Midjourneyの無料版と有料版の違いを徹底解説!2026年最新プラン比較

Midjourney

画像生成AIツールとして圧倒的な人気を誇るMidjourney。美しいビジュアルを瞬時に作り出せる魅力に惹かれながらも、「無料で使えないの?」「有料プランって本当に必要?」と迷っている方は少なくないでしょう。特に副業やビジネスでの活用を考えている方にとって、料金体系や機能の違いを理解することは極めて重要です。

この記事では、2026年1月の最新情報に基づき、Midjourneyの料金プランと機能の違いを徹底的に解説します。どのプランを選ぶべきか、本当に課金する価値があるのか、そして無料で使える代替ツールについても詳しくご紹介します。

ここがポイント!
  • Midjourneyは2023年4月から完全有料化され、2026年1月現在も無料版は提供されていない現状
  • 4つの有料プラン(Basic、Standard、Pro、Mega)の詳細な機能比較と、あなたに最適なプランの選び方
  • 無料で使える高品質な代替ツール(Google Imagen 3、DALL-E 3など)の実力と活用法
  1. 2026年1月時点でMidjourneyに無料版は存在しない
  2. Midjourneyの4つの有料プラン完全比較
    1. Basic Plan月額10ドルで画像生成を始められる入門プラン
    2. Standard Plan無制限生成が可能な最も人気のプラン
    3. Pro Planビジネス利用に最適な本格プラン
    4. Mega Plan大規模プロジェクト向けの最上位プラン
  3. Fast GPUとRelaxモードの違いを理解する
  4. ステルスモードは本当に必要か?
  5. 2026年版Midjourneyの最新機能とVersion 7の進化
  6. Midjourneyの代わりに使える無料ツール
    1. Google Imagen 3Gemini経由で完全無料
    2. DALL-E 3ChatGPT経由で無料利用可能
    3. Leonardo.AIプロ仕様の無料プラン
    4. Stable Diffusion完全オープンソースの選択肢
  7. あなたに最適なプランの選び方
  8. Midjourneyで避けるべき落とし穴
  9. Midjourneyの料金を節約する方法
  10. プロが実践する!Midjourneyプロンプトの黄金パターン
    1. 構造化プロンプトの基本フォーマット
    2. 目的別プロンプト実例集
    3. 品質を劇的に上げる魔法の単語集
    4. ネガティブプロンプトの実践的活用
  11. 現場で絶対に遭遇する5つのトラブルと解決法
    1. 問題1何度生成しても思った構図にならない
    2. 問題2人物の顔が毎回違ってキャラクターの一貫性がない
    3. 問題3細部が崩れる・手や指がおかしくなる
    4. 問題4Fast時間がすぐなくなる・コスパが悪い
    5. 問題5商用利用したいがライセンス周りが不安
  12. 月額30ドルで元を取る!実践的な収益化戦略
    1. 初月で投資回収できる案件獲得法
    2. 継続収入を作るストック戦略
  13. Version 7で変わった!2026年の最新ワークフロー
    1. Draft Mode中心の新しい制作フロー
    2. Voice Modeの意外な活用法
  14. 上級者が使う!パラメータの実践的組み合わせ
    1. 商品写真に最適な設定
    2. アート作品向けの設定
    3. リアルな人物写真の設定
  15. ぶっちゃけこうした方がいい!
  16. Midjourneyに関するよくある質問
    1. Midjourneyの無料トライアルは今後復活する可能性はある?
    2. 途中でプランを変更できる?
    3. 商用利用は本当に問題ない?
    4. DiscordなしでMidjourneyを使える?
  17. まとめMidjourneyへの投資は価値があるか?

2026年1月時点でMidjourneyに無料版は存在しない

画像生成AIのイメージ

画像生成AIのイメージ

結論から申し上げると、Midjourneyには現在無料版がありません。かつては25枚の画像生成が可能な無料トライアルが提供されていましたが、2023年4月に停止されて以来、2026年1月現在も復活していません。

Midjourneyが無料トライアルを停止した背景には、予想を超える需要とシステムへの負荷がありました。CEO自身が「異常な需要とトライアルの不正利用」を理由に挙げており、サーバーの安定性と有料ユーザーの体験を守るための決断だったのです。無料トライアルを悪用して複数アカウントを作成するユーザーや、不適切なコンテンツ生成に使われるケースも多発していました。

