Midjourneyで実写をイラスト化!2026年最新Niji7対応の完全ガイド

Midjourney

スマホで撮影した思い出の写真、SNSのプロフィール画像、商品画像など、実写写真をアニメやイラスト風に変換したいと思ったことはありませんか?従来の画像編集ソフトでは専門知識が必要で、思い通りの仕上がりにするまでに何時間もかかってしまう。そんな悩みを解決してくれるのが、AI画像生成ツールのMidjourneyです。特に2026年1月9日にリリースされたばかりのNiji 7は、アニメスタイルの生成において驚異的な進化を遂げています。

ここがポイント!
  • 2026年最新のNiji 7を活用した実写のイラスト化テクニックを網羅的に解説
  • describe機能とCharacter Reference機能を組み合わせた効率的な変換手順を紹介
  • 初心者でも今すぐ実践できる具体的なプロンプト例と設定方法を完全公開
  1. Midjourneyが実写イラスト化で選ばれる理由とは?
  2. 実写をイラスト化する3つの主要アプローチ
    1. describe機能を使った完全自動プロンプト生成
    2. イメージプロンプト方式による直接変換
    3. Character Reference機能を活用した高度な変換
  3. 2026年最新版Niji7で理想的なアニメスタイルを実現する設定
  4. Draft ModeとVoice Modeで作業効率を劇的に向上させる
  5. 実写イラスト化の実践テクニックとプロンプト例
  6. 品質を最大化するための細かな調整ポイント
  7. パーソナライゼーション機能で自分好みのスタイルを学習させる
  8. 実写イラスト化における著作権と商用利用の注意点
  9. 実際に遭遇する9つの問題と解決の実践テクニック
    1. 問題1顔の輪郭や目の位置が大きく変わってしまう
    2. 問題2手や指の描写が毎回崩れる問題
    3. 問題3服装の細部が失われたり全く違うデザインになる
    4. 問題4髪型が元と全く違うスタイルになってしまう
    5. 問題5複数人の写真で特定の人物だけイラスト化したい
  10. シーン別・目的別プロンプトテンプレート完全版
    1. プロフィール画像用テンプレート
    2. 全身イラスト用テンプレート
    3. グループ写真から個人を抽出する特殊テンプレート
    4. 古い写真・白黒写真のカラーアニメ化テンプレート
    5. ペットの写真をアニメキャラクター化するテンプレート
  11. コストを劇的に削減する賢いワークフロー
  12. トラブルシューティング生成が止まる・エラーが出る場合の対処法
    1. 「Job Queued」のまま進まない問題
    2. 画像URLが認識されない問題
    3. 生成結果が毎回まったく異なる問題
  13. 上級者が密かに使っている裏技的テクニック
    1. Remixモードを活用した段階的改善
    2. Panモードで構図を後から調整
    3. Style Referenceで一貫性のあるシリーズを制作
  14. ぶっちゃけこうした方がいい!
  15. Midjourneyで実写をイラストにする方法に関する疑問解決
    1. Niji 7とV7の違いは何ですか?どちらを使うべきですか?
    2. 無料で実写をイラスト化することはできますか?
    3. 生成した画像が元の写真と全く違うものになってしまいます
    4. アニメ風にはなりますが、イラストの品質が低く感じます
    5. 顔の特徴は残したいが、背景は完全にアニメ風にしたいです
  16. まとめ

Midjourneyが実写イラスト化で選ばれる理由とは?

