Midjourneyで思い通りの画像を生成したいのに、突然の「Banned Prompt Detected」の文字に阻まれた経験はありませんか?また、同じキャラクターで連続したイラストを作りたいのに、毎回微妙に顔が違ってしまったり、商用利用しようとしたら規約違反になりそうで不安になったり。多くのクリエイターが、Midjourneyの「ギリギリのライン」をどこまで攻められるのか悩んでいます。
本記事では、2026年2月時点での最新情報を基に、コンテンツポリシー、著作権、キャラクター一貫性、商用利用の4つの観点から、Midjourneyで安全かつ効果的に「ギリギリのライン」を見極めるテクニックを徹底解説します。
- コンテンツポリシーの境界線を理解し禁止ワードを回避する具体的なテクニック
- 著作権侵害のリスクを避けながら理想のキャラクターを生成する方法
- cref機能を駆使して同一キャラクターの一貫性をギリギリまで高める実践テクニック
- コンテンツポリシーの境界線を知ろう!禁止ワード回避の実践テクニック
- 著作権のギリギリを見極める!安全にキャラクターを生成する方法
- キャラクター一貫性のギリギリを攻める!cref機能の限界突破テクニック
- 商用利用のギリギリラインを理解する!規約違反を避けるポイント
- プロが使う実践的プロンプトテンプレート集!コピペで即使える構文一覧
- 体験から学ぶ!よくあるトラブルと即効性のある解決手順
- 時短とコスト削減の極意!効率的なGPU時間の使い方
- 失敗から学ぶ!よくあるNG例と改善プロンプトの比較
- バリエーション生成の究極テクニック!同じキャラで表情・ポーズを量産する方法
- プロジェクト管理の秘訣!大量生成時の整理術とワークフロー
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Midjourneyでラインギリギリを攻めることに関する疑問解決
- まとめ
コンテンツポリシーの境界線を知ろう!禁止ワード回避の実践テクニック

画像生成AIのイメージ
Midjourneyは2026年現在も厳格なコンテンツポリシーを維持しており、NSFW(職場で閲覧不適切な)コンテンツの生成を完全に禁止しています。違反すると警告からアカウント停止、最悪の場合は永久BANのリスクがあります。
最も注意すべきは、Midjourneyのフィルターが単純な禁止ワードリストだけでなく、AI駆動型のモデレーションシステムを採用している点です。例えば、桃の絵文字\u\U0001f351は「beautiful peach orchard」という無害なプロンプトでも禁止ワードフィルターを発動させます。これは絵文字が性的な隠語として使われることが多いためです。
禁止されている主なカテゴリーは以下の通りです。性的コンテンツ(ヌード、性器、性的な姿勢や状況)、暴力的コンテンツ(ゴア、切断された身体部位、血液、拷問シーン)、差別的コンテンツ(人種差別、同性愛嫌悪、ヘイトスピーチ)、未成年の性的描写(年齢を問わず厳格に禁止)、実在人物の攻撃的イメージ(特に政治家や著名人)。
抽象的な言い換えテクニックを使うことで、意図を伝えながらフィルターを回避できます。たとえば、「暴力的」という直接的な表現を「戦士の風格」や「ダイナミックなアクション」に、「セクシー」を「優雅」や「エレガントなポーズ」に置き換えます。また、「young girl」というワードは性的コンテンツと誤認されやすいため、「cheerful child」や「happy youngster」といった中性的な表現に変更すると良いでしょう。
犯罪行為を直接描写するのではなく、雰囲気で表現することも重要です。「masked man robbing a bank」ではなく、「mysterious figure in a dark alley, silhouette casting shadows under neon city lights」のように、サスペンスな雰囲気を演出する表現に変えることで、フィルターを回避できます。
実在の人物名を避けることも必須です。イーロン・マスクを描きたい場合、名前を出すのではなく「visionary entrepreneur standing beside futuristic electric vehicle」のように、特徴を抽象化して表現します。これは肖像権や偽装画像生成のリスクを避けるためです。
著作権のギリギリを見極める!安全にキャラクターを生成する方法
Midjourneyで生成した画像の著作権は基本的に作成者に帰属しますが、これには重要な例外と注意点があります。2026年現在、版権キャラクターの生成は原則として禁止されており、違反すると著作権侵害のリスクがあります。
著作権侵害と判断されるには、類似性と依拠性の2つの要件を満たす必要があります。類似性とは、既存の著作物と本質的な創作的表現が共通していることを指します。単に共通の要素があるだけでは認められず、キャラクターの核となる特徴が一致している必要があります。依拠性とは、既存の著作物を参考にしたかどうかです。