ただし、一つだけ例外があります。niji・journeyアプリ(iOS/Android版)では限定的なトライアルが利用可能です。こちらはアニメ調のイラスト生成に特化したバージョンで、Midjourney本体の完全な機能は使えませんが、画像生成AIを体験する入り口としては検討する価値があるでしょう。

Midjourneyの4つの有料プラン完全比較

Midjourneyは現在、用途や予算に応じて選べる4つの有料プランを提供しています。それぞれのプランの特徴を詳しく見ていきましょう。

Basic Plan月額10ドルで画像生成を始められる入門プラン

最も手頃な価格で利用できるBasic Planは、月額10ドル(年間払いで8ドル/月、96ドル/年)からスタートできます。このプランでは月3.3時間のFast GPU時間が提供され、約200枚の画像を高速生成できます。

ただし、このプランには重要な制限があります。Relaxモード(低速だが無制限の生成)が使えないため、Fast時間を使い切ると追加購入(1時間4ドル)が必要になります。また、ステルスモード(画像を非公開にする機能)も利用できません。同時に実行できるジョブは3つまでです。

趣味で画像生成を楽しみたい方や、まずはMidjourneyの実力を試してみたい方には適していますが、本格的な創作活動やビジネス利用を考えている方には物足りない可能性が高いでしょう。

Standard Plan無制限生成が可能な最も人気のプラン

月額30ドル(年間払いで24ドル/月、288ドル/年)のStandard Planは、Midjourneyユーザーの中で最も人気のあるプランです。その理由は、Relaxモードによる無制限の画像生成が可能になる点にあります。

Fast GPU時間は月15時間提供され、急ぎの案件や重要なプロジェクトに使用できます。時間を使い切っても、Relaxモードに切り替えれば待ち時間はやや長くなりますが(1〜10分程度)、追加料金なしで画像生成を続けられます。同時実行可能なジョブはBasic Planと同じ3つまでです。

副業でコンテンツ制作をしている方や、試行錯誤を繰り返しながら理想の画像を追求したい方にとって、このプランは非常にコストパフォーマンスに優れています。ステルスモードは使えませんが、個人利用であれば大きな問題にはならないでしょう。

Pro Planビジネス利用に最適な本格プラン

月額60ドル(年間払いで48ドル/月、576ドル/年)のPro Planは、プロフェッショナルや企業向けに設計されています。最大の特徴はステルスモードの利用が可能になる点です。

ステルスモードを有効にすると、生成した画像がMidjourneyの公開ギャラリーに表示されなくなり、アイデアや制作物の流出を防げます。クライアントワークや商品開発など、機密性が求められる用途には必須の機能といえるでしょう。

Fast GPU時間は月30時間、Relaxモードは無制限です。同時実行可能なジョブはFastモードで最大12個、Relaxモードで3個まで拡張されます。複数のプロジェクトを並行して進める方や、チームで作業する場合に威力を発揮します。

なお、年間総収入が100万ドル(約1億5000万円)を超える企業は、商用利用にProプラン以上の契約が必須となっています。

Mega Plan大規模プロジェクト向けの最上位プラン

月額120ドル(年間払いで96ドル/月、1,152ドル/年)のMega Planは、大量の画像生成が必要な企業やクリエイター向けの最上位プランです。

Fast GPU時間は月60時間と、Proプランの2倍が提供されます。デザインスタジオ、マーケティング部門、出版社など、日常的に大量の画像を生成する組織に適しています。Relaxモードは無制限、同時実行可能なジョブはProプランと同じ12個、ステルスモードも利用可能です。

月に4,000枚以上の画像を高速生成する必要があり、かつ待ち時間を極力減らしたい場合にのみ、このプランを選択する価値があります。

Fast GPUとRelaxモードの違いを理解する

Midjourneyのプランを選ぶ上で、Fast GPUとRelaxモードの違いを理解することが極めて重要です。

Fast GPU時間は、画像生成リクエストが即座に処理される優先枠です。通常、4枚の画像セット生成に約1分かかります。プロンプトを送信すると待ち時間なしですぐに生成が始まるため、クライアントとのミーティング中やプレゼンテーション直前など、時間が限られている状況で重宝します。

一方、Relaxモードは低優先キューに入り、サーバーの空き状況に応じて処理されます。処理時間は1〜10分程度と幅がありますが、追加料金が一切かからず、Standard以上のプランでは無制限に利用できます。試行錯誤を繰り返す段階や、締め切りに余裕がある作業には最適です。

戦略的には、急ぎの案件や最終調整にFast時間を使い、アイデア出しや初期段階の探索にRelaxモードを使うことで、コストを最適化できます。

ステルスモードは本当に必要か?

