設定を確認してください。左下の歯車アイコンから「プライバシー・安全」を開き、「ダイレクトメッセージを許可する」がオンになっているか確認します。これがオフになっていると、Midjourneyボットからの応答を受け取れません。
次に、Discordアプリが最新バージョンであることを確認してください。古いバージョンでは、Midjourneyとの連携に問題が生じることがあります。アプリを最新版に更新することで、多くの互換性の問題が解決されます。
また、Fastモードの時間を使い切った場合にもこのエラーが表示されることがあります。「/info」コマンドで現在の使用状況を確認し、残り時間がゼロになっている場合は、「/relax」コマンドでRelaxモードに切り替えるか、追加のFast時間を購入してください。
「Internal Server Error」への対応
「Internal Server Error」は、Midjourneyのサーバー側で問題が発生している場合に表示されます。このエラーは、ユーザー側の操作では解決できないことが多いです。
まず、Midjourneyの公式DiscordサーバーのStatusチャンネルを確認してください。サーバーに障害が発生している場合、そこで状況が報告されます。多くの場合、数分から数時間で復旧するので、しばらく待ってから再度試してください。
一時的なグリッチの可能性もあるので、5〜10分程度時間を置いてから同じ操作を試してみるのも有効です。それでも解決しない場合は、ブラウザやDiscordアプリのキャッシュをクリアしてから再度アクセスしてみてください。
画像読み込み機能の応用テクニック
基本的なアップロード方法をマスターしたら、次は画像読み込み機能をより効果的に活用するためのテクニックを学びましょう。
/describeコマンドで画像からプロンプトを生成
「/describe」コマンドを使えば、アップロードした画像をAIが分析し、その画像を説明するプロンプトを自動的に4パターン提案してくれます。「こんな雰囲気の画像を作りたいけど、どうプロンプトを書けばいいかわからない」という時に非常に便利です。
使い方は簡単です。チャットに「/describe」と入力し、表示された「/describe image」をクリックします。画像をアップロードするための画面が表示されるので、分析してほしい画像をアップロードしてください。
数秒後、Midjourneyが提案した4つのプロンプトが表示されます。気に入ったプロンプトの番号ボタン(1〜4)をクリックすれば、そのプロンプトを使って新しい画像を生成できます。プロンプトは編集も可能なので、提案されたものをベースにカスタマイズすることもできます。
/blendコマンドで複数画像を合成
「/blend」コマンドを使えば、2〜5枚の画像をアップロードして、それらを混ぜ合わせた新しい画像を生成できます。プロンプトを入力する必要がなく、画像をアップロードするだけで簡単に合成できるのが特徴です。
チャットに「/blend」と入力し、表示されたコマンドを選択します。最初に2つの画像をアップロードするフィールドが表示されます。さらに画像を追加したい場合は、メッセージフィールド上部に表示される「image3」「image4」「image5」のオプションを選択して追加できます。
ただし、/blendコマンドではテキストプロンプトを組み合わせることができず、画像のみでの合成となります。より細かいコントロールをしたい場合は、画像URLとテキストプロンプトを組み合わせた通常の方法を使用してください。
画像の重み(Image Weight)を調整する
画像プロンプトを使用する際、その画像が生成結果にどれだけ影響を与えるかを「––iw」パラメーターで調整できます。数値は0〜3の範囲で指定でき、デフォルトは1です。
例えば「画像URL プロンプトテキスト ––iw 2」とすれば、参照画像の影響を2倍に強められます。逆に「––iw 0.5」とすれば、画像の影響を弱め、テキストプロンプトの要素をより強く反映させることができます。
数値が低いほどプロンプトテキストに近い画像になり、高いほど参照画像の要素が多く含まれた画像になります。この機能を使いこなすことで、参照画像とテキスト指示のバランスを自由にコントロールできます。
実際に私が経験した画像アップロードの失敗談と解決策

画像生成AIのイメージ
画像アップロードで何度も失敗してきた私の経験から、教科書には載っていない実践的な解決策をお伝えします。これらは実際に私が何時間も試行錯誤して見つけた方法なので、同じ問題で困っている方の時間を大幅に節約できるはずです。
ケース1画像URLが突然使えなくなった問題