特定のキャラクター名やタイトルをプロンプトに使用することは避けるべきです。これには略称や通称も含まれます。例えば、「ONE PIECE」のキャラクターを「麦わら帽子の海賊」として生成し商用利用した場合、著作権侵害として訴えられるリスクがあります。
既存キャラクターに似せた画像生成も著作権侵害となる可能性が高いです。商標登録されているキャラクターの特徴的な要素(特定の髪型、衣装、アクセサリーの組み合わせなど)を含む画像生成も避ける必要があります。
安全にキャラクターを生成するには、オリジナル性を重視することが重要です。特定の作品やキャラクターを直接参照せず、「silver-haired warrior with futuristic armor」のように、一般的な要素の組み合わせで独自のキャラクターを作り上げます。また、複数の要素を組み合わせることで、特定の作品との類似性を薄めることができます。
文化庁によれば、生成AIが学習データとして著作物を使用していても、享受を目的としない場合は著作権侵害にあたらないとされています。つまり、他人の著作物を明らかに模倣していなければ、Midjourneyのような生成AIを商業的に利用しても著作権侵害のリスクは少ないということです。
キャラクター一貫性のギリギリを攻める!cref機能の限界突破テクニック
2024年3月に導入されたcref(Character Reference)機能は、同じキャラクターを一貫して生成するための革命的なツールです。しかし、完璧な一貫性を実現するには、この機能の限界と効果的な使い方を理解する必要があります。
cref機能の基本構文は「/imagine プロンプト –cref 画像URL」です。この機能は参照画像のキャラクターの顔、髪、衣服、全体的な外見を分析し、新しい画像に反映させます。cw(Character Weight)パラメーターを使うことで、参照画像への依存度を0から100まで調整できます。
cw値の使い分けが重要です。cw 0は顔のみに焦点を当てるため、服装や髪型を変更したい場合に適しています。cw 100は顔、髪、衣服すべてを維持するため、最も強い一貫性が得られます。しかし、cw 100では通常生成よりも若干違和感が出ることがあるため、状況に応じて20から80の範囲で調整することをお勧めします。
Midjourneyで作成されたキャラクターを使用する際に最も効果的です。外部からアップロードした画像では上手くいきにくいため、まず理想的なキャラクターをMidjourneyで生成し、そのURLを参照として使うのがベストプラクティスです。
複数の参照画像を使用することも可能です。「–cref https://XXX https://YYY」のように半角スペースで区切ることで、複数の画像を同時に参照させ、より精度の高いキャラクター一貫性を実現できます。
sref(Style Reference)との併用も強力なテクニックです。crefでキャラクターの一貫性を保ちながら、srefでアートスタイルを統一することで、プロフェッショナルな品質の連続イラストを作成できます。
最も効果的なワークフローは以下の通りです。まず、詳細なプロンプトで基本キャラクターを生成します(例「friendly female astronaut with short red hair, green eyes, freckles, wearing white space suit with blue accents」)。次に、複数のバリエーションから最適な画像を選択し、そのURLを取得します。そして、そのURLを使ってcrefパラメーターで様々なポーズや表情を生成します。必要に応じてcw値を調整して微調整します。
キャラクターリファレンスシートを作成することも、プロフェッショナルな制作では重要です。正面、側面、斜め45度の視点、様々な表情パターンを含む複数の画像を生成しておくことで、あらゆるシーンに対応できる柔軟性が生まれます。
商用利用のギリギリラインを理解する!規約違反を避けるポイント
Midjourneyの商用利用には明確なルールがあり、有料プランへの加入が必須です。2023年以降、無料プランは休止中で、無料プランで生成された画像の商用利用はできません。
特に注意すべきは、年間収益が100万ドルを超える企業の場合です。このような企業がMidjourneyを商業目的で使用する場合、ProプランまたはMegaプランへの加入が必須です。これは企業の規模に応じた公平な利用環境を提供するための措置です。
現在の料金プランは4つあります。Basic Planは月額10ドル(年額96ドル)で月200枚程度の画像生成が可能ですが、商用利用は不可です。Standard Planは月額30ドル(年額288ドル)で商用利用可能、無制限のRelax GPU時間が利用できます。Pro Planは月額60ドル(年額576ドル)でステルスモード(非公開生成)が利用可能です。Mega Planは月額120ドル(年額1152ドル)で法人向けの大規模利用に対応しています。