ステルスモードはProプラン以上でのみ利用できる機能ですが、誰にとっても必要なわけではありません。この機能の価値を正しく判断しましょう。

デフォルトでは、Midjourneyで生成したすべての画像は公開ギャラリーに表示され、プロンプトも含めて誰でも閲覧できます。これはコミュニティの学びと inspiration に役立つ仕組みですが、ビジネスの観点からは問題になり得ます。

ステルスモードが必要なケースとして、クライアントワークでの機密保持、新商品のデザイン開発、競合に知られたくないマーケティング施策の準備などが挙げられます。特に企業でMidjourneyを使う場合、知的財産やビジネス戦略の保護は極めて重要です。

反対に、個人の趣味や学習目的、オープンなコミュニティ貢献を目的とする場合は、ステルスモードなしでも問題ありません。むしろ、他のユーザーとの交流やフィードバックを通じて成長できるメリットもあります。

2026年版Midjourneyの最新機能とVersion 7の進化

2025年4月にリリースされ、6月にデフォルトモデルとなったVersion 7は、Midjourneyの能力を大幅に向上させました。2026年1月現在、以下の革新的な機能が利用可能です。

Draft Modeは、画像生成の概念を根本から変えました。通常の半額で10倍の速度で画像をプレビュー生成でき、アイデアの試行錯誤が劇的に効率化されました。気に入った画像が見つかったら「Enhance」ボタンで高品質版に変換できます。Web版では会話モードが有効になり、「猫をフクロウに変えて」「夜のシーンにして」といった自然な指示で画像を調整できます。

Voice ModeをDraft Modeと組み合わせることで、マイクボタンを押して声で指示を出しながら、リアルタイムで画像が流れるように生成される革新的な体験が可能になりました。

パーソナライゼーション機能は、約5分かけて200枚の画像を評価することで、AIがあなたの好みを学習します。以降の生成では、あなたの美的感覚に合った画像が優先的に作られるようになります。

また、2026年1月9日にはアニメ特化版のNiji 7がリリースされ、細部の一貫性やプロンプトへの忠実度が大幅に向上しました。目や反射、背景の小さな要素までクリアに表現され、繰り返し使えるキャラクター制作が容易になっています。

Midjourneyの代わりに使える無料ツール

Midjourneyが完全有料化した今、無料で高品質な画像を生成できる代替ツールが注目を集めています。2026年の最新状況を踏まえ、実用的な選択肢をご紹介します。

Google Imagen 3Gemini経由で完全無料

Google Imagen 3は、2026年時点で最も強力な無料代替ツールの一つです。Gemini(旧Bard)を通じて無料で利用でき、フォトリアリズムから抽象的なイメージまで幅広く対応します。影の表現、奥行き効果、細部の描写においてMidjourneyに匹敵するクオリティを実現しています。

制限として、人物画像の生成が制限されている点と、編集機能(インペイント、アウトペイント)が使えない点がありますが、完全無料で利用制限もないため、コスト重視の方には最適です。

DALL-E 3ChatGPT経由で無料利用可能

OpenAIのDALL-E 3は、プロンプトへの理解力と正確性で高く評価されています。特にテキストを含む画像生成では、Midjourneyを上回る精度を誇ります。ChatGPTの無料版でも利用でき、対話しながら画像を調整できる点が大きな利点です。

ChatGPT Plus(月20ドル)に加入すれば、より高速で優先的にアクセスでき、生成枚数の制限も緩和されます。

Leonardo.AIプロ仕様の無料プラン

Leonardo.AIは、無料プランでも1日150トークンが提供され、高度な編集機能であるCanvas Editorも使えます。複数のAIモデル(Phoenix、FLUX、GPT Image)を切り替えられるため、用途に応じた最適な選択が可能です。

商用利用も無料プランで認められており、副業やフリーランスでの利用を考えている方にとって魅力的な選択肢です。

Stable Diffusion完全オープンソースの選択肢

Stable Diffusionは、技術的な知識がある方向けのオープンソースソリューションです。自分のハードウェアで動作させることで、完全な制御と無制限の生成が可能になります。