ある日突然、今まで使えていた画像URLが「Invalid link」エラーになってしまいました。原因は、Discordにアップロードした画像が一定期間経過後に自動的に削除されたことでした。
特にnewbiesチャンネルなどの公開チャンネルは、大量のメッセージで流れていくため、古い画像は削除されやすいんです。実際、24時間以上前にアップロードした画像は、翌日にはアクセスできなくなっていることが多々ありました。
この問題を解決するために、私は自分専用のDiscordサーバーを作成しました。自分だけのサーバーならメッセージが流れることもなく、アップロードした画像は半永久的に保存されます。さらに、プライバシーも完全に守られるので一石二鳥です。
具体的な手順は以下の通りです。Discordアプリの左側にある「+」アイコンをクリックし、「サーバーを作成」を選択します。「自分と友達のため」を選び、サーバー名を「Midjourney作業用」などと設定してください。作成したサーバー内のテキストチャンネルに画像をアップロードすれば、いつでも安定してアクセスできるURLが手に入ります。
この方法を使い始めてから、URLが使えなくなるトラブルは一切なくなりました。
ケース2スマホで撮った写真がエラーになる
iPhoneで撮影した写真をそのままアップロードしたら、エラーが発生して画像が読み込めませんでした。原因は、iPhoneのデフォルト設定で保存されるHEIC形式でした。
この問題は意外と多くの人が遭遇するのですが、解決策を知らないまま諦めている方が多いんです。私も最初は「なぜかスマホの写真は使えない」と思い込んでいました。
最も簡単な解決方法は、iPhoneの設定を変更することです。「設定」アプリを開き、「カメラ」→「フォーマット」と進み、「互換性優先」を選択してください。これで今後撮影する写真は自動的にJPEG形式で保存されるようになります。
すでにHEIC形式で保存されている写真については、無料のオンライン変換サイト「iLoveIMG」や「Convertio」を使えば数秒でJPEG形式に変換できます。ファイルをアップロードして「JPEGに変換」をクリックし、変換された画像をダウンロードするだけです。
この方法を使えば、スマホで撮影した写真もMidjourneyで問題なく使えるようになります。
ケース3画像URLをコピーしたのに「blob」エラーが出る
これは初心者が最も頻繁に遭遇する問題です。私も最初の1週間はこのエラーに悩まされ続けました。ブラウザ版のDiscordで画像を右クリックして「リンクをコピー」したつもりが、実は「blob:https://discord.com/」から始まる一時的なアドレスがコピーされていたんです。
この問題には2つの解決策があります。1つ目は、すでに説明した通り、ブラウザ版ではなくDiscordアプリをダウンロードして使用する方法です。これが最も確実で、私も今はこの方法を使っています。
2つ目の方法は、ブラウザ版でも使えるテクニックです。画像をアップロードした後、画像を新しいタブで開いてください。新しいタブで開いた画像のURLは「https://cdn.discordapp.com/」から始まる正しい形式になっているので、このURLをコピーして使用できます。
ただし、この方法は少し手間がかかるので、長期的にMidjourneyを使うなら、素直にDiscordアプリをダウンロードすることを強くおすすめします。
プロが使っている画像アップロード効率化テクニック
画像生成を日常的に行っているクリエイターが実践している、作業効率を劇的に向上させるテクニックを紹介します。これらの方法を使えば、画像アップロードにかかる時間を半分以下に削減できます。
複数画像の一括アップロード&URL取得法
5枚の画像を使った生成を行いたい場合、1枚ずつアップロードしてURLを取得するのは非常に面倒です。そこで私が使っているのが、一度に複数の画像をアップロードしてから、まとめてURLをコピーする方法です。
Discordのチャット入力欄に、複数の画像を一度にドラッグ&ドロップしてください。最大10枚まで同時にアップロードできます。アップロードが完了したら、各画像を右クリックして「リンクをコピー」を選び、テキストエディタに順番に貼り付けていきます。
さらに効率を上げるために、私はプロンプトのテンプレートを作成しています。例えば「画像URL1, 画像URL2, 画像URL3 プロンプトテキスト –iw 2 –ar 16:9」のような形式で保存しておき、URLの部分だけを置き換えて使用します。
この方法を使えば、複数画像を使った生成を5分以内に準備できるようになります。
頻繁に使う参考画像のURL管理術