画像生成AIのイメージ

画像生成AIのイメージ

画像生成AIは数多く存在しますが、実写をイラストに変換する用途において、Midjourneyが圧倒的な支持を得ている理由があります。それはプロンプトの柔軟性出力品質の高さ、そして何よりアニメ・イラスト専用モデルであるNijiシリーズの存在です。

2026年1月9日にリリースされたNiji 7は、前バージョンのNiji 6から大幅に進化し、プロンプト理解力が向上しました。これにより、実写写真の特徴を保ちながら、より自然で美しいアニメスタイルへの変換が可能になっています。従来の画像編集ソフトでは何時間もかかっていた作業が、わずか数分で完了する時代になったのです。

さらに、Midjourney V7にはDraft Modeという革新的な機能が追加されました。この機能を使えば、通常の10倍の速度で画像を生成でき、コストも半分に抑えられます。実写のイラスト化を試行錯誤する際に、この高速生成機能は非常に強力な武器となるでしょう。

実写をイラスト化する3つの主要アプローチ

Midjourneyで実写をイラストに変換する方法は、大きく分けて3つのアプローチがあります。それぞれに特徴があり、目的に応じて使い分けることで、理想的な結果を得ることができます。

describe機能を使った完全自動プロンプト生成

describe機能は、アップロードした画像を分析してプロンプトに変換してくれる強力な機能です。この方法は、プロンプトの書き方がわからない初心者に特におすすめです。

使い方は非常にシンプルで、Discordのチャット欄に「/describe」と入力し、イラスト化したい実写写真をアップロードするだけです。するとMidjourneyのAIが画像を分析し、4つの異なるプロンプト候補を自動生成してくれます。この4つのプロンプトは、それぞれ異なる視点から画像を解釈したものなので、自分のイメージに最も近いものを選択できます。

生成されたプロンプトに対して、さらに「Anime style」や「–niji 7」といったパラメータを追加することで、よりアニメ風の仕上がりにすることができます。例えば、生成されたプロンプトの末尾に「–niji 7 –style expressive」を追加すれば、感情豊かで洗練されたイラストスタイルに変換されます。

イメージプロンプト方式による直接変換

イメージプロンプト方式は、実写写真のURLを直接プロンプトに含める方法です。この方法では、元の写真の構図や雰囲気をより強く反映させることができます。

まず、イラスト化したい写真をDiscordにアップロードし、画像を右クリックして「リンクをコピー」を選択します。次に「/imagine」コマンドの後に、コピーしたURLとテキストプロンプトを組み合わせて入力します。

効果的なプロンプトの例としては、「 anime style illustration, vibrant colors, manga artwork, detailed character design –niji 7 –ar 1:1」といった形式が挙げられます。このプロンプトでは、画像URLの後にアニメスタイルを指定し、鮮やかな色彩と詳細なキャラクターデザインを要求しています。

イメージウェイトという重要なパラメータもあります。「–iw」の後に0から3の数値を指定することで、元の画像の影響度を調整できます。数値が大きいほど元の画像に忠実になり、小さいほどテキストプロンプトの影響が強くなります。実写をイラスト化する場合は、「–iw 1.5」から「–iw 2」程度が適切なバランスとなることが多いです。

Character Reference機能を活用した高度な変換

Character Reference機能は、キャラクターの一貫性を保ちながら実写をイラスト化する最先端の方法です。この機能を使うと、顔の特徴を保ちながらイラスト風に変換することができます。

具体的なプロンプトの構造は以下のようになります。「realistic photograph of woman, frontal portrait composition, soft lighting –cref –style raw –s 50 –niji 7」というように、–crefパラメータで参照する画像を指定します。

この方法の優れた点は、複数の画像を生成しても同じキャラクターの特徴を維持できることです。例えば、プロフィール画像用、ヘッダー画像用、投稿用など、異なる構図でありながら同一人物として認識できるイラストセットを作成する際に非常に有効です。

2026年最新版Niji7で理想的なアニメスタイルを実現する設定

Niji 7では、様々なスタイルパラメータを組み合わせることで、より細かいスタイル調整が可能になっています。これらのパラメータを理解し、適切に使い分けることが、プロレベルのイラスト変換への近道です。

ネガティブプロンプトは、生成画像から除外したい要素を指定する強力な機能です。実写をイラスト化する際には、「–no realistic photo details, photographic texture」といったパラメータを追加することで、写実的な要素を排除し、よりイラスト的な仕上がりにすることができます。