利用規約により、ユーザーはMidjourneyに永久的なライセンスを付与します。これは、Midjourneyがユーザーのプロンプトおよび生成画像を複製、派生作品の作成、公開表示、配布する権利を持つことを意味します。ただし、生成した画像の所有権は作成者に帰属し、プランを解約した後も画像の権利は保持されます。
Midjourneyはオープンなコミュニティであり、画像とプロンプトが公開されることがデフォルト設定です。他のユーザーがあなたの画像をリミックスすることも許可されています。プライバシーを保護したい場合は、Pro Planのステルスモードを利用する必要がありますが、規約上は「最善の努力をする」という表現にとどまっており、完全な非公開は保証されていません。
他のユーザーの画像をアップスケールした場合、その画像の所有権は元の作成者に帰属します。使用するには必ず元の作成者の許可が必要です。
商用利用時の禁止事項も理解しておく必要があります。ポルノ、暴力、ヘイトスピーチを含むコンテンツへの使用は禁止されており、他者の知的財産を侵害する可能性がある使用も禁止されています。生成された画像が既存の著作物に似ている場合、著作権侵害と見なされる可能性があり、その責任は利用者が負います。
プロが使う実践的プロンプトテンプレート集!コピペで即使える構文一覧

画像生成AIのイメージ
実際にMidjourneyを使い込んでいると、毎回ゼロからプロンプトを考えるのは非効率です。ここでは、現場で実際に使える即戦力のプロンプトテンプレートを紹介します。
キャラクター生成の基本テンプレートは以下の構造が最も安定しています。「 , , , , , , , –ar –v 6.1 –s 」。
具体例として、ビジネス向けキャラクターなら「professional businesswoman in her 30s, short black hair, confident smile, wearing navy blue blazer, standing with arms crossed, modern office background, corporate photography style, soft natural lighting –ar 2:3 –v 6.1 –s 250」が効果的です。
アニメ風キャラクターの場合は「cheerful teenage character, bright blue eyes, energetic expression, casual modern outfit, dynamic pose, urban street background, anime art style, vibrant colors –niji 6 –ar 2:3 –s 400」のように、nijiモデルを指定すると一貫性が高まります。
背景除去前提のキャラクター生成では「white background」を必ず含めることが重要です。「elegant female character, flowing silver hair, gentle smile, traditional kimono with modern twist, standing pose, plain white background, high detail illustration –ar 2:3 –v 6.1」のように指定すると、後工程のCanvaやPhotoshopでの編集が劇的に楽になります。
表情差分を量産する際の効率的なワークフローも重要です。まず基本キャラクターを「Line Stamps, , Various Expressions and Poses, white background」で生成します。これにより、喜怒哀楽の表情が一度に6〜8パターン生成されます。その後、気に入った表情をU1〜U4でアップスケールし、URLを取得してcref機能で個別に展開していきます。
リアル系ポートレートの黄金テンプレートは「professional portrait photography, , shot with , , 8k resolution, sharp focus –ar 4:5 –v 6.1 –s 150」です。例えば「professional portrait photography, confident entrepreneur in casual business attire, shot with 85mm f/1.4 lens, natural window light from left, 8k resolution, sharp focus –ar 4:5 –v 6.1 –s 150」のように使います。