特定のスタイルやキャラクターを繰り返し生成する場合、毎回同じ参考画像を使うことがあります。その都度画像をアップロードしてURLを取得するのは時間の無駄です。
私はGoogleスプレッドシートを使って、よく使う画像のURLを整理しています。シートには「画像名」「URL」「使用目的」「パラメーター設定」の列を作り、参考画像を登録しています。
例えば、「アニメ風女性キャラ」という名前で、URLと一緒に「–iw 1.5 –ar 2:3」といった推奨パラメーターをメモしておきます。こうすることで、次回同じスタイルで生成したいときは、スプレッドシートからURLをコピーするだけで済みます。
さらに便利なのは、スマホからでもアクセスできることです。外出先でスマホからMidjourneyを使う際も、スプレッドシートを開けばすぐにURLを取得できます。
画像のプリ処理で生成品質を上げる秘訣
実は、画像をそのままアップロードするよりも、事前に簡単な処理を施した方が、生成結果のクオリティが向上します。これは意外と知られていないテクニックです。
まず、背景を単色にすることで、Midjourneyが参照すべき要素が明確になります。特にキャラクターや商品を参照したい場合、背景が複雑だとノイズになってしまいます。無料ツールの「remove.bg」を使えば、数秒で背景を透明または白色に変更できます。
次に、画像のコントラストと明るさを調整します。暗すぎる画像や色褪せた画像は、Midjourneyが正しく解釈できないことがあります。スマホの標準写真編集機能やCanvaの無料版で、明るさとコントラストを少し上げるだけで、参照精度が格段に向上します。
最後に、画像サイズを1024×1024ピクセル程度に統一しておくことをおすすめします。極端に大きい画像や小さい画像は、アップロードに時間がかかったり、参照精度が落ちたりします。オンラインツール「Squoosh」を使えば、画質を保ったままサイズを調整できます。
これらの前処理を行うようになってから、参照画像を使った生成の成功率が体感で30%以上向上しました。
コピペで使える!画像アップロード用プロンプト集
実際の制作現場で頻繁に使われる、画像アップロードを活用したプロンプトのテンプレートを紹介します。URLの部分を自分の画像URLに置き換えるだけで、すぐに使えます。
写真をアニメ風イラストに変換するプロンプト
自分の写真や風景写真をアニメ調のイラストに変換したい場合、以下のプロンプトが非常に効果的です。
基本形
画像URL anime style, Studio Ghibli inspired, hand-drawn illustration, vibrant colors, detailed background –iw 1.5 –ar 2:3 –stylize 200
より細かく指定する場合
画像URL transform into anime character, manga style, cel shading, sharp linework, expressive eyes, dynamic pose, colorful hair, detailed clothing –iw 2 –niji 6 –ar 1:1
実写に近いリアルなアニメ風
画像URL photorealistic anime style, makoto shinkai, high detail, cinematic lighting, depth of field, beautiful landscape –iw 1.2 –ar 16:9 –v 6
これらのプロンプトの「–iw」の数値を調整することで、元画像の影響度を変更できます。元の構図を強く残したい場合は2.0〜3.0、雰囲気だけ参考にしたい場合は0.5〜1.0がおすすめです。
商品画像を広告用ビジュアルに変換するプロンプト
ECサイトやSNS広告で使える魅力的なビジュアルを作成するためのプロンプトです。
ミニマルでおしゃれな商品写真
画像URL product photography, minimalist composition, clean white background, soft natural lighting, professional studio quality, high resolution, 8k –iw 1.8 –ar 4:5
ライフスタイル風の演出
画像URL lifestyle photography, natural setting, warm morning light, cozy atmosphere, magazine editorial style, aesthetic composition –iw 1.5 –ar 16:9 –stylize 150