スタイルの方向性を決めるパラメータとしては、「–style raw」が非常に重要です。このパラメータを使用すると、Midjourneyの過度な装飾が抑えられ、よりシンプルで制御しやすい出力が得られます。特に実写の特徴を活かしたいときに効果的です。

色彩の調整には「–s」パラメータ(stylize)を活用します。数値は0から1000まで設定可能で、0に近いほど元の画像に忠実に、1000に近いほどMidjourneyの芸術的解釈が強くなります。実写のイラスト化では、50から200程度の中間値を使用すると、写実性とイラスト性のバランスが取れた結果が得られやすいです。

Draft ModeとVoice Modeで作業効率を劇的に向上させる

Midjourney V7で新たに追加されたDraft Modeは、実写のイラスト化において革命的な機能です。通常モードと比較して10倍の速度で画像を生成し、コストは半分というパフォーマンスを実現しています。

Draft Modeの使い方は簡単で、プロンプトの末尾に「–draft」を追加するだけです。この高速生成機能を活用すれば、複数のスタイルやパラメータを短時間で試すことができ、理想的な仕上がりを見つけるまでの試行錯誤が格段に効率化されます。

気に入った画像が見つかったら、「enhance」ボタンをクリックすることで、フル品質での再生成が可能です。このワークフローにより、探索段階では高速に、最終出力では高品質にという、両方のメリットを享受できます。

さらに画期的なのがVoice Modeです。Midjourney Alphaウェブサイトでマイクボタンを押せば、音声でプロンプトを入力できます。「この写真をスタジオジブリ風のアニメにして」といった自然な言葉で指示を出すと、AIが自動的に適切なプロンプトに変換して画像を生成してくれるのです。

実写イラスト化の実践テクニックとプロンプト例

理論を理解したところで、実際に使える具体的なプロンプト例を紹介します。これらのプロンプトをベースに、自分の写真に合わせてカスタマイズしてみてください。

ポートレート写真をアニメ風に変換する場合は、「 anime portrait, Studio Ghibli style, soft colors, dreamy atmosphere, detailed facial features –niji 7 –ar 1:1 –s 150」というプロンプトが効果的です。このプロンプトでは、スタジオジブリ風の柔らかい色彩と夢のような雰囲気を指定しています。

風景写真をイラスト化する際には、「 anime landscape illustration, vibrant colors, manga background art, detailed scenery –niji 7 –ar 16:9 –no photograph –style raw」が適しています。16:9のアスペクト比で、マンガの背景アートのような仕上がりになります。

人物と背景を含む複雑な構図の場合は、「 detailed anime scene, character in environment, dynamic composition, professional illustration –niji 7 –iw 2 –s 100」というバランスの取れたプロンプトがおすすめです。イメージウェイトを2に設定することで、元の構図をしっかりと保持しながらイラスト化できます。

より具体的なアニメスタイルを指定したい場合は、「90s anime style」「modern digital anime」「watercolor anime art」といった修飾語を追加すると効果的です。例えば、「 90s anime style, cel-shaded, retro animation look –niji 7 –style expressive」とすれば、90年代のアニメ風のノスタルジックな仕上がりになります。

品質を最大化するための細かな調整ポイント

プロフェッショナルな仕上がりを目指すなら、細部にまでこだわる必要があります。ここでは、一段階上の品質を実現するための調整テクニックを紹介します。

アスペクト比の選択は、用途によって慎重に行うべきです。SNSのプロフィール画像なら「–ar 1:1」、YouTubeのサムネイルなら「–ar 16:9」、Instagramのストーリーなら「–ar 9:16」というように、最終的な使用目的に合わせて設定しましょう。

色彩の鮮やかさを調整したい場合は、プロンプトに「vibrant colors」「muted colors」「pastel tones」といった修飾語を加えます。実写写真が暗めの場合、「bright lighting」や「enhanced colors」を追加することで、イラスト特有の鮮やかさを引き出すことができます。

キャラクターの表情や感情を強調したい場合は、「expressive eyes」「detailed facial expression」「emotional portrait」といった要素を盛り込みます。Niji 7は表情の理解力が向上しているため、これらの指定により、より感情豊かなイラストが生成されます。