ControlNetなどの高度な機能により、構図やポーズを細かく指定できるため、プロフェッショナルな用途にも対応します。ただし、高性能なGPU(2,000ドル以上の投資)が必要な点に注意が必要です。

あなたに最適なプランの選び方

Midjourneyのプラン選択は、主に3つの質問で決まります。

まず、月に何枚の画像を生成する必要がありますか?月200枚以内であればBasic Planで十分です。それ以上、特に試行錯誤が必要な創作活動なら、無制限生成が可能なStandard Plan以上が適しています。

次に、画像を非公開にする必要がありますか?クライアントワーク、商品開発、機密性の高いプロジェクトに使うなら、ステルスモード付きのPro Plan以上が必須です。個人の趣味や学習目的であれば、公開されても問題ないでしょう。

最後に、予算はどれくらいですか?年間払いを選択することで20%の割引が受けられます。Standard Planの年間払いなら月24ドル(約3,600円)となり、毎月の負担を軽減できます。

実際、多くのプロフェッショナルクリエイターは、Standard Planを最もコストパフォーマンスの高い選択と評価しています。無制限のRelaxモードにより、アイデアの探索に制限がなく、Fast時間は重要な納品物に集中できるからです。

Midjourneyで避けるべき落とし穴

Midjourneyを使い始める前に、知っておくべき重要な注意点があります。

Basic Planの「200枚」という数字に騙されないでください。理想の画像を得るには、通常4〜5回の試行が必要です。つまり実質的には40〜50枚の最終成果物しか得られません。頻繁に追加購入(1時間4ドル)が必要になり、結果的にStandard Planより高くつく可能性があります。

Fast時間は繰り越せません。月末に未使用時間が残っていても、翌月にはリセットされます。使い切れない大きなプランを契約するのは無駄です。

アップスケールや調整にも時間を消費します。画像生成だけでなく、「Upscale」「Vary」などの操作でもGPU時間が減ります。実際の生成可能枚数は理論値より少なくなります。

Midjourneyの料金を節約する方法

Midjourneyを賢く使ってコストを抑える戦略をご紹介します。

年間払いを選択することで、すべてのプランで20%の割引が受けられます。Standard Planなら年間72ドル(約10,800円)の節約になります。

RelaxモードとFastモードを使い分けることで、Fast時間を最大限に活用できます。アイデア出しや初期段階はRelaxモードで無制限に試行し、クライアントへの提出前やプレゼンテーション用の最終調整にのみFast時間を使いましょう。

画像評価プログラムに参加することで、無料のFast時間を獲得できます。毎日上位2,000名に1時間分のボーナスが付与されます。また、タスクページでサーベイに回答することでも少量のクレジットが得られます。

プロが実践する!Midjourneyプロンプトの黄金パターン

画像生成AIのイメージ

画像生成AIのイメージ

理論は分かったけど、実際にどんなプロンプトを書けばいいの?そんな疑問を持つ方のために、現場で本当に使える実践的なプロンプトパターンをご紹介します。私自身が数千枚の画像を生成して見つけた、確実に結果が出る方法です。

構造化プロンプトの基本フォーマット

まず知っておいてほしいのは、プロンプトには「勝ちパターン」が存在するということです。闇雲に言葉を並べるのではなく、以下の順序で構成すると驚くほど精度が上がります。

【被写体】→【アクション/状態】→【環境/背景】→【スタイル】→【技術的詳細】という順序です。

例えば商品写真を作る場合、「A sleek wireless headphone, floating in mid-air, against a minimalist white studio background, product photography style, soft diffused lighting, shot with 85mm lens, f/1.4, high-end commercial quality –ar 16:9 –style raw」となります。

この構造を守るだけで、初心者でもプロ並みの結果が得られるようになります。被写体を最初に明確にすることで、AIが何を中心に描くべきか迷わなくなるのです。

目的別プロンプト実例集

ビジネス資料用の人物写真が必要な場合「Professional Asian businesswoman in her 30s, confident smile, wearing navy blue blazer, modern office background with glass windows, natural window lighting, corporate headshot style, sharp focus on face, bokeh background, shot with 50mm lens –ar 4:5 –q 2」