ポップでカラフルな広告風
画像URL vibrant advertising style, bold colors, dynamic composition, eye-catching design, commercial photography, trendy aesthetic –iw 1.3 –ar 1:1 –chaos 20
「–chaos」パラメーターを追加することで、よりクリエイティブで予測不可能な結果を得られます。数値は0〜100で、20〜40が商業用途に適しています。
複数画像を組み合わせたハイブリッド生成プロンプト
2つ以上の画像を組み合わせて、全く新しいビジュアルを作成するプロンプトです。
2つの異なる画像をブレンド
画像URL1, 画像URL2 fusion of two concepts, seamless blend, creative combination, harmonious composition –iw 1.5 –ar 1:1
キャラクター+背景の組み合わせ
画像URL1 character in the style of 画像URL2 environment, detailed integration, atmospheric lighting, cohesive color palette –iw 2 –ar 16:9
3つの要素を統合
画像URL1, 画像URL2, 画像URL3 combined elements, unified aesthetic, creative synthesis, professional composition, balanced design –iw 1.2 –ar 2:3 –stylize 100
複数画像を使用する際は、それぞれの画像の影響度を個別に調整できませんが、全体の「–iw」値を調整することで、画像全体の影響度とテキストプロンプトのバランスを取ることができます。
同じキャラクターを維持するプロンプト(cref活用)
V7以降で使える「–cref」パラメーターを使えば、同じキャラクターで異なるシチュエーションの画像を生成できます。
基本的な使い方
キャラクター画像URL プロンプトテキスト –cref キャラクター画像URL –cw 100
実践例(ポーズ変更)
画像URL character standing with arms crossed, confident pose, full body shot –cref 画像URL –cw 100 –ar 2:3
実践例(背景変更)
画像URL same character in cyberpunk city, neon lights, night scene, urban background –cref 画像URL –cw 80 –ar 16:9
「–cw」はキャラクター参照の強度で、0〜100の範囲で指定できます。100だとキャラクターの特徴をほぼ完全に維持し、低い数値だとより自由な解釈になります。
月100枚以上生成する私の実践的ワークフロー
実際に商業プロジェクトで画像生成を行っている私の、効率的なワークフローを公開します。この方法を使えば、1日に20〜30枚の高品質な画像を安定して生成できます。
画像素材の事前準備フェーズ
生成作業を始める前に、参考にする画像素材を整理しておくことが重要です。私は3つのカテゴリーに分けて画像を管理しています。
1つ目は「スタイル参照用」です。イラストのタッチや色調、雰囲気を決めるための画像で、アーティストの作品やMidjourneyで生成した気に入った画像を保存しています。これらは週に1回見直して、最新のトレンドやクライアントの好みに合わせて更新します。
2つ目は「構図参照用」です。人物のポーズ、商品の配置、カメラアングルなどの構図を決めるための画像です。Pinterestで見つけた写真や、自分で撮影したリファレンス写真を使います。
3つ目は「要素参照用」です。特定のオブジェクト、テクスチャ、パターンなどの細かい要素を参照するための画像です。例えば、特定の建築様式、衣装のディテール、自然の質感などです。
これらの画像は全て、前述のGoogleスプレッドシートに登録し、タグ付けして検索しやすくしています。
効率的な生成プロセス
実際の生成作業では、以下の手順で進めています。
まず、目的に応じて参照画像を2〜3枚選択します。多すぎると各画像の影響が薄まり、コントロールが難しくなるためです。選んだ画像をDiscordの自分専用サーバーに一度にアップロードし、URLをコピーしてテキストエディタに貼り付けます。