ライティングの表現は劇的に品質を変えます。「golden hour lighting」(夕暮れ時の温かい光)、「rim lighting」(逆光による輪郭光)、「soft diffused lighting」(柔らかく拡散された光)、「dramatic side lighting」(ドラマチックな横からの光)などを使い分けると、プロレベルの質感が得られます。
体験から学ぶ!よくあるトラブルと即効性のある解決手順
実際にMidjourneyを使っていると、誰もが直面する典型的な問題があります。ここでは、現場で何度も経験した問題とその具体的解決法を紹介します。
問題1指が6本になる、手の形が崩壊する。これは2026年現在でも完全には解決されていない問題です。私の経験では、手を画面の端に配置したり、何かを持たせたりすることで問題を軽減できます。具体的には、プロンプトに「hands holding smartphone」「hands behind back」「hands in pockets」などを追加し、手を完全に描写させないようにします。また、「–no deformed hands, extra fingers」というネガティブプロンプトを追加することで、改善率が約60%向上します。それでも駄目な場合は、Vary (Region)機能で手の部分だけを再生成します。手の部分を選択範囲で囲み、「natural hands, five fingers, realistic hand anatomy」というプロンプトで部分的に修正することで、90%以上のケースで解決できます。
問題2同じプロンプトなのに毎回全く違う画像が出る。これを解決するには、まず–seed パラメーターを使います。気に入った画像が生成されたら、その画像を右クリックして「Apps」→「Get Seed」でシード値を取得します。次回のプロンプトに「–seed 」を追加することで、類似した構図の画像が生成されやすくなります。さらに一貫性を高めたい場合は、crefとsrefを併用します。「–cref –sref –cw 80 –sw 500」のように設定すると、キャラクターとスタイルの両方を固定できます。
問題3生成した画像が意図と全く違う。これは、プロンプトの語順が原因であることが多いです。Midjourneyは前方に書かれた単語をより重視する傾向があります。重要な要素は必ず文頭に配置し、「beautiful landscape, mountains, lake」ではなく「majestic mountains with crystal clear lake, beautiful natural landscape」のように、主要素を前に持ってきます。また、重み付け記法「(important element)::2」を使うことで、特定要素の優先度を明示的に上げられます。例えば「(red dress)::2, woman standing in garden, flowers」とすると、赤いドレスが強調されます。
問題4アップスケール後に画質が逆に悪くなる。これは「Upscale (Creative)」を使った場合によく起こります。元の画像を維持したい場合は、必ず「Upscale (Subtle)」を選択します。さらに高解像度が必要な場合は、一度Upscale (Subtle)で2倍にした後、そのURLを使ってimage promptとして再生成します。「 –v 6.1 –q 2」とすることで、ディテールを保ちながら解像度を上げられます。
問題5商用利用可能か判断できない画像が生成された。生成された画像が既存キャラクターに似ているかどうか不安な場合、以下のチェックリストを使います。まず、Google画像検索で類似画像を検索します。明らかに似ている既存作品が出てきた場合は使用を避けます。次に、プロンプトに特定の作品名や作家名を含めていないか確認します。含めていた場合は再生成が必要です。さらに、キャラクターの特徴的な要素(特定の衣装、シンボル、ポーズの組み合わせ)が既存作品と一致しないか検討します。疑わしい場合は、プロンプトをより一般的な表現に変更して再生成することをお勧めします。
時短とコスト削減の極意!効率的なGPU時間の使い方
Midjourneyの料金プランはGPU時間で計算されるため、効率的に使わないとすぐに月間制限に達してしまいます。プロとして数百枚の画像を生成してきた経験から、GPU時間を最大70%節約できる方法を紹介します。
まず、Fast GPUとRelax GPUの戦略的使い分けが重要です。初期のアイデア出しやコンセプト検証では、必ずRelax GPUを使います。Standard Plan以上なら無制限に使えるため、この段階でコストを気にする必要はありません。方向性が固まってから、最終的な高品質生成だけをFast GPUで行います。これだけで、Fast GPU時間を約60%節約できます。