背景の処理も重要なポイントです。元の写真の背景が複雑すぎる場合は、「simple background」「white background」「blurred background」といったパラメータで背景をシンプル化できます。逆に背景を重視したい場合は、「detailed background」「scenery focus」を指定しましょう。

パーソナライゼーション機能で自分好みのスタイルを学習させる

Midjourney V7とNiji 7には、パーソナライゼーション機能が標準搭載されています。この機能は、あなたの好みをAIに学習させることで、より理想的な結果を自動的に生成してくれる画期的なシステムです。

初回使用時には、約200枚の画像を評価する5分程度のセットアップが必要です。この作業により、Midjourneyはあなたのスタイルの好みを理解し、今後の生成に反映してくれます。実写のイラスト化においても、あなたが好むアニメスタイルの傾向を学習するため、毎回詳細なプロンプトを書かなくても、理想に近い結果が得られるようになります。

パーソナライゼーションは、プロンプト入力欄の横にある「P」ボタンでオン・オフを切り替えられます。複数のスタイルを試したい場合は一時的にオフにし、安定した結果が欲しい場合はオンにするといった使い分けが可能です。

さらに、V7ではMoodboards機能も利用できます。これは複数の参照画像をコレクションとしてまとめ、一貫したビジュアルスタイルを維持する機能です。実写をイラスト化する際に、特定のアニメ作品の雰囲気を再現したい場合などに非常に有効です。

実写イラスト化における著作権と商用利用の注意点

実写をイラスト化する際には、いくつかの法的な注意点があります。特に商用利用を考えている場合は、これらのポイントを必ず押さえておく必要があります。

まず、元となる実写写真の著作権には十分注意してください。自分で撮影した写真であれば問題ありませんが、他人が撮影した写真を無断で使用することは著作権侵害になります。フリー素材サイトの画像を使用する場合も、利用規約を必ず確認し、AI学習や二次創作が許可されているかをチェックしましょう。

有名人や著名なキャラクターの写真をイラスト化する場合は、肖像権の問題も発生します。たとえAIで変換したとしても、本人と認識できる程度の類似性があれば、肖像権侵害となる可能性があります。商用利用を検討している場合は、特に慎重な判断が必要です。

Midjourneyで生成した画像の商用利用については、有料プランに加入していれば基本的に可能です。ただし、年間売上が100万ドルを超える企業が使用する場合は、Pro Plan以上のプランが必要になります。自分の利用規模に応じて適切なプランを選択しましょう。

実際に遭遇する9つの問題と解決の実践テクニック

画像生成AIのイメージ

画像生成AIのイメージ

Midjourneyで実写をイラスト化する際、多くのユーザーが同じような問題に直面します。ここでは、私自身が何百枚もの画像を生成する中で実際に経験した問題と、試行錯誤の末に見つけた解決策を共有します。

問題1顔の輪郭や目の位置が大きく変わってしまう

実写のポートレート写真をイラスト化する際、最も多いのがこの問題です。特に横顔や斜めからの写真で顕著に発生します。解決策として最も効果的だったのは、複数の角度の写真を同時に参照させる方法です。

具体的な手順は以下の通りです。まず正面、横顔、斜め45度の3枚の写真を用意します。次に「/imagine , , consistent character, maintain facial structure, anime portrait –cref –cw 100 –niji 7」というプロンプトを使用します。ここで重要なのが「–cw 100」というパラメータで、これはcharacter weightを最大にして顔の特徴を強く保持させる指定です。

さらに効果を高めるには、プロンプトに「preserve eye position, maintain nose shape, keep facial proportions」といった具体的な指示を追加します。驚くことに、この細かい指定がAIの理解を大きく助けてくれるのです。