ポイントは「年齢層」「表情」「服装の色まで指定」することです。「ビジネスウーマン」だけだと結果がブレますが、この詳細度なら狙った雰囲気の写真が確実に得られます。

SNS用のライフスタイル画像「Cozy coffee shop scene, overhead view of latte art in white ceramic cup, scattered croissant crumbs, vintage wooden table, warm morning sunlight streaming through window, Instagram aesthetic, lifestyle photography, soft warm tones, shallow depth of field –ar 1:1 –style raw」

「overhead view(真上からの視点)」を指定することで、SNSで人気の構図が実現できます。「Instagram aesthetic」という言葉を入れるだけで、SNS映えする色調になるのも面白いテクニックです。

イラスト・アート作品の場合「Mystical forest spirit, ethereal glowing figure made of leaves and flowers, floating above a moonlit pond, magical atmosphere, fantasy art style, inspired by Studio Ghibli, soft pastel colors, dreamy and whimsical, painterly brush strokes, highly detailed –ar 2:3 –niji 6」

「inspired by Studio Ghibli」のように具体的な参照を入れると、目指す方向性が明確になります。ただし、実在するキャラクター名は避けてください。スタイルの参照は問題ありませんが、特定のキャラクターの再現は著作権的にNGです。

品質を劇的に上げる魔法の単語集

プロンプトの最後に追加するだけで、画像のクオリティが跳ね上がる「魔法の単語」があります。私が実際に効果を確認したものだけを厳選しました。

「professional photography, award-winning」を加えると、構図やライティングのクオリティが明らかに向上します。実際にプロが撮影したような完成度になるのです。

「highly detailed, intricate details」は細部の描き込みを強化します。テクスチャや質感にこだわりたい時に必須です。

「cinematic lighting, dramatic shadows」を入れると、映画のような陰影表現が得られます。平坦な印象から一気にドラマチックな雰囲気に変わります。

「8k resolution, ultra high quality, photorealistic」は最高品質を引き出す定番の組み合わせです。ただし使いすぎると重くなるので、本当に必要な時だけにしましょう。

ネガティブプロンプトの実践的活用

実は、「何を描くか」と同じくらい「何を描かないか」も重要です。「–no」パラメータを使うことで、不要な要素を除外できます。

人物画像で手の表現がおかしくなる問題は有名ですが、「–no deformed hands, extra fingers, missing fingers」と指定することで、かなり改善されます。

背景をシンプルにしたい時は「–no cluttered background, busy composition, multiple objects」が効果的です。商品写真など、被写体に集中してほしい時に重宝します。

現場で絶対に遭遇する5つのトラブルと解決法

教科書には載っていない、実際に作業していて必ずぶつかる問題と、その具体的な解決方法を共有します。これを知っているかどうかで、作業効率が3倍変わります。

問題1何度生成しても思った構図にならない

最もよく遭遇する問題です。プロンプトは詳しく書いているのに、なぜか狙った構図にならない。これには明確な理由があります。

【解決策の手順】

  1. まず、アスペクト比を先に決めることです。「–ar 16:9」や「–ar 4:5」を必ず指定してください。アスペクト比によってAIの構図判断が大きく変わります。縦長、横長、正方形で全く異なる結果になるのです。
  2. 次に、カメラアングルを明示します。「eye level(目線の高さ)」「bird’s eye view(真上から)」「low angle(下から見上げる)」「close-up shot(クローズアップ)」など、具体的な視点を言語化してください。
  3. 被写体の位置も指定しましょう。「centered composition(中央配置)」「rule of thirds(三分割法)」「subject on the left side(被写体を左側に)」といった指示が有効です。
  4. それでもダメなら、Image Promptを併用します。理想に近い画像をアップロードして、そのURLをプロンプトの最初に配置します。「https://… 」という形式です。これで構図の再現性が飛躍的に向上します。

問題2人物の顔が毎回違ってキャラクターの一貫性がない

シリーズものや連続したコンテンツを作る時、同じキャラクターを再現できないのは致命的です。Version 7ではCharacter Reference(–cref)機能が強化されましたが、使いこなすコツがあります。