次に、プロンプトのテンプレートにURLを挿入します。私は用途別に10種類以上のテンプレートを用意していて、「アニメキャラクター生成用」「商品写真生成用」「背景イラスト生成用」などに分類しています。
プロンプトを送信したら、生成が完了するまでの間に次の画像の準備を進めます。Fastモードなら1分以内に生成されるので、この並行作業により効率が大幅に向上します。
生成された4つの画像をチェックし、最も良いものを選択してUpscaleします。もし満足できる結果が得られなかった場合は、「–iw」の数値を調整するか、プロンプトに具体的な指示を追加して再生成します。
品質管理とバージョン管理
クライアントワークでは、生成した画像の履歴管理が非常に重要です。私はEagleというアプリを使って、生成した全ての画像を管理しています。
Eagleでは、画像と一緒にプロンプト、使用した参照画像のURL、パラメーター設定を保存できます。さらに、クライアント名やプロジェクト名でタグ付けすることで、過去の作品を簡単に検索できます。
クライアントから「前回と同じスタイルで別のバリエーションを作って」と依頼された際も、Eagleで過去の画像を検索し、使用したプロンプトをコピーして微調整するだけで、一貫性のある画像を短時間で生成できます。
また、生成した画像のベストバージョンは「Upscayl」というツールでさらに高解像度化してから納品しています。これにより、印刷物にも対応できる品質を確保しています。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで様々なテクニックや方法を紹介してきましたが、正直に言うと、画像アップロードで最も重要なのは「ブラウザ版を使わない」という1点に尽きます。
私も最初はWeb版のMidjourneyの方が見た目がきれいで使いやすそうだと思ってブラウザで作業していました。でも、blob URIエラーに何度も悩まされ、URLが突然使えなくなったり、アップロードが途中で止まったりと、トラブルだらけだったんです。
Discordアプリをダウンロードした瞬間、これらの問題が全て解決しました。マジで「なんで最初からアプリ使わなかったんだろう」と後悔しましたね。
さらに言えば、自分専用のDiscordサーバーを作るのも絶対にやった方がいいです。newbiesチャンネルで作業すると、他の人の生成で画面がどんどん流れていって、自分の作業が見づらくなります。プライバシーの問題もありますし。
自分専用サーバーなら、チャンネルを「スタイル参照用」「キャラクター参照用」「背景素材用」みたいに分けて整理できるので、めちゃくちゃ作業効率が上がります。画像URLも半永久的に保存されるから、「あれ、昨日使った画像のURLどこいった?」ってパニックになることもありません。
そして個人的に最も効率が良いと感じているのは、頻繁に使う設定をテンプレート化しておくことです。「–iw 1.5 –ar 16:9 –stylize 150」みたいな自分の好みの設定を見つけたら、メモ帳に保存しておいて、毎回コピペで使う。これだけで作業時間が半分になります。
プロンプトも同じです。「anime style, vibrant colors, detailed」みたいな、自分がよく使うフレーズをテンプレート化しておけば、毎回ゼロから考える必要がなくなります。私は20個くらいテンプレートを用意していて、用途に応じて選んで微調整するだけです。
あと、これは意外かもしれませんが、画像アップロードで悩んだら、とりあえず/blendコマンドを使うのもアリだと思います。URLを取得する手間が省けるし、プロンプトを考えなくても画像だけで生成できるので、初心者には実はこっちの方が簡単なんですよね。
最後に、画像生成で一番大事なのは「失敗を恐れないこと」だと思います。私も最初は「なんでこんなのができるんだよ」って失敗作ばかりでしたが、その失敗から学んだことが今の自分の財産になっています。エラーが出たら、それは新しい発見のチャンス。「あ、こういうやり方じゃダメなんだ」って学べるわけですから。
画像アップロードも同じで、最初はエラーだらけかもしれませんが、この記事で紹介した方法を1つずつ試していけば、絶対にできるようになります。焦らず、楽しみながら、自分なりのワークフローを見つけていってください。
そして何より、Midjourneyは「完璧な画像を1発で生成するツール」じゃなくて、「試行錯誤を楽しむクリエイティブツール」だと思って使った方が、結果的に良い作品が生まれます。肩の力を抜いて、色々実験してみることをおすすめします。
この記事が、あなたのMidjourney生活をより快適で楽しいものにできたら嬉しいです。一緒に素晴らしい作品を生み出していきましょう!