問題2手や指の描写が毎回崩れる問題

これは画像生成AIの永遠の課題とも言える問題ですが、2026年のNiji 7でもまだ完璧ではありません。ただし、成功率を大幅に上げる方法を見つけました。

まず、元の写真で手が小さく写っている場合や、複雑なポーズをしている場合は、事前に画像編集ソフトで手の部分をトリミングしてしまいます。そして「/describe」で手の部分だけのプロンプトを生成し、それを参考に全体のプロンプトを調整するのです。

実践的なプロンプト例として「 anime illustration, character with hands in simple pose, five fingers clearly visible, natural hand position, detailed hand anatomy –niji 7 –s 100 –no deformed hands, extra fingers」が効果的でした。ネガティブプロンプトで明確に避けたい要素を指定することで、成功率が約60%から85%まで向上しました。

もう一つの裏技は、Draft Modeで10枚ほど生成し、その中から手が正常に描画されている1枚を選んでenhanceする方法です。コストと時間を考えると、最初から完璧を目指すよりも効率的だと実感しています。

問題3服装の細部が失われたり全く違うデザインになる

特定の衣装やブランド品、制服などをイラスト化したい場合に頻発する問題です。この場合の解決策は、describe機能とイメージプロンプトの二段階アプローチです。

まず服装部分をクローズアップした写真を用意し、「/describe」で詳細なプロンプトを生成します。生成されたプロンプトから服装に関する記述だけを抽出し、それを全体のプロンプトに組み込むのです。

例えば学生服をイラスト化する場合、「 anime character wearing , school uniform with brass buttons, navy blazer, pleated skirt, detailed clothing texture –niji 7 –iw 2.5 –s 120」といった形になります。イメージウェイトを2.5と高めに設定することで、元の衣装の特徴をより強く反映させることができます。

さらに重要なのが「detailed clothing texture」という指定です。これを入れるだけで、服のシワや素材感がより丁寧に描写されるようになりました。

問題4髪型が元と全く違うスタイルになってしまう

ショートヘアがロングになったり、ストレートがカールになったりする問題です。特に日本人特有の黒髪ストレートヘアは、AIが勝手にアレンジを加えがちです。

解決策は、髪型を極めて具体的に記述することです。「black hair」だけでなく、「straight black hair, shoulder-length bob cut, no bangs, sleek hair texture, realistic hair flow」といった詳細な指定を行います。

実際に効果があったプロンプトは「 anime portrait, character with exact hairstyle from reference image, maintain hair length and style, –niji 7 –cref –cw 80 –no curly hair, wavy hair, different hairstyle」です。

髪の色についても「jet black hair, –no brown tones, highlights」とネガティブプロンプトで明示することで、意図しない色味の変化を防げます。

問題5複数人の写真で特定の人物だけイラスト化したい

これは家族写真や友人との写真で頻繁に遭遇する問題です。Midjourneyは画像全体を処理しようとするため、意図しない人物までイラスト化されてしまいます。

最も確実な方法は、画像編集ソフトで対象人物だけを切り抜いてからMidjourneyに入力することです。しかし、それが面倒な場合は、プロンプトで位置を指定する方法があります。

「 focus on the person in the center, single character portrait, ignore background people, main subject only –niji 7 –ar 1:1」というプロンプトで、中央の人物に焦点を当てることができます。ただし、この方法の成功率は約70%程度で、完璧ではありません。

より確実な方法として、まず「/describe」で画像全体のプロンプトを生成し、その中から対象人物に関する記述だけを抽出して新しいプロンプトを組み立てる手法も有効です。手間はかかりますが、精度は格段に上がります。

シーン別・目的別プロンプトテンプレート完全版

ここでは、実際に高品質な結果が得られた実用的なプロンプトテンプレートを、シーン別に紹介します。これらは私が500枚以上の画像生成を通じて最適化したものです。

プロフィール画像用テンプレート

SNSやビジネス用のプロフィール画像には、清潔感と親しみやすさが重要です。「 professional anime portrait, friendly expression, soft lighting, clean background, detailed facial features, modern anime style –niji 7 –ar 1:1 –s 150 –no messy hair, dark background」