【実践的な解決手順】

  1. 最初に理想的なキャラクター画像を1枚生成します。この時、顔の特徴を詳細に記述してください(「almond-shaped brown eyes, defined eyebrows, small nose, gentle smile」など)。
  2. 生成された4枚の中からベストな1枚を選び、Webインターフェースで画像を右クリックして「Copy image address」でURLを取得します。
  3. 次回以降は「–cref –cw 100」を必ずプロンプトに含めます。「–cw」の数値は0〜100で、100が最も厳格に顔を再現します。まずは100で試し、違和感があれば70〜80に調整してください。
  4. さらに、同じSeed値を使うテクニックも併用します。気に入った画像の詳細から「Seed」番号をコピーし、「–seed 」をプロンプトに追加することで、画像の基本的な構造を保ちながらバリエーションを作れます。

この方法で、私は20枚以上の連続したストーリーボードを、同じキャラクターで作成することに成功しました。

問題3細部が崩れる・手や指がおかしくなる

AIの悪名高い弱点です。特に手、指、テキスト、小物類の細部で破綻することが多いです。完全な解決は難しいですが、発生率を大幅に下げる方法があります。

【具体的な対策】

  1. 手を画面の中心に配置しない構図を選びます。手が小さく写る全身ショットや、手が隠れる構図(ポケットに入れている、後ろに組んでいる)を意識的に選択します。プロンプトに「hands behind back」「hands in pockets」と入れるだけでトラブルが激減します。
  2. どうしても手を見せたい場合は、「elegant hands, well-defined fingers, realistic hand anatomy」と詳細に指定し、同時に「–no deformed hands, extra fingers, mutated hands」でネガティブプロンプトを設定します。
  3. 生成後に問題がある場合、「Vary (Region)」機能で部分修正します。Webインターフェースで問題のある部分だけを選択し、その部分だけ再生成できます。手だけ、顔だけ、など局所的に直せるので覚えておいてください。
  4. 最終手段として、Photoshopなど外部ツールと組み合わせる前提で作業します。Midjourneyで80%の完成度を目指し、細部の修正は別ツールで行うワークフローが現実的です。

問題4Fast時間がすぐなくなる・コスパが悪い

これは誰もが経験する問題です。気づいたら月の半分でFast時間を使い切り、追加購入するか待つかの選択を迫られます。

【劇的に改善する戦略】

  1. Draft Modeを徹底活用します。アイデア出しや方向性の確認は全てDraft Modeで行い、Fast時間は最終調整のみに使います。Draft Modeは通常の半額で10倍速いので、これだけで実質的な生成可能枚数が5倍になります。
  2. バッチ処理を活用します。「/imagine」の代わりに「–repeat 4」パラメータを使うことで、同じプロンプトで4つのバリエーションを一度に生成できます。1つずつ生成するより効率的です。
  3. Seed値の戦略的活用により、気に入った結果の周辺を探索します。良い画像が生成されたら、そのSeed値をベースに「–seed 」を使いながら微調整することで、ゼロから生成するより少ない試行回数で理想に近づけます。
  4. Relax Modeを夜間に回す習慣をつけます。寝る前に複数のRelaxジョブを仕込んでおけば、朝には選択肢が揃っています。時間を味方につけるのです。

私はこの方法で、Standard Planの15時間を実質的に50時間分以上の価値で使えています。

問題5商用利用したいがライセンス周りが不安

クライアントワークで使いたいけど、著作権やライセンスの問題が心配。法的な問題になったらどうしよう?この不安は当然です。

【安心して商用利用するためのチェックリスト】

  1. 有料プランに加入していることが大前提です。無料トライアル時代に作った画像は商用利用NGなので、もし残っている場合は使わないでください。
  2. 企業の年間売上が100万ドル以上ならProプラン以上が必須です。これを守らないと規約違反になります。クライアントが大企業の場合、先方にも確認を取りましょう。
  3. 既存キャラクターや商標を再現しないよう注意します。「ミッキーマウス風」「ピカチュウみたい」という表現も避けるべきです。スタイルの参照(「Disney animation style」など)は問題ありませんが、キャラクター名はNGです。
  4. 生成画像の記録を残す習慣をつけます。Midjourneyアカウントには生成履歴が残るので、後から「いつ誰が作ったか」を証明できます。念のため、重要な案件はスクリーンショットも保存しておきましょう。
  5. クライアントとの契約書に明記します。「AI生成ツールを使用する」旨を記載し、クライアントの了承を得ておくことで、後々のトラブルを防げます。