Midjourneyで画像アップロードができないときの疑問解決
スマートフォンからでも画像をアップロードできますか?
はい、スマートフォンからでも画像アップロードは可能です。DiscordアプリをスマートフォンにインストールしてMidjourneyサーバーにアクセスすれば、PCと同じように操作できます。
画像のアップロードは、チャット入力欄の左側にある「+」ボタンをタップし、カメラロールから使用したい画像を選択するだけです。画像を長押しして「Copy Media Link」を選択すれば、画像URLを取得できます。
ただし、スマートフォンの小さな画面では画像の細部を確認しにくいため、生成結果の確認や細かい調整はPCの方が適しています。
一度に複数の画像をアップロードできますか?
はい、Midjourneyでは複数の画像を同時に使用できます。Image Promptsとして複数の画像URLをプロンプトに含めることで、それぞれの画像の要素を組み合わせた新しい画像を生成できます。
ただし、あまり多くの画像を使用すると、それぞれの画像の影響が薄まり、意図した結果が得られにくくなります。一般的には2〜3枚程度が最も効果的です。
また、/blendコマンドを使用すれば、最大5枚までの画像をシームレスに統合できます。こちらはテキストプロンプトなしで画像のみで合成するため、手軽に試したい場合に便利です。
他のサイトからの画像URLを直接使用できますか?
技術的には可能ですが、あまり推奨されません。外部サイトの画像URLは予告なく変更されたり削除されたりする可能性があり、後から同じプロンプトを再利用できなくなることがあります。
また、著作権の問題もあります。他人が撮影した写真や作成したイラストを無断で使用して画像を生成し、それを商用利用するのはリスクがあります。
最も安全で確実な方法は、自分で撮影した写真や、使用権限のある画像をDiscordにアップロードして、そのURLを使用することです。
アップロードした画像は他のユーザーに見られますか?
アップロード場所によります。newbiesチャンネルなどの公開チャンネルに画像をアップロードすると、他のユーザーも閲覧できます。
プライバシーを重視する場合は、Midjourneyボットとのダイレクトメッセージで画像をアップロードしてください。ただし、有料プランに加入していないと、生成された画像はMidjourneyのギャラリーに公開される可能性があります。
完全にプライベートな環境で作業したい場合は、ProプランまたはMegaプランに加入し、Stealth Modeを有効にする必要があります。
まとめ
Midjourneyで画像がアップロードできない問題は、主にブラウザ版Discordの使用、非対応の画像形式、ファイルサイズの制限超過などが原因です。これらの問題は、Discordアプリ版を使用し、適切な画像形式とサイズに変換することで解決できます。
最も重要なポイントは、ブラウザ版ではなくDiscordのデスクトップアプリを使用することです。これだけで、最も頻繁に発生する「blob URI」エラーを完全に回避できます。画像URLは必ず「https://cdn.discordapp.com/」から始まる正しい形式を使用し、画像形式はJPG、JPEG、PNG、WebP、GIFのいずれかに統一してください。
画像読み込み機能をマスターすれば、自分の写真をアニメ風に変換したり、複数の画像を組み合わせて全く新しい作品を生成したりと、創作の幅が大きく広がります。エラーに悩まされることなく、Midjourneyの強力な画像生成機能を最大限に活用して、あなただけの素晴らしい作品を生み出してください。


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