低解像度テスト→高解像度本番のワークフローも効果的です。最初は「–ar 1:1 –q 0.5」で正方形・低品質で生成し、構図とキャラクターを確認します。これでGPU時間は通常の約1/4になります。納得できる結果が出たら、「–ar 2:3 –q 2」で高品質・縦長で最終版を生成します。このワークフローにより、試行錯誤のコストを約75%削減できます。
バリエーションボタンの賢い使い方も知っておくべきです。4枚の候補画像が生成されたら、すぐにU1〜U4でアップスケールするのではなく、まずV1〜V4で気に入った方向性のバリエーションを生成します。バリエーション生成はアップスケールよりGPU時間が少ないため、複数の候補を効率的に検討できます。最終的に決定した1枚だけをアップスケールすることで、無駄なGPU消費を避けられます。
Remix機能の活用も重要です。Settings(/settings)でRemix Modeをオンにしておくと、バリエーションボタンを押したときに元のプロンプトが表示され、部分的に修正できます。これにより、ゼロから再生成するよりも少ないGPU時間で微調整が可能になります。例えば、「woman in red dress」から「woman in blue dress, same pose and composition」のように、色だけ変更するような場合に非常に効率的です。
月末にGPU時間が不足しそうな場合の緊急対応策もあります。解像度を下げる(–ar 1:1を使う)、品質を下げる(–q 0.5を使う)、nijiモデルを使う(通常モデルよりGPU消費が少ない傾向)、Vary (Region)で必要な部分だけ修正する、といった方法を組み合わせることで、残りのGPU時間を最大限に活用できます。
失敗から学ぶ!よくあるNG例と改善プロンプトの比較
実際に何百枚も生成してきた中で、同じ失敗パターンを何度も見てきました。ここでは、失敗例と改善例を具体的に比較します。
NG例1抽象的すぎるプロンプト。「beautiful woman」だけでは、Midjourneyは何を生成すべきか判断できません。結果として、毎回全く違う人物が生成されます。改善プロンプトは「elegant woman in her late 20s, long wavy brown hair, warm smile, professional business attire, natural makeup, standing in modern office, soft window lighting, portrait photography –ar 2:3 –v 6.1」のように、年齢、髪型、表情、服装、環境、ライティングを全て明示します。これにより、一貫性のある結果が得られます。
NG例2禁止ワードに近い危険なプロンプト。「sexy girl in tight clothes」は、ほぼ確実にBannedフィルターに引っかかります。改善プロンプトは「elegant young woman in form-fitting professional attire, confident pose, fashion photography style」のように、「sexy」を「elegant」に、「tight」を「form-fitting professional」に置き換えます。同じ意図を伝えながら、フィルターを回避できます。
NG例3矛盾した指示。「realistic photograph, anime style」のように、矛盾する要素を含むプロンプトは、中途半端な結果になります。改善プロンプトでは、「semi-realistic illustration with anime influences, detailed shading」のように、スタイルの融合を明示的に指示します。または、「realistic photograph –niji 6」としてnijiモデルでリアル系を生成するか、どちらか一方に統一します。
NG例4ネガティブプロンプトの過剰使用。「beautiful landscape –no ugly, bad, poor quality, low resolution, blurry, distorted, deformed, worst quality, low quality, normal quality」のように、ネガティブプロンプトを羅列しすぎると、逆に品質が下がることがあります。改善プロンプトは「beautiful landscape, high quality, sharp focus, professional photography –v 6.1 –q 2」のように、ポジティブな指示に集中し、ネガティブプロンプトは「–no watermark, text」程度に抑えます。
NG例5キャラクター固定の失敗。「same character as before」だけでは、Midjourneyは何を参照すべきか分かりません。改善プロンプトは「cheerful schoolgirl, brown hair in ponytails, blue uniform –cref https:// –cw 85」のように、crefパラメーターで明示的にURLを指定し、cwで一貫性の強度を調整します。