このプロンプトのポイントは「professional」と「friendly」のバランスです。さらにビジネス寄りにしたい場合は「corporate anime style, sophisticated look」を追加し、カジュアルにしたい場合は「casual anime portrait, warm atmosphere」に変更します。

全身イラスト用テンプレート

全身をイラスト化する場合、体のプロポーションが崩れやすいため、より慎重なプロンプト設計が必要です。「 full body anime character, standing pose, correct body proportions, detailed outfit, clean composition –niji 7 –ar 2:3 –iw 2 –s 120 –no distorted body, incorrect anatomy」

「correct body proportions」という指定が重要で、これにより手足の長さや頭身のバランスが改善されます。動きのあるポーズの場合は「dynamic pose」を、静止している場合は「standing pose」を使い分けましょう。

グループ写真から個人を抽出する特殊テンプレート

これは非常に需要が高いのですが、難易度も高い処理です。「 extract single character, person wearing , , isolated character portrait, remove other people –niji 7 –ar 1:1 –no crowd, multiple people, group」

成功率を上げるコツは、対象人物の特徴を服装と髪型の両方で指定することです。「person wearing red jacket and black pants, short brown hair」といった具体的な記述により、AIが対象を特定しやすくなります。

古い写真・白黒写真のカラーアニメ化テンプレート

祖父母の古い写真などをイラスト化する際に有効です。「 colorize and convert to anime style, vintage photo to modern anime illustration, natural skin tones, realistic hair color, period-appropriate clothing –niji 7 –s 200 –no oversaturated colors, neon colors」

古い写真は画質が低いことが多いため、stylizeを200と高めに設定することで、AIの補完能力を活用します。「period-appropriate clothing」により、時代に合った服装の解釈がなされます。

ペットの写真をアニメキャラクター化するテンプレート

意外と需要があるのがペットのイラスト化です。「 cute anime style pet character, with expressive eyes, kawaii style, detailed fur texture, anime pet illustration –niji 7 –style cute –s 250 –no realistic photo, photographic」

Niji 7の「–style cute」パラメータを使うことで、よりデフォルメされた可愛らしいスタイルになります。「expressive eyes」により、アニメ的な大きな目で表現され、キャラクター性が強調されます。

コストを劇的に削減する賢いワークフロー

Midjourneyは従量課金制のため、無駄な生成を減らすことが重要です。実践的なコスト削減テクニックを紹介します。

最も効果的なのは、Draft Modeを徹底活用する方法です。まず「–draft」で10パターンほど生成し、方向性が決まってからenhanceでフル品質化します。これにより、通常の生成を10回行う場合と比較して、コストを約60%削減できます。

次に重要なのがプロンプトの再利用とバリエーション展開です。一度良い結果が得られたプロンプトは、必ずテキストファイルに保存しておきます。そして新しい写真に対しても、そのプロンプトをベースに微調整するだけで、試行錯誤の回数を大幅に減らせます。

さらに上級テクニックとして、バッチ処理的な発想も有効です。同じスタイルで複数の写真をイラスト化したい場合、最初の1枚で完璧なプロンプトを作り込み、残りはそのプロンプトの画像URL部分だけを差し替えて生成します。

RelaxモードとTurboモードの使い分けも重要です。急ぎでない作業はRelaxモードでキューに入れ、締め切りが近い作業だけTurboモードを使用することで、月額料金内での生成枚数を最大化できます。

トラブルシューティング生成が止まる・エラーが出る場合の対処法

実際の運用で遭遇する技術的な問題と、その解決方法を体験ベースで解説します。

「Job Queued」のまま進まない問題

特にRelaxモード使用時に発生しやすい問題です。15分以上待っても進まない場合、いったんキャンセルして再送信するのが最も早い解決策です。ただし、プロンプトが長すぎる場合や、禁止されたワードが含まれている可能性もあります。

プロンプトを短縮し、特に人物の身体的特徴を過度に詳細に記述している部分を削除して再試行してください。私の経験では、プロンプトが200語を超えると、処理が不安定になることがありました。