月額30ドルで元を取る!実践的な収益化戦略

Standard Planの30ドルは決して安くありません。しかし、正しく使えば簡単に元が取れます。実際に私が実践している方法をお教えします。

初月で投資回収できる案件獲得法

ブログやWebサイトのアイキャッチ画像制作は最も手軽な収益化です。ランサーズやココナラで「アイキャッチ画像制作」を検索すると、1枚500〜1,000円の案件が無数にあります。Midjourneyなら1枚5分で作れるので、時給換算6,000円以上も現実的です。

SNS用コンテンツのパッケージ販売も効果的です。「Instagram投稿用画像10枚セット」を5,000円で販売すれば、月6件の受注で元が取れます。テンプレート化することで、30分程度で10枚セットを作れるようになります。

プレゼンテーション資料の画像提供は単価が高いです。企業向けに「高品質なビジネス画像10枚セット」を10,000円〜で提供できます。特にイメージ画像を探す時間がない企業担当者からの需要が高いです。

継続収入を作るストック戦略

Adobe StockやShutterstockでは、AI生成画像の販売が認められています(ただし申請時にAI生成であることを明記する必要があります)。一度アップロードすれば、継続的に収益が発生します。

特に「ビジネスシーン」「日本人モデル」「ライフスタイル」のカテゴリは需要が高いのに供給が少ないブルーオーシャンです。これらのテーマで100枚程度ストックすれば、月数千円〜数万円の不労所得が期待できます。

Version 7で変わった!2026年の最新ワークフロー

Version 7のリリースで、効率的な作業フローが根本的に変わりました。旧バージョンの知識で作業している人は、大きく損をしています。

Draft Mode中心の新しい制作フロー

従来は「/imagine」でいきなり本番生成していましたが、これは時間とコストの無駄です。2026年の正解は「Draft Mode → Enhance」の二段階方式です。

まずWeb版で「Draft Mode」をオンにし、思いつく限りのバリエーションを高速で試します。10〜20パターン生成しても数分で終わり、コストは通常の半分です。良さそうなものが見つかったら「Enhance」ボタンで高品質版に変換します。

この方法により、従来の3分の1の時間とコストで、より良い結果が得られるようになりました。特に初心者は、まずDraft Modeで感覚を掴むことをおすすめします。

Voice Modeの意外な活用法

Voice Modeは単なる音声入力ではありません。思考をそのまま言葉にすることで、予想外の素晴らしい結果が生まれることがあります。

例えば「えーと、猫がいて、でも普通の猫じゃなくて、なんか神秘的な感じで、森の中にいて、光が差し込んでる感じ」と話すと、そのニュアンスまで汲み取って画像を生成してくれます。完璧な英文プロンプトを書くより、自然な発想が反映されるのです。

上級者が使う!パラメータの実践的組み合わせ

パラメータは単体で使うより、組み合わせることで真価を発揮します。プロが実際に使っている鉄板の組み合わせをご紹介します。

商品写真に最適な設定

「–ar 4:5 –style raw –q 2」の組み合わせが最強です。「–style raw」でフィルター効果を抑え、商品本来の質感を表現。「–q 2」で最高品質。アスペクト比4:5はInstagramやECサイトに最適です。

アート作品向けの設定

「–ar 2:3 –stylize 1000 –chaos 30」で、芸術性の高い独創的な作品が生まれます。「–stylize」が高いほどAIの芸術的解釈が強まり、「–chaos」で予測不可能な面白さが加わります。

リアルな人物写真の設定

「–ar 3:4 –style raw –seed 12345」の組み合わせ。特定のSeed値を使うことで、再現性の高い人物画像シリーズが作れます。被写体の年齢や人種、表情を詳細に記述することで、ストックフォト並みのクオリティを実現できます。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまで様々な情報をお伝えしてきましたが、正直に言います。最初からPerfectを目指さなくていいんです。

私自身、最初の1ヶ月はBasic Planで200枚くらい生成して、「これ、全然使えないじゃん」って思いました。でも今思えば、それでよかったんです。まず触って、失敗して、「ああ、こういう時はこう書けばいいのか」って体で覚える。その過程が一番大事だったりします。

だから私のおすすめは、まず無料ツールで1週間遊んでみること。Google Imagen 3やDALL-E 3で十分です。プロンプトの書き方の感覚を掴んでから、「やっぱりMidjourneyの方がクオリティ高いな」って思ったら、Standard Planに課金する。これが一番賢い。