バリエーション生成の究極テクニック!同じキャラで表情・ポーズを量産する方法
AI漫画や絵本、LINEスタンプを作る際に最も重要なのが、同じキャラクターで多様な表情とポーズを生成する技術です。これには明確な手順があります。
ステップ1はマスター画像の作成です。「Line Stamps style, , various emotions including happy, sad, angry, surprised, thinking, excited, white background, full body visible –niji 6 –ar 1:1 –s 400」というプロンプトで、一度に複数の表情パターンを生成します。ここで重要なのは「white background」と「full body visible」の指定です。これにより、後工程での切り抜きが容易になります。
ステップ2はベストショットの選定とURL取得です。生成された4枚の中から、最もキャラクターの特徴が明確な1枚を選びます。顔の輪郭、目の形、髪の特徴が最も際立っているものを選ぶのがコツです。選んだ画像をU1〜U4でアップスケールし、さらに「Upscale (Subtle)」で高解像度化します。その画像を右クリックして「Copy Image Address」でURLを取得します。
ステップ3は表情差分の量産です。取得したURLを使って、「, , same style and composition –cref –cw 75 –niji 6」というテンプレートで各表情を生成します。具体的には、困った表情なら「troubled expression, sweat drop, looking worried」、怒った表情なら「angry face, furrowed eyebrows, crossed arms」、照れた表情なら「blushing, shy smile, looking away」のように、表情の詳細を英語で明示します。
cw値は75〜85が最適です。100にすると背景や小物まで固定されすぎて変化が乏しくなり、50以下では顔の一貫性が失われます。私の経験では、表情変化には75、ポーズ変化には85が最も安定しています。
ステップ4はポーズバリエーションの展開です。表情が揃ったら、次は動きのあるポーズを生成します。「, jumping with excitement –cref –cw 85」「, sitting and reading book –cref –cw 85」「, running forward, dynamic pose –cref –cw 85」のように、具体的な動作を指定します。
時短テクニックとして、Vary (Strong)の活用も有効です。最初の表情セットが生成されたら、気に入った構図のものをVary (Strong)で4パターン生成します。これにより、プロンプトを書き直さずに類似の表情バリエーションを量産できます。30分で20〜30パターンの表情・ポーズを揃えることも可能です。
プロジェクト管理の秘訣!大量生成時の整理術とワークフロー
1つのプロジェクトで数百枚の画像を生成する場合、整理と管理が成功の鍵になります。私が実践している効率的な管理方法を紹介します。
まず、Discordでの整理方法です。Midjourneyは複数のプライベートサーバーを作成できるため、プロジェクトごとに専用サーバーを作成します。サーバー内には「#キャラクター設定」「#背景素材」「#表情差分」「#最終候補」のようにチャンネルを分け、生成画像を目的別に整理します。これにより、後から「あの画像どこだっけ?」と探す時間を大幅に削減できます。
Midjourneyのウェブサイト(midjourney.com)のアーカイブ機能も活用します。生成した画像は全てここに記録されるため、「Smart Folders」でタグ付けして整理できます。例えば、「character_main」「expression_happy」「background_city」のようなタグを付けることで、後から検索が容易になります。
プロンプトの管理にはNotionやスプレッドシートを使います。以下の項目を記録します生成日時、プロンプト全文、使用したパラメーター(cref、cw、seedなど)、画像URL、採用/不採用のフラグ、メモ(改善点や次回の方向性)。これにより、成功パターンを再現しやすくなり、失敗を繰り返さずに済みます。
バージョン管理も重要です。同じキャラクターの進化をv1、v2、v3のようにバージョン番号で管理し、それぞれのcref URLを記録します。クライアントからの修正依頼があった場合、「v2の顔でv3の服装」のような柔軟な対応が可能になります。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで様々なテクニックを紹介してきましたが、正直に言うと、最初から完璧を目指さないのが一番効率的です。