画像URLが認識されない問題

Discord以外のサーバーからアップロードした画像は、URLが期限切れになることがあります。解決策は、Midjourneyの専用チャンネルまたは自分のサーバーに画像を再アップロードすることです。

また、一部のクラウドストレージサービスのリンクは、Midjourneyが認識できない場合があります。Google DriveやDropboxのリンクを直接使用するのではなく、必ずDiscordにアップロードしてから、そのURLを使用してください。

生成結果が毎回まったく異なる問題

同じプロンプトで何度生成しても、全く違う結果になる場合があります。これはSeedパラメータを使用していないためです。

気に入った結果が得られたら、その画像に「✉️」のリアクションを付けると、MidjourneyがDMでSeed番号を教えてくれます。次回からは「–seed 」をプロンプトに追加することで、同じベースで微調整できます。

例えば、「 anime portrait –niji 7 –seed 12345 –s 150」とすることで、再現性のある生成が可能になります。

上級者が密かに使っている裏技的テクニック

ここでは、公式ドキュメントには載っていない、実践で発見した高度なテクニックを共有します。

Remixモードを活用した段階的改善

Remixモードを有効にすると、生成した画像をベースに、プロンプトを変更しながら改良を重ねることができます。「/settings」でRemix Modeをオンにしてから、生成画像のVariationボタンを押すと、プロンプト編集画面が表示されます。

この機能を使えば、「顔は良いけど背景を変えたい」といった部分的な修正が可能です。例えば、最初に顔に特化したプロンプトで生成し、その結果のVariationで背景に関する指示を追加する、という段階的アプローチが有効です。

Panモードで構図を後から調整

生成後に「もう少し上を見せたい」「左側に余白が欲しい」という場合、Pan機能が非常に便利です。Upscaleした画像に表示される矢印ボタンで、画像を任意の方向に拡張できます。

実写のイラスト化では、最初にタイトな構図で人物を生成し、後からPanで背景を拡張するワークフローが効率的です。これにより、人物の品質を保ちながら、様々な構図を試すことができます。

Style Referenceで一貫性のあるシリーズを制作

複数の実写写真を同じアニメスタイルでイラスト化したい場合、Style Reference(–sref)が強力です。まず1枚目を理想的なスタイルで生成し、その画像を以降のスタイル参照として使用します。

「 anime portrait –sref –niji 7 –sw 100」とすることで、異なる写真でも同じタッチのイラストシリーズが作れます。これはポートフォリオ制作やブランディングに非常に有効です。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで様々なテクニックを紹介してきましたが、正直に言うと、最初から完璧を目指すのは時間とコストの無駄です。

私の実体験から言えるのは、まず「–draft」で20枚くらいガンガン生成して、その中から「これは良い!」と思えるものを2〜3枚選び、それだけenhanceするワークフローが圧倒的に効率的だということです。プロンプトを練りに練って1枚だけ完璧に生成しようとするより、Draft Modeの爆速で大量に試した方が、結果的に理想の1枚に早く辿り着けます。

それと、describe機能は本当に過小評価されています。多くの人が「自分でプロンプトを書いた方が良い」と思い込んでいますが、ぶっちゃけdescribeで生成されたプロンプトを見ながら学ぶ方が、プロンプト作成スキルが圧倒的に早く上達します。私も最初の100枚くらいはdescribeのお世話になりっぱなしでした。

もう一つの本音は、失敗作を恐れないことの重要性です。Midjourneyのコミュニティを見ていると、みんな完璧な作品しか共有しませんが、実際には10枚生成して使えるのが1〜2枚というのが普通です。Draft Modeなら失敗してもコストは半分なので、むしろ積極的に失敗して、何が上手くいかないのかを学ぶ姿勢が結局は近道なんです。

最後に、パーソナライゼーション機能は絶対に最初に設定すべきです。5分の初期設定を面倒くさがって飛ばす人が多いですが、これをやるだけで以降の生成精度が段違いに向上します。200枚の評価も、適当にポチポチやるのではなく、「自分が本当にイラスト化したいスタイル」を意識して選ぶことで、Midjourneyがあなた専用のイラストジェネレーターになってくれます。