そしてStandard Planを契約したら、最初の1週間はDraft Modeだけで遊び倒す。Fast時間なんて使わなくていい。ひたすらDraft Modeで試行錯誤して、Midjourneyの「クセ」を理解する。これだけで次の3週間の効率が3倍になります。

正直、Pro Planのステルスモードも、本当に必要な人は全体の2割くらいだと思います。「いつか必要になるかも」じゃなくて、「今すぐ必要」になってから上げればいい。年間払いで20%オフも、最初は月額でいい。3ヶ月使ってみて「これは長く使うな」って確信してから年間に切り替えればいいんです。

あと、一番大事なのは「完璧な1枚」より「80点の10枚」を目指すこと。クライアントワークでも、完璧な1枚を2時間かけて作るより、80点の選択肢を10個、30分で出す方が喜ばれます。完璧主義を捨てて、スピード重視に切り替えた瞬間、収益性が跳ね上がりました。

最後に、これだけは覚えておいてください。Midjourneyはツールであって、ゴールじゃない。大事なのは「何を作るか」「誰に届けるか」であって、「どのツールを使うか」じゃないんです。Midjourneyで作った画像をCanvaで加工してもいいし、Photoshopで仕上げてもいい。目的から逆算して、最適な組み合わせを見つける。その柔軟性が、2026年のクリエイターには求められています。

結局、月30ドルの投資で躊躇しているなら、まだ始めるタイミングじゃないのかもしれません。でも、「これで何か作りたい」「これで稼ぎたい」って明確な目的があるなら、今日から始めてください。迷っている1週間より、下手でもいいから生成した100枚の方が、あなたを確実に前に進めますから。

Midjourneyに関するよくある質問

Midjourneyの無料トライアルは今後復活する可能性はある?

可能性はゼロではありません。実際、Version 5.1のリリース時に一週末だけ無料トライアルが復活した実績があります。新しいメジャーバージョンのリリースや特別なイベント時に、限定的な無料アクセスが提供される可能性はあります。最新情報は公式X(旧Twitter)アカウントをフォローすることをおすすめします。

途中でプランを変更できる?

はい、いつでも変更可能です。アップグレードの場合は即座に適用するか、次回更新日まで待つか選択できます。即座にアップグレードする場合、現在のプランの未使用Fast時間に応じて割引が適用されます。ダウングレードは次回更新日から適用され、現在のプラン料金は返金されません。解約後も契約期間終了まで利用でき、アカウントとデータは保持されます。

商用利用は本当に問題ない?

すべての有料プランで商用利用が認められています。ただし、年間総収入が100万ドルを超える企業はProプラン以上の契約が必須です。生成した画像の著作権については、有料会員である限りほぼ自由に使えますが、AI生成物の著作権法は2026年時点でも進化中です。重要なプロジェクトでは法律の専門家に相談することをおすすめします。

DiscordなしでMidjourneyを使える?

2026年現在、Midjourneyは公式Webインターフェースも提供しています。midjourney.comからアクセスでき、Discordを使わずにブラウザだけで画像生成が可能です。Draft ModeやVoice Modeなどの最新機能もWeb版で利用できます。ただし、一部のコミュニティ機能はDiscord版の方が充実しています。

まとめMidjourneyへの投資は価値があるか?

Midjourneyは2026年1月現在、完全有料制を維持しています。無料トライアルがない点は残念ですが、有料プランの価値は十分にあると言えます。

最も重要なのは、自分の用途に合ったプランを選ぶことです。趣味での軽い利用ならBasic Planや無料代替ツール、本格的な創作活動なら無制限生成が可能なStandard Plan、ビジネス利用でプライバシーが必要ならPro Plan以上が適しています。

年間払いを選択すれば20%割引が受けられ、Standard Planなら月24ドル(約3,600円)で無制限の画像生成が可能です。これは従来の写真素材やイラスト発注のコストと比較すると、驚くほど経済的です。

無料で始めたい方には、Google Imagen 3やDALL-E 3といった高品質な代替ツールがあります。まずはこれらで画像生成AIの可能性を体験し、より高度な機能が必要になった時点でMidjourneyへの移行を検討するのも賢い戦略です。

最終的に、Midjourneyへの投資価値は、あなたがそのツールで何を実現したいかによって決まります。この記事の情報を参考に、ぜひ最適な選択をしてください。

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