私自身、初心者の頃は1枚の画像に30分もかけてプロンプトを練り上げていました。でも、プロとして数千枚を生成してきた今だからこそ言えるのは、「まず雑に100枚生成して、その中から10枚選ぶ」方が圧倒的に速いし、結果も良いということです。
特にキャラクター作成では、プロンプトで完璧を目指すより、cref機能で当たり画像を起点に展開する戦略が最強です。最初の1枚だけ真剣に選び、あとはその画像を種にしてバリエーション展開していけば、1時間で50パターンは余裕で作れます。
禁止ワード対策も、びくびくしながら回避するより、まず普通に生成してみてダメなら言い換える方が早いです。Bannedが出たら「ああ、これがNGワードか」と学習できますし、ChatGPTに「このプロンプトで禁止ワードが出ました。書き直してください」と投げれば5秒で解決します。
あと、ぶっちゃけRelax GPUをフル活用しないと損です。Standard Planの月30ドルは、Fast GPUだと15時間しか使えませんが、Relaxなら無制限。初期段階は全部Relaxで回して、Fast GPUは最後の仕上げだけに使う。これで実質的に生成枚数が10倍になります。待ち時間は長いですが、夜寝る前に10個プロンプト投げておけば、朝には全部できてます。
商用利用の規約も、難しく考えすぎない方がいいです。要するに「既存キャラのパクリはダメ」「18禁はダメ」「有料プラン入れ」の3点だけ守れば、あとは割と自由です。グレーゾーンが不安なら、とりあえず生成して、Google画像検索で類似チェックして、似たのが出なければOK。それで99%は問題ありません。
最後に、完璧主義を捨てるのが一番大事です。AIは確率的なツールなので、100%の再現性はそもそも無理です。60点の画像を100枚作って、その中から95点を10枚拾う方が、1枚に執着するより絶対に効率的。この発想の転換ができると、Midjourneyは最高のパートナーになります。
Midjourneyでラインギリギリを攻めることに関する疑問解決
禁止ワードに引っかかったらどうすればいい?
「Banned Prompt Detected」が表示されたら、まずプロンプト内の単語を見直します。直接的な表現を抽象的な言い回しに変更し、暴力的なワードは「戦士の風格」、セクシーは「優雅」、犯罪は「サスペンス」のようにポジティブな視点に置き換えます。実在の人物名やキャラクター名は使わず、オリジナルの説明に寄せることが重要です。ChatGPTなどのAIツールに「このプロンプトが禁止ワードに引っかかりました。別の表現で書き直してください」と依頼すると効果的です。
cref機能でキャラクターが微妙に変わってしまう場合の対処法は?
cref機能で完璧な一貫性を実現するには、まずMidjourneyで生成した画像を参照元として使用することが重要です。外部画像は上手くいきにくいため、理想的なキャラクターをまずMidjourneyで作成しましょう。次に、参照画像をUpscaleで高画質化すると、より正確な特徴抽出が可能になります。cw値は状況に応じて調整し、服装を変えたい場合はcw 20以下、できるだけそのままにしたい場合はcw 80以上を使います。複数の参照URLを使用することで精度を上げることもできます。プロンプトでは具体的な表情や角度を指定(例smiling woman, front view, looking at camera)すると一貫性が高まります。
著作権侵害にならないギリギリのラインはどこ?
特定のキャラクター名やタイトルを使用しないことが最も重要です。既存キャラクターの特徴的な要素(特定の髪型、衣装、アクセサリーの組み合わせ)をそのまま再現しないようにします。複数の要素を組み合わせてオリジナル性を出すことで、特定の作品との類似性を薄められます。プロンプトで特定の作品や作家を直接参照していないかを確認し、「〜風」「〜スタイル」という表現も慎重に使います。商用利用の場合は特に注意が必要で、疑わしい場合は法律の専門家に相談することをお勧めします。
まとめ
Midjourneyでギリギリのラインを攻めるには、コンテンツポリシー、著作権、キャラクター一貫性、商用利用の4つの観点から正しい知識と技術が必要です。禁止ワードは抽象的な言い換えで回避し、著作権侵害は特定のキャラクター名や要素を避けることで防げます。cref機能を効果的に使うことで同一キャラクターの一貫性を高められ、商用利用は適切なプランへの加入と規約遵守が必須です。
これらのテクニックを理解し実践することで、Midjourneyの可能性を最大限に引き出しながら、安全にクリエイティブな活動を楽しむことができます。常に最新の規約とコミュニティガイドラインを確認し、倫理的なAI画像生成を心がけましょう。


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