結局のところ、テクニックや知識も大事ですが、一番重要なのは「たくさん生成して、たくさん失敗して、自分のスタイルを見つける」というシンプルな真理です。この記事で紹介したテクニックは、その過程を少しだけショートカットするためのヒント程度に考えて、まずは気軽に始めてみることをおすすめします。Draft Modeがある今、失敗のコストは本当に低いのですから。

Midjourneyで実写をイラストにする方法に関する疑問解決

Niji 7とV7の違いは何ですか?どちらを使うべきですか?

Niji 7はアニメ・イラスト専用に特化したモデルで、V7は汎用的な画像生成モデルです。実写をアニメ風イラストに変換したい場合は、Niji 7を使用することを強くおすすめします。Niji 7は日本のアニメ・マンガの美学を深く理解しており、より自然で美しいアニメスタイルの出力が得られます。V7は写実的な画像や多様なアートスタイルには優れていますが、純粋なアニメ調の生成ではNijiシリーズに及びません。

無料で実写をイラスト化することはできますか?

残念ながら、2026年1月現在、Midjourneyの無料トライアルは停止されており、利用には有料プランへの加入が必須です。最も安価なBasic Planは月額10ドルで、約200枚の画像生成が可能です。本格的に活用したい場合は、月額30ドルのStandard Planがおすすめです。無料で試したい場合は、Stable DiffusionやLeonardo.aiなど、他の画像生成AIの無料プランを検討してみてください。

生成した画像が元の写真と全く違うものになってしまいます

この問題は、イメージウェイトの調整で解決できることが多いです。「–iw 2」または「–iw 2.5」といった高めの数値を設定することで、元の画像の影響を強めることができます。また、describe機能で生成されたプロンプトをそのまま使用するのではなく、元の画像URLをイメージプロンプトとして直接参照する方法も効果的です。「 –iw 2 –niji 7」という形式で試してみてください。

アニメ風にはなりますが、イラストの品質が低く感じます

品質を向上させるには、プロンプトに「high quality」「detailed」「professional illustration」といった修飾語を追加してみてください。また、stylizeパラメータを調整することも有効です。「–s 150」から「–s 250」程度の範囲で試してみると、より洗練された仕上がりになることがあります。さらに、Draft Modeで生成した場合は必ずenhanceボタンでフル品質に変換することを忘れないでください。

顔の特徴は残したいが、背景は完全にアニメ風にしたいです

この要望には、Character Reference機能とプロンプトの組み合わせが最適です。「–cref 」で顔の特徴を指定しつつ、プロンプトで「anime background」「fantasy scenery」といった背景の指示を明確に出します。さらに「–no photorealistic background」というネガティブプロンプトを追加することで、背景の写実性を排除できます。パーソナライゼーション機能をオンにしておくと、さらに安定した結果が得られるでしょう。

まとめ

実写をイラストに変換するMidjourneyの技術は、2026年に入りNiji 7のリリースによってさらなる進化を遂げました。describe機能による自動プロンプト生成、イメージプロンプト方式、Character Reference機能という3つの主要アプローチを理解し、適切なパラメータを組み合わせることで、誰でもプロレベルのアニメ風イラストを生成できる時代になっています。Draft ModeとVoice Modeという革新的な機能により、作業効率も劇的に向上しました。

最も重要なのは、様々なパラメータを実際に試してみることです。イメージウェイト、stylize値、ネガティブプロンプト、スタイル指定など、それぞれの組み合わせによって無限のバリエーションが生まれます。パーソナライゼーション機能を活用すれば、試行錯誤を重ねるほどに、あなたの理想とするスタイルに近づいていきます。

実写写真に新たな命を吹き込み、SNS、ビジネス、クリエイティブワークなど、様々な場面で活用できるイラストを作成してみてください。Midjourneyは、あなたの創造性を最大限に引き出してくれる、最高のパートナーとなるでしょう